みんなのブックマーク

防止策「3ブックマーク」
カメオはコンビニのアルバイトの予定が入っていた日にうっかり寝坊をしてしまった。
普段であれば遅刻を覚悟するほどの時間を寝過ごしてしまったが、その日はクリスマス当日だったためにギリギリ遅刻せずに済んだという。
バイトの時間も道の込み具合もいつもと同じだというのに、一体なぜ?
20年12月16日 22:08
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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カメオ「やべっ!寝過ごした!顔洗って寝癖直して……間に合うか!?あっ!そういえば今日のアルバイトはサンタクロースの帽子を被るんだったな!じゃあ寝癖直す時間は無しでいいや!その時間を省けば……よし!ギリギリ間に合う!」
右も左も「3ブックマーク」
殺人事件の担当刑事、井上の元に目撃者を名乗る女性が現れた。
彼女の証言と現場の証拠はほとんど一致するが、腑に落ちない点が2つある。

1つは目撃したという地点から現場まではけっこう距離があり、
彼女の視力で状況を視認できたとはとても思えないこと。

もう1つは、彼女の証言と現場の状況とでは
物や人物の位置関係が左右反転していたこと。

いったいなぜ彼女はそのような証言をしたのか。
20年12月19日 21:13
【ウミガメのスープ】 [kinnsada]

ここでの出題ははじめてです。おてやわらかにおねがいします。




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目撃者の名前はキャシー、来日して間もない留学生
日本語はよく勉強しているようだが、右と左の単語を逆に覚えてしまっていたらしい。
だから証言の内容が左右逆になってしまっていたし、
本当は視力もめちゃめちゃ良くて事件の状況もちゃんと見えていたのだが、
視力検査で左右を逆に答えてしまっていたので数値が悪く出ていたのだ。
美味しい!の次は。「3ブックマーク」
一張羅のスーツを身に纏い、ビーフシチューを一口啜る直子。

彼女がこのあと行うことを具体的に、{実際に示して下さい}。

{※}FAを除き、YES/NOで答えられる質問を受け付けます。FA以外は通常のスープと同じと考えて頂いて構いません。
20年12月24日 00:00
【新・形式】 [さなめ。]

たびたび離脱するかと思いますが、置き手紙歓迎です。




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【FA:】
一人娘への{置き手紙}を書く。

【簡易解説:】
時刻は夕方を過ぎた夜。これから夜勤のあるシングルマザーの直子は、暫くすると学習塾から帰ってくるであろう一人娘の朱莉への晩御飯を調理していた。
味見を済ませた彼女が次に、出掛ける直前に行うのは、朱莉へのビーフシチューについての置き手紙である。


+++++おまけ+++++

ただいま~。と、玄関に放った声は、虚空へと消えていった。なんだ、今日も変わらずお仕事なのか。

算数のテキストが詰め込まれたリュックを部屋に投げ、キッチンに向かった朱莉。手を洗う用の水道付近には、予想通り、お母さんからの{置き手紙}があった。

【朱莉へ

ビーフシチューがお鍋にあります。
温めてご飯と一緒に召し上がれ。

母。】

…も~ぉ。なんとなくため息を出してみる。同じ塾の友達の由美子ちゃんの家では、今日は家族4人でケーキを食べるそうだ。別にそういう欲望が今まで強くなったことなんてないのに、何となく寂しい感じがする。

クリスマス。イルミネーションで街中はすっかりおめかしして、みんなを盛り上げる役目を満喫する。自分だけはなぜか、テレビ越しの熱狂に上手く乗れなかった。

お母さんが少しでも気分の足しに、と作ってくれたであろうビーフシチュー。もちろん世界で一番美味しいけれど、一人にはちょっともったいない。

{置き手紙}の端っこに書かれたトナカイの可愛いイラストを眺めながら、今日は早めに寝ちゃおうなんて考えていた。

…ごちそうさまでした!

シチューを食べ終えて立ち上がった時、一瞬、満月が暗くなったような気がしたが、気にせずに部屋に戻る朱莉。

…外からは、{獣が空を駆けるような風の音}がこの街に近づいていたのだが、朱莉はまだ、それには気づいていなかった。


…ということで、皆さま。

【Happy Xmas!】

おわり。
ある日、霧が出た「3ブックマーク」
A国にとある山がある。国土の中程に位置するこの山の近くには町もなく、主要な道路からも遠く離れている。踏み入る人も少ない、なんということもない山である。
ある日、この山に珍しく霧が出た。
そのためにA国は隣国であるB国との戦争に負けたという。いったいどういうことだろう。

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Cindy出題済み問題の改作……というよりも変奏です。元問題をご存知の方は観戦でお願いします。
20年12月27日 20:52
【ウミガメのスープ】 [GoTo_Label]



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{時代は近世。}
A国の国境では、敵対するB国の侵入を監視していた。そしてある日ついにB国が国境を越えて侵攻を開始した。

監視者はそれを確認すると、{合図の狼煙を上げた。}狼煙は首都へ向けて次々に中継されていく。

しかし、中継地点のひとつがその山だった。

{霧にさえぎられて先行する狼煙が見えず、}そこで狼煙が途切れたため、A国の対応に大きな遅れが生じてしまったのだ。
この日から日常は変わった「3ブックマーク」
新型コロナウイルスの流行のせいで、イトラは、

初対面の裸の男がイトラの妻と寝ている映像を見ることになった。

状況を説明してください。
20年12月27日 22:16
【ウミガメのスープ】 [イトラ]

「私にとっての2020年」問題です。




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【解説】
新型コロナウイルスの流行により、感染防止対策で、入院している妊婦との面会が禁止され、産院での立会出産が出来なくなった。

イトラは、我が子が産まれる瞬間に立ち会うことが出来なくなり、リモート映像で妻の出産の様子を見届けることになった。



以下駄文。

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2020年7月20日。

出産予定日からは既に3日が過ぎた日の早朝。

里帰り先の病院にいる妻から、今日の昼に帝王切開での出産になるとの連絡がきた。

夜勤明けであった私は、何と急な話だと思いながら、帰りの電車に揺られていた。



今日、私は父親になる。



正直、実感は湧いていなかった。

新型コロナの流行で、妻の産婦人科の診察の付き添いにも行けず、両親学級も全て中止になった。

産院から帰った妻から見せられるエコー写真の画像は、恥ずかしがり屋だったのか、顔の前に腕があったりしてまともに顔が映った写真は無く、愛着の湧くものではなかった。

立ち合い出産も感染予防対策のため禁止され、入院中の面会人数も妊婦につき1人までというルールになったので、里帰り先の義理の母に任せることになった。

今となっては反省しているが、私は父親になるための準備を積極的にしていなかった。

そんな中で、今日出産するとの連絡。

現実感がないまま帰宅し、手術前の連絡を待った。





そして昼の11時、妻が手術室に入ったとの連絡。

それから30分もかからなかった。

LINEのビデオ通話の映像に、しゃくりあげるような声をあげて泣く赤子を抱えた助産師が映った。

身長約50cm、体重約3000gの元気な男の子だそうだ。

身体測定を終えた助産師がその赤子をつれて、もう一度妻のもとへ行く。

助産師が妻の傍らに赤子を寝かせると、妻は安堵したのか泣きだした。

結婚式でも泣かなかった彼女の感動の涙を、その時私は初めて見た。

私も自然と涙が流れた。



2020年7月20日。

私が父親になった日。

大切な家族が増えた日。

可愛い我が子の産まれた日だ。