みんなのブックマーク

猫風船は、そのふわふわな毛の間に不思議な力で空気中の軽い原子を蓄えて浮遊することができる、不思議な生き物。
今日も晴れた空の間を縫うようにぷかぷか飛行している。

さて、ここからが問題。


猫風船に触れた私は、自分が死ぬことを悟った。
どういうことだろう?
19年02月22日 22:38
【ウミガメのスープ】 [ミンタカ]



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私は数百年前に死んだ存在。
以来幽霊として生きてきた。

ある日、たまたま低空飛行で近づいてくる猫風船を見つけ、触れてみた。
そしたら何故か感触があった。
慌てて近くの電柱に触れると、それは確かに電柱の感触だった。
ということは…私は生きている?
もう死んでいたと思っていたのに…?
いつかは死ぬ存在なのか…?
スーパースターになったら「2ブックマーク」
その日シミズの努力が実を結んだ。
その場に居合わせた人達は「すごい!」「おめでとう!」などと歓声を上げながら彼の姿を写真に収めた。
しかしその写真を見た人は誰もシミズのことを称賛しなかった。
それどころか彼を批判する者までいたという。
どういうことだろう。
19年02月24日 12:21
【ウミガメのスープ】 [紺亭 唐靴蛙]

冬眠から覚めました。改めてよろしくお願い致します!




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1月1日未明。ここは初日の出スポットとして有名な展望台。
初日の出をベストポジションで見るため、シミズは頑張って早起きして場所取りをした。
そしてご来光の時、努力の甲斐あってシミズはベストポジションから初日の出を拝むことができた。
「わーすごい!」「明けましておめでとう!」
周りの人たちも歓声を上げながら日の出を写真に収めているが、多くの人の写真にはベストな位置に陣取っているシミズの後ろ姿がどうしても映ってしまう。

そしてその写真を見た人は口々にこう言った。
「初日の出きれいだね。でも丁度このおじさんが邪魔だなー」
危ないよ!「2ブックマーク」
あるところにカメコという女がいた。
カメコは正義感が強く、危ない場所に近付く子供を注意したり、という事が度々あった。
注意された子供達はカメコの事を嫌ったが、その話を聞きつけた周りの人たちは「今時珍しい」と関心を持った。

だがカメコが注意をするほど、危ない事をする人々が増えた。
一体なぜ?
19年02月24日 21:01
【ウミガメのスープ】 [アヒルスキー]

ヒント出しました




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【ある女はギィギィと軋む今にも抜けてしまいそうな廊下をゆっくりと歩いていた。
ふと何かが聞こえた気がした女は辺りを見渡す。
すると……

「帰らないと…足に怪我するよ?」

天井から腰から上だけを生やした逆さまの少女と目があった。
女は恐怖のあまりに失神した】

【ある男は2階の奥の『あかずの間』に、隣の部屋から窓づたいに入ろうとした。窓に手をかけた時、窓の外でゆらゆらと浮いている少女と目があった。

「落ちると…死んじゃうよ?」

男は声にならない悲鳴を上げて逃げ出した】



噂話を聞き付けた人たちは「今時マジで本物の幽霊?」と興味を持って、カメコのいる「廃墟」へと肝試しに向かった。

幽霊のカメコが注意をすればするほど噂話が広まって肝試しにくる人々が増えるのであった。

「どうして皆…こんな危ない場所にくるの!?」


うちの金平糖「2ブックマーク」
夕方、カメオが「このこんぺいとうしょっぱい!」と文句言うと母に怒られた。

なぜ?
19年02月25日 16:32
【ウミガメのスープ】 [みたらし]

よろしくです。




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カメオの食べたこんぺいとうがしょっぱかったのは、カメオの指に海の塩がついていたから。
カメオは海水浴から帰ってきたあと手を洗わなかったのである。


金平糖がしょっぱいんじゃなくてあなたの指がしょっぱいのよ!
手洗いなさいって言ったでしょ!カメオ!

(汗でも良いのではという意見もあるかもしれないが、汗腺があるわけでもない指先が汗でしょっぱいというのは少し無理がある。)
群体「2ブックマーク」

この問題は人により不快と感じる要素がございます。
ご参加の際はご注意ください。

【問】

突然発生した未曽有の大地震。
地震による大津波は陸へと侵食し次々と人の住処を飲み込んでいく。
そんな中、ラテコの運転する車はラテコの卓越した判断力によって
事故も渋滞も引き起こさず非常にスムーズに災害圏を脱出し
車に乗っていた人も誰一人死ぬことはなかった。
だというのに、ラテコはこの時の運転で人を殺したと非難を浴びている。



一体これはどういう事だろうか。
19年02月26日 22:05
【ウミガメのスープ】 [tosh]

歓迎




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【解】

時は近未来。自動車の自動運転が普及した時代。
AIに代表される科学の進歩は全く新しい交通システムを生み出した。
「ラテコ」と呼ばれるそのAIはその国におけるすべての
交通情報を管理し、常に全体の最適となる交通の運行を司っていた。
交通事故による死傷者は大幅に減少。交通は非常にスムーズになり
輸送の効率も向上した。そしてその能力は災害時もいかんなく発揮された。
ラテコは恐慌する人間をよそに、冷静に、適切に全体の利益が最大化する
交通の運行を行った。これにより、災害の規模に対して
その被害者は驚くほど少なかった。そして、ラテコが「運転した」
自動車に搭乗していた人が死ぬことは無かった。
そして、ラテコがスムースな運行の妨げになると「運転をしなかった」
自動車に登場していた人はそのほとんどが死亡した。
ラテコの判断は何処までも正しかったが、それは人を群れとして
見た時だ。個人として家族、恋人、友人を切り捨てられた人々は
口をそろえてラテコを「人殺し」と罵倒したのだった。