みんなのブックマーク

優しい妊婦♂「4ブックマーク」
マコトが周囲の人に、自分は妊娠しているとアピールしているのは、マコトが優しい男だからである。

いったいどういうことだろうか?
20年05月25日 12:03
【ウミガメのスープ】 [イトラ]



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マコトは妊娠中の妻と外出時に、妻の体調を気遣って妻のバッグを持ってあげている。
妻のバッグにはマタニティマークが付いているので、周囲の人には一見マコトがマタニティマークを付けていて、妊娠しているかのように見えてしまうのだ。
ゴルフのある大会にて、雨で一旦試合が中断になった。
1時間後に雨が上がり、試合再開となった途端、中断前には最下位だったマツモトくんが一気にトップに躍り出て、そのまま優勝してしまった。
一体何があったのだろう?

靴下さんの問題なのです
https://late-late.jp/mondai/show/10810
20年05月25日 20:59
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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マツモト君は遅刻していたため得点を得られず最下位(不戦勝)だったのです。
しかし雨のおかげで試合が中断したため試合に間に合い逆転したのです
全ての面が1の目のサイコロを作った男。
一体何の為に?

tsunaさんの問題文です。
https://late-late.jp/mondai/show/10180
20年05月25日 22:34
【ウミガメのスープ】 [靴下]

らてクエリサイクル!




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ルービックキューブに挑戦中、手順を間違えてしまったようです。
「あれれ、なんかサイコロみたいだな...」
ヘビースモーカーのヨウスイは、しばしば物を失くす男だった。
そのためタバコに関するものは安物で揃えており、いつ失くしてもいいようにしていた。
しかし、ある時ヨウスイは1年前にライターを落としたことを後悔することになった。

いままで後悔するようなことはなかったのだが…

いったいなぜ?
20年05月26日 21:59
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

100問おめでとう!と祝われつつも101問を出してみる。




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ヨウスイは雑誌「コーヒー・ルンバ」の編集長であり、同時に人事を担当する者でもあった。

1年前のこと、ある文章の書き手…つまりライターの面接をしたのだが気にくわないので落としたのだ。

そして現在…そのライターは直木賞と芥川賞をW受賞するという快挙を達成し、ノーベル文学賞にもノミネートされるほどになったのだ。

あの時、面接で落とすんじゃなかったよ…。採用してればよかった…。
ヨウスイのコウカイはとてつもなく大きかった
迷惑客とタクシー「4ブックマーク」
私はすっかり深夜の酔っ払いになっていた。千鳥足の勢いが余って道路に飛び出したところに走ってきたのは、私がこのあと乗ることになるタクシーだった。急停車したタクシーを捕まえた私は、そのまま「乗せてくれ」の一点張りだ。タクシーは回送表示だったが、こうなってしまうと諦めて私を乗せるしかなかった。

「まったく、この前もうるさい奴がいて後ろに移動してもらったっていうのに、また同じような迷惑客かい。」
「いいじゃないか、助手席にいたって。お詫びに何か買ってあげるさ。今欲しいもの、何でも言ってみな。」
「それじゃあ、今着ているこのスーツをどうにかしたいものだ。」
「そのスーツ、もうダボダボじゃねえか。新しいのを忘れず調達しておくさ!ハハハ!」
「俺とどこかで再会するつもりか?残念だがこっちにそんな余裕はないよ。」
のべつ幕なしまくし立てられるのに痺れを切らしたのだろう、彼は私をいい加減なところに降ろし、再びタクシーを走らせて夜の闇に消えてしまった。私がその夜の行動を自省したのは、日も昇りきった後だった。次の日、昨晩の無礼を詫びようとタクシー会社に問い合わせたのだった。

後日私は、ピカピカで新品のスーツを購入した。私の乗っていたタクシー、その運転手にすぐにでも渡してあげたかった。運転手は本当にスーツが欲しいのかと言われると私の思い過ごしのようにも感じるが、それでも構わなかった。

あの夜私の隣でハンドルを握った彼は、それっきり私の前に姿を見せていない。出来るならそのまま、金輪際私の前には現れないで欲しいものだ。{折角スーツも用意したのに、私がそう思うのはなぜだろうか?}
20年05月30日 18:13
【ウミガメのスープ】 [NSGN]

着想から1ヶ月以上煮込みました。SPをして下さった方々に大いなる感謝を。




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俺は会社をクビになってすっかり落ちぶれていた。溜まりに溜まった苛立ちが爆発して首を絞めてしまったのは、ひょんな理由から口喧嘩を始めたタクシー運転手だった。彼に少し黙って欲しかっただけで、殺すつもりはなかったのだ。

俺は彼の服装を奪って運転手になりきり、死体はトランクに乗せて、タクシーごと人目のつかない場所に遺棄しようと企んだ。その真っ最中に、運悪くあの酔っ払いに遭遇してしまったのだ。元々客をお断りするための回送表示だったが、こうなってしまうと諦めてこいつを乗せるしかなかった。

「まったく、この前もうるさい奴がいて後ろに移動してもらったっていうのに、また同じような迷惑客かい。」
その"うるさい奴"が今も後ろにいるとは、酔っ払いは知る由もなかろう。
「いいじゃないか、助手席にいたって。お詫びに何か買ってあげるさ。今欲しいもの、何でも言ってみな。」
「それじゃあ、今着ているこのスーツをどうにかしたいものだ。」
実際、このスーツは俺のサイズに合っていなかったので着づらい。
「そのスーツ、もうダボダボじゃねえか。新しいのを忘れず調達しておくさ!ハハハ!」
「...俺とどこかで再会するつもりか?残念だがこっちにそんな余裕はないよ。」
もし会うとしても、それは俺が手錠をかけられた後だ。

今日が初仕事のタクシー運転手に土地勘なんてものはなかったので、こいつはいい加減な場所に降ろしてしまった。ようやく邪魔が消えたので、死体処理を済ませてさっさとずらかろうと、森の中へタクシーを走らせた。明日か明後日位にあの酔っ払いが真実を知って、恐怖に震えた姿を想像すると、とてもおかしかった。

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「回送中に酔っ払いを乗せた?そんな話ここの従業員からは聞いておりませんよ。」
「え、どういうことですか...?」
電話での会話で私は、昨晩の運転手は偽物であり、本物の運転手は現在消息を絶っていることを知った。そしてその運転手は、間もなく亡くなっている状態で発見された。

あの夜、タクシーに乗っていた私のすぐ後ろで、本当の運転手が殺されてトランクに閉じ込められていたなんて。そんなことをこれっぽっちも知らないまま、酒の回った頭で人殺しを相手に騒ぎ立てていたことに、自責の念が込み上げてきた。

あの夜、私の隣にいた偽の運転手に対して言い放った、新しいスーツを用意するという約束。私は、彼が着ていたものと同じサイズの立派なスーツを購入した。もちろん、スーツの本当の持ち主である運転手のためにだ。

出来ることなら、私は生きているあなたと会いたかった。タクシーを走らせるあなたの隣に座って、世間話でもして盛り上がりたかった。しかし、過ぎた時間はもう巻き戻せない。失った人は二度と戻っては来ない。だからせめて、奪われたスーツを運転手に返してあげ、それを冥土の土産として天国まで送り届けてあげることにした。今の私にできる償いは、これが精一杯だった。

事件の犯人は無事に逮捕された。タクシーに乗った晩の出来事は私にとってトラウマとなり、時々それが夢にまで現れる。人の命を奪った上、私の隣で"運転手ごっこ"をしていた彼とは、当然二度と会いたくないものだ。

【《簡易解説》】
ハンドルを握っていたのは偽物の運転手であり、彼に殺された本物の運転手はトランクの中にいた。自分が事件の渦中にいたことを後になって知った「私」は、タクシーに乗った晩のことがトラウマとなったため、偽物の運転手=事件の犯人と再び会うことを拒んだ。