みんなのブックマーク

【世界田中奇行】お湯を纏う田中「2ブックマーク」
「寝坊した!デート!遅刻しちゃう!服!着る服ない!どうしよう!?そうだ!」

田中はお湯を沸かし始めた。

一体なぜ?
23年02月14日 22:32
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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デート用の服はしわっくちゃだった。

でも一人暮らしの田中はアイロンなんて持っていない。

そこでヤカンに水を入れて火にかけた。

そしてヤカンをアイロン代わりに使うのであった。

でも結局遅刻して彼女に絶天狼抜刀牙を喰らうのであった。

お疲れ様。
バレンタイン談義「2ブックマーク」
「俺思うんだけどさ、バレンタインってただ悲しみを産むだけのイベントだよな。家族からしかチョコを貰えない悲しみ。これ、世の男子はみんな共感してくれるはずだ」
「世のモテない男子はな」
「そもそも好きな男子にチョコを贈るって文化は日本のお菓子メーカーとかの策略だろ? そろそろ国民は真実に気づくべきだ。今がバレンタインを廃止するとき! タケルもそう思うだろ?」
「なんか陰謀論者みたいになってるけど、俺を巻き込むなよ。一年に一度だけ好きな人にチョコを贈るって素敵な文化だと俺は思うけど」
「おま、その反応、まさか、チョコを貰ったことがあるのか?」
「まあ、あるにはあるかも?」
「この裏切り者め!」
「裏切り者って……」
「それにお前どうせ義理チョコだろ? 絶対義理チョコだろ? 思い上がんなよ!」
「義理チョコじゃないって。本命チョコでもないけど」

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義理チョコでも本命チョコでもないなら、タケルが貰ったチョコは何チョコ?
23年02月14日 18:02
【20の扉】 [うつま]

ハッピーバレンタイン!




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ホワイトデーの{お返しチョコ}

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もともとキリスト教圏の祝いであったバレンタインデーは、戦後になって日本に輸入された。「一年に一度、男性に愛を打ち明けていい日」として、製菓業界によって広められたとされている。



一年前の2月14日。タケルはずっと想い続けていた人にチョコを贈った。それが普通ではないということは分かっていたけれど、その日だけは許されるような気がしたのだ。
その一ヶ月後、タケルは彼からチョコを貰った。お返しは期待していなかったから、まるで夢を見ているような心地だった。

普通に恋して、普通にチョコを贈りあうようなカップルを見ていると、羨ましいと思うこともある。でも、タケルはバレンタインなんてなくなってしまえとはとても思えなかった。
好きな人にチョコレートを贈れることが、どれほど素晴らしいか知っているから。
好きな人から貰うチョコが、どれほど甘いか知っているから。
「ないない、ないないない!!」「2ブックマーク」
「ないない、ないないない!!」
男は去年の手帳を全力で探している。
このようなことになったのは男が怪我を負ったことが原因だという。

いったいどういうことだろう。
23年02月16日 14:21
【ウミガメのスープ】 [花舞月夜]



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男はスマートフォンのロックには{指紋認証}を使用していた。普段指紋認証に使っている指を怪我してしまった男は、パスワード(PIN、暗証番号でも可)でスマートフォンのロックを解除しようとしたが、どれを入力しても違うと返される。去年買ったスマートフォンだったため、{去年の手帳にパスワードをメモした}ことを思い出した男は、去年の手帳を探す羽目になったのだった。
故意≠恋⇒甘い?「2ブックマーク」
クラスの人気者である野出に片思い中の内気な田中。
田中はバレンタインの日、勇気を振り絞って野出に惚れ薬入りの本命チョコを手渡した。
その後暫くは野出に本命チョコを渡せた事を喜んでいた田中。
しかし後日、野出が甘党であった事を知った田中は、野田にバレンタインチョコを渡した事を強く後悔した。
一体なぜだろう?
23年02月23日 00:13
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]

2月といえばバレンタイン、惚れ薬の売れ行きが良くなる時期ですね。28日23時半まで…




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【簡易解説】
{人気者の野出はバレンタインに惚れ薬入りのチョコレートをいくつも貰っており、しかも甘党な野出はバレンタインに貰ったチョコを一気に食べてしまった為に、惚れ薬の過剰摂取で病院に搬送されてしまったと聞いて、その原因の一端となってしまったかもしれないことに罪悪感を覚えたから。}

【長い解説】
今から遥か未来の話。
化学技術が著しく発展し、かつて魔法やファンタジーと呼ばれたような現象をも人為的に生み出せるようになった、そんな時代のこと。
『人間の感情を操る薬品』について研究している布袋博士が、とある薬の開発に成功した。

その名は{『コイニオチール』}。

これは「特定の人物に対して強い好意を抱くようになる」効果がある薬…所謂{惚れ薬}であった。
使い方は極めて簡単、惚れ薬を盛る相手に、惚れさせたい人物の体の一部と惚れ薬を一緒に摂取させるだけ。
まだ販売されたばかりで人々からは眉唾物だと囁かれながらも、その実確かな効果のある薬である。

…さて、世間はバレンタイン。
惚れ薬が大活躍するであろう時期。
本命チョコ用にと惚れ薬を購入する人は多く…片思い中であった田中も、そのうちの一人であった。
田中の思い人である野出はクラスの人気者で、一方の田中はクラスでもあまり目立たず内気な生徒の一人。
これを渡せば野出と両思いになれるかも、と思えば本命チョコを手渡す勇気が出るかも!と田中は、背中を押して貰うために惚れ薬を購入し…そして、丁寧に丁寧に作ったチョコブラウニーの生地の中に、惚れ薬を投入した。

そしてバレンタイン当日。
放課後、野出を手紙で呼び出した田中は、無事に本命チョコを手渡す事に成功した。
真っ赤な顔でチョコを手渡す田中と、それに釣られて思わず顔を赤くした野出。
甘酸っぱい雰囲気で、2人はまた明日、と別れ…田中は惚れ薬のおかげで本命チョコを渡すことができたと、浮かれた気持ちで帰路に着いた。

さて、その翌日の朝。
早く学校に着いた田中は、そわそわと野出が来るのを待っていた。
けれども、また明日と別れた野出は何故だか登校してこない。
心配する田中をよそに時間は進み、遂に野出が来ないままに朝のSHRが始まった。
そして、物々しい顔で教卓の前に立った担任教師が告げる。
野出が昨日、{薬物の過剰摂取で病院に搬送された}と。
曰く、{野出が受け取ったバレンタインチョコの多くに『コイニオチール』が入って}おり、また{甘党な野出は受け取ったチョコの殆どを昨日一気に食べてしまった}らしい。
結果、急に埋め込まれた複数人に対する強い恋情に、脳に負荷がかかって昏倒。
現在は意識は取り戻しているものの、胃洗浄や点滴による治療が間に合わなければ死んでいたかもしれなかったらしい。
最後に担任は、「惚れ薬を入れた生徒は、軽い気持ちだったかもしれないが…軽い気持ちで行った事で人生が狂ってしまう事もある。それに、例え今回のようにはならなかったとしても、摂取させられた人に取って望まない効果が出る代物なら、それは毒と変わらない。君達がやったことは、悪意が無かったとしても、れっきとした犯罪だ。」と、沈んだ顔で締めくくった。

SHRの時間、それを聞いた田中は、野出に勇気を出して、惚れ薬を入れたバレンタインチョコを渡した事を…自分に甘い考えで惚れ薬を仕込んだチョコレートを渡した事を後悔した。
こんなことなら、バレンタインチョコなんて渡さなければ良かった。自分がもしも惚れ薬入りのチョコを渡していなかったら…{野出が倒れたりもしなかったかもしれない}のに、と。
事実はわからないし、実際に野出が田中のチョコレートを食べたかもわからない。
しかし、どちらにしたって、後悔は先に立たないし、事実はもう書き変わらない。
田中が野出に惚れ薬入りのバレンタインチョコを渡した事実も、野出が惚れ薬の過剰摂取で倒れた事実も。

だから例えばこの先に、野出が手作りのお菓子を食べられなくなったのだとしても、田中が野出に謝罪に行き、それが受け入れられたのだとしても、同様の事例が相次いだ結果、惚れ薬を作った布袋博士が訴えられたのだとしても。
それらは全て、後悔の先の余談なのである。
総務課の女(要知識かも)「2ブックマーク」
カメコは会社のために一生懸命働いた結果、ハートはズタボロになり、ハゲてしまった…
あんなに美しかったのに、今ではすっかり見る影もない。

耐えきれなくなったカメコがある場所に駆け込むと、だいぶ弱ってしまっているので暫く休むことを勧められた。

カメコは翌日以降も会社に出勤し続けたが、勧めに従わなかったわけではない。

どういうことか?
23年03月01日 12:20
【ウミガメのスープ】 [ハイジ]



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カメコはネイルアートをしていた。
ハートの飾りをつけたお気に入りのデザインであったが、会社で段ボールの開梱やらウォーターサーバーの水の交換、お茶汲みなど多岐にわたる作業をしているうちにすっかりネイルがボロボロになってしまった。

【「うわぁ!ハートがズタボロ!ジェルもハゲちゃってる…ぴえん(涙)」】

終業後、ネイルをやり直すためにネイルサロンに駆け込んだカメコであった。

「カメコ様、ネイルアートをずっと続けていらっしゃるので爪が薄くなり弱ってしまっていますね。短期間のうちに何度もネイルをやり直すと地爪へのダメージが大きいので、しばらくネイルはお休みすることをオススメします。」

ネイルをしないと今ひとつテンションの上がらないカメコであったが、それで欠勤するわけにもいかず翌日からも仕事に行くのであった。

【「総務課の業務はネイルに負担大きいんだよなぁ…ぶつぶつ」】

豆知識
※ネイルアートは衝撃に弱く、日常生活で手元を酷使すると飾りが欠けたり、カラーリングが剥げたりしてしまいます。
※近年人気のジェルネイルは自分の爪を削って塗布するものなので、頻繁にやり直しをしていると爪がどんどん薄くなって強度が弱くなってしまうのです。