みんなのブックマーク

その恋泥棒を捕まえて「3ブックマーク」
車を運転中、十字路前の一旦停止を無視して走行したところを警官である離小島に目撃された田中。

車を止めるよう注意を受けた田中は、パトカーに乗っている離小島の方を一瞥すると、さらにスピードをあげ、次の交差点の赤信号も無視して走行し続けた。

こうして始まった田中とのスリリングなカーチェイスはしばらく続いたのだが、離小島は田中のことが段々と好きになっていった。

それは○○○○○のせいなのだが、○○○○○に当てはまる言葉はなにか?
理由と共に答えよ。

※質問制限なし!ナッシング!
22年05月29日 23:15
【20の扉】 [ダニー]

ベルンさんとのコラボ問題!




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A.吊り橋効果

警官である田中かな子の運転するパトカーの助手席に座っている部下の離小島。

一旦停止の十字路に差し掛かった時、その一旦停止を無視して田中はアクセルを強く踏みこんだ。

離小島は「田中さん、ここ一旦停止の場所ですよ。車を止めないと」と注意をしたのだが、田中は十字路の向こう側に捜査対象者の車両を見つけていたのだった。
「マルタイの車両が奥の方で見えたのよ!飛ばすわよ!」
「え?本当ですか!?」

かくして田中と一緒に犯人を追いかけるスリリングなカーチェイスが始まった。

ドリフト、坂ジャンプ、片輪走行…

過激な運転で犯人の車両を追い詰める田中。

(あれ?なんかすごい胸がドキドキしてる… 俺、もしかして田中先輩のこと…)

激しいカーチェイスによる鼓動と恋の高鳴りを勘違いした離小島だった。
一本の古木があった。
神代の頃から立っていると言い伝えられている。
悠久の時を感じさせる姿に精霊が宿ると考えた人々は、その木を【{精霊宿りの木}】と呼んだ。

平安の世が訪れた。
木は枝を広げ葉を増やし、晴れの日は木洩れ日が漏れ、雨の日は水滴が光りながらしたたり落ちた。
自然の恵みを感じさせる姿に、人々はその木を【{女神宿りの木}】と呼んだ。

戦乱の世が訪れた。
木は枝を大きく張り多くの葉を茂らせ、漏れる光はわずかとなり、落ちる水滴もわずかとなった。
槍も通さない盾のような姿に、人々はその木を【{軍神宿りの木}】と呼んだ。

信仰が薄れた今の時代。
木は枝を複雑に絡ませ多くの葉を密集させ、日の光も雨水も全く通さなくなった。
そんな古木のことを、人々は何と呼ぶのだろうか?
22年06月01日 10:12
【20の扉】 [ごらんしん]

6/3夜に終了予定です。質問状況次第では延長もあります。




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雨宿りの木
好きと死因は紙一重「3ブックマーク」
皆さんこんにちは、トリート怪盗団のアラザンだよ。

物書きっていう職業柄、日常のワンシーンから、どうでもいいことや明らかなボツネタが思いつくんだ。職業病ってやつかね。

ふ、とね。そういうの思いついたから、ここに残していくよ。

それじゃあここで問題です。

―― ―― ―― ――

「月が綺麗ですね」

愛する人にそう言い残した女。

彼女はその後死んでしまった。

―― ―― ―― ――

さあ、なぜでしょう?状況を補填してください。
22年06月04日 20:06
【ウミガメのスープ】 [雪狐]

Once apon a time...




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なぜ貴方のお目々は大きいの? ――それは貴女の可愛い姿を沢山見るためだよ。

なぜ貴方のお耳は大きいの?  ――それは貴女の素敵なお声を沢山聞くためだよ。

なぜ貴方のお口は大きいの?  ――それは……


 …意中の相手は狼男。ちょっぴりオトナな夜の公園デートで、彼女はそれを知ってしまった。

 雲が晴れて、月光に照らされた彼の身体が、ムクムクと大きくなり始めたからだ。

 殺したくないと涙目で訴える彼を前にして、彼女が行ったのは…

「…月が、綺麗ですね」

 …そう、一言告げるだけだった。

 死に際に、恐怖で足が動かないのを感じて「せめてこれだけでも」と思ったのか。
 愛する人に、背中を向けて無様に逃げようとするさまを見てほしくなかったのか。
 彼を見て、一瞬でも「美しい」「綺麗」と感じてしまった自分を責めたのか。
 もしくは「怖い」「死にたくない」と感じた自分を責めたのか。

 その真相は誰にもわからない。そこには事実があるのみ。

 だってもう、女はこの世にはいないのだから。

―― ―― ―― ――

なぜ貴方のお口は大きいの? ――それは貴女を口いっぱいに感じるため



…で、あってほしくなかったなぁ……。

―― ―― ―― ――

アラザン「ぼーっと自転車こぎながら月見てたらなんかネタがふってきた」
おもち「危ないからやめようか」
アラザン「文字書き?」
おもち「運転中のよそ見!」
よばれてとびでてジャージャー麺「3ブックマーク」
「丼族のドンといえば何かしら?ねえ、何かしら?カツ丼かしら?天丼かしら?ねえ、何かしら?」と問いかけてみても「さあ…」「ちょっと急ぎますので」「何でもいいッス」と、周りの反応は薄い。
ところが、「麺類のドンといえば…」と一言呟くや否や、たちまち仲間が集まり、「ラーメン!」「蕎麦だってんだよ!」「そら、うどんでっせ」と侃侃諤諤。まだ始まってもいない冷やし中華を推す者や、焼きそば片手に馳せ参じ、その素晴らしさを涙ながらに訴える者、泊まりがけでスパゲティ論を語りに来る者も現れ、挙げ句の果てには、十年間音信不通だった友人までもが電話を寄越し、「冷や麦に一票!」と参戦する始末。

はて。なぜ麺類だとこうなっちゃうのか?
22年06月03日 16:14
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

どん兵衛の天ぷらそばは神




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ほら、類は友を呼ぶって言うじゃない。ね。あはは。ちなみに丼族は丼族嫌悪、じゃなかった同族嫌悪…イテッ!石投げることないでしょーがーっ!
苦悶の糸「3ブックマーク」
蜘蛛の糸をせっせと登っていたカメダタ。
ふと下を覗くと、一人の男が糸の末端にしがみついているのが小さく見える。
糸は細く頼りない。
耐えられるのは大人一人分の重さ程度と聞く。
このままでは蜘蛛の腹の先からプツリと切れてしまうだろう。
その時、カメダタの中に僅かに残っていた良心が「男を救え」と彼に告げた。
ああ、そうか。
極楽へのこの道をあの男に譲れば、たとえ地獄へ戻ろうとも、俺は人間の矜恃を持って過ごしてゆける。
すなわち、俺もまた救われるのだ。
そう信じたカメダタは、己の良心に従い蜘蛛の糸から手を離した…

結論から述べると、カメダタも男も救われなかった。

なぜか?
22年06月07日 23:45
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

芥川賞ください




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加速度的に勢いを増しながら一直線に落下してゆくカメダタ。
その身体は凶弾と化し、尋常ならざる破壊力をもって男の脳天に激突する。
弾き飛ばされる男とカメダタ。
哀れ、二人は揃って地獄ヘ真っ逆さま…

瀕死の重傷を負った男はカメダタを恨み、カメダタは生半可な慈悲心など碌なもんじゃないと不貞腐れ、共に地獄で苦悶の日々を送っている。

簡易解説
カメダタのミサイルキックが炸裂し、両者リングアウト。