みんなのGood

物語:4票
ユキの祖父が亡くなってから、もう2年になる。
幼い頃、週末になるといつも「おじいちゃんと遊びたい」と言うほど祖父が大好きだったユキ。
ある日、帰宅したユキは、家で毎日手を合わせていた祖父の遺影がなくなっていることに気づき、心の底から嬉しくなった。

一体なぜ?
19年06月20日 21:02
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]

離脱前出題もあとわずか…こんなスープはいかがでしょう?




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遠く離れた地域に住んでいたユキと祖父母。
毎年、年に2度だけ飛行機で訪れる大好きな祖父母の家を、ユキは心待ちにしていた。

しかし、不幸は突然に訪れる。ユキが中学一年生の時、祖父は突然の発作でそのまま帰らぬ人となってしまった。

悲しみに暮れるユキだったが、それ以上に落ち込んでいたのは祖母だった。
長いこと祖父と二人暮らしをしていた祖母は、ふさぎ込むようになり、とても独りで生活できる状態ではなかった。
思い出してつらくなってしまうからと、祖父の遺影すら見ようとはしなかった。

見かねたユキの両親は、祖母に一緒に暮らそうと提案する。
祖父の遺影は普段祖母が目にしない場所に飾られ、ユキは毎日のように手を合わせた。
帰宅すると祖母がいるという状況になかなか慣れなかったユキも、次第に気にならなくなってきた。

しかし、祖父が亡くなって1年を過ぎても、祖母の精神状態はいっこうに改善しなかった。
形ばかりの挨拶の他は、会話すらしない生活が続き、ユキは心配を募らせていた。

そんな折、転機が訪れる。
ある昼下がり、何を見るでもなくぼんやりとテレビを眺めていたユキは、少し離れた椅子に座る祖母が涙を流していることに気づく。

「どうしたの?おばあちゃん?」
ユキが問うと、祖母はテレビを指差して言った。

「私とおじいちゃんもね、ここで出逢ったのよ。」

見ると、ちょうど祖父母の家にほど近い公園を、有名な司会者が訪れているところだった。

『今は葉の落ちた茶色い枝をのぞかせるこの桜の木も、春になると息をのむほど美しく色づくそうです。』

同意するように大きく頷いた祖母は、流れる涙を拭おうともしなかった。

「あぁ、あなた、私は今でもずっと、愛していますよ…」



その日から、祖母はみるみるうちに元気を取り戻していった。

「私はやっぱりあの町が好きだから。あまりユキちゃんたちにも迷惑はかけられないし、あの公園にも行けるように、思い出の詰まった家で一人、暮らすことにするよ。」


不意にその日はやってきた。
ユキが帰宅すると、すでに祖母の姿はなかった。母に聞くと、父の付き添いで実家に向かったという。

ふと気になって、祖母の遺影の置いてあった場所を見ると、遺影は無くなっていた。

『おじいちゃんの形見だからね。この写真と二人、死ぬまで一緒にいることにするよ。私ならもう大丈夫、心配かけたね。』

そう伝言を残して去っていった祖母の気丈な笑顔を思い出して、深く安堵するユキの頰に、涙がつたった。


“簡易解説”

祖父と二人で暮らしていた祖母は、祖父が亡くなったショックで心を病んでしまう。
ユキたち家族と一緒に生活する中で元気を取り戻した祖母は、一人自分の家で暮らせるほどにまで回復する。
祖母が家に飾られていた祖父の遺影を持って帰宅したことを知ったユキは、祖母がつらい思いを乗り越えて生きていこうとしていることを理解し、心の底から嬉しく思った。
トリック:3票納得感:1票
カメオ博士は透明になる塗り薬の開発に成功した。
これを塗れば姿は透明になり誰にも気づかれることは無くなる。
カメオがこの薬を開発したのはカメオが好きだったカメコを奪ったウミオに復讐するためであり

カメオは自らの姿と拳銃を透明にしてウミオの殺害しようとしたが
拳銃の弾も透明にしなければいけなかったのでカメオはウミオの殺害を諦めたのです。

一体なぜ?
19年06月23日 21:53
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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透明になったものは気づかれなくなるので
いくら銃弾を撃ち込んでもウミオの身体は全く反応することはなく血も流さなければ
一向にくたばる気配がないのです(´・ω・`)
トリック:2票物語:1票納得感:1票
とある部族の村では、
親がつけた本名とは別の通名を使う文化がある。
生まれた子を連れて族長のもとへ行き、
そこで霊媒師が占いによって通名をつけるのだ。
例えば「トカゲ」「リンゴ」「ナイフ」という風に。

その日の占いで「カメオ」を見た霊媒師は、
族長を村から追放すべきだと言った。

なぜ?
19年06月25日 20:27
【ウミガメのスープ】 [ルーシー]



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霊媒師が占うのは、その子が死ぬ未来の風景である。
「毒があるトカゲに噛まれる」
「リンゴを喉に詰まらせる」
「心臓にナイフが刺さる」
そこから「トカゲ」「リンゴ」「ナイフ」というような通名をつける。

その日、霊媒師が見た子の未来は
「カメオに殺される」
というものであり、「カメオ」は族長の本名だった。
良質:3票トリック:1票
とある雪の日。今日は寒いからどうしようかと悩んでいたカメオ。

そんなカメオは手袋が無いから服をぱっとつまんで離し、その後すぐ自分の肉をぱっとつまんだ。
一体何をしているのか。
19年06月23日 23:47
【ウミガメのスープ】 [kopi]

数人正解で〆。かなり時季ハズレな問題。正解者数名出ましたので明日の18時ごろには〆ます。




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A、料理をしていた

寒かったので悩んだあげく、自宅でシチューを作ったカメオ。ミトンが無かったので自分の服のすそをつまんで鍋を持っていこうとしたのだが、予想以上に熱が指に浸透し熱かったためその熱さをまぎらわすために自分の耳たぶをつまんだのだった。

タイトル回収 ハウス=ハ〇スのシチュー
妄執と狂騒の果てに「4Good」
良質:3票納得感:1票
1枚の写真に写っている男と女が居る。
その男と女はその1枚の写真に写っていなければ死ぬことは無かったかもしれないのに
写真に写っていたからこそ死んだのだという。
一体なぜだろう?
19年06月26日 16:49
【ウミガメのスープ】 [kopi]

闇スープではありません。




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A、その写真はツーショットの写真だが、合成写真であった。
アイドルにお近づきになりたいと思った男が自己満足で合成写真を作成し
ツーショットの写真を作った。それをついうっかり友人に自慢してしまったのだ。
するとその証拠を見せろと友人が迫ってくる。男は観念して写真を友人に公開。その写真は友人づてにSNSで拡散。
そのアイドルグループの決まりで恋愛をしてはいけないとされていたはずのアイドルだったので
ファンの男達に追い詰められた。「俺たちを騙していたのか」「一人だけ男と付き合いやがって」
追い詰められた女は自殺してしまった。その自殺したことが要因となり、それが報道され
今度はほんの気持ちで合成写真を作った男にまで波及してしまった。
またもファンは男を追い詰めた。「彼女はお前のせいで死んだんだ」「責任を取れ」
度重なるクレームに耐え切れず、男も追うように自殺してしまった。

まあ・・例のアイドルが元となっておりますが、本当にこうならなくて良かったと思います。一部のファンによる過激な反応は時に人を傷つけますね。