みんなのGood

焼きそばにかけろ「7Good」
トリック:6票納得感:1票
友達と焼きそばを作ることになったカメオは、一玉100円の焼きそば麺をスーパーAで買った。

しかし、向かいのスーパーBでは焼きそば麺が一玉80円で売っていて、カメオはそれを知っていた。

にもかかわらず、カメオがBではなくAで麺を買った理由は、お金のためである。

いったい、どういうことだろう?
20年10月09日 22:16
【ウミガメのスープ】 [ぷらすちっく]



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今日はラテラル大学の学祭一日目。

カメオは友達と焼きそばの出店をすることにした。
材料の買い出しはカメオが担当である。
学祭のルールでは食品の買い出しは、その当日でなければならない。
食品を扱うスーパーAは24時間営業で、スーパーBは朝10時開店だ。

Bで買っていては時間が惜しい。なるべく早く作って売り出したいと考えたカメオは、少し高くてもAを選ぶのだった。
ムイテルムキ「7Good」
トリック:3票納得感:4票
メイドカフェ・スイーツバーらてらてでは、チョコペンで
スイーツに文字を書く場合、下記のように縦に書くようにしている。

………………………………………………………………………

例)某ご主人様(江戸川様)の愛称を書く場合

【◯(縦書き)】





【×(横書き)】
エディー

………………………………………………………………………

全てのご主人様が快適にお食事できるよう配慮しているらてらてにおいて、
横書きより、縦書きにした方が効率が良いのは、一体何故だろうか?
20年10月11日 01:41
【ウミガメのスープ】 [霜ばしら]



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【《 答え 》
スイーツの刺さった串の持ち手を下に向ければ、
ご主人様の聞き手を確認しなくて済むから。】




らてらてでは、マカロンやマシュマロ、フルーツやキャンディなどを
{串につけたもの}や、{アイスバー}など、片手で食べられる
メニューをスイーツバーと銘打って提供している。

提供の際は、串の持ち手を{ご主人様が取りやすい向き}に合わせたいが、
横向きにするとなると、わざわざご主人様の利き手を確認して、
その都度皿の向きを変える必要がある。

それならば、最初から縦向きに持ち手を下にしてしまった方が効率が良い。

この時、串に刺さったスイーツに書く文字も、
{ご主人様が読みやすい向き}である縦書きになる。
良質:3票納得感:4票
歌のとても上手いたか君は名曲「ラテシンで生まれた女」を熱唱し、
採点機で95点の高得点を叩き出した。
周りにいる皆から拍手が起こる。
次に音痴の田中がたか君と同じ「ラテシンで生まれた女」を熱唱したが、
採点機の点数は65点だった。
しかし周りにいる皆はたか君の時より盛大な拍手を送った。

いったい何故だろう?


※ラテシンで出題済み問題。知っている方はピザって10回言ってください。…言いました? お疲れ様です。
20年10月12日 22:27
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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時は昭和。
カラオケが最盛期を迎えている時に、田中が勤める会社は画期的な商品を開発した。

歌唱力採点機。

今日はそのお披露目の日である。

まずは歌唱力のあるたか君が名曲「ラテシンで生まれた女」を熱唱。
採点機は95点という点数を出した。
周りの皆から拍手が起こる。
次に音痴の田中がたか君と同じ「ラテシンで生まれた女」を熱唱。
あからさまに下手な田中の歌。
採点機の出した点数は65点。

採点機は見事に歌の上手い下手を判断し、それに応じた点数を表示した。

歌唱力採点機の能力が証明され、周りの皆から盛大な拍手が起こった。
ありふれた言葉「7Good」
トリック:1票物語:5票納得感:1票
久々の、仕事の休日。

疲れきった体をベッドに預けてまどろんでいた男は
親友の高橋から来たメールの書き出しに涙した。

その書き出しとはどんな言葉だろうか?
男が涙した理由とともに答えよ。
20年10月13日 23:44
【ウミガメのスープ】 []

扉のようなウミガメのような。




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【解答】
「お疲れさま」

(理由)
長い間無職だった男。
その間、『お疲れさま』という社会人の定型文とも言える言葉に対し「働いていないのだから疲れていない」と後ろめたい気持ちを抱いていた。
しかし苦しみながらもまた働き出すことができ、『お疲れさま』という言葉を受けるに値する人間になれたのだという喜びから男は涙した。



【解説】

何がきっかけだったのだろう。
どこで間違ってしまったのだろう。

夜遅くまで仕事をしても捌けないノルマ。目に見えないプレッシャーが胸を押し潰す。
朝、駅のホームで吐き気が襲う。仕事のミスが増え、周りの視線が冷たくなる。
気がつけば人が怖くて仕方なくなっていた。

その恐怖はとうとう日常生活にまで支障をきたし、私は外に出ることすらままならなくなった。
仕事を続けることができず、30を過ぎて無職となった。

毎日が休み。
少しの安堵と、静寂。
そんな日々は一週間もすれば無能感や焦燥感に塗り替えられた。

何も知らない知人は、社会人の定番挨拶「お疲れ!」の書き出しで飲みの誘いのメールを送って来たりしたが、その言葉を見るたびに私の心には冷たい風が吹き荒んだ。
疲れてなどいない。労働していないのだから。
その言葉をかけてもらう資格は今の私には無いのだ。

そんな中、古くからの友人であり親友である高橋は、私の事情を知って定期的に連絡をくれた。
彼は決して「お疲れさま」という言葉を使用しなかった。
私が誰とも話したくないと言って閉ざしたときも、見放さずにそっと時間をくれた。

私は心療内科に通いながら、長い月日をかけて自分自身と向き合っていった。


数年振りに書く履歴書は、手が震えた。
職歴欄で誤魔化しようのない空白の期間は、私が欠陥品であることを相手に伝えているように思えた。
しかし、踏み出さなければ。
この空白は消えることはないのだ。



「また、働き始めたんだ」

その報告を誰より喜んでくれたのは高橋だった。

「よく頑張ったな」

電話越しに声が震えているのがわかった。


長い無職期間を経て再び仕事に励みだした私は、次第に外を歩くことへの抵抗がなくなっていることに気がついた。
仕事をすることで社会に居場所を与えられたような気がした。

ブランクもあり、また慣れない仕事で体力メンタルともにすり減っていく。
そうして迎えた最初の休日は、私にとって久々の"仕事の"休日だ。
くたくたの体をベッドに預け、カーテンの隙間から漏れる光に目を細めてまどろむ。

そのとき、メールの着信音が鳴った。
高橋からだ。


------------------
お疲れさま。
調子はどうだ?
お前のことだから、早く仕事を覚えないとって躍起になってるんじゃないか。
ぼちぼち行けよ。

また、仕事終わりにでも飲みにいこうぜ。
------------------


私が無職になって以来、高橋が「お疲れさま」という書き出しでメールを寄越したのはこれが初めてだった。
とても些細なことなのだが、何気ないその言葉の意味が今初めて深く胸に沁みてくるようで、気がつけば頬を涙が伝っていた。

魅惑の瞳「7Good」
良質:3票物語:4票
ある日を境に、上目遣いになることが多くなったと思われる原田さん。
僕はそんな彼女に密かに想いを寄せつつ、
彼女が上目遣いにならないように身長を伸ばしたいと思った。

いったいどういうことか?
20年10月15日 01:02
【ウミガメのスープ】 []



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【解答】
席替えで僕の前の席になった原田さん。
背の高い彼女は、背の低い僕から黒板が見やすいようにと前屈みの姿勢を取るようになった。
目線が下がったぶん普段よりも上目遣いになっているはずで、姿勢を崩させるのはしのびないからもっと自分の身長が伸びてほしいと思った。


【解説】
席替えで僕の前の席になった原田さんは、女子の中でも特に身長が高かった。
そして僕は男子の中でも特に小柄な方だ。

「古賀くん、黒板見える?」
「……見える。何とかね」
「席変わろうか?」
「大丈夫だよ」

そうは言ったものの、原田さんの頭は黒板を絶妙に隠している。くそ、僕がもっと身長が高ければ。


バレー部ですらりと背が高く凛とした原田さんの立ち振舞いを、僕は普段から憧れの目で見ていた。
恋、と呼ぶには少し遠いような感情だ。
授業中もしゃんと背筋を伸ばして姿勢よく前を見ている彼女の姿をよく知っている。

だからこそ。

その日から、彼女に起こった些細な変化は。
僕には十分すぎるくらい大きな変化だった。

だらしない、とまではいかない。けれども確実に、彼女は前屈みの姿勢になった。
そのおかげで僕の視界は開けた。黒板の文字がよく見える。
敢えて何も言わないし、僕も気づかないふりをする。
言葉なき彼女の気遣いは僕の胸をトクリと波打たせた。

目線が下がったぶん、黒板を追う彼女は恐らく普段よりも上目遣いになっているのだろう。
もともと姿勢のいい彼女を猫背にさせるのは心苦しいものがある。

原田さんの厚意を僕はしっかりと受け取りながら、同時に僕がもっと背が高ければと願わずにはいられなかった。