みんなのブックマーク

つれないあなた「2ブックマーク」
私は何度もあなたの元に訪ねましたが、あなたはいつも私を玄関先で追い返しましたね。
諦めの悪い私は入れてくれるまで何度も訪ね続けましたが、何度も追い返されるうち諦めもつき、次第にあなたの元へ行くことはなくなりました。

そして久しぶりに、また私があなたの元に訪ねると、
今までとは打って変わって、あなたはすんなり私を中に入れてくれました。

どういうことでしょう?
19年04月04日 23:01
【ウミガメのスープ】 []

お久しぶりです。




解説を見る
私は、いわゆる自殺志願者でした。
初めて自殺を試みた時が、私が初めてあなたに会った時でしたね。

自殺を繰り返す度、私はあなたの元に訪れました。
でも、あなたは決して私をその扉から先へは入れてくれません。

あなたは私の顔を見ると決まって「また懲りずにやってきて...。」と呆れた顔をしながら、
ちょっとお話をしてすぐに私を追い返したのをよく覚えています。

私も懲りずに何とか中へ入れてもらおうと、あの手この手を使って挑戦しましたが、
何度も何度も追い返されるので私は次第にあなたの元を訪ねなくなりました。

そしてある日、私が久しぶりにあなたの元に訪れると、
あなたは前のように少し呆れた顔をしながらも嬉しそうに笑うと「久しぶり、今までお疲れ様でした。」と言って私を扉の先に入れてくれました。

「全く、よく言いますよ。あの時入れてくれる気なんてさらさらなかったくせに。」

でも実を言うと、私はあの時中に入れてくれなかったあなたに、私を死なせてくれなかったあなたに、感謝しているんです。
私の人生の最後を絶望で終える事がなかったこと、あの辛かった日々の先にあった幸せを私が生きてつかむ事ができたのは、
何度もあなたが私をこの世に送り返してくれたからだって分かっているから。

...私が時間と労力をかけて繰り返していたことが、最初から無駄だったということには少々腹が立ちますがね。

まあ、あなたのことですから初めから分かっていたんでしょうね、私を最初に見た時からこうなる事を。
お礼を言うのも癪ですから、それはあえて聞かないでおいてあげますよ。


「ね、神様?」



【解答】
神様はあの世への扉の前で、自殺を繰り返す私を何度も現世に追い返していたが、私が自殺を諦め人生を全うして再びやって来たので、あの世に招き入れた。
ここは桜の名所「2ブックマーク」
桜の名所にやって来たカメオは、桜が咲いているのを見てガッカリした。

確かにカメオは桜を見るためにここへ来たのだが、一体何故カメオはガッカリ
したのだろう?
19年04月04日 23:27
【ウミガメのスープ】 [Punko]

皆さんに乗っかった桜に関する問題です




解説を見る
「こちらご覧下さい! 桜の蕾がこんなに膨らんでいます!」

ある平日に放送するワイドショー番組のリポーターであるカメオが居るのは、
某有名な神社の境内の中にある桜の木の下。この木は標本木と呼ばれ、
開花日や満開日を宣言する基準となる特別な桜の木である。

そしてこの番組ではカメオが気象庁の職員よりも早く開花宣言をする、
というのが毎年恒例の行事となっている。今日は金曜日。予想では来週の
水曜日辺りに開花することになっていた。

だが次週の月曜日、カメオが見た先には既に何十輪もの花が咲いた桜の木があった。
どうやら連日の暖かさの影響で、この土日に一気に咲いてしまったらしい。
標本木に五、六輪咲けば開花宣言が出されるため、もう既に気象庁が
発表した後だった。毎年の開花宣言が生き甲斐とも言えるカメオにとって
ここで一花咲かせられなかったことに、これからの一年間否が応でも引き摺られる
ことだろう。
早起きは一命の損「2ブックマーク」
さわやかな朝、早起きした男は寝室の窓を開け、大きく息を吸い込んだ。
しかし、その後廊下へ出ようとしたところを射殺されることになった。

一体どういうこと?
19年04月05日 20:53
【ウミガメのスープ】 [「マクガフィン」]

SPノノナガさんに全力感謝!




解説を見る
まだ通りには人っ子一人いない早朝、男はゆっくりと寝室の窓に近づき、中を覗きこんだ。

貧乏人の男は心底金に困っていた。そして決めたのだ、大金持ちの邸宅にしのびこむことを。

だがこの国では民間人の銃の所持が認められている。
家主に見つかれば死を覚悟しなければならないだろう。密かにやり遂げなければいけないのだ。

侵入経路となるその窓を静かに開け、中に入る。そして緊張を抑えるため、一度大きく息を吸い込んだ。

そして足音を立てないように寝室を横切りドアに手をかけて…

「ガシャ」後ろで物音がしたように思い振り返ると・・・

男が最後に耳にしたのは、一発の銃声だった。



【簡易解説】
男は外から窓を開けて部屋に入った不法侵入者。護身用の銃の所持が許可されているこの国では、家主に射殺されても文句は言えない。
魔の呼び出しボタン 2「2ブックマーク」
海の見えるレストランで、カメオは料理を注文しようと呼び出しボタンを押した。
結局店員は来なかったが、カメオはホッとしたという。

一体何故?
19年04月05日 23:30
【ウミガメのスープ】 [Punko]

㊗️ あの呼び出しボタン問題がシリーズ化!




解説を見る
【要約】
回転寿司店に来たカメオは注文しようと呼び出しボタンを押す。だがそれは注文用のボタンではなくお会計用のボタンだった。ボタンが上手く反応しなかったことにカメオはホッとした。

【解説】
海の目の前に建つ回転寿司屋にやって来たカメオ。

人気店のためしばらく待つ事になったが、遂にカメオは店内に入ることができた。

席に着きふと寿司が回っているその上を見ると、そこには小さなボタンがあった。

今時注文するのにタッチパネルではなく、一々店員を呼び出して注文しなければ
いけないのか。

そう思ったカメオは、逆に珍しいこともあり、回っている寿司ではなく
直接頼んで作ってもらった寿司を食べることにした。

一先ず自分の好きなネタを一通り選んだところで、カメオは呼び出しボタンを押す。

反応しない。

もう一度押そうとした時、カメオはある事に気がついた。

呼び出しボタンは呼び出しボタンでも、これは「おあいそ」のボタンだ。

その隣には、それよりも大きなインターホンがあった。そう言えば昔は
タッチパネルではなくインターホンを使って注文するのが一般的だったなぁ
と懐古すると同時に、カメオは「おあいそ」ボタンが反応しなくて良かったと
安心したのだった。
大切に保管しておいたよ「2ブックマーク」
シトウはアザゼルが自分のスマホを大切に保管していたので絶望した

何故?

【参加テーマ・シトウさんのスマホに入ってそうなアプリ(架空のものでも🉑)】
19年03月28日 21:02
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



解説を見る
スマホを職場に忘れた事に気付いたシトウさん

明日早く行って探そう。きっとあそこにある筈だ

次の日

無い!無い!何処にも無い!

あの中には腐女子人生の全てを込めた渾身のBL同人誌他、プライベートでのあんな地鶏やプレイ動画、クラゲ(隠語)を育てるゲーム、あとあんなのまで入ってる!誰かに見られたら・・・死ねる!

スマホは上司のアザゼルが厳重に保管しているのだがそれを知らないシトウは血なまこで探し続けるのだった