「たまらないイチゴ?」「12Good」
トリック:9票納得感:3票
高級なものからお手頃価格のものまで色んなイチゴを取り揃えた、イチゴ好きにはたまらない専門店“Shop Lain”にやって来た千尋と、先輩の真白。というのも、二人はイチゴが大好きで、真白の強い薦めがあったのだ。
気分上々な真白に背中を押されながら入店するや否や、数多のイチゴを物色・試食し始めるイチゴ狂いの千尋。その中でとあるイチゴ“はちおとめ”を指さし、お店常連の真白に尋ねた。
「先輩、これなんて贈り物にもぴったりな逸品じゃありません?」
「お、なるほどね~。それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…」
なんて愉しげに言いつつも、なかなか試食に手をつけない真白。そこで千尋はしばらく考え込んで、別品種のイチゴ“ななおう”を挙げる。
「これも甘くて香り高くて、先輩が好きそう?」
すると今度はすっと口にした真白。
このとき真白が千尋に放った一言の全文を明らかにして下さい。
{※}一言一句を当てることも可能ですが、ニュアンスが正しければ正解とします。
SP:ほずみさん、「マクガフィン」さん
気分上々な真白に背中を押されながら入店するや否や、数多のイチゴを物色・試食し始めるイチゴ狂いの千尋。その中でとあるイチゴ“はちおとめ”を指さし、お店常連の真白に尋ねた。
「先輩、これなんて贈り物にもぴったりな逸品じゃありません?」
「お、なるほどね~。それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…」
なんて愉しげに言いつつも、なかなか試食に手をつけない真白。そこで千尋はしばらく考え込んで、別品種のイチゴ“ななおう”を挙げる。
「これも甘くて香り高くて、先輩が好きそう?」
すると今度はすっと口にした真白。
このとき真白が千尋に放った一言の全文を明らかにして下さい。
{※}一言一句を当てることも可能ですが、ニュアンスが正しければ正解とします。
SP:ほずみさん、「マクガフィン」さん
22年05月05日 22:00
【20の扉】 [さなめ。]
【20の扉】 [さなめ。]

SP:ほずみさん、「マクガフィン」さん
解説を見る
【FA:】
それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…{すっ!}
+++++おまけ+++++
「ここがLainだよ~!外装からイチゴ感が漂うお店!」
と、お店の前に着いた途端に千尋の後ろに回り、背中を押す真白。いつも陽気で明るい彼女だが、今日は大好きなイチゴを前に一段と気分が乗っている。
一方の千尋も、先程まで新入りらしく緊張していたのに、イチゴ専門店の前では興奮が収まらない様子。
「じゃあ、さっき言った通り、{三回でクイズに正解できたら}プレゼントしてあげるね~!」
という真白の一言を背に頷き、数多のイチゴを物色・試食する千尋。
目的地に向かう途中、真白が言ったというのはこんなことだった。曰く、{「三回で私の一番好きなイチゴを当てることができたら、千尋ちゃんにそのイチゴをプレゼントしてあげる!」}というクイズ。
割と必死になってイチゴとにらめっこしている千尋の後ろから、にやにやと動向を見つめる真白。普段から同輩にもクイズを出しては愉しむことが彼女の趣味なのである。
「先輩、これなんて贈り物にもぴったりな逸品じゃありません?」
“はちおとめ”を指して言う千尋を見、真白は心の内で嘆息した。美味しいイチゴではあるが、その酸味は{私の特段気に入るものではない。}流石に最初に当てることは不可能だろう…。
そんな彼女は、テレビ番組よろしくこう言った。
「お、なるほどね~。それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…{はありません!}」
残念~!と続ける真白の愉しげな表情を一瞥し、再度千尋は思案していた。目的の品ではないので試食には手をつけない真白だが、オーバーリアクションと共に存分に新入りで遊んでいる。
しかし、千尋も千尋で流石のイチゴ狂いといったところで、次に候補に挙げたイチゴは“ななおう”だった。即ち、真白の一番好きなイチゴ。即ち、今回のクイズの正解札。
「これもリーズナブルで、先輩が好きそう?」
と不安げに放たれた一言に、真白は一瞬目を見開くが、すぐに先までの「愉しげモード」に移行した。
「なんと…」
「なんと…」
「それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…」
「{すっ!}」
大仰な溜めのあとで、正解を宣言したところで、千尋も驚きの表情を浮かべた。その肩を両手に摑み、すご~い!と賞賛する真白。そして、はじめから正解如何に関わらず千尋のために使うつもりでいたポイントが溜まっている会員カードを取り出したのだった。
「それでは~、新入り千尋ちゃんの大歓迎を記念して!」
おわり。
【簡易解説:】
真白は千尋に、「自分が一番好きなイチゴはどれか」というクイズを出していた。“ななおう”がその正解だったため、「それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…」というクイズ独特の溜めの後、{すっと口にした}。即ち真白が千尋に放った一言の全文は、「それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…{すっ!}」ということになる。
【要約:】
クイズで~…すっ!
本当にすっと口にしていた。
それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…{すっ!}
+++++おまけ+++++
「ここがLainだよ~!外装からイチゴ感が漂うお店!」
と、お店の前に着いた途端に千尋の後ろに回り、背中を押す真白。いつも陽気で明るい彼女だが、今日は大好きなイチゴを前に一段と気分が乗っている。
一方の千尋も、先程まで新入りらしく緊張していたのに、イチゴ専門店の前では興奮が収まらない様子。
「じゃあ、さっき言った通り、{三回でクイズに正解できたら}プレゼントしてあげるね~!」
という真白の一言を背に頷き、数多のイチゴを物色・試食する千尋。
目的地に向かう途中、真白が言ったというのはこんなことだった。曰く、{「三回で私の一番好きなイチゴを当てることができたら、千尋ちゃんにそのイチゴをプレゼントしてあげる!」}というクイズ。
割と必死になってイチゴとにらめっこしている千尋の後ろから、にやにやと動向を見つめる真白。普段から同輩にもクイズを出しては愉しむことが彼女の趣味なのである。
「先輩、これなんて贈り物にもぴったりな逸品じゃありません?」
“はちおとめ”を指して言う千尋を見、真白は心の内で嘆息した。美味しいイチゴではあるが、その酸味は{私の特段気に入るものではない。}流石に最初に当てることは不可能だろう…。
そんな彼女は、テレビ番組よろしくこう言った。
「お、なるほどね~。それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…{はありません!}」
残念~!と続ける真白の愉しげな表情を一瞥し、再度千尋は思案していた。目的の品ではないので試食には手をつけない真白だが、オーバーリアクションと共に存分に新入りで遊んでいる。
しかし、千尋も千尋で流石のイチゴ狂いといったところで、次に候補に挙げたイチゴは“ななおう”だった。即ち、真白の一番好きなイチゴ。即ち、今回のクイズの正解札。
「これもリーズナブルで、先輩が好きそう?」
と不安げに放たれた一言に、真白は一瞬目を見開くが、すぐに先までの「愉しげモード」に移行した。
「なんと…」
「なんと…」
「それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…」
「{すっ!}」
大仰な溜めのあとで、正解を宣言したところで、千尋も驚きの表情を浮かべた。その肩を両手に摑み、すご~い!と賞賛する真白。そして、はじめから正解如何に関わらず千尋のために使うつもりでいたポイントが溜まっている会員カードを取り出したのだった。
「それでは~、新入り千尋ちゃんの大歓迎を記念して!」
おわり。
【簡易解説:】
真白は千尋に、「自分が一番好きなイチゴはどれか」というクイズを出していた。“ななおう”がその正解だったため、「それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…」というクイズ独特の溜めの後、{すっと口にした}。即ち真白が千尋に放った一言の全文は、「それはこのお店で私が一番好きなイチゴで~…{すっ!}」ということになる。
【要約:】
クイズで~…すっ!
本当にすっと口にしていた。
「ある晴れた日のこと」「12Good」
トリック:5票物語:1票納得感:6票
朝起きたらテレビをつけ、窓を開けてぼうっと過ごすのがカメコの日課になっていた。
もうそんな生活は終わらせなければいけないと思いながらも、臆病なカメコはいつも窓辺に佇んで動けないでいた。
しかし今日は違った。
テレビから突然流れてきた子供たちの元気な歌声。それを聞くともなしに聞いていたら、彼女の脳裏にある言葉が閃いた。
「そうだ!■は●●なんだ!何も怖がる必要はない!」
カメコはそう言うと、外へ飛び出した。
[問]
■と●●に当てはまる言葉は何か。
もうそんな生活は終わらせなければいけないと思いながらも、臆病なカメコはいつも窓辺に佇んで動けないでいた。
しかし今日は違った。
テレビから突然流れてきた子供たちの元気な歌声。それを聞くともなしに聞いていたら、彼女の脳裏にある言葉が閃いた。
「そうだ!■は●●なんだ!何も怖がる必要はない!」
カメコはそう言うと、外へ飛び出した。
[問]
■と●●に当てはまる言葉は何か。
22年05月19日 21:41
【20の扉】 [メラ]
【20の扉】 [メラ]
解説を見る
■は幸せ。どうかあなたと同じところにいけますように。
ーそう願いながらカメコは窓から外へ飛び出した。
答え
■:死(シ)
●●:幸せ
ーそう願いながらカメコは窓から外へ飛び出した。
答え
■:死(シ)
●●:幸せ
「【世界田中奇行】甲板上の鎮魂歌」「12Good」
良質:3票トリック:4票納得感:5票
最愛の息子と2人、船の上で漂流している田中。
不幸中の幸いで船に食糧はそれなりにあったのだが、息子がそれを食べようとすると田中は止め、そのまま息子に食糧を一切あげることなく一人で食べた。
一体なぜ?
☆原案:ダニーさん
不幸中の幸いで船に食糧はそれなりにあったのだが、息子がそれを食べようとすると田中は止め、そのまま息子に食糧を一切あげることなく一人で食べた。
一体なぜ?
☆原案:ダニーさん
22年05月29日 23:26
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

世界田中奇行もダニーさんにお借りしました! 5月終わるまで!
解説を見る
乳児である息子。
傍においてあった乾パンを手に取り口に運ぼうとする息子。
誤って食べてしまわないように息子を止め、それを自分で食べた田中。
その後、田中は息子に授乳した。
傍においてあった乾パンを手に取り口に運ぼうとする息子。
誤って食べてしまわないように息子を止め、それを自分で食べた田中。
その後、田中は息子に授乳した。
「春一番と食いしん坊」「12Good」
良質:3票トリック:2票物語:7票
春一番が吹いたので、カメオの母は(そういえば、カメオは食いしん坊だったわね)と思った。
カメオの好物が麩菓子であるとき、母がその思考をする直前にしていた行動は何だろう?
カメオの好物が麩菓子であるとき、母がその思考をする直前にしていた行動は何だろう?
22年09月22日 23:40
【ウミガメのスープ】 [ひゅー]
【ウミガメのスープ】 [ひゅー]
解説を見る
答え:カメオへの黙祷
今日はカメオの命日。
春一番だなんて天気予報で言っていたけど、私の心は晴れなかった。
強い風の中、お墓を掃除して、大好きだった麩菓子をお供えする。
手を合わせて、じっと拝む。
……………………………………………………………………………………
目を開けると、お供えした麩菓子がなくなっていた。
そういえば、カメオは食いしん坊だったわね。
もう食べちゃったのかしら。
本当は風で飛ばされたって分かってる。
でも、カメオがいたような気がして、ほんの少し嬉しかった。
今日はカメオの命日。
春一番だなんて天気予報で言っていたけど、私の心は晴れなかった。
強い風の中、お墓を掃除して、大好きだった麩菓子をお供えする。
手を合わせて、じっと拝む。
……………………………………………………………………………………
目を開けると、お供えした麩菓子がなくなっていた。
そういえば、カメオは食いしん坊だったわね。
もう食べちゃったのかしら。
本当は風で飛ばされたって分かってる。
でも、カメオがいたような気がして、ほんの少し嬉しかった。
「幼少期の時にだけお前の身に起こる謎の鉢合わせ」「12Good」
良質:3票トリック:5票物語:1票納得感:3票
古から森に住む怪物『ドドロ』。
その巨躯と風貌から、人間たちに恐れられている。
見た目に反して無邪気な彼は、
日頃から人間と仲良くしたいと思っていた。
しかし…
「ヴヴ…ニンゲン…モロスギル……!」
ドドロは悩んでいた。
スキンシップをとろうとしただけで、簡単に死んでしまう人間の脆さに…!
「ヴヴ…ドウスレバ…キズツケズニスム…?」
試行錯誤の末、どうにか人間を傷つけない力加減を身につけたドドロだったが、
彼は人間たちに、以前よりも更に恐れられるようになったという。
一体何故?
その巨躯と風貌から、人間たちに恐れられている。
見た目に反して無邪気な彼は、
日頃から人間と仲良くしたいと思っていた。
しかし…
「ヴヴ…ニンゲン…モロスギル……!」
ドドロは悩んでいた。
スキンシップをとろうとしただけで、簡単に死んでしまう人間の脆さに…!
「ヴヴ…ドウスレバ…キズツケズニスム…?」
試行錯誤の末、どうにか人間を傷つけない力加減を身につけたドドロだったが、
彼は人間たちに、以前よりも更に恐れられるようになったという。
一体何故?
22年10月31日 21:47
【ウミガメのスープ】 [るょ]
【ウミガメのスープ】 [るょ]

新・深夜の小ネタ集21
解説を見る
「ヴヴ…レンシュウ… コレデ レンシュウスル…!!」
死んでしまった(と思っている)人間の体を使い、
力加減の練習をするドドロ。
彼にとっては、命なき死体は人間の形をした肉にすぎないのだ。
何度も何度も失敗したが、
やがて、彼は人間を傷つけない力加減を会得した。
・・・
いっぽうその頃。
人里では、以前よりもドドロに対する恐れが強まっていた。
「あの化け物、最近{『死んだフリ』}が通じなくなったらしいぞ…」
「ああ、取って食うわけでもないのに、
仲間がズタズタに弄ばれて殺されちまうのを俺は見たんだ!」
答え:
生き残った人々が、
死んだフリをした人間をなぶり殺しにした(ように見える)のを目撃したため。
死んでしまった(と思っている)人間の体を使い、
力加減の練習をするドドロ。
彼にとっては、命なき死体は人間の形をした肉にすぎないのだ。
何度も何度も失敗したが、
やがて、彼は人間を傷つけない力加減を会得した。
・・・
いっぽうその頃。
人里では、以前よりもドドロに対する恐れが強まっていた。
「あの化け物、最近{『死んだフリ』}が通じなくなったらしいぞ…」
「ああ、取って食うわけでもないのに、
仲間がズタズタに弄ばれて殺されちまうのを俺は見たんだ!」
答え:
生き残った人々が、
死んだフリをした人間をなぶり殺しにした(ように見える)のを目撃したため。












