みんなのGood

邪視「5Good」
トリック:1票納得感:4票
ノンフィクション心霊バラエティ『マジこわ!』。
地上波放送でありながら、ハッキリと霊の姿を写す点が好評なオカルト番組である。
放送開始当初は「流石に作り物だ」という声が多かったが、番組の元関係者が「一切ヤラセは無い」と発言したことで一気に注目を集め、一躍人気番組となった。

そんな『マジこわ!』のディレクターの一人である小峠。
彼はとあるコーナーの収録中、よくスタッフに「{◯◯から目線を外さない}」よう注意をする。

◯◯とはなんだろうか?
25年05月14日 21:54
【20の扉】 [らりぷす]



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【👁️解説👁️】

{A、生きている人間}

視聴者から寄せられた心霊写真の中には、時に生きている人間と区別がつかないほど鮮明に"写っている"ものがある。
生きている人間にはプライバシー保護のために黒い目線をつけなければならないが、幽霊は無編集のまま放送する。しかし上記のように幽霊達は大変ハッキリと写っているため、疲れてきたスタッフは幽霊に目線をつけてしまったり、逆に一般人から目線を外してしまったりする。
前者より後者の方がコンプラ的にまずいため、小峠は「{生きている人間から目線を外すな}」と注意をするのだ。




【以下長文解説】
毎週木曜日放送の心霊バラエティ『マジこわ!』。
リアルさを追及するあまりハッキリと霊を映さず、刺激と迫力に欠ける心霊番組が散見される昨今。敢えてハッキリと霊が写りこんだ映像や写真を取り上げ、「エンタメとしての心霊」を重視しているのが『マジこわ!』の特徴だ。
ノンフィクションを謳っていることもあり、放送開始当初からコアなファンを獲得していたが、あまりにもハッキリと霊が写るため、「流石に作り物だろ」という視聴者が大半であった。
しかしある時、ネット配信者のチャンネルに番組の元関係者と名乗る人物が登場。「番組内で取り上げた心霊現象は全て本物であり、一切ヤラセは無い」と発言。これがSNS上で話題を呼び、今ではかなりの人気番組となっている。


そんな『マジこわ!』には、一般視聴者から寄せられた心霊写真を紹介・解説するコーナーがある。当然ながら投稿者は番組のファンが殆どなので、かなりハッキリと霊の姿を写したものが送られてくることか多い。加えて人気番組ということもあり送られてくる数も尋常ではないらしい。
さて、投稿された心霊写真を地上波で放送する場合、{写っている"人間"にはプライバシー保護の目線をつけなければならない。}もちろんこの編集作業は放送される分だけで良いが、放送する心霊写真の選別にはそれなりの労力がかかる。加えて放送するに値する写真ということは、ハッキリと霊が写ってるものの中でも選りすぐりの写真ということ。中には生きている人間と殆ど見分けがつかないものもあるため、幽霊に目線をつけたり、一般人から目線を外してしまったりするミスも度々ある。前者なら「それだけハッキリと写っている写真」ということで笑い話にもできるが、後者のミスはクレームものである。
故にチェックの際にそういったミスが発覚するたびに、ディレクターの小峠から「生きている人間から目線を外すな!」という注意が飛ぶのだ。




……とはいえ、まあ、気持ちもわかる。
皆さんも想像してほしい。激務で疲弊している中、目線をつけられた人間の中で唯一、しっかりとカメラの方を…つまり、写真越しに我々を見つめる幽霊の姿を捉えた写真を、何十、何百枚もチェックしなければならないスタッフの心情を。
思わず視線を隠したくなっても、あるいは、生きている人間の視線が恋しくなっても。

それは、仕方の無いことではないだろうか?



<👁️👁️>
トリック:3票納得感:2票
山田「なあ、一つ聞きたいんだけど。」
白川「いいすよ。」
山田「俺算数苦手でさ、A×Bって何だっけ?」
白川「簡単じゃないすか。A×Bは…」

白川が答えを言うと、すれ違った女性が凍りつく。
聴覚障害を持つ彼女は、音声を文字起こしするアプリを使用していた。

AとBにそれぞれ数字が入るとき、
A×Bの値は何だろうか?
25年05月24日 22:12
【20の扉】 [ひゅー]

締切:5/28(水) 22時頃まで




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※画像はいらすとや(https://www.irasutoya.com)様からお借りしました。
ラストワンの号哭「5Good」
良質:3票納得感:2票
旧約聖書の{ノアの箱舟}をご存じだろうか?
大洪水が来ることを知ったノアは、全ての生物のつがいを、一つの船に乗せたという。

かの伝説の再来か?今、男や女がつがいで出て行く。また一組、更に一組。
最後に残されたのは【彼】一人。【彼】の名を当てられるだろうか?
25年05月29日 00:29
【20の扉】 [すみの歩]

30日23時に締め切り




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カメオは友人達とババ抜きをしている。

クイーンのペア、キングのペア、順調に手札を減らしていくが、カメオは最後の二人になってしまった。
緊張の一瞬。しかしカメオの渾身のポーカーフェイスもむなしく、友人に先にペアを揃えられてしまった。

カメオの手に残った彼の名は{ジョーカー}。とめどなく流れるカメオの涙は、まるで洪水のようだったとか。
安かろう、悪かろう「5Good」
物語:3票納得感:2票
仲間からの文句を恐れた男は、より高いものではなく、最も安いものを選んだ。
一体何故?
25年05月31日 01:50
【ウミガメのスープ】 [すみの歩]

ボナペティ!




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カメオは大学生だ。五人グループでよくつるんでいるけれど、その実、カメオは【いじめられていた】。
しょっちゅうパシらされてるし、買ってきたものには毎回いちゃもんじみた文句をつけられる。
それを選んだ責任を追及され、お金を渡して貰えないことも多い。カメオの苦しみは、もはや日常だった。

そんな時、皆で{スカイダイビング}に行こうという話が持ち上がった。

「カメオ、パラシュートの準備よろしく-!人数分ね!」
いじめっ子の一人がそう言った。
畜生、もううんざりだ。どうせ文句をつけられて、自腹を切らされるに違いない。
そのとき、カメオに悪魔がささやいた。それはひどく非倫理的な発想だったが、
それを却下できないほど、カメオの精神は追い詰められていた。

カメオは通販で一番安いパラシュートを買った。見かけでは判別できないが、明らかに粗悪品であろうそれを四人に渡すと、
自分は高所恐怖症を理由にスカイダイビングを断った。

一抹の不安はあったが、大丈夫だと自分に言い聞かせる。パラシュートが機能するはずがない。なんたって、あんなに安かったのだから。

【「文句が出ることはない」なんたって、「死人には口がないのだから」】
ピザパワー!「5Good」
良質:3票トリック:1票納得感:1票
仕事に熱心なカメオ。しかし、最近はお疲れの様子。
今日もあるアパートの前で、今の仕事を続けるかどうか迷っていた。
しかし、1枚のピザを見たことで、カメオは今の仕事を続けることにした。

一体なぜ?
25年06月01日 21:26
【ウミガメのスープ】 [レアスカーフ]



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{ポスティング}の仕事をしているカメオ。
順調にポスティングをしていくものの、あるアパートの前で手が止まった。

【このアパートのポストにチラシを入れないでください】
こんな貼り紙が貼ってあった。
さて困った。このままポスティングを続けると、ここのアパートの管理人に何を言われるかわからないし、かといってチラシを入れなければ仕事が進まない。
どうしようかと迷っていたところ、{ポストからはみ出したピザのチラシが見えた}。
なーんだ、こんなこと書いているけどみんなポスティングしてるじゃん。
カメオはポスティングの仕事を続けるのだった。