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答え:万有引力

解説
花見中に桜の花びらが舞い落ちる様を見ていた少年。

（桜の花びらは空を自由に舞うように見えるのにいずれ地面に落ちてしまう。……よく考えたらこれって不思議。何でだろう？）

しばらくして少年はある仮説を思い浮かべた。

（地球が引っ張ってるのかな？）

若くして万有引力を自分で導き出した少年はこの仮説の元にあらゆる事実が合理的に説明ができると気がついた。

大発見をしたと喜んでいた少年はずっと昔にこの事実に林檎の木の下で気付いたニュートンという偉人の存在を知ると、手柄を奪われたと恨んだという。

騎馬戦において馬となる人は、手が離れないように指を絡めて、いわゆる恋人繋ぎの状態で手を繋ぐ。
カメオは大好きな人と同じ騎馬になれたので、恋人繋ぎができると喜んでいた。しかし、背の高いカメオは騎手に任命されてしまった。
手を繋ぐことこそできなかったが、カメオにとって幸せな思い出のひとつになったことは間違いないだろう。

どうやら最近は、小学校でも男女混合で組体操をすることは少なくなってきているらしい。しかし、カメオの大好きな人が女子であるとは限らない、のかもしれない。

カメオはウミコを助手席に乗せて車を運転していた。
カメオの車の前には｛｢毒｣｝マーク付きのタンクローリーが走行しており、カメオはウミコの制止も聞かずにそのタンクローリーを煽った。
そしてそのせいで事故が起こり、カメオとウミコを含む大勢の人が事故死してしまった。

男の友人は人工雪のゲレンデで働いている。
今回は特別に雪を敷き詰める前に入れてもらえるということで、真新しい雪で初滑りできるとウキウキなのだ。

「凄い…まだまったく雪がない！本当に俺が一番乗りなんだ！」

お調子者の小学生、カメオ。
今日は遠足で、クラスのみんなとスキーをしに行く。
しかし、カメオにはとっても不安なことがある。

昨日のこと。
「スキーなんて簡単、滑れないわけないよ！」
いつもの銚子で、大好きなカメコちゃんを含むクラスメイトの前で思わず豪語してしまったのだが、実際カメオはスキーなどしたことがない。

さて、困ったどうしようと頭を抱えていたカメオだが、スキー場に行くと雪がこれっぽっちもない。
（やった！！！！これでみんなの前でスキー初心者だと言うことがバレずにすむ！！！
カメコちゃんの前でも情けない姿を見せずにすんだ。。。！！）

…その山の裏に人工雪のゲレンデがあるとも知らず、ひとり歓喜した男、カメオだった。