みんなのブックマーク

悪い虫が尽く「3ブックマーク」
虫がまだ生きていたら、由佳子はきっと閉じ込められていただろう。

しかし、泥棒が虫を殺したので、由佳子は何事も無く用を済ませることができた。一体何故?
22年06月19日 13:28
【ウミガメのスープ】 [こはいち]



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【A.トイレットペーパーが無いことに気付けたから】

 泥棒はトイレに入り、用を足した後そのままトイレットペーパーを盗んで去って行った。
 そのとき、憐れな虫は泥棒に座られてしまい、便座の上で生を終えた。

 由佳子がトイレに入ると、便座の上で小さな虫が死んでいる。虫が苦手なわけではないが、流石に気分はよくない。トイレットペーパーで死骸を拭い去ろうとしたところ、個室内にトイレットペーパーが全く無いことに気付いた。これはいけない、このまま用を足したら、トイレから出られなくなってしまう。
 虫の水葬と己のため、由佳子はトイレットペーパーを補充しに向かった。
Window or Window or「3ブックマーク」
㈱シロカブは、様々な休暇が用意されているホワイト企業である。

㈱シロカブの中間管理職である。
ハクタは妻が、全治1週間のウイルスに感染したため、ハクタは休暇を取って子どもの面倒を見ることにした。

1週間〇〇休暇を取ったハクタは、妻から感謝された。


ハクタはどのように休暇を取ったのだろうか?
〇〇に当てはまる漢字2文字をお答えください。
※一般社会人程度の知識があれば解ける予定です。
22年06月18日 21:08
【20の扉】 [山椒家]




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1週間『【丸丸】』休暇を取った。


別解『丸々』(「々」は文字でなく記号です。漢字ではありません)
風変わりなサラダ「3ブックマーク」
 ウミガメレストランのキッチンを担当するウミオは料理の腕は確かなのだが、原価率を極限まで高めた価格設定を強いるため、店長は経営に苦しんでいた。
 しかし、{あるもの}を食材に使う新メニューを考案すると、そのメニューの人気は上々。店は経営難から開放された。
 そのメニューの名前は?
 理由も込みで答えて下さい。
22年06月21日 17:03
【20の扉】 [チェリー]



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【シェフの気まぐれサラダ】
(日替わりサラダなど、ニュアンスが合っていれば何でも可)

解説
 ウミオの求める価格設定では食材を余らせる余裕は無い。しかし、「これ以上値段を上げるなら辞める」と頑固なウミオに店長は頭を抱えていた。
 そんな店長が追加したメニューは「シェフの気まぐれサラダ」。気まぐれと銘打ちながら、{その日あるもの}を使って作るため、処分しなければならない食材が減ると言う企みだ。
 店長の企みは見事に成功。「シェフの気まぐれサラダ」はかなりの人気メニューとなり、余分な食材に割く経費を抑えて効率良く儲けを出せたのだ。
 
怪談クエストウォーク「3ブックマーク」
怖い話を聞いたために、本来歩かなくていい道を歩いて帰宅している男。

何があった?
22年06月13日 21:47
【ウミガメのスープ】 [ron]



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怖い話を聞くのが好きな男は、タクシー運転手から怖い話を聞き出していたのだが、自宅に着いたタイミングで話が終わらなかった。
もう少しで終わるということなので、話が終わるところまで乗ることにして、そこからは歩いて帰った。
ささやかなオーダーミス「3ブックマーク」
ここは海にほど近いレストラン『蒼の海』。
美咲はシェフの笹井に、家族全員に同じメニューを出すように頼んだ。

しかし、テーブルに並んだ料理のうち、一人分だけ他の皆とは少し違う料理が出されている。

結局その一人分の料理は一切手がつけられないままに下げられていくのだった。


このことを知った美咲はシェフの笹井に心から感謝するのだが――
では、美咲が家族全員に同じメニューを出すように頼んだ理由とは?
22年06月29日 01:20
【ウミガメのスープ】 [藤井]



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【解答】
結婚式の披露宴の料理について、シェフの笹井に相談していた美咲。
当初は、高齢の祖母の料理を柔らかく食べやすいものにして欲しいと頼んでいたのだが、その数ヶ月に祖母は他界。
花嫁姿を見せることは叶わなくなってしまったが、祖母への思いから、当日祖母の席を設けて同じように料理も出してもらうことに。
しかし実際に食べてもらうことは出来ないので、「柔らかく食べやすいもの」である必要はないと思い、皆と同じメニューを出してもらうように頼んだのだ。



【解説】
「あの……私の祖母、歯が弱くて固いものが食べにくいんです。祖母のお料理だけ、細かく刻んだりペースト状にして頂くことは可能でしょうか?」
「はい、もちろん出来ますよ」

美咲の遠慮がちな問いかけに、シェフの笹井は快く頷いた。
ここは海にほど近いレストラン『蒼の海』。同じ敷地内には緑豊かなガーデンと小さなチャペルを設けている。
年明けに結婚を控えている美咲は、婚約者の大輝と式場見学に来ている。ひと通り会場を見て回ったあと、披露宴の料理について相談をしている最中だ。

「ご高齢の方がご来場される事は多いですから、専用のメニューも御座いますよ。通常メニューと同じ食材を使いつつ、調理法を工夫して柔らかく食べやすくしております」

笹井の差し出すパンフレットを覗き込む美咲と大輝の表情はぱぁっと明るくなった。
「これならおばあちゃんも喜んでくれるね!」
華やかな料理の写真に、二人は式への期待を膨らませた。


しかし数ヶ月後、美咲の祖母は老衰によりこの世を去ることとなってしまった。
花嫁姿を見せることが叶わぬままに訪れた突然の別れ。深い悲しみに、美咲は泣き崩れた。
大輝は悲痛な表情で、美咲の小さな肩を支えることしかできなかった。



「――当日は、祖母の席を作りたいんです。お料理も出していただけますか?皆と同じメニューを……皆と同じように」

年が明けて結婚式を数週間後に迎えたある日、美咲と大輝はふたたび式場に来ていた。レストランのシェフ笹井と最終打ち合わせをする。

「かしこまりました。おばあさまもきっと喜ばれますよ」

祖母の死を知った笹井は、美咲の気持ちに寄り添うように、静かに優しく頷いた。



そして迎えた式当日。
純白のウエディングドレスに身を包んではにかむ美咲を愛おしげに見つめる大輝。
二人はたくさんの笑顔と拍手に囲まれて幸せそうに微笑んだ。
挙式を終え、チャペルから披露宴会場のレストランへと移動する。ほどなくして、それぞれのテーブルへ料理が運ばれ始めた。
美咲の家族が座るテーブルには空席がひとつ。祖母の名前が書いた札が立てられている。椅子には、額に収められた祖母の写真が立て掛けられていた。
そこに置かれた料理を見て、隣の席に座っていた美咲の母・洋子はハッとした。

「あなた、見て。これ……」

洋子に肩をつつかれ、父・隆平も目を見開く。
祖母の席に置かれた華やかで美しいその料理は、皆の目の前に置かれたものとは少し違う。なめらかな魚介のペースト、細かく刻まれ綺麗に盛られた肉、くたくたに茹でられた色鮮やかな温野菜……ひと目見て、それは祖母のために作られたものだとわかった。

祖母の席を作ることについて、美咲は両親にも相談していた。祖母がそこに座ることは叶わないが、同じように料理を出してもらいたいと。
しかし、柔らかく食べやすくしてもらう必要はなくなった。実際に祖母が食べるわけではないのだから、皆と同じように通常メニューを出してもらおう、と。誰もがその意見に納得していた。


手をつけられないままに下げられていく料理。そのひと皿ひと皿に、想いがこもっていた。

「……レストラン側の心遣いだなぁ、きっと」

ぽつりと呟く隆平。洋子は静かに天を仰いだ。



新婦席に座っていた美咲はそのことを知らない。
披露宴の終盤、各テーブルを回っていた際に母の洋子からそのことを聞いた。
美咲は心底感激し、シェフの笹井を呼んで礼を述べた。



「笹井さん、本当にありがとうございます。本当に……お忙しい中でこんな心遣いを……祖母も美味しく食べてくれたことと思います」
「こちらこそ、お料理を作らせていただけて幸せです。間違いなくおばあさまはあの席にいらっしゃいますから……ぜひじっくりと、花嫁姿を見せてあげてくださいね」
「はい……!」



カメラマンの声を合図に、祖母の写真を胸に抱いて大輝と頬を寄せ合う美咲。
そんな二人……いや、三人を、笹井は遠くから幸せそうに見つめた。