みんなのGood

良質:6票トリック:2票物語:1票納得感:3票
誕生日プレゼントとして購入した髭剃りを離小島君に渡した鼠屋敷さん。

彼女が『この髭剃りが使われることはないのではないか』と不安に思っているのはなぜ?
25年05月25日 22:00
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



解説を見る
鼠屋敷さんが警察に行方不明になった夫の捜索を依頼してから3ヶ月が経ったある日。

鼠屋敷さんの家を刑事である離小島君が尋ねてきた。

「旦那さんと身体的特徴が酷似した、その、んんっ、ご遺体が、ですね、川のふもとで発見されました」
「…え? そ、それは夫に間違いないのでしょうか!?」
「それが、ですね。遺体の損傷が激しく人物の特定が困難な状況です。それで今日は旦那さんのDNAを採取させていただけないかと思い伺った次第です」
「お、夫ではない可能性もあるんですね!?」
「もちろん、その可能性もあります。ですのでその確認のためにDNAがわかるものを持ち帰らせて頂きたいのです」

そう言われて鼠屋敷さんは離小島君を家の中に招き入れた。

「DNA… 例えば髪の毛、などでしょうか?」
「はい、旦那さんが使っていたブラシや枕などを拝見させていただけますか?」
「夫はブラシは使っていませんですし、枕なども掃除してしまい… 掃除機のゴミも最近捨ててしまったばかりです」
「…これは洗ってはいないですか?」

洗面所に置いてある、あるものを指差した離小島君。

それは以前鼠屋敷さんが誕生日に夫にプレゼントした電気シェーバーだった。

「それは、洗っていないです」
「…髭が残っていますね。こちらをお借りしてもよろしいでしょうか」
「はい、お持ちください」

鼠屋敷さんは離小島君に髭剃りを渡しながら(その死体がもし夫なら… もうこの髭剃りは使われることはない、のね。お願い、どうか別人であって)と願わずにいられなかった。
推しのステージ「12Good」
良質:9票物語:1票納得感:2票
推しのカナコのおしゃべりを聞きながら仕事をしていたカメオ。カナコがおしゃべりをやめたので、仕事を中断して帰ってしまった。
それはそれとして、カナコが、おしゃべりのさなかにつかんで離さなかったものがあるのだが、それは何だろうか。 
25年06月01日 21:14
【20の扉】 [のまるす]

秘密の部屋、公開中




解説を見る
正解: 止まり木


カメオは水平炭鉱で働く{炭鉱夫}である。炭鉱内を{カナリア}とともに移動するのが日課である。綺麗な声でよくさえずるカナリアをカナコと呼んで、とても可愛いがった。酔っ払うといつも、カナリアの声の艷やかな事を熱く語った。
鳥かごの中、{止まり木}の上がカナコの定位置であった。

ある日、カナコは炭鉱深部に溜まっていた有毒ガスを吸い、さえずりが止み、ほどなくして止まり木から落ち、動かなくなった。
地上に戻ったカメオは、カナコを土に埋めた。止まり木を墓標として小さな墓を作った。それ以来、カメオはカナリアのことを語らなくなった。


「推しのステージ」  SP: わかめさん
良質:3票物語:6票納得感:3票
カメコがイチゴ味のジュースをちびちび飲んでいたので、カメオは更に申し訳なくなった。一体何故?
25年06月15日 02:40
【ウミガメのスープ】 [SM]

参加ありがとうございました




解説を見る
浴衣姿のカメコ:(あれ?カメオ君まだ来てない?かき氷でも買って待ってよ)

~数十分後~

カメコ:(カメオ君遅いなあ……かき氷全部溶けちゃったよ……)

A.{かき氷が溶けきる}くらい待たせてしまったから
トリック:4票納得感:8票
『ラテラル・エデン』は、清田晴信による日本の少年漫画である。連載は十数年前に終了したものの、今なお根強いファンに支持される人気作だ。

小学生のカメオ少年には、{あるもの}が目に入ると、近日中に『ラテラル・エデン』を読むという習慣がある。

{あるもの}とは一体何か?

※ただし、{あるもの}自体は漫画『ラテラル・エデン』とは一切の関係が無いものとします。
25年08月21日 19:48
【20の扉】 [らりぷす]



解説を見る
【{A、髪の毛}】


髪の毛が目に入るほど伸びてくると、床屋に行くことにしているカメオ少年。
彼の行きつけの床屋には、順番待ちの時間潰しに漫画や雑誌が置かれた本棚がある。

初めてこの床屋を利用した時、カメオ少年が手に取ったのは、清田晴信による少年漫画の金字塔『ラテラル・エデン』であった。
彼からすれば親世代の漫画であったが、今尚根強いファンを持つ本作は、少年の心を掴んで離さなかった。

それ以来、カメオ少年は順番待ちの時間に『ラテラル・エデン』を読み進めることにしている。
刑事たちの夏「11Good」
良質:3票トリック:6票納得感:2票
容疑者・八咫烏亀夫の自供が取れぬまま、取り調べ室は勾留期間の最終日を迎えた。
担当刑事・曼珠沙華海子の顔にも焦りの色が見える…
「…そろそろ楽になりましょうよ。八咫烏さん。ね。…もう一度聞くわ。あなたがやったんでしょ?」
すると亀夫はニヤリと笑い、
「…ああ、そうだよ、刑事さん。俺がやったんだ」
曼珠沙華刑事はフウッと息を吐いた。
とうとう落ちた。
捜査員全員の苦労がこれでやっと報われる…
と安堵したのも束の間、このあと曼珠沙華は亀夫の胸ぐらを掴み「警察ナメんじゃねえぞ!てめぇ!」と怒鳴ることになるのである。

いったい何があったのか?
22年06月16日 22:27
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

吐け!吐くんだじょ〜




解説を見る
八咫烏亀夫は続けて言ったのだ。
「俺、苗字が八咫烏だろ?だから友達がみんな『ヤッたん』てあだ名で呼ぶん…だ、ぼ、暴力反対、お巡りさ〜ん…お、俺がやりまし、た…ぐえっ」