「つくりもの」「4Good」
トリック:1票納得感:3票
以下は、オカルトマニアの間で有名なとある映像の内容である。
テレビ番組のワンシーンの最中、背景のビルの屋上から飛び降りる人影が映っている。人影はかなり小さく、詳しい容姿や服装・落ちた後の様子などは一切わかっていない。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
オカルトマニアによれば、フェイクやイタズラの類いでない限り、この映像は本物の超常現象を捉えたものであるらしい。
少なくとも、「{映っている人影は絶対にこの世のものではない}」とのこと。
彼らがそう断言する理由は何だろうか?
テレビ番組のワンシーンの最中、背景のビルの屋上から飛び降りる人影が映っている。人影はかなり小さく、詳しい容姿や服装・落ちた後の様子などは一切わかっていない。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
オカルトマニアによれば、フェイクやイタズラの類いでない限り、この映像は本物の超常現象を捉えたものであるらしい。
少なくとも、「{映っている人影は絶対にこの世のものではない}」とのこと。
彼らがそう断言する理由は何だろうか?
24年02月03日 22:46
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

実験作3。某所で出題済み。心当たりがある方は観戦してね。
解説を見る
『アルテマ男』という特撮番組があってね。
一昔前に地上波で放送されてた…知らない?まあ、あんまりウケなかった番組だからな。主人公が巨大なヒーロー「アルテマ男」に変身して、ビルより大きな怪獣と戦うっていう、どこかで聞いたような内容なんだが…。
問題は第6話だ。あー、「アルテマ男」で調べたらサジェストで出てくるだろ。そうそれだよ。
第6話でビル郡の中、変身したアルテマ男と宇宙怪獣ダダサードが対峙するシーンがあるんだが、その背景のビルの1つ。その屋上に…{身投げをする人影}が映ってるんだ。あり得ないだろ?
特撮番組だぜ?この時の巨大特撮はどれも、{街並みを再現したジオラマの上で撮ってる}んだ。本物じゃないんだよ。
最初はイタズラかと思われてたんだ。番組側が話題作りの為に用意したフェイクじゃないかってな。でもプロデューサーが否定した。勿論嘘かもしれないが、こんな小さい、分かりにくいやり方するか?有名になりたいならもっと賢い方法があるよな。
{少なくとも、この世のものじゃ絶対にないさ。}
あ?「小人や妖精かもしれない」?
ハハッ、たしかにな。ひょっとしたら良いやつかもな。
…最近な、夢を見るんだ。
高層ビルの屋上から飛び降りる夢だ。
地面にぶつかる前に目が覚めるんだ。
毎日見るんだよ、あの映像を見てから。
日に日に目が覚めるのが遅くなってる。
なぁ、あんた。
あの映像だけは、見ちゃならねえぞ。
【A、特撮番組の巨大戦闘シーンだったから。】
一昔前に地上波で放送されてた…知らない?まあ、あんまりウケなかった番組だからな。主人公が巨大なヒーロー「アルテマ男」に変身して、ビルより大きな怪獣と戦うっていう、どこかで聞いたような内容なんだが…。
問題は第6話だ。あー、「アルテマ男」で調べたらサジェストで出てくるだろ。そうそれだよ。
第6話でビル郡の中、変身したアルテマ男と宇宙怪獣ダダサードが対峙するシーンがあるんだが、その背景のビルの1つ。その屋上に…{身投げをする人影}が映ってるんだ。あり得ないだろ?
特撮番組だぜ?この時の巨大特撮はどれも、{街並みを再現したジオラマの上で撮ってる}んだ。本物じゃないんだよ。
最初はイタズラかと思われてたんだ。番組側が話題作りの為に用意したフェイクじゃないかってな。でもプロデューサーが否定した。勿論嘘かもしれないが、こんな小さい、分かりにくいやり方するか?有名になりたいならもっと賢い方法があるよな。
{少なくとも、この世のものじゃ絶対にないさ。}
あ?「小人や妖精かもしれない」?
ハハッ、たしかにな。ひょっとしたら良いやつかもな。
…最近な、夢を見るんだ。
高層ビルの屋上から飛び降りる夢だ。
地面にぶつかる前に目が覚めるんだ。
毎日見るんだよ、あの映像を見てから。
日に日に目が覚めるのが遅くなってる。
なぁ、あんた。
あの映像だけは、見ちゃならねえぞ。
【A、特撮番組の巨大戦闘シーンだったから。】
「彼女の分まで」「4Good」
トリック:1票物語:1票納得感:2票
彼女と別れたくなくて、その手を強く握りしめる田中。
「今までありがとう。さよなら」
しかしそう言って田中の手を振り解いた彼女。
彼女の体温がまだ残っているその手が次に握りしめたものは何?
※質問制限なし!
「今までありがとう。さよなら」
しかしそう言って田中の手を振り解いた彼女。
彼女の体温がまだ残っているその手が次に握りしめたものは何?
※質問制限なし!
24年02月16日 23:56
【20の扉】 [ダニー]
【20の扉】 [ダニー]
解説を見る
A.崖から生えている木の枝
「スーパーシーフード」「4Good」
物語:3票納得感:1票
運転が苦手なカメコが無事に帰宅できたのは、その日の夕食が海鮮丼だったからだという。
さて、カメコは何アレルギー?
さて、カメコは何アレルギー?
24年02月22日 22:22
【20の扉】 [あおがめ]
【20の扉】 [あおがめ]

質問制限にご注意を!できれば理由もお答えください。
解説を見る
答え:
【猫アレルギー】
スーパーで夕飯の買い出しを終え、帰路についていたカメコ。
狭い住宅街を車で走っている途中、慌ててブレーキを踏む。
道路のど真ん中で{猫が寝転がっていた}のだ。
クラクションを鳴らしてみるも、一向に避ける気配がない。
普通の人なら猫を抱いて退かすことも出来ただろうが、{猫アレルギー}だったカメコにはそれが不可能だった。
来た道を引き返そうにも、この狭い住宅街をバック走行するほどの運転技術はカメコにはなかった。
「どうしよう……あ、そうだ!」
ふと何かを思い出し、急いでマイバッグを漁るカメコ。
そして、海鮮丼を作るために買っておいた{マグロの刺身}を取り出すと、道路脇にそっと置いてみた。
するとどうだろう。
マグロの匂いに誘われた猫がゆっくりと起き上がり、歩いて行ったではないか。
「…よし!」
カメコは無事に車を前へと進め、帰宅できたのだった。
…次の日から毎日、同じ時刻、同じ場所に、同じ猫が現れるようになったそうな。
【猫アレルギー】
スーパーで夕飯の買い出しを終え、帰路についていたカメコ。
狭い住宅街を車で走っている途中、慌ててブレーキを踏む。
道路のど真ん中で{猫が寝転がっていた}のだ。
クラクションを鳴らしてみるも、一向に避ける気配がない。
普通の人なら猫を抱いて退かすことも出来ただろうが、{猫アレルギー}だったカメコにはそれが不可能だった。
来た道を引き返そうにも、この狭い住宅街をバック走行するほどの運転技術はカメコにはなかった。
「どうしよう……あ、そうだ!」
ふと何かを思い出し、急いでマイバッグを漁るカメコ。
そして、海鮮丼を作るために買っておいた{マグロの刺身}を取り出すと、道路脇にそっと置いてみた。
するとどうだろう。
マグロの匂いに誘われた猫がゆっくりと起き上がり、歩いて行ったではないか。
「…よし!」
カメコは無事に車を前へと進め、帰宅できたのだった。
…次の日から毎日、同じ時刻、同じ場所に、同じ猫が現れるようになったそうな。
「「二物衝撃 No.5」 彼氏と行きたい鬼ヶ島」「4Good」
物語:3票納得感:1票
『いつまでも離れることなく、ずっと一緒にいよう』
そう言って智彦が 紗季にプロポーズしたのは2ヶ月前。
そのプロポーズの3日後、仕事の出張で 内海に浮かぶF島に渡った智彦は、そこから消息不明となっていた。
智彦を捜すため、F島に上陸した紗季。
紗季は、そこで住民らしき人間たちから突然襲われたところを、
ヴァンパイアハンター・スザクと名乗る男に助けられる。
スザクは、数週間前からF島に出没している吸血鬼の駆除のため、この島に滞在していると説明した。
吸血鬼に咬まれて血を吸われた人間も 吸血鬼と化してしまうため、住人同士も疑心暗鬼となっており、
ましてや見知らぬ人間というのは、住民から駆除すべき対象として問答無用で襲われてしまう状況にある。
すでに何%かの島民が吸血鬼化しているとみられており、この島は 底の抜けたような不安と絶望に包まれているのだという。
夜。スザクの隠れ家に匿われ、1人で過ごしていた紗季。
すると、外で誰かの悲鳴が。
恐怖と混乱に苛まれながらも、正義感と好奇心の勝った紗季は、スタンガンを持って外に出て、声のする方に向かった。
そして、隠れ家のほど近くで。
紗季は、子供の体に咬みつき生き血をすすっている男の姿を発見した。
スザクの話が本当であったと初めて確信し、即座に逃げ出そうとした紗季の腕を、別の腕がつかんだ。
振り返った紗季が見たのは、口の周りを血まみれにした男だった。
その数秒後。
『いつまでも離れることなく、ずっと一緒にいよう』
という、智彦と2ヶ月前に交わした約束は、きっと果たされるのだろうと 紗季は思った。なぜか。
そう言って智彦が 紗季にプロポーズしたのは2ヶ月前。
そのプロポーズの3日後、仕事の出張で 内海に浮かぶF島に渡った智彦は、そこから消息不明となっていた。
智彦を捜すため、F島に上陸した紗季。
紗季は、そこで住民らしき人間たちから突然襲われたところを、
ヴァンパイアハンター・スザクと名乗る男に助けられる。
スザクは、数週間前からF島に出没している吸血鬼の駆除のため、この島に滞在していると説明した。
吸血鬼に咬まれて血を吸われた人間も 吸血鬼と化してしまうため、住人同士も疑心暗鬼となっており、
ましてや見知らぬ人間というのは、住民から駆除すべき対象として問答無用で襲われてしまう状況にある。
すでに何%かの島民が吸血鬼化しているとみられており、この島は 底の抜けたような不安と絶望に包まれているのだという。
夜。スザクの隠れ家に匿われ、1人で過ごしていた紗季。
すると、外で誰かの悲鳴が。
恐怖と混乱に苛まれながらも、正義感と好奇心の勝った紗季は、スタンガンを持って外に出て、声のする方に向かった。
そして、隠れ家のほど近くで。
紗季は、子供の体に咬みつき生き血をすすっている男の姿を発見した。
スザクの話が本当であったと初めて確信し、即座に逃げ出そうとした紗季の腕を、別の腕がつかんだ。
振り返った紗季が見たのは、口の周りを血まみれにした男だった。
その数秒後。
『いつまでも離れることなく、ずっと一緒にいよう』
という、智彦と2ヶ月前に交わした約束は、きっと果たされるのだろうと 紗季は思った。なぜか。
24年02月23日 01:30
【ウミガメのスープ】 [油獣]
【ウミガメのスープ】 [油獣]
解説を見る
紗季は、子供の体に咬みつき生き血をすすっている男の姿を発見した。
それがスザクの話していた吸血鬼に違いないと確信し、
即座に逃げ出そうとした紗季の腕を、別の腕がつかんだ。
振り返った紗季が見たのは、口の周りを血まみれにした 見覚えのある男だった。
「智彦・・・」
智彦はこの島で吸血鬼と化し、今まさに紗季を襲おうとしている。
絶望と悲しみに凍り付く紗季の首筋に、智彦の牙が立てられた。
吸血鬼に咬まれたことで、紗季もまた 吸血鬼となってしまう運命を背負った。
その時。
スザクのボウガンから放たれた矢が、智彦と紗季、重なり合う2体の吸血鬼の心臓を貫いた。
急速に薄れゆく最後の理性の中で、紗季は思った。
(これでもう離れることはないね・・・)
1本の矢によって繋がった2人の肉体は、離れることなく一緒に海へと落ちていった。
それがスザクの話していた吸血鬼に違いないと確信し、
即座に逃げ出そうとした紗季の腕を、別の腕がつかんだ。
振り返った紗季が見たのは、口の周りを血まみれにした 見覚えのある男だった。
「智彦・・・」
智彦はこの島で吸血鬼と化し、今まさに紗季を襲おうとしている。
絶望と悲しみに凍り付く紗季の首筋に、智彦の牙が立てられた。
吸血鬼に咬まれたことで、紗季もまた 吸血鬼となってしまう運命を背負った。
その時。
スザクのボウガンから放たれた矢が、智彦と紗季、重なり合う2体の吸血鬼の心臓を貫いた。
急速に薄れゆく最後の理性の中で、紗季は思った。
(これでもう離れることはないね・・・)
1本の矢によって繋がった2人の肉体は、離れることなく一緒に海へと落ちていった。
「死神と掟神」「4Good」
物語:3票納得感:1票
{大川家の墓前に毎日墓参りしに来る娘}がいた。娘は毎日その墓に向かって手を合わせて小さめに鼻歌を歌った後にそっとお供え物を置いていくのが日課なようで、{墓の管理人である私}はそれを毎日日暮れに回収して全ての墓を綺麗に掃除してその日の業務を終える。
正直な話、私は彼女のことを毎日憐みの目で見ていたのだが……ある日から{彼女の来訪が途絶え}てそれを不思議に思った私は彼女が{墓参りを始めて凡そ3年}が経過したことに気が付き青ざめ、警察に大川家の墓に入っている{大川誠}という男の死因を確認しに行った。案の定、彼の死因は{打撲による頭蓋骨骨折}だった。
さて、彼女が歌っていた鼻歌は何だろうか?
正直な話、私は彼女のことを毎日憐みの目で見ていたのだが……ある日から{彼女の来訪が途絶え}てそれを不思議に思った私は彼女が{墓参りを始めて凡そ3年}が経過したことに気が付き青ざめ、警察に大川家の墓に入っている{大川誠}という男の死因を確認しに行った。案の定、彼の死因は{打撲による頭蓋骨骨折}だった。
さて、彼女が歌っていた鼻歌は何だろうか?
24年02月29日 21:04
【20の扉】 [松神]
【20の扉】 [松神]
解説を見る
A.「ゆーびきーりげーんまーん、うーそついたーらはーりせんぼーんのーーます!ゆびきった!」
その娘は約束を破り裏切った大川誠の指を一本一本丁寧に切り落とし、彼の頭や顔を万には及ばないが数えきれないほど殴りつけた。しかし、それだけで男は死んでしまったのだ。裏切りの代償をまだ彼は払いきってはいなかった。
あの世に逃げた男に針を千本飲ますために、そして男をより長い時間苦しめるために彼女は毎日一本ずつ、そして千日間彼の墓前に供えることにした。
その娘は約束を破り裏切った大川誠の指を一本一本丁寧に切り落とし、彼の頭や顔を万には及ばないが数えきれないほど殴りつけた。しかし、それだけで男は死んでしまったのだ。裏切りの代償をまだ彼は払いきってはいなかった。
あの世に逃げた男に針を千本飲ますために、そして男をより長い時間苦しめるために彼女は毎日一本ずつ、そして千日間彼の墓前に供えることにした。