みんなのブックマーク

飽くまで悪魔「2ブックマーク」
修学旅行でN県にある真雨神社にやってきた柚希ちゃんは、ひょんなことから、そこに封印されていた悪魔に憑依されてしまった。

その状態で異性に頭を撫でられると…魔法の刻印が反応し、なんとサキュバスに変身してしまうのである。

そんな柚希ちゃんはとても甘えん坊。男女問わず、いつも教室で友達に絡みにいってはよしよしイチャイチャしてもらう甘え上手な女の子である。

それなのに今日の夜はなぜか、柚希の大好きな同級生・圭にいつものように甘やかしてもらうのを躊躇っている。

そりゃあ、万一にも圭に頭を撫でられたら大変だから…と思ったのだが、{圭も女の子}だというのだ。これは一体どういうこと?
22年02月28日 22:39
【ウミガメのスープ】 [さなめ。]

ご参加ありがとうございました!




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【簡易解説:】
「魔法の刻印」は柚希ちゃんの体にできたもの。これは傍目から見れば入れ墨に見えてしまうし、裸になると友達にその異様な紋様が見られてしまう。これでは旅館の温泉に入れないので、彼女は結局、修学旅行で歩き回り汗だくの体や頭を洗い流せなかった。それで体に臭いがついていそうだったので、大好きな圭と会うのが恥ずかしかったのである。


+++++おまけ+++++

ふぇーん、もう散々な修学旅行だよぉ(T^T)

真雨神社は恋の神様だって言うからさ、奮発して50円玉を投げたんだよ?それなのに、全然真逆じゃん!

大きな音だったら神様気づいてくれるかな??って、思いっきり紐をじゃらじゃら~って揺らしたりしなきゃ良かった(´・ω・`)

そしたら、そしたらね!
上からびゅーんって、黒い何かが落ちてきたの!

コアラみたいな、猫みたいな、そんなの!

なんか、私が封印を解いちゃったみたいで、それが神社にいる悪魔だったの\(>_<)/

呪いだよ呪い~!私、取り憑かれちゃったの🥺

それで、その呪いはさっきの説明の通りね!

大変だったの!お土産のおじいちゃんに、若い子が遊びに来てくれて嬉しいってよしよしされそうになったときはもう終わったかと思ったよ!

嘘じゃないもん!ほんとにほんと!

それでね、旅館についても温泉にも入れなかったんだよ。

だって私の頭の中で、悪魔が教えてきたんだよ、{私のお腹の中に悪魔のパワーが集まって集まって、黒い刻印が表れてる}って。

部屋で一人のときこっそり見てみたら、ほんとに刻印ができてたの!マジックペンとか海苔じゃない、何か禍々しい感じの…。

だから温泉なんて入れないよ!{タトゥーだと思われたらヤダし、友達に見られたらどうするの?}

…それで、その。圭ちゃんのお部屋に遊びに行くね、大富豪しようね、って約束してたけど、汗で体がベタベタだから行けなかったの。

…だって。{ニオイが臭いかもしれない}じゃん!圭ちゃんに会うのに、そんなのだったら嫌われちゃうかもしれな…。

そこまで一息で捲し立てるような勢いで吐露した柚希ちゃんの頭を、圭は優しく撫でる。一人でずっと部屋に籠る柚希ちゃんが心配でこちらからやって来たのだった。

さながら聖母のように柚希ちゃんの不安を受け止める圭の姿に、柚希ちゃんの、圭への恋にも似た好意はいっそうのこと強くなっていった。

…この際もう些末なことであろうが、そんな二人の友情を前に、悪魔は耐えきれず成仏してしまったらしい。享年865歳(封印期548年)。彼の最期の言葉は「尊い…」だった。

真雨神社が恋の神様を祀る、という言い伝えは、果たして本当なのかもしれない。

おわり。

【要約:】
悪魔が憑依
={お腹に}刻印ができる
→{刺青に見え}、旅館の温泉に入れない
→{臭いがとれず}、好きな人に会うのが恥ずかしい
やばい!!「2ブックマーク」
家から出たカメオ。
家に置いたカードを間違えていた事に気付き、真っ青になりました。

カメオはなぜ真っ青になったのでしょうか?
22年03月01日 19:32
【ウミガメのスープ】 [つづり]

初出題です




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「宝石は頂いた 怪盗タートル」
カメオは財布に入れていたカードを空になった宝石箱に滑り込ませ、豪邸を後にした。


「あぁぁっ!!しまった!俺の、俺の免許証が!!まさか!!」

怪盗タートル、もといカメオは免許証を豪邸にのこしてきたのだ。
サイレンの音が近づいてきた。

つまり:カメオは怪盗。被害者宅に、間違えて自分の運転免許証(身分証、学生証などでも可)を置いてきてしまったのだった。
ワレモノ注意「2ブックマーク」
片方だけ何も履いてない自分の足を見て、呆然と立ち尽くすシンデレラ。12時の鐘の音が鳴り響く。
しばらくするとシンデレラはある考えに思い至った。

(あ…もしかしたら、お城の人が総出で「この靴にピッタリな足を持つ者はどこだ」みたいな感じで探し出そうとするかも)

【このように先の展開が読めたにも関わらず、シンデレラは結局のガラスの靴を{コッソリ持ち出して粉々に割って}しまった。】

一体どういうことだろう?
22年03月05日 21:49
【ウミガメのスープ】 [こたこた2号]

本文誤字っとるやないかい




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たった今出会ったばかりなのに「なんと美しい!結婚しよう!!」と執拗なアプローチをしてくる王子様に、シンデレラはドン引いてしまった。

「さあこちらへ!2人きりになれる場所があるんだ!!」グイグイ
「や、やめて下さい、痛い!離して…」ズルズル

強制的に2人きりにさせられ、追い詰められるシンデレラ。

「頼む、せめてキスだけでも………」

<いっいやーーー!!!!>


【シンデレラは咄嗟にガラスの靴を片方脱いで、王子の額にぶち当てた。】


当たりどころが良かったようで、そのまま倒れる王子様。
手から滑り落ちた{ガラ【ス】の革化}は、真っ赤に染まってヒビも入ってしまった。


(どうしよう…やっちゃった……………)
思わず呆然と立ち尽くしす。

【しかしハッと冷静になったシンデレラは、証拠隠滅を図るのであった。】
誰も住んでいない空き家の前で佇む田中。

悪魔「今日泊まるところがないんだったらここに泊めてもらおうぜぇ〜」
天使「ダメよ!持ち主さんに迷惑かけちゃうじゃない!」
悪魔「いいじゃねえか、減るもんじゃねえんだからよぉ〜」
天使「そういうことを言ってるんじゃないの!」

田中は迷った挙句、Tシャツとズボンに穴を開けた。

一体なぜ?
22年02月28日 22:51
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

本日23時で締めます




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「今日から新生活かあー」
今日から住み始める家の前で感慨に耽る田中。
しばらくボーッと家を眺めていると、言い争う2人?が目の前を横切った。

ていうか見ず知らずの天使と悪魔だった。

天使「なんの計画もなしに家を飛び出すなんて!」
悪魔「計画的な暮らしなんて面白くもクソもねえだろぉ〜」

その天使と悪魔と目があった田中。

悪魔「今日泊まるところがないんだったらここに泊めてもらおうぜぇ〜」
チラッ
天使「ダメよ!持ち主さんに迷惑かけちゃうじゃない!」
チラッ
悪魔「いいじゃねえか、減るもんじゃねえんだからよぉ〜」
チラッチラッ
天使「そういうことを言ってるんじゃないの!」
チラッチラッ

掛け合いの都度こちらを見てくる天使と悪魔。

(泊めて欲しいんだろうなあ…)

田中「・・・泊まる?」

天使と悪魔「「YES!」」

(いい返事出たなあ…)

仕方なく2人?を泊めることにした田中。

悪魔「このマリトッツオとかいうやつ美味えなぁ〜」
天使「あ、そちらのピスタチオクリームのも一口もらっていいですか?」

夕食のマリトッツオを食べ終え、寝支度を始める3人。

悪魔「なんか寝巻きねえのぉ〜?」
天使「Tシャツとジャージで大丈夫です」
悪魔「このズボン、尻尾を通す穴がねえぞぅ」
天使「羽が出せないと窮屈です」

(こいつらすんごい厚かましい、すんごい厚かましいよー)

そう思いながらも迷った挙句、田中は天使に渡したTシャツの背中に羽根用の穴を、悪魔に渡したズボンに尻尾用の穴を開けた。

その後半年くらい天使と悪魔が住み着いちゃった。
長い間、病気で入院していたカメコ。
退院後、カメコが久しぶりに会った人達に、

いつもよりちょっと動きやすい服を着て、指を指して、

「{見えてるよ}」

と言った。

いつもなら「見えてますか?」と聞くのにいったいなぜ?
22年03月06日 00:22
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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【簡易解説】
{復帰ライブはいつもより小さめのステージだったから。}



以下、長い長い与太話。


【「二階席のみんな、見えてますかーっ!?」】

カメコはそこそこ人気のソロアイドル。
かの有名ならてらてドームでソロライブをするくらいには売れているアイドルである。

そんな彼女が、病気で長期休業することを発表したのが2年前。長い闘病生活だったが、カメコは無事手術を終え……


今日は、彼女の復帰ライブである。
久々のライブに緊張しながら、ステージに上がるカメコ。

ワァァァアアアァァァアアァァアア!!!

眼前には、沢山の人達の顔が広がっていた。

それだけじゃない、あれは……

無名の頃にサインを書いた人。
握手会に来てくれた人。
いつもペンライトを持ってる人。

いつもより少し小さいライブ会場だからか、二階席のみんなの顔の顔までよく見えた。
2年も待たせたのに、みんなはまだ待っていてくれた。

だから、だからこそ今日は感謝の気持ちを込めて。

【「二階席のみんな、{見えてるよーーーっ!!!}」 】