みんなのブックマーク

おねがいだから親友と呼ばないで「2ブックマーク」
転校生のウミコ。
クラスでなかなか馴染めなかったのだが、カメコだけは優しく接してくれ、家も近くのためすぐに仲良くなれた。

さて、いつものように家まで仲良く歩いていた二人。
するとカメコはウミコを突き飛ばし、あげくあなたのことは親友と思ったことなどない、などの罵詈雑言をウミコに浴びせかけた。
喧嘩をしたわけでもないのに、一体なぜ?
23年09月06日 19:44
【ウミガメのスープ】 [ベルン]



解説を見る
転校生のカメコとウミコは家が近く一緒に帰ったことがきっかけで一気に仲良くなった。

ある日、日が沈んだ後、二人帰路についた日のこと。
人気のない路地にさしかかったとき、ナイフを持った男(※無差別快楽殺人者である)が現れ、ウミコに向かってきた。
それに気付いたカメコはウミコをとっさに突き飛ばした結果、右足を刺され、その場で崩れてしまった。
「ぎゃぁっ! …ウミコ!はやく逃げて!!」
「カメコ!!」
再び男がナイフを振りかざし、なんとかカメコは身を翻したが頬を切ってしまった。
「はやく!!」
「いやだ!!私も戦う!」
男は余裕だと思ったのかニヤニヤして二人の言い争いを眺め始めた。
「だめ! ウミコまで怪我する必要ないんだから早く行って助けを呼んできて!」
「でもここで逃げたらカメコが死んじゃう!」
「だからそうなるまえに早く!」
「いやだ!!やっとできた親友を見殺しにしたくない!!」
「…親友? …私はウミコのこと親友と思った事なんてない、家がちょっと近いから一緒に帰ってるだけ。ただ頼めばなんでもしてくれるウミコを利用していただけ」
「…!?」
「あら、今まで気付かなかった? ほら、早く行きなよ」
「嘘だっ!」
ウミコの目にみるみる涙が溜まっていった
「嘘じゃないよ」
うつむいたカメコの目も涙でにじんでいた。
「…カメコのバカ」

「あはは、お別れの挨拶は終わったかな?」

そして男がナイフを振りかざし、そのままカメコの心臓に…

そこにウミコが全速力で蹴りを繰り出し、ギリギリのところでナイフを蹴飛ばした。
そして驚く男の急所を蹴り飛ばした。
「ほら、今のうちにっ!」
ウミコは足から血を流すカメコを背負い、全力で逃げ出し、命からがら家までたどり着き、ドアに鍵をかけて、そのまま座り込んだ。

「ウミコ、ごめん、ありがとう」
「…そんな、嘘で、私が、傷ついて、どこか、行くと、でも、思った?」
息を切らしながら笑ったウミコに、カメコはぎゅっと抱きついた。
重ならない思い「2ブックマーク」
夏のある日、総一は玲子を連れて海の見えるレストランにやってきた。オシャで少しお高め、総一にしては思い切ったチョイスである。

幸せそうに食事をしながら、今日このレストランに招待してくれたことへの感謝を述べる玲子を見て、総一はとても嬉しい気持ちになった。自分は玲子のことが好きだし、きっと玲子も、自分のことを良いと思っている、確信できた。

さて、もし付き合ったら一生愛し合えるだろうなと思った総一が、玲子に告白するのをやめておこうと思ったのはなぜか?


<想定質問>
・『告白』は愛の告白ですか?→Yes そうです。
・実際に玲子も、総一のことが好きですか?→Yes そうです。
・というかこの二人、この雰囲気でまだ付き合ってもないんですか???→Yes そうです。
23年09月06日 21:06
【ウミガメのスープ】 [さなめ。]

ご参加ありがとうございました〜!




解説を見る
要約:
今日は玲子の誕生日。
付き合ってから一年後以降、記念日を大切にする性格の玲子の誕生日と、{付き合った日記念日}は別々で祝いたいとか考えたから。

【解説:】

総一が思い切って海の見えるレストランを予約したのは、玲子の誕生日を祝うため。

ちょっと高いし玲子の誕生日だからって理由で二人きりになれるし、プレゼントに頭を悩ます必要も減るし。せっかくの誕生日だからたまには良い感じに祝ってあげよう!そんな思いで招待した。
流石にまだ付き合ってもないのに二人きりだと遠慮されるかなとか思ったが、玲子はこのようについて来てくれた。

食事の合間、玲子は嬉しそうな顔でこんなことを話した。

誕プレとかは毎年もらってたけど、こんな風に誕生日を祝ってもらったのは初めてで、総一君にこんなに思ってもらえて嬉しい。

そんな玲子を見て、総一は嬉しくなったし、玲子は自分のことが好きだと確信した。

それと同時に、玲子が{記念日を大切にする}タイプだというのも、ひしひしと伝わってきた。普段こんな無邪気に喜ぶことないのに。きっと付き合ったら、付き合った日の記念日とかも大切にするんだろうな〜…。

ということは、今日明日で告白してしまったら、その『付き合った日記念日』が誕生日と丸かぶりになっちゃうのか。
目の前の満足気な玲子を見、こんな玲子が確定で見られる日が一年に一回よりは、一年に二回あった方がいい。そう思って、今すぐに告白するのはやめにしよう、もしかしたらと思って今日いろいろ準備してたけど、誕生日とは少しずらそう、と考えた。

どうせ今でも仲良しだし、付き合ったら一生そのお祝いすることになると思うし〜。


…だそうである。そんな総一の話を聞いて、本当にうるさいな、本当に黙っててほしいなと俺は思った。
くさび「2ブックマーク」
画像の漢字の読み方を5文字ちょうどで考えよ。
23年08月31日 20:42
【20の扉】 [松神]

現在五名正解、というわけで9/7(木)23:59を過ぎたら解説を出します。




解説を見る
A.サファイア
自身の自信「2ブックマーク」
地震が起きたとき、真っ先に「今日からダイエットはしなくていいや!」と思ったカメオ。一体なぜ?
23年09月08日 22:41
【ウミガメのスープ】 [甘木]



解説を見る
人によっては気づかないようなレベルの小さな地震が発生。
わずかに足下がふらついたカメオは、それを自分自身の足のふらつきだと勘違い。

カメオ(むむ!?めまい・・・・・・立ちくらみ・・・・・・?これはきっと空腹の影響だ!やっぱり、食事の量を減らすのは健康に悪いってことだな!うん!今日からダイエットはしなくていいや!好きなだけ食べるぞー!)
箒に乗って空を飛ぶ魔法、物の汚れを落とす魔法、扉の鍵を開閉する魔法、楽譜から音楽を奏でる魔法、の4つの魔法が使える少女ハル。
家族を悪い魔法使いに殺され復讐を誓った彼女が、必死に練習をしている魔法は一体どの魔法だろう。

https://late-late.jp/mondai/show/18488
うつまさんの問題文です。
23年09月11日 22:52
【ウミガメのスープ】 [さなめ。]



解説を見る
【箒に乗って空を飛ぶ魔法。】


一部の人が魔法を使うのがが当たり前の世の中。ハルの家族は、観光名所でとある魔法使いが操縦する箒『魔女っ子タクシーサービス』を利用していた。
しかし、ハルの家族は不幸にも{腕の悪い}魔法使いが操縦するサービスに当たってしまい、墜落事故に遭って亡くなってしまった。

過失とはいえ家族を殺した当の魔法使いといえば、怪我を負ったが軽傷で自分だけ助かっておきながら、『魔女っ子タクシーサービス』幹部らの隠蔽を盾に雲隠れしてしまい、ろくに罪にも問われず反省の色も全くないと思える。
ハルにはどうしても許せなかった。自身の未熟な腕を過信し、自分の家族の命を無造作に預かってしまった{性の悪い}その魔法使いが。同じ魔法使いとして当然に許容し難かったし、何より復讐心を収めることができなかった。

ハルは必死に、箒に乗って空を飛ぶ魔法を練習した。魔法使いを目指すまだまだ駆け出しのハルは、まだうまく箒を操ることができない。だから鍛錬に鍛錬を重ねて、何不自由ない操舵を目指すのである。

その理由はもちろん復讐。言ってしまえば、{目には目を、歯には歯を}。その魔法使いを、自分の操舵で箒から振り落として殺害する。自分の家族が亡くなったのと同じ目に、その魔法使いを遭わせてやろうと考えたのだった。

この計画は、自分の操舵が完璧でないとできない。振り落とすのに躍起になって自分まで墜落してしまう恐れがあるし、不用意な操舵は未熟なその魔法使いが許せないハルの心情にも反する。だから完璧な操舵を目指して、箒に乗って空を飛ぶ魔法だけは必死に練習したのであった。


世界が寝静まる夜。ハルは箒に乗ってあの魔法使いの棲家まで来た。{扉の鍵を開閉する魔法}を使って、その棲家に侵入する。中では、のうのうとその魔法使いが眠っていた。

{楽譜から音楽を奏でる魔法}を使って催眠を誘発する音楽を奏で、彼女の眠りを深く、深くしていく。これでよほどの衝撃がなければ、起きることはない。

ハルはその魔法使いを箒に強引に乗せ、{箒に乗って空を飛ぶ魔法}を優雅に用いて飛び立った。


この世界という{物の"汚れ"を、谷底に、地獄に、突き落とす魔法}を用いるために。


【要約】
ハルの家族は、魔法の{腕の悪い}魔法使いの操縦する箒に乗っていて、墜落事故で亡くなった。
ハルは過失により家族を殺したその魔法使いに、飛んでいる箒から落ちるという、{家族の死因と同じ方法で復讐する}ため、箒に乗って空を飛ぶ魔法を必死に練習している。
(4つの魔法のうちこれだけは、優れた腕が必要だった。)