みんなのブックマーク

反面教師「4ブックマーク」
ウミガメ小学校の、授業中の風景。
{先生に言われたとおり}に手を挙げたA男くんが、{注意されてしまった}のはなぜだろう?
20年04月30日 22:00
【ウミガメのスープ】 [こたこた2号]

手伝ってくれたアルバートさん、アルカディオさんに、感謝!!




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ここはウミガメ小学校!もうすぐ楽しい運動会!生徒達は、そこで発表するための{ダンスの練習}をすることになりました!

先生「いいですかみなさん、{先生と同じ動きをしてください}ねー」
生徒「はーい!」

先生はみんなが真似しやすいようにと通常の振り付けとは逆の動き、つまりは{鏡の動き}で踊ってくれます。

【しかし、「{先生と全く同じ動きをしなきゃいけない}」という風に考えたA男は、鏡というのを完全無視。】

「先生的には右回りだから右に回って…先生的には左に移動したから左に行って…【{そして左手を…挙げる!!}】」

【先生「…A男くん、動きが全部反対だよー」
A男「!?」】
【再出題】勇者へ「4ブックマーク」
中学二年生のアキラ少年が、ある日突然、{自分の左目には邪神の力が宿っている}と言い出したのは、いったい何故?



《注意》
・当問題は『ラテシン』にて出題済の問題です(修正有、初出URLは解説に記載)。
・万が一のネタバレリスクを避け、できる限り多くの方に楽しんでいただきたく、念のため闇スープとして出題しています。
・質問欄にてヒントを要求する旨お伝えいただければ、進行度合いに応じたヒントを差し上げます。
20年04月30日 00:00
【ウミガメのスープ】 [az]



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数日前――。

事が起きたのは体育の時間、ソフトボールの試合中だった。ショートを守っていたアキラが試合から目を離したのは、向こう側のテニスコートでテニスをしている女子たちの中に、教室で隣の席に座るハルカちゃんの姿を認めたからである。笑った時の笑窪が可愛らしい彼女の姿を、自然と目で追うアキラ。
その一瞬の油断が良くなかった。

ガキンッ!

強烈な打球音が響く。アキラが慌てて前を向いた時には、もうボールは目の前に迫っていて――

ゴン、という鈍い衝撃を最後に、アキラの意識は途絶えた……



次に目が覚めたとき、アキラは病院のベッドの上だった。気絶したアキラは、救急車で運ばれたらしい。

医者の話によると、打球は左目を直撃していたが、幸い、失明という最悪の事態は免れたそうだ。しかし、目の奥の神経を傷つけた恐れがあり、しばらくは経過観察が必要だという。目の周りがひどく腫れあがっていることもあり、当分は眼帯を付けての生活となる、ということだった。


白い眼帯を左目にあてた自分の姿を、鏡で見るアキラ。あんまりかっこよくないな、せめて黒とかならちょっとワルそうで雰囲気あるのに……アキラは少し、顔をしかめた。


一日の検査入院を経て、学校に復帰するその日。アキラは朝からちょっと憂鬱だった。ボールをぶつけてぶっ倒れた自分は、さぞ皆の笑い者になっているに違いない……。とぼとぼと登校し、教室に入ったアキラを出迎えたのは、心配そうな表情のクラスメイト達だった。みんな次々と、アキラの周りに集まってくる。

アキラ、大丈夫だった!?
目……どうだったの?
痛そう……

笑われるとばかり思っていたアキラにとって、思いがけない反応だった。ふと見ると、ハルカちゃんがものすごく心配そうにこちらを見つめている。そんな表情では、チャームポイントの笑窪が台無しだ。
その少し奥では、例の打球を打ったコウジが、申し訳なさそうな表情で目を落としている。図体のデカい彼が、二回りほど縮んだようだ。

笑われなかったのは良かったが、これではどうにも申し訳ない。そもそもは自分の不注意なのだし……
少し悩んだアキラは、ふと思いつくと、右手を眼帯に当てて、クラス中に聞こえるように叫んだ。


{「お前ら……命が惜しいなら俺に近づくんじゃねえ……。左目に封印した邪神が、血を求めて暴れだしちまう……っ!」}


シン、と静まり返る教室。あれ、失敗したかな。アキラは焦る。この空気、どうすればいいんだろう?

ぷっ、と最初に噴き出したのは、意外にも真面目がウリのクラス委員長・マサヒロだった。それを引き金にして、次の瞬間にはもう、クラス中が爆笑の渦に包まれていた。


なんだよそれー!
似合ってねーっつーの!
心配して損したー!


一気に明るくなった教室の中、コウジを見やると、まだ少しだけ気まずそうに笑いながら、こちらを見ている。アキラがニヤリと笑いかけると、ようやく彼も、同じようにニヤッとした笑顔で返してくれた。
その近く、ハルカちゃんに目を移す。彼女も笑ってくれていた。その笑顔があんまりにも可愛かったので、眼帯が取れた暁には、彼女に告白しよう、とアキラは決意したのだった。



【《要約》】
クラスメイトに目の怪我を心配させないため。



(初出)
http://sui-hei.net/mondai/show/29870
新ラテシン 好きで好きで愛してる「4ブックマーク」
カメオとカメコは近所でも評判の仲睦まじい夫婦である。
結婚して20数年になるがこれまで喧嘩らしい喧嘩をしたことがなく夫であるカメオが休日には家事の手伝いをしていた。
しかし今年の結婚記念日を楽しみにしていたカメオは当日、離婚届をカメコに突き付けたのである。

一体なぜ?
20年05月01日 00:00
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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カメオは昔、殺人を犯し、それをカメコに弱みを握られ理想の夫婦を演じ続けていたのです。


しかし時効が成立しもうカメコに縛られる必要がなくなったのでカメコは離婚届を用意したのですが






カメオがドアを開けるとカメコが自殺をしていたのです。















しかもカメオの私物を使いカメオに殺害されたように装い過去に犯した殺人の件もばらしたのです。















あぁカメオ、{貴方とは死んでも離婚はしないわ}
【再出題】メランコリックサイコ「4ブックマーク」
ある日突然、サイコメトリー能力(※)が発現したカメオ。正義感の強い彼はこの力を犯罪捜査に役立てたいと考え、警察署へ出向いて捜査への協力を申し出た。
署内で起きた出来事を次々と言い当てるなど、実際に能力を披露して見せたカメオに、対応した警察官は「確かに彼の能力は捜査に活かせるだろう」と確信。しかし結局、警察はカメオの申し出を断ってしまった。何故だろうか?


※サイコメトリー:超能力の一種で、物体に触れることでその物体の持つ“記憶”を読み取ることができる能力のこと。早い話、ありとあらゆるものが監視カメラになりうる能力である。



《注意》
・当問題は『ラテシン』にて出題済の問題です(初出URLは解説に記載)。
・万が一のネタバレリスクを避け、できる限り多くの方に楽しんでいただきたく、念のため闇スープとして出題しています。
・質問欄にてヒントを要求する旨お伝えいただければ、進行度合いに応じたヒントを差し上げます。
20年05月01日 00:24
【ウミガメのスープ】 [az]



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既に十分な数のサイコメトリー能力者の協力を得ているから。

「カメオの能力」は確かに捜査に役立ちうるものだ。しかし当然、カメオにできることがカメオ{だけに}できるというわけではないのである。
警察に協力している能力者は既にたくさんいて、今更カメオの出る幕はなかった。



(初出)
http://sui-hei.net/mondai/show/31785
ウミガメのスープ「4ブックマーク」
ある男が海の見えるレストランで『ウミガメのスープ』を注文した。

彼はその『ウミガメのスープ』を一口飲んだところで止め、シェフを呼んだ。

「すみません。これは本当に『ウミガメのスープ』ですか?」
「はい、『ウミガメのスープ』に間違いございません。」

男は勘定を済ませ店を出た後、自殺した。

なぜだろうか?
20年05月02日 19:55
【ウミガメのスープ】 [やすくん]

私も挑戦します、本歌取り!(カニバりません)




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俺は米国出身の男。最近、日本人の妻を亡くした。

妻との出会いは、俺が日本へ観光旅行に来ていた時、偶然日本美女な彼女に出会い、恋に落ちたのがきっかけだった。
そのまま俺と妻は駆け落ちした。俺は妻を連れて祖国アメリカへ帰ったんだ。

アメリカで結婚式を挙げたあと、しばらくの間は駆け落ちという禁断の愛という状況もあり、2人の結婚生活は情熱的な愛に満ちていた。
しかし、いつしかお互いに飽きてしまい、妻との会話はめっきり減ってしまった。晩年の2人の関係は冷めきっていたよ。

晩年の妻は認知症を患ってしまい、毎日ベッドでうわ言を言うようになった。うわ言の中でも多かった言葉は「ウミガメのスープが飲みたい・・・」というものだった。

俺はそんな料理を妻と一緒に食べたことなど無い。これはもしや、俺と出会う前に付き合っていた男の思い出でも喋っているのか?俺は腹がたった。だから妻のうわ言など、ほとんど無視し、冷たく接していた。

そして妻は静かに亡くなった。
俺は葬式を済ませたあと、妻の故郷日本に「ウミガメのスープ」を探し求めてやってきた。おそらくそのスープが飲める場所の近くには、妻が死に際に俺よりも優先して思い出していたクソ野郎も住んでいるに違いない。

しかし、ウミガメは絶滅危惧種に指定されている保護動物だ。「ウミガメのスープ」なんてものが飲める場所は、沖縄のごく一部の地域だけだった。

やっとレストランにたどり着いた俺は、早速ウミガメのスープを注文し飲んでみた。
・・・獣臭くてたいして美味くない。
俺はシェフにこれが本物のウミガメのスープであることを確認すると、興味を失い、ホテルに帰ってしまった。

ホテルのベッドで横になりながら俺は考えた。
「妻はなんでこんな美味くもないスープを、死ぬ間際に飲みたがっていたんだ?」と。
俺はふとホテルのPCで「ウミガメのスープ」について調べてみた。
・・・そしてやっと気がついた。

日本では「Situation puzzle(シチュエーションパズル)」または「Lateral thinking puzzle(ラテラルシンキングパズル)」のことを「ウミガメのスープ」とも呼ぶらしい。問題を解くことを「スープを飲む」とも言うんだそうだ。
そういえば妻と仲良く会話していた頃は、こんなクイズゲームで毎日のように遊んでいたっけな・・・。
妻は認知症ゆえに、断片的に記憶が日本に住んでいた頃に戻っていたんだろう。だから、日本独自の「ウミガメのスープを飲む」なんて言葉を使ったんだ。

そうか・・・。妻は死ぬ間際、もっと俺とお喋りしたかったのか・・・。
俺は・・・そんなことすら、分かってあげられなかった・・・。

俺は自分の愚かさと、妻の愛を感じながら一晩中泣いた。

朝が来る頃、俺は妻に会うために、首を吊った。




【簡易解答】
男は最近、日本人の妻を亡くしたアメリカ人。
妻は晩年、認知症を患っていた。そして妻は死に際に「ウミガメのスープが飲みたい」と男に頼んでいた。
妻の言う「ウミガメのスープ」とは「シチュエーションパズル」のことだったのに、男はそれに気づかなかった。
妻の死後、大して美味しくない本物の「ウミガメのスープ」を飲んだことで全てを悟った男は後悔のあまり自殺した。