みんなのブックマーク

ハードボイルドランチ「3ブックマーク」
ヒコシは昼御飯の際に熱いお茶を入れてから飲もうと思っていたのだが、昼御飯の前に湯のみを捨ててしまった。

いったいなぜ?
20年10月05日 13:11
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

ONLY you




解説を見る
ヒコシは昼御飯にカップ焼きそばを食べようとしていた。

湯を入れ、5分…。
中の「湯のみ」を捨てたヒコシは。ソースと青のりをかけて完成させた。

飲み物は熱いお茶。
ヒコシは「湯呑み」に入れて熱いお茶を飲んだのだった。
※こちらは投票会場です。本会場はこちら→https://late-late.jp/mondai/show/12346

それではこれより投票フェーズに入ります。
我ながら厳しい問題文にしてしまったなと深く反省しておりますが、そんななか【{17作品}】も(中には投票対象外も【{1作品}】!)集まりました!ありがとうございます!よかった!


今回、皆様にこれから投票していただきますのは、

【・最も素晴らしいと思った作品】
【・最も組み込むのが難しかった要素】
【・匠賞】
【・エモンガ賞】
【・スッキリ賞】


の5点となります。
匠賞・エモンガ賞・スッキリ賞は必ずしも入れなくていい任意投票となっておりますが、ぜひ入れていただけるとみんなが嬉しいです。


↓そんなわけで、投票の手順へどうぞ↓


【☆投票の手順】
投稿期間内に作品を投稿した【{シェフ}】は【{3票}】、投稿していない【{観戦者}】は【{1票}】を、気に入った作品に投票してください。質問欄には
それぞれの「タイトル・票数・作者・感想」を記入お願いします。(下のテンプレートをご利用ください。)

また、「最も組み込むのが難しかった(難しそうな)要素」も1つお答えください。

※匠・エモンガ・スッキリについて

投票外だけどこの作品も投票候補だった、このフレーズや発想が気に入った・・・そんな方のためのサブ投票です。

【・匠賞】:要素、問題文の回収が上手い!そう思ったら1票!!いわゆるトリック・納得感イイネです。
【・エモンガ賞】:とにかく泣ける!笑える!エモい!そう思ったら1票!物語イイネです。
【・スッキリ賞】:短くスッキリ!無駄がない!そう思ったら1票!

※投票は、1人に複数投票でも、バラバラに投票しても構いません。
※自分の作品に投票は出来ません。その分の票を棄権したとみなします。
※こちらの質問欄は闇スープに設定しております。発表まで他の人の投票を見ることはできません。
※投票締め切りまで何度でも投票内容を編集できます。

皆様の投票により、

《メイン賞》
【{◆最難関要素賞}】:最も票を集めた要素
【{◆最優秀作品賞}】:最も票数を集めた作品
【{◆シェチュ王}】:最も票数を集めたシェフ
【(※次回の正解を創りだすウミガメを出題していただきます!)】

《サブ賞》
【{◇匠賞}】:感想にて「匠」を最も多く集めた作品
【{◇エモンガ賞}】:感想にて「エモンガ」を最も多く集めた作品
【{◇スッキリ賞}】:感想にて「スッキリ」を最も多く集めた作品

が決定します。



【☆スケジュール】

◯投票フェーズ
 投票会場設置後~10/5(月)23:59まで ※予定

◯結果発表
 10/6(火)22:00 ※予定
(進行次第で、若干の変更があります。)



【☆投票テンプレート例】

「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
「◯◯◯」(作・◯◯◯)に◯票
◯◯◯◯◯。
最も組み込むのが難しかった要素「◯◯◯」



【☆エントリー要素一覧】

①早くしないと大変です。
②それは青春です。
③これが1番の幸せです。
④送らない手紙が登場します。
⑤まっさらに生まれ変わります。
⑥描くことができません。
⑦薬指は重要です。
⑧道案内しません。
⑨夕食の香りが漂ってきます。
⑩さんまをたべます。


【☆エントリー作品一覧(提出順、敬称略)】

※文字の都合により、作品の題名は二重鍵括弧に統一させていただきます。ご了承ください。

①『涙の誓い』(作:クラブ)
②『飛んで火に入る』(作:きの子)
③『グッバイ・マイヒーロー』(作:あひるだ)
④『CARNIVAL』(作:あひるだ)
⑤『僕達への応援歌』(作:さなめ。)
⑥『メイ メイキング』(作:さなめ。)
⑦『初恋の味』(作:ほずみ)
⑧『濡れ手でつかんだ自由』(作:まりむう)
⑨『濡れ手に泡』(作:OUTIS)
⑩『妻とともに歩む100㎞』(作:ぎんがけい)
⑪『眼下に鈍色』(作:休み鶴)
⑫『それは描くための』(作:ハシバミ)
⑬『繋がれた糸』(作:輝夜)
⑭『消せない記憶』(作:るりいろ)
⑮『YES カニバリます』(作:アルカディオ)
⑯『タイトルなんてめんどくさいものは無いよ。ただ、ちょっと読んでいってくれるとありがたいな~なんて。』(作:OUTIS)

〈投票対象外〉※サブ投票可能
⑰『プラチナリング』(作:知らない人)

以上となります。

※※※※※※

スッキリ賞継続ということで、簡易解説はすべての作品に載っております。
「時間がなくて全部読めない!」という方は簡易解説で決めていただいても構いません。
感想も簡潔なものでも大丈夫です。期限内ならいくらでも書き加えることができますので!
そこの、目の前の観戦者の方!その清き1票をぜひお気に入りの作品に入れてみてください!お気軽にどうぞ!

では皆様、投票よろしくお願いします。
20年09月30日 08:49
【新・形式】 [リンギ]

結果発表!(簡易版)




解説を見る
【結果発表】(※簡易版)



【最難関要素賞】


🥇「②それは青春です」(さなめ。さん)
🥇「④送らない手紙が登場します」(るりいろさん)
🥇「⑩さんまをたべます」(まりむうさん)
3票獲得


🥈「⑤まっさらに生まれ変わります。」(「マクガフィン」さん)
🥈「⑦薬指は重要です。」(ほずみさん)
🥈「⑧道案内しません。」(ほずみさん)
1票獲得




【匠賞】
🥇⑪「眼下に鈍色」(作:休み鶴さん)
6票獲得


🥈⑯「タイトルなんてめんどくさいものは無いよ。ただ、ちょっと読んでいってくれるとありがたいな~なんて。」(作:OUTIS)
🥈⑦「初恋の味」(作:ほずみさん)
5票獲得


🥉⑭「消せない記憶」(作:るりいろさん)
4票獲得




【エモンガ賞】
🥇⑨「濡れ手に泡」(作:OUTISさん)
7票獲得


🥈⑦「初恋の味」(作:ほずみさん)
🥈⑫「それは描くための」(作:ハシバミさん)
6票獲得


🥉⑬「繋がれた糸」(作:輝夜さん)
5票獲得




【スッキリ賞】
🥇「①涙の誓い」(作:クラブさん)
🥇「⑪眼下に鈍色」(作:休み鶴さん)
8票獲得


🥈⑧「濡れ手で掴んだ自由」(作:まりむうさん)
🥈⑰「プラチナリング」(作:知らない人さん)
3票獲得


🥉②「飛んで火に入る」(作:きの子さん)
🥉③「グッバイ・マイヒーロー」(作:あひるださん)
🥉⑥「メイ メイキング」(作:さなめ。さん)
🥉⑦「初恋の味」(作:ほずみさん)
🥉⑫「それは描くための」(作:ハシバミさん)
🥉⑬「繋がれた糸」(作:輝夜さん)
🥉⑭「消せない記憶」(作:るりいろさん)
🥉⑯「タイトルなんてめんどくさいものは無いよ。ただ、ちょっと読んでいってくれるとありがたいな~なんて。」(作:OUTISさん)




【最優秀作品賞】


🥇「⑦初恋の味」(作:ほずみさん)
7票獲得


🥈「⑨濡れ手に泡」(作:OUTISさん)
🥈「⑪眼下に鈍色」(作:休み鶴さん)
6票獲得


🥉「⑤僕達への応援歌」(作:さなめ。さん)
🥉「⑬繋がれた糸」(作:輝夜さん)
3票獲得




<シェチュ王>

【👑ほずみさん👑】

以上を持ちまして、第27回正解を創りだすウミガメは閉幕となります。
皆様お疲れさまでした!ご参加いただいた方々には最大級の感謝を!

ありがとうございました!

うろたえる夫人「3ブックマーク」
医師に病名を告げられた夫人は、

「あの、でも、先生。あたくしはお酒が一滴も飲めないんですのよ。すぐさまお酒をやめなさい、と仰られても、あたくしにはどうして良いやら…」

すると医師は、

「あっはっは。こりゃまた、ダイナミックな聞き間違いですな。お酒ではありません。これですよ、これ」

そう言って、さらさらと紙に病名を書き夫人に見せてくれた。

すると、自分の間違いに気付いた夫人は恥ずかしさのあまり、その類稀なる美しき顔を真っ赤に染めたのである!



さて、夫人の聞き間違いとはどんなものだったのだろうか?
20年10月06日 19:53
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

生還。




解説を見る
「『子宮筋腫』です。『至急禁酒』ではありません」

「あら、まあ。…良かったですわ」

「良くはないでしょうな」
娘とおやつと夫人「3ブックマーク」
「子どもを甘やかすことは八つ目の大罪」との信念を持つボージャック夫人。

子どもの理不尽な要求は決して呑まず、ましてや不当な脅しなどには屈するはずもない女...


「ただいま~」

学校から帰った娘に、

「ママ、今日のおやつは?」

と訊かれた夫人、

「ロッテのチョコパイよ」

「ふ~ん。何個?」

「1個」

「え?」

「1個よ」

「ええ~~?1個~~~?」

と意味ありげな目で見返されると、苦々しげに、

「...2個」

「だよね~」


『阿修羅ママ』の異名をとる夫人である。

いついかなるときでも冒頭で述べた教育スタンスに、一切のブレは無い。

であるならば、娘とのこの会話は一体どういうことだろう?
20年10月09日 19:04
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

おやつ…なんて甘美な響き。




解説を見る
「あんたさあ、毎日あたしのおやつチェックするの、やめてくんない?」

「でも、お目付け役がいないと歯止め利かなくなっちゃうじゃん、ママ」

「生意気言うんじゃないわよ」

「ママさー、ほんとに痩せる気あんの?」

「あ、あるわよ。何言ってんのよ」

「痩せたい人がチョコパイ2個も食べる?」

「だ、だから、だから、本当は5個食べたいところを、ぐっとこらえて2個で我慢してんじゃないの」

「...だめだこりゃ」

「うるさいわね」
社員食堂の隅の席で私が遅めのランチを食べていると、七海が近づいて来て、耳打ちする。

武部課長と篠原さんが不倫しているらしい、と。

「えっ?」

「驚いてる驚いてる。意外や意外の組み合わせだもんねえ。まさか、あの二人がねえ」

私が常日頃、醜いと蔑んでいるでっぷり太った武部の巨躯と、華奢ながら均整のとれた篠原の体…

おぞましい光景が脳裏に浮かび上がりそうになって、私は慌ててかぶりを振った。

「総務の竹下さんがバッチリ目撃したらしいよ。言い訳できないような場所でさ」

「へえ…そうなんだ」

「怖いねえ。どこに誰の眼があるかわからない。一億総パパラッチ。お互い気を付けよー。ツンツン」

と七海はニヤニヤと笑いながら私の脇腹を指で突いてくる。

「ていうか七海さ、今こんなところでそんな話しなくても…」

私と七海は今夜仕事の後で食事する約束をしていた。

「噂話は新鮮さが命」

笑いながら言う。

「じゃ、先にもどるわ。また後で~」

食堂を出てゆく七海の後姿を見送りながら、私は考えていた。

これは何かの啓示なのだろうか。

決断する潮時なのかもしれない。取り返しのつかないことになる前に…


その夜。

ひとりの男が刺され、ひとりの男が自首し逮捕された。



一体何が起こったのか?

誰が刺され、誰が刺したのか? その理由は?

解答は可能であると信じている。

想像の羽を広げてみていただきたい。
20年10月12日 18:49
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]



解説を見る
【簡易解説】

刺されたのは私。刺したのは七海。

別れ話を切り出した私の腹に、逆上した七海が包丁を突き刺したのである。


【解説】

痛みで目覚めた。

暗い。

ここは?

…そうか。病院のベッドの上だ。

どれくらい意識を失っていたのだろう。

どうやら私は命拾いしたらしい。

いや、死ねなかったというべきか。


あの夜。

仕事終わりに落ち合った私と七海は、軽く食事を済ませ、七海の家に向かった。

部屋に入るなり抱き寄せようとする七海をやんわりと制し、私は別れ話を切り出した。

もう、やめにしよう、と。

不倫は必ず露見する。武部と篠原のように。

そうなったら、私もお前も身の破滅だ、と。

しかし、それはうわべだけの口実で、私の心はとっくに七海から離れていたのだ。

初めは笑って取り合わなかった七海だが、私の本気を感じ取ると、激昂した。

悪態をつき、喚き、他の男に乗り換えるつもりか、と叫んだ。

「ああ、そうだよ。お前に飽きたんだ。次は篠原さんを誘ってみようか」

と私は言った。

七海の顔がスッと白くなった。

彼はゆっくりとキッチンに向かい、やがて包丁を手に戻ってきた。

私は動かなかった。

七海が飛ぶように私にぶつかってきた…。


覚えているのはそこまでだ。


私は死にたかったのかもしれない。

なにもかもが、もうどうでもよくなっていたのだ。

そう。

篠原と武部の不倫を知らされてから。

篠原の引き締まった痩身が、豚のようにダブダブの醜い女に蹂躙されていると知ってしまった今、

私には理性を保ち続ける自信が無い。

やはり私は死にたかったのだ。

一度は愛した七海吾郎の手に掛かって。


しかし、死ねなかった。


七海はあれからどうしただろうか。

私はこれからどうなるのだろうか。

明日になれば、私が意識を取り戻したことを知った警察がやって来る。

会社は辞めることになるだろう。

妻はきっと取り乱すに違いない。

忙しくなりそうだ。

気が重い。

せめて今はゆっくり休みたい。

まだ見ぬ篠原の裸身を思い浮かべながら。