みんなのGood

物語:1票納得感:5票
いささか元気の良すぎる京一は、入学当初から必ずと言っていいほどいつもはみ出していた。
しかし身長が伸びると共に、段々とはみ出すことがなくなっていった。

それは『あるもの』が減ったからなのだが、

あるものとはいったい何だろう?
23年12月27日 19:25
【20の扉】 [藤井]



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【解答】
名前の文字数


【解説】
小学校に入学した林原京一。
最初にひらがなを習って、自分の名前が書けるようになった。
「はやしばら きょういち」
平仮名にすると文字数の多い京一は、プリントやテストで名前を書く際、いつも記入欄に納めることができずにはみ出していた。

やがて漢字の学習が始まった。
自分の名前に使われる漢字のうち、「一」と「林」を習った。
「林ばら きょう一」
名前の文字数は10文字から7文字になった。
それでも文字の大きい彼は記入欄を飛び出しがちだ。

少し背も伸びて上靴がやや小さく感じる頃、歩は進級して2年生になった。
2年生では「原」と「京」の漢字を習った。
こうして彼は、名前をすべて漢字で書けるようになったのだ。
「林原 京一」
10文字だった名前は半分以下の4文字となった。

以後、京一はプリント等に名前を書く際、記入欄をはみ出すことはなくなったのだ。
トリック:4票納得感:2票
スーツのお腹周りが気になってきたため、ダイエットを決意したカメオ。

善は急げとお昼ごはんはサラダで済ませ、妻のカメコには『今晩はヘルシーにおねがい♡』とメッセージを送っておいた。

ところが、カメオが帰宅すると食卓にはおいしそうなハンバーグがふたつ並んでいた。

ハンバーグはカメオが一番好きな食べ物であり、俺の脂肪の半分はハンバーグ(と白米withデミグラスソース)でできていると豪語するほどである。

カメオ「ありゃ、メッセージ送るのが遅かったか。」

カメコ「ちゃんと見たわよ。」

カメオ「ん?そうなの?何でハンバーグ作ったの?」

カメコ「(???)からよ。」


カメオを納得させたカメコの台詞を当ててください。
23年12月25日 23:04
【20の扉】 [ぺてー]

12/29(金)の22:00までです!




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【A.】 お


カメオ「ありゃ、メッセージ送るのが遅かったか。」

カメコ「ちゃんと見たわよ。」

カメオ「ん?そうなの?(じゃあ豆腐ハンバーグ的なあれか…?){なにでハンバーグ作ったの?}」

カメコ「【おから】よ。」

カメオ「へえ〜、すごい!」

カメコ「すごいでしょ〜♡でも、白米はなしね。」

カメオ「ありゃ…」
とんぼがえり「6Good」
良質:3票トリック:3票
男はベッドの上で1回転したあと、軽い足取りで職場へ向かい、到着するやいなや来た道を引き返した。

足取りが軽かったのはなぜだろう?
24年01月15日 22:35
【ウミガメのスープ】 [あおがめ]



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【解答】
24時間眠っていたことに気付かなかったせいで、明日が休みだと思い込んでいたから。


【解説】
土日休みの会社でサラリーマンとして働く男。

とある木曜日の夜、男はいつにも増して疲れがたまった状態で帰宅した。
午前0時を回る頃、軽く食事を済ませた男はすぐさまベッドに横たわり、そのまま気絶するかのように眠りについた。

{男の体をのせた地球が自転により約24時間かけて1回転し、やがて土曜日を迎えた。}

ふと目を覚ました男がアナログ時計に目をやると、眠りに入ってから数十分しか経過していないように見えた。
寝過ぎたせいでかえって疲労がたまっていたが、単に仕事の疲れがとれていないせいだと思った男は、そのまま日がのぼるまでしばらく横になっていた。

やがて朝を迎え、軽くシャワーを浴びたのちに家を出た男。
{金曜日だから今日出社すれば休み}だという喜びで頭がいっぱいだった男は、スマホの画面に見向きもしないまま、土曜日(休日)にもかかわらず軽い足取りで職場へと向かった。

このあと全てを悟った男が重い足取りで帰路につく姿は、容易に想像がつくだろう。
物語:5票納得感:1票
ある寒い夜、お爺さんは罠にかかって苦しんでいる鶴を見つけた。

かわいそうに思い助けてやると、鶴はどこかへ飛び立っていった。

すると雪が降りしきる中、美しい娘がお爺さんとお婆さんが暮らす家を訪ねてきた。

娘は身寄りもなく、どこにも行く宛がないというので、お爺さんとお婆さんは喜んで娘を迎え入れた。

その晩、娘は眠っているお爺さんとお婆さんを殺してしまった。

一体なぜだろうか?
24年01月21日 00:12
【ウミガメのスープ】 [ぺてー]



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【A.】 お爺さんが鶴を逃がしたせいで、栄養失調により亡くなってしまった父の仇を討つため。


{鶴がかかっていた罠は娘が仕掛けたもの}であり、娘はお爺さんが鶴を逃がしているところを遠巻きに見ていた。

今年の冬は寒さが一段と厳しく、満足に食べ物が手に入らなかったため、{娘の唯一の肉親である父は栄養失調で亡くなってしまった}。

【「お前が!鶴を!逃がした!せいで!お父さんは!死んだんだ!お前の!せいだ!死ね!死ね!死ね!」】

ようやく雪も止んだ頃、滅多刺しにされた老夫婦の遺体が見つかった。

鶴が人間に化けるのは、御伽話の中だけなのです。
良質:3票トリック:1票納得感:2票
海亀駅は急行列車が停まらない、東京の中では比較的小さな駅である。

そのことを知っているカメオが、「最悪各駅停車に間に合えばよいが、できればその前に来る急行に間に合いたい」と思いながら海亀駅に向かってダッシュしているのはなぜだろう?
24年01月31日 21:45
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]



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各駅停車に乗る予定の{憎きアイツ}をホームから突き落としたとき、減速しきらない急行の方が確実に{轢死}させられると思ったから。