「【再出題】メランコリックサイコ」「4ブックマーク」
ある日突然、サイコメトリー能力(※)が発現したカメオ。正義感の強い彼はこの力を犯罪捜査に役立てたいと考え、警察署へ出向いて捜査への協力を申し出た。
署内で起きた出来事を次々と言い当てるなど、実際に能力を披露して見せたカメオに、対応した警察官は「確かに彼の能力は捜査に活かせるだろう」と確信。しかし結局、警察はカメオの申し出を断ってしまった。何故だろうか?
※サイコメトリー:超能力の一種で、物体に触れることでその物体の持つ“記憶”を読み取ることができる能力のこと。早い話、ありとあらゆるものが監視カメラになりうる能力である。
《注意》
・当問題は『ラテシン』にて出題済の問題です(初出URLは解説に記載)。
・万が一のネタバレリスクを避け、できる限り多くの方に楽しんでいただきたく、念のため闇スープとして出題しています。
・質問欄にてヒントを要求する旨お伝えいただければ、進行度合いに応じたヒントを差し上げます。
署内で起きた出来事を次々と言い当てるなど、実際に能力を披露して見せたカメオに、対応した警察官は「確かに彼の能力は捜査に活かせるだろう」と確信。しかし結局、警察はカメオの申し出を断ってしまった。何故だろうか?
※サイコメトリー:超能力の一種で、物体に触れることでその物体の持つ“記憶”を読み取ることができる能力のこと。早い話、ありとあらゆるものが監視カメラになりうる能力である。
《注意》
・当問題は『ラテシン』にて出題済の問題です(初出URLは解説に記載)。
・万が一のネタバレリスクを避け、できる限り多くの方に楽しんでいただきたく、念のため闇スープとして出題しています。
・質問欄にてヒントを要求する旨お伝えいただければ、進行度合いに応じたヒントを差し上げます。
20年05月01日 00:24
【ウミガメのスープ】 [az]
【ウミガメのスープ】 [az]
解説を見る
既に十分な数のサイコメトリー能力者の協力を得ているから。
「カメオの能力」は確かに捜査に役立ちうるものだ。しかし当然、カメオにできることがカメオ{だけに}できるというわけではないのである。
警察に協力している能力者は既にたくさんいて、今更カメオの出る幕はなかった。
(初出)
http://sui-hei.net/mondai/show/31785
「カメオの能力」は確かに捜査に役立ちうるものだ。しかし当然、カメオにできることがカメオ{だけに}できるというわけではないのである。
警察に協力している能力者は既にたくさんいて、今更カメオの出る幕はなかった。
(初出)
http://sui-hei.net/mondai/show/31785
「ウミガメのスープ」「4ブックマーク」
ある男が海の見えるレストランで『ウミガメのスープ』を注文した。
彼はその『ウミガメのスープ』を一口飲んだところで止め、シェフを呼んだ。
「すみません。これは本当に『ウミガメのスープ』ですか?」
「はい、『ウミガメのスープ』に間違いございません。」
男は勘定を済ませ店を出た後、自殺した。
なぜだろうか?
彼はその『ウミガメのスープ』を一口飲んだところで止め、シェフを呼んだ。
「すみません。これは本当に『ウミガメのスープ』ですか?」
「はい、『ウミガメのスープ』に間違いございません。」
男は勘定を済ませ店を出た後、自殺した。
なぜだろうか?
20年05月02日 19:55
【ウミガメのスープ】 [やすくん]
【ウミガメのスープ】 [やすくん]
私も挑戦します、本歌取り!(カニバりません)
解説を見る
俺は米国出身の男。最近、日本人の妻を亡くした。
妻との出会いは、俺が日本へ観光旅行に来ていた時、偶然日本美女な彼女に出会い、恋に落ちたのがきっかけだった。
そのまま俺と妻は駆け落ちした。俺は妻を連れて祖国アメリカへ帰ったんだ。
アメリカで結婚式を挙げたあと、しばらくの間は駆け落ちという禁断の愛という状況もあり、2人の結婚生活は情熱的な愛に満ちていた。
しかし、いつしかお互いに飽きてしまい、妻との会話はめっきり減ってしまった。晩年の2人の関係は冷めきっていたよ。
晩年の妻は認知症を患ってしまい、毎日ベッドでうわ言を言うようになった。うわ言の中でも多かった言葉は「ウミガメのスープが飲みたい・・・」というものだった。
俺はそんな料理を妻と一緒に食べたことなど無い。これはもしや、俺と出会う前に付き合っていた男の思い出でも喋っているのか?俺は腹がたった。だから妻のうわ言など、ほとんど無視し、冷たく接していた。
そして妻は静かに亡くなった。
俺は葬式を済ませたあと、妻の故郷日本に「ウミガメのスープ」を探し求めてやってきた。おそらくそのスープが飲める場所の近くには、妻が死に際に俺よりも優先して思い出していたクソ野郎も住んでいるに違いない。
しかし、ウミガメは絶滅危惧種に指定されている保護動物だ。「ウミガメのスープ」なんてものが飲める場所は、沖縄のごく一部の地域だけだった。
やっとレストランにたどり着いた俺は、早速ウミガメのスープを注文し飲んでみた。
・・・獣臭くてたいして美味くない。
俺はシェフにこれが本物のウミガメのスープであることを確認すると、興味を失い、ホテルに帰ってしまった。
ホテルのベッドで横になりながら俺は考えた。
「妻はなんでこんな美味くもないスープを、死ぬ間際に飲みたがっていたんだ?」と。
俺はふとホテルのPCで「ウミガメのスープ」について調べてみた。
・・・そしてやっと気がついた。
日本では「Situation puzzle(シチュエーションパズル)」または「Lateral thinking puzzle(ラテラルシンキングパズル)」のことを「ウミガメのスープ」とも呼ぶらしい。問題を解くことを「スープを飲む」とも言うんだそうだ。
そういえば妻と仲良く会話していた頃は、こんなクイズゲームで毎日のように遊んでいたっけな・・・。
妻は認知症ゆえに、断片的に記憶が日本に住んでいた頃に戻っていたんだろう。だから、日本独自の「ウミガメのスープを飲む」なんて言葉を使ったんだ。
そうか・・・。妻は死ぬ間際、もっと俺とお喋りしたかったのか・・・。
俺は・・・そんなことすら、分かってあげられなかった・・・。
俺は自分の愚かさと、妻の愛を感じながら一晩中泣いた。
朝が来る頃、俺は妻に会うために、首を吊った。
【簡易解答】
男は最近、日本人の妻を亡くしたアメリカ人。
妻は晩年、認知症を患っていた。そして妻は死に際に「ウミガメのスープが飲みたい」と男に頼んでいた。
妻の言う「ウミガメのスープ」とは「シチュエーションパズル」のことだったのに、男はそれに気づかなかった。
妻の死後、大して美味しくない本物の「ウミガメのスープ」を飲んだことで全てを悟った男は後悔のあまり自殺した。
妻との出会いは、俺が日本へ観光旅行に来ていた時、偶然日本美女な彼女に出会い、恋に落ちたのがきっかけだった。
そのまま俺と妻は駆け落ちした。俺は妻を連れて祖国アメリカへ帰ったんだ。
アメリカで結婚式を挙げたあと、しばらくの間は駆け落ちという禁断の愛という状況もあり、2人の結婚生活は情熱的な愛に満ちていた。
しかし、いつしかお互いに飽きてしまい、妻との会話はめっきり減ってしまった。晩年の2人の関係は冷めきっていたよ。
晩年の妻は認知症を患ってしまい、毎日ベッドでうわ言を言うようになった。うわ言の中でも多かった言葉は「ウミガメのスープが飲みたい・・・」というものだった。
俺はそんな料理を妻と一緒に食べたことなど無い。これはもしや、俺と出会う前に付き合っていた男の思い出でも喋っているのか?俺は腹がたった。だから妻のうわ言など、ほとんど無視し、冷たく接していた。
そして妻は静かに亡くなった。
俺は葬式を済ませたあと、妻の故郷日本に「ウミガメのスープ」を探し求めてやってきた。おそらくそのスープが飲める場所の近くには、妻が死に際に俺よりも優先して思い出していたクソ野郎も住んでいるに違いない。
しかし、ウミガメは絶滅危惧種に指定されている保護動物だ。「ウミガメのスープ」なんてものが飲める場所は、沖縄のごく一部の地域だけだった。
やっとレストランにたどり着いた俺は、早速ウミガメのスープを注文し飲んでみた。
・・・獣臭くてたいして美味くない。
俺はシェフにこれが本物のウミガメのスープであることを確認すると、興味を失い、ホテルに帰ってしまった。
ホテルのベッドで横になりながら俺は考えた。
「妻はなんでこんな美味くもないスープを、死ぬ間際に飲みたがっていたんだ?」と。
俺はふとホテルのPCで「ウミガメのスープ」について調べてみた。
・・・そしてやっと気がついた。
日本では「Situation puzzle(シチュエーションパズル)」または「Lateral thinking puzzle(ラテラルシンキングパズル)」のことを「ウミガメのスープ」とも呼ぶらしい。問題を解くことを「スープを飲む」とも言うんだそうだ。
そういえば妻と仲良く会話していた頃は、こんなクイズゲームで毎日のように遊んでいたっけな・・・。
妻は認知症ゆえに、断片的に記憶が日本に住んでいた頃に戻っていたんだろう。だから、日本独自の「ウミガメのスープを飲む」なんて言葉を使ったんだ。
そうか・・・。妻は死ぬ間際、もっと俺とお喋りしたかったのか・・・。
俺は・・・そんなことすら、分かってあげられなかった・・・。
俺は自分の愚かさと、妻の愛を感じながら一晩中泣いた。
朝が来る頃、俺は妻に会うために、首を吊った。
【簡易解答】
男は最近、日本人の妻を亡くしたアメリカ人。
妻は晩年、認知症を患っていた。そして妻は死に際に「ウミガメのスープが飲みたい」と男に頼んでいた。
妻の言う「ウミガメのスープ」とは「シチュエーションパズル」のことだったのに、男はそれに気づかなかった。
妻の死後、大して美味しくない本物の「ウミガメのスープ」を飲んだことで全てを悟った男は後悔のあまり自殺した。
「オンリーワンを目指して」「4ブックマーク」
カメオは誠実な人柄ゆえに、生涯を共にすると誓った妻がいるにもかかわらず
成人向けゲームやセクシー女優についてインターネットで熱心に検索している。
一体なぜ?
成人向けゲームやセクシー女優についてインターネットで熱心に検索している。
一体なぜ?
20年05月05日 23:14
【ウミガメのスープ】 [たけの子]
【ウミガメのスープ】 [たけの子]
解説を見る
カメオの妻は第一子を妊娠中で、その子は女の子であると知らされていた。
初めての子供につける名前を夫婦で懸命に二人で考えていたが、
友人が双子の娘達に名前を付けたところ、
とある成人向けゲームのキャラクター達と同名になってしまった、という話を思い出し、
我が子をそのような目に会わせまいとカメオはインターネットで
『△△(カメオの苗字)○○(子供の名前候補) エロゲ』や、
『△△ ○○ AV女優』と検索し、ヒットしなかった名前を最終候補に残した。
後はこの子が生まれてからも被らないことを祈るばかりである。
初めての子供につける名前を夫婦で懸命に二人で考えていたが、
友人が双子の娘達に名前を付けたところ、
とある成人向けゲームのキャラクター達と同名になってしまった、という話を思い出し、
我が子をそのような目に会わせまいとカメオはインターネットで
『△△(カメオの苗字)○○(子供の名前候補) エロゲ』や、
『△△ ○○ AV女優』と検索し、ヒットしなかった名前を最終候補に残した。
後はこの子が生まれてからも被らないことを祈るばかりである。
「【再出題】遺失物係の窓」「4ブックマーク」
サラリーマンの心の声から、少女の忘れ物を推理してください。
(あの子、いつも簿記の勉強をしていたのか。)
(あの子、いつも簿記の勉強をしていたのか。)
20年05月06日 15:00
【20の扉】 [休み鶴]
【20の扉】 [休み鶴]
かつて他所で出した問題のリメイクです!
解説を見る
お気に入りのブックカバー
「病気を治す幸運のラテラテ像」「4ブックマーク」
クロオはとても優秀な医者だ。
ある時、クロオのもとに病気の患者が運ばれてきた。
患者の診察を終えると、クロオは患者の家族に、
彼の病気を治したければ、自宅に
この{【病気を治す幸運のラテラテ像】}を置き
四六時中祈りを捧げなさい、と言った。
ラテラテ像はなんも変哲もない木彫りの像であるし、
クロオもそれは承知の上である。
何故クロオはそんなことをさせるのだろうか?
ある時、クロオのもとに病気の患者が運ばれてきた。
患者の診察を終えると、クロオは患者の家族に、
彼の病気を治したければ、自宅に
この{【病気を治す幸運のラテラテ像】}を置き
四六時中祈りを捧げなさい、と言った。
ラテラテ像はなんも変哲もない木彫りの像であるし、
クロオもそれは承知の上である。
何故クロオはそんなことをさせるのだろうか?
20年05月07日 11:33
【ウミガメのスープ】 [イトラ]
【ウミガメのスープ】 [イトラ]
解説を見る
時代は現代よりも医療技術が発展していない時代。
クロオのもとに運ばれてきた患者は感染症だった。
優秀な医者であるクロオは、感染症の対策には患者やそれまで患者と接していた家族の隔離が
重要だとわかっていた。
しかし、まだその考えは一般的ではなく、入院する患者に家族が会いに来たり、
家族もそのまま外出することがあり、それで感染症が広がることがあった。
そこでクロオは家族に自宅でラテラテ像に四六時中祈りを捧げるように言い、家族が外出をしないようにさせたのだ。
クロオのもとに運ばれてきた患者は感染症だった。
優秀な医者であるクロオは、感染症の対策には患者やそれまで患者と接していた家族の隔離が
重要だとわかっていた。
しかし、まだその考えは一般的ではなく、入院する患者に家族が会いに来たり、
家族もそのまま外出することがあり、それで感染症が広がることがあった。
そこでクロオは家族に自宅でラテラテ像に四六時中祈りを捧げるように言い、家族が外出をしないようにさせたのだ。