みんなのブックマーク

カメオは『日常が壊される』と一言つぶやくとスーツを着始めた。
どういうことだろう?

※アルカディオさんの問題です。
20年07月27日 15:28
【ウミガメのスープ】 [Syo!]



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カメオは学校を卒業してから何年か就職することなくニートだったが、ついに親の我慢が限界に来て、仕事に就かなければ家から追い出すと宣言された。一方で親は面倒見もよく、知り合いのつてをたどってカメオが就職できそうな会社まで探して就職の手はずを整えてくれ、新しいスーツまで用意してくれた。
ここまでされてはカメオも就職せざるを得ない。
初めての出勤日、カメオは初めて着るスーツを見つめながら、(これで今までのニートとしての日常も終わりだなあ)と考え、ため息をつくと
『日常が壊される』とつぶやいてスーツを身に着け、新しい勤務先へと向かったのだった。
純愛模様「3ブックマーク」
お互いに好意を持ちながらも、まだその気持ちを伝えあっていない、そんな友達以上恋人未満の男女の初めてのデート。

待ち合わせ場所で出会ってからほとんど会話もなくたどり着いた喫茶店。

テーブルに着いてもお互い目を合わせるのも恥ずかしくて、2人とも俯いてもじもじしてる。

(デートって何を話せばいいんだ!?)
(デートって何を話せばいいの!?)

2人とも最初に話しかける言葉をなかなか見つけられない。

そんな初々しい2人の様子を見つめているのはこの喫茶店の店主の田中。

田中は2人を見て
(このカップル、付き合って3年くらいかな)
と思った。

田中はなぜそんな見当違いな推測をしたのだろうか?
20年07月30日 23:22
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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デート待ち合わせ1時間前。

絶対にデートに遅れたくない鼠屋敷さんは1時間前に待ち合わせ場所に着いた。

「あ、お、おはよう…」
「お、おはよう…ございます…」

そして絶対にデートに遅れたくない離小島君も1時間5分前に待ち合わせ場所に着いていた。

「えーっと…じゃあ、いこうか」
「はい。…うん」

離小島君と鼠屋敷さんは2人とも「待ったぁ?」「全然!今きたところー」みたいなやりとりを脳内シミュレートしていたのだが、お互い緊張し過ぎて、全くシミュレーション通りに動けなかった。
それどころかお互い待ち合わせ1時間前に着いたことにも突っ込めずにそのまま歩き出した。

「・・・」
「・・・」

一切会話することなく街中を歩く2人。

どこかお店に入ればいいものの、デート開始時間が早過ぎてどの店も閉まっている。

そんな時に朝早くから営業している「純喫茶タ・ナカ」を見つけた離小島君。

今の空気をなんとか打破しようとこの店に入ろうと考えた。

「ここ、入ろうか」
「はい。…うん」

カランコロン

ドアを開けた瞬間に漂うコーヒーのいい香り。

店員より先に2人を出迎えたのはカネゴンとチューバッカのフィギュア。

店内には変色した手書きのメニューと15年前の自衛隊員募集のポスター、店主の格言などがベタベタ貼られている。

なかなか濃い喫茶店に入ってしまった2人を店主の田中は奥の席へと案内した。

席についた2人は先程同様何も喋れず、一瞬で目の前のお冷やが空になった。

(デートって何を話せばいいんだ!?)
(デートって何を話せばいいの!?)

2人は俯いていることを利用して、机の影で相手に見えないように

デート
話題
喫茶店
最初の一言

をスマホでググった。ほぼ2人同時に。

しかし「君の瞳に乾杯⭐︎」「真理の手…すべすべだね」「髪切った?」「おーい、これ貼っといて」など、およそこの場に相応しくない言葉しか見つからない。

そんな2人をカウンターの奥から見ている田中。

(お互い全然喋らずにずっとスマホ触ってる・・・ もう倦怠期のカップルなのかねぇ?)
田中はお互いに喋らずスマホばかりいじっている2人の様子を見て、付き合って3年くらいの倦怠期を迎えたカップルだと推測した。

そんな2人のために田中からのスペシャルサービス。
倦怠期カップルに愛を思い出させるドリンク。
ストローは2本、コップは一つ。

「タ・ナカ特製トロピカルアベックジュースです」
「え?え?た、頼んで、ないですけども…」
「店からのサービス♡ これを飲んで初めてのデートを思い出しな!」
「き、今日が初めてのデ、デ………デート(小声)なんですけども…?」
「・・・?」
「・・・」
「よし!いいから飲め!2人で!なっ!」

そう言って颯爽と去っていった店主を呆然と見送る2人。
そして2人の前に置かれた90年代の匂いのするジュース。

「・・・プッ」
「・・・ふふっ」

このシュールな状況に2人はようやくお互いに緊張を解くことができたのだった。
エアコンのリモコンを必ず持って出かける男。

一体何故?
20年08月01日 20:38
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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男は空き巣で万能エアコンをターゲットとなる家の外側から
無茶苦茶な温度で作動させ室外機が止まるかどうかで住民が留守かどうか調べていたのです
友達のはなし「3ブックマーク」
僕の友人はよく僕に作りばなしをしてくれた。僕はそれがとっても大好きでよく聞かせてもらった。

僕が旅立つとき彼は自分のこれまでの中でも最高のはなしを書いた。ぜひ旅の途中で呼んでくれといって手紙を預けてくれた。

旅の途中僕はその手紙を読んだ。完全な新作で最高の出来栄えだ。僕はワクワクしながら読み進めた。

しかし不思議なことに、あと少しでおしまいだという最高に盛り上がっているところでその続きは空白になっていた。僕は拍子抜けしてしまった。

いったい彼は何がしたかったんだ?
20年08月02日 01:47
【ウミガメのスープ】 [たぬきバー]

出題は初めてで、何かと不手際があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。




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私は落語家だ。多くの弟子がいて、私の噺はなかなか面白いと自負しているよ。

私の噺を面白がって聞いてくれる大切な友人がいる。彼は宇宙飛行士になるのが夢だ。

彼の宇宙行きが決まった。連絡を受けた私はとてもうれしくなってお祝いを送ることを約束した。
しかし私は不安だった。あの重たい鉄の塊が本当に落ちずに飛ぶのだろうか?いまいち信じられない。

三日三晩悩みぬいたのち、私の脳にあるアイデアが舞い降りた。私は持つ力のすべてを振り絞り最高傑作の新作を作り上げると弟子を集めて披露した。
最高傑作の手ごたえは十分。弟子たちは夢中で聞き入った。しかし私が噺を終えると騒ぎ始めた。

「ええ?先生そりゃないですよ。こんなに面白いのに【『オチ無い』】んですか!?」
「うん。面白くて【『落ちない』】ほうがいいだろ」
「はい?」

君の旅路が善いものでありますように。空へと行く君に落ちない(オチ無い)噺ができればってね!
おあとがよろしいようで!

(落語家の友人は宇宙へと行く僕のために落ちない(オチ無い)噺を送りました。)
【らてクエ5-2日目】🌈「3ブックマーク」
🤣💥🚗
🤣💥🚗
🤣💥🚗


🤗💰💰💰

❓❓❓
20年08月02日 22:23
【ウミガメのスープ】 [休み鶴]

苦肉の策😭




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やったー!スロットで大当たりだー!