「トリ!イヌ!カエル!」「11Good」
良質:6票トリック:3票納得感:2票
トリはなき、イヌはほえる。
では、カエルは?
では、カエルは?
18年06月13日 00:05
【20の扉】 [スイ]
【20の扉】 [スイ]

初出題です。よろしくお願いします。
解説を見る
鳥は鳴き、犬は吠える。
カエルに口をつけると、王子様になる。
※元ネタ かえるの王さま
カエルに口をつけると、王子様になる。
※元ネタ かえるの王さま
「選べない女」「11Good」
良質:6票トリック:2票納得感:3票
カメコが春から入学する高校には、2種類の制服があって、
好きな方を着用することができる。
どちらのデザインも可愛いので、カメコは両方とも欲しくなった。
カメコの家はとても裕福で、制服を何着も買う余裕はあるのだが、
甘やかして無条件に何でも与えるのは良くないという教育方針なので、
両親は、制服を両方とも買うことに良い顔をしないだろう。
そこでカメコは、「{制服を両方とも買ってくれたら、入学時に購入する
その他の物品代は安く済ませてみせる}」とプレゼンして両親の心を掴み、
制服を両方とも買ってもらった。
節約に興味のない両親が、このプレゼンに心を動かされたのはなぜ?
好きな方を着用することができる。
どちらのデザインも可愛いので、カメコは両方とも欲しくなった。
カメコの家はとても裕福で、制服を何着も買う余裕はあるのだが、
甘やかして無条件に何でも与えるのは良くないという教育方針なので、
両親は、制服を両方とも買うことに良い顔をしないだろう。
そこでカメコは、「{制服を両方とも買ってくれたら、入学時に購入する
その他の物品代は安く済ませてみせる}」とプレゼンして両親の心を掴み、
制服を両方とも買ってもらった。
節約に興味のない両親が、このプレゼンに心を動かされたのはなぜ?
19年08月10日 12:13
【ウミガメのスープ】 [霜ばしら]
【ウミガメのスープ】 [霜ばしら]
解説を見る
「カメミもウミガメ高校に入学してお下がりを使えば、
制服代が2着分になっても、その他の物品代が浮くから、
姉妹で別の学校に行くより安く済むと思わない?」
カメコの発言に両親は困惑した。
「でも…カメミにはウミガメ高校は厳しいだろ」
カメコが入学するウミガメ高校は、カメコの父も通っていた
偏差値70超えの名門校である。
父は、娘たちにも母校に行ってほしいと願ってはいたが、
妹のカメミは、カメコと違って勉強が得意ではなく、
両親も諦め気味だったのだ。
「大丈夫!カメミは勉強のコツがわかってないだけなのよ。
私がカメミの成績を上げて、必ずウミガメ高校に入れてみせるわ!
その代わり、制服を2種類とも買って欲しいの。
もちろん、できなかった時は制服代ちゃんと返すから」
ウミガメ高校の受験に失敗したとしても、今より学力が上がるなら儲けものである。
カメコの提案した条件に納得した両親は、喜んで制服を買ってくれた。
制服代が2着分になっても、その他の物品代が浮くから、
姉妹で別の学校に行くより安く済むと思わない?」
カメコの発言に両親は困惑した。
「でも…カメミにはウミガメ高校は厳しいだろ」
カメコが入学するウミガメ高校は、カメコの父も通っていた
偏差値70超えの名門校である。
父は、娘たちにも母校に行ってほしいと願ってはいたが、
妹のカメミは、カメコと違って勉強が得意ではなく、
両親も諦め気味だったのだ。
「大丈夫!カメミは勉強のコツがわかってないだけなのよ。
私がカメミの成績を上げて、必ずウミガメ高校に入れてみせるわ!
その代わり、制服を2種類とも買って欲しいの。
もちろん、できなかった時は制服代ちゃんと返すから」
ウミガメ高校の受験に失敗したとしても、今より学力が上がるなら儲けものである。
カメコの提案した条件に納得した両親は、喜んで制服を買ってくれた。
「若々しさの秘訣とは」「11Good」
良質:3票トリック:2票納得感:6票
女は50歳の主婦だった。
しかし、彼女を初めて見た人々は、彼女のことを大学1年生だと思った。
一体何故?
しかし、彼女を初めて見た人々は、彼女のことを大学1年生だと思った。
一体何故?
19年08月21日 19:24
【ウミガメのスープ】 [なりん]
【ウミガメのスープ】 [なりん]

お手柔らかにお願いします!
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女には、【大学1年生の娘】がいた。
娘は元来おっちょこちょいな性格で、ものを無くしたり忘れたりすることが多かった。
今回も、入学したばかりだと言うのに、【学生証】を無くしてしまったのだった。
大切なものなのですぐに再発行したのだが、結局元々のものが出てきて、娘は学生証を2枚持つことに。
「お母さん、1枚持っててよ」
娘は母親に学生証を手渡した。
「私がまた無くしちゃっても、お母さんに1枚預けておけば安心だもん」
母は反省しない娘に呆れながらも、結局学生証を財布の中にいれて保管することにした。
ある日母親が買い物をしていたスーパーマーケットで大火事がおこり、不運なことに巻き込まれてしまった女は【焼死体】となって発見された。
警察は、焼け焦げた遺体のそばに落ちていた財布の中から、1枚の学生証を見つけた。
解剖に回すまで、警察の見解では「被害者は大学1年生だ」と推定されていたのだった。
※娘、学生証、女の死の3つが正解条件とさせていただきました。
娘は元来おっちょこちょいな性格で、ものを無くしたり忘れたりすることが多かった。
今回も、入学したばかりだと言うのに、【学生証】を無くしてしまったのだった。
大切なものなのですぐに再発行したのだが、結局元々のものが出てきて、娘は学生証を2枚持つことに。
「お母さん、1枚持っててよ」
娘は母親に学生証を手渡した。
「私がまた無くしちゃっても、お母さんに1枚預けておけば安心だもん」
母は反省しない娘に呆れながらも、結局学生証を財布の中にいれて保管することにした。
ある日母親が買い物をしていたスーパーマーケットで大火事がおこり、不運なことに巻き込まれてしまった女は【焼死体】となって発見された。
警察は、焼け焦げた遺体のそばに落ちていた財布の中から、1枚の学生証を見つけた。
解剖に回すまで、警察の見解では「被害者は大学1年生だ」と推定されていたのだった。
※娘、学生証、女の死の3つが正解条件とさせていただきました。
「自信過剰なA子ちゃん」「11Good」
トリック:9票納得感:2票
A子ちゃんは「いぬよりはやいのは?」という質問に対し「A子」と答えました。なぜでしょう?
19年09月23日 23:31
【ウミガメのスープ】 [びーんず]
【ウミガメのスープ】 [びーんず]

犬の時速は70km、人間は40kmほどだそうです
解説を見る
戌より早いのは?
A子 B亥
A子 B亥
「にせウミガメのスープ」「11Good」
トリック:2票物語:7票納得感:2票
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい……ウミガメのスープに間違いございません。」
女は首をかしげた。
思っていたウミガメのスープと全然違う。
――そうか、昔食べたスープはウミガメじゃなかったんだ……
味の違いがしめす真実に思い至り、彼女の顔から思わず笑みがこぼれた。
以来、人生がちょっぴり楽しくなったそうな。
一体、何があったのだろう?
「はい……ウミガメのスープに間違いございません。」
女は首をかしげた。
思っていたウミガメのスープと全然違う。
――そうか、昔食べたスープはウミガメじゃなかったんだ……
味の違いがしめす真実に思い至り、彼女の顔から思わず笑みがこぼれた。
以来、人生がちょっぴり楽しくなったそうな。
一体、何があったのだろう?
19年10月20日 16:58
【ウミガメのスープ】 [もっぷさん]
【ウミガメのスープ】 [もっぷさん]

原点回帰の本歌取り!
解説を見る
【短い解説】
女は、それまで水平思考ゲームを知らなかった。
思いがけず「ウミガメのスープ」とめぐりあって感激!
すっかりはまって人生が少しばかり楽しくなったのだった。
【私の物語】
数年前のとある夜。
自宅でひとり、自分の人生をふりかえっていると、小さい頃に遊んだコンピュータゲームが気になって仕方なくなった。
(なぜ人生をふりかえっていたのかは重要ではない。大人は突発的に幼少期の思い出にひたりたくなるものなのだ。)
しかし調べようにも「こんなゲームがあったな」というおぼろげな記憶しかなく、タイトルもストーリーも覚えていない。
かろうじて思い出せるのは、ゲームの舞台がルイス・キャロルの不思議の国のアリスをモチーフにした遊園地だということ。遊園地の屋台で「ウミガメモドキ」のキャラクターが「ウミガメのスープ」を売っていたのが、妙に印象に残っている。
私は手始めにスマートフォンで〔アリス 遊園地 ゲーム〕と検索してみた。
「うーん、ないなあ」
それらしきものはヒットしなかった。
〔90年代後半 PC用 ゲーム〕〔ウミガメモドキ ゲーム〕……
手当たり次第に検索ワードを変えてみるが、一向に見つからない。相当マイナーなゲームみたいだ。
これは時間の無駄ですね、諦めよう。
私は潔く電気を消してベッドに潜った。なくした思い出に執着しないこともまた大人には大切なことだ。
◆
しかし眠りに落ちる間際になって、また別の興味が頭をもたげた。
{「ウミガメのスープっておいしいのかな……」}
どんな味がするのだろう。子牛で代用するくらいだから牛肉のような食感だろうか。海の生き物だし塩味強めかな。
料理の画像なんて見たら睡眠が阻害されると思ったものの、やはり気になりはじめたら止まらない。暗闇のなか、再度スマートフォンを手に取り〔ウミガメのスープ 〕とサーチ。
すると思いがけないことばが。
【「ウミガメのスープとは、推理ゲームの一種です。」】
……えっ、なんだろうこれ?
水平思考? 推理ゲーム? 思ってたのと違う。
私ははげしく興味をひかれ、詳しく書いてありそうなページをクリックした。
✳︎✳︎
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい……ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
✳︎✳︎
「むむ、なぜだろう」
不思議な問題に私は首をかしげた。胸が高鳴りはじめる。
思い返せば、大した楽しみもなく味気ない我が人生(趣味は寝ること)。
しかし唯一ミステリーは好きだった。文章を読むこと自体はどちらかといえば苦手なのだが、「なぜ?」「どうやって?」という謎めいた話が好きだったのだ。探偵が「徐々に真相に迫っていく」感覚も好きだった……
私は爬虫類の味なぞすっかりどうでもよくなり、男が自殺した理由に思いを巡らせた。
◆
やがて――
{「そうか、昔食べたスープはウミガメのスープじゃなかったんだ…… 人肉だったんだ!」}
衝撃の解説に震えながらも、気づけば感激でにやけ顔になっていた。
味の違いがしめすおぞましい真実。
問題文に描かれない壮絶な過去。
そして、男が自殺せざるを得なかった理由の圧倒的納得感……!
「すごいものに出会ってしまった。こんなにわくわくしたのはいつぶりだろう!?」
もっともっと! と私の脳みそは「ウミガメのスープ」を渇望した。
……そして、その欲求が満たされるまでにそう時間はかからなかったのだ。
なぜ? ――数秒後には{"ラテシン"}にたどりついたからである。
それが私と「ウミガメのスープ」の出会い。
女は、それまで水平思考ゲームを知らなかった。
思いがけず「ウミガメのスープ」とめぐりあって感激!
すっかりはまって人生が少しばかり楽しくなったのだった。
【私の物語】
数年前のとある夜。
自宅でひとり、自分の人生をふりかえっていると、小さい頃に遊んだコンピュータゲームが気になって仕方なくなった。
(なぜ人生をふりかえっていたのかは重要ではない。大人は突発的に幼少期の思い出にひたりたくなるものなのだ。)
しかし調べようにも「こんなゲームがあったな」というおぼろげな記憶しかなく、タイトルもストーリーも覚えていない。
かろうじて思い出せるのは、ゲームの舞台がルイス・キャロルの不思議の国のアリスをモチーフにした遊園地だということ。遊園地の屋台で「ウミガメモドキ」のキャラクターが「ウミガメのスープ」を売っていたのが、妙に印象に残っている。
私は手始めにスマートフォンで〔アリス 遊園地 ゲーム〕と検索してみた。
「うーん、ないなあ」
それらしきものはヒットしなかった。
〔90年代後半 PC用 ゲーム〕〔ウミガメモドキ ゲーム〕……
手当たり次第に検索ワードを変えてみるが、一向に見つからない。相当マイナーなゲームみたいだ。
これは時間の無駄ですね、諦めよう。
私は潔く電気を消してベッドに潜った。なくした思い出に執着しないこともまた大人には大切なことだ。
◆
しかし眠りに落ちる間際になって、また別の興味が頭をもたげた。
{「ウミガメのスープっておいしいのかな……」}
どんな味がするのだろう。子牛で代用するくらいだから牛肉のような食感だろうか。海の生き物だし塩味強めかな。
料理の画像なんて見たら睡眠が阻害されると思ったものの、やはり気になりはじめたら止まらない。暗闇のなか、再度スマートフォンを手に取り〔ウミガメのスープ 〕とサーチ。
すると思いがけないことばが。
【「ウミガメのスープとは、推理ゲームの一種です。」】
……えっ、なんだろうこれ?
水平思考? 推理ゲーム? 思ってたのと違う。
私ははげしく興味をひかれ、詳しく書いてありそうなページをクリックした。
✳︎✳︎
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい……ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
✳︎✳︎
「むむ、なぜだろう」
不思議な問題に私は首をかしげた。胸が高鳴りはじめる。
思い返せば、大した楽しみもなく味気ない我が人生(趣味は寝ること)。
しかし唯一ミステリーは好きだった。文章を読むこと自体はどちらかといえば苦手なのだが、「なぜ?」「どうやって?」という謎めいた話が好きだったのだ。探偵が「徐々に真相に迫っていく」感覚も好きだった……
私は爬虫類の味なぞすっかりどうでもよくなり、男が自殺した理由に思いを巡らせた。
◆
やがて――
{「そうか、昔食べたスープはウミガメのスープじゃなかったんだ…… 人肉だったんだ!」}
衝撃の解説に震えながらも、気づけば感激でにやけ顔になっていた。
味の違いがしめすおぞましい真実。
問題文に描かれない壮絶な過去。
そして、男が自殺せざるを得なかった理由の圧倒的納得感……!
「すごいものに出会ってしまった。こんなにわくわくしたのはいつぶりだろう!?」
もっともっと! と私の脳みそは「ウミガメのスープ」を渇望した。
……そして、その欲求が満たされるまでにそう時間はかからなかったのだ。
なぜ? ――数秒後には{"ラテシン"}にたどりついたからである。
それが私と「ウミガメのスープ」の出会い。