みんなのブックマーク

腹立たしいほど静寂な空間で指揮棒を振る男。
それを見てカメオは男の殺害を決意し、実行したという。
取り調べでカメオは容疑を全面的に認めたが動機に関して尋ねたときのみ彼は「レミファソラシド」とつぶやくだけで会話にならない。

どういうことだろう?

アルカディオさんの問題文です。
https://late-late.jp/mondai/show/13661
21年03月22日 22:07
【ウミガメのスープ】 [靴下]

らてクエリサイクル! 誘導多めでいきまーす




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カメオは合唱団の団員である。その団長である指揮者の男はとても厳しいことで有名だった。
向上心とプライドの高いカメオは、その合唱団の中でも頑張っていた。

ある日、カメオは難しい曲で小さなミスをしてしまう。それを目ざとく見つけ、居残りを命じられた。
しかし、居残り練習とは名ばかりで、一方的に罵倒され、時には指揮棒で叩かれたり突かれたりと体罰もされた。
自分に落ち度があるのは認めるが、言っても小さなミス。それを長い時間、体罰も交えての"指導"に男は耐えかね、反撃してしまった。それが過剰防衛で、指揮者の男は死んでしまった。

結果的に指揮者が死んでしまったのは事実なので容疑は認めたが、カメオはプライドが高いので、発端が自分のミスであることは認めたくなかった。
そのため、「落ち度(落ちド)はあったが指導が度を越えていた(ドを越えていた)」ことをぼかして供述した。
懐旧夫人「5ブックマーク」
少し長くなるわよ。

今よりうんとのんびりしていた時代。
あたしが超アットホームな職場でOLしてた頃のこと。

同じ部署の同僚に可愛らしい子がひとりいてね。
早くにお母さんを亡くしたんだけど、そんな暗さを少しも感じさせない天真爛漫で向日葵のような女の子だったわ。
その子がいると職場がパッと華やいだものよ。
誰からも好かれていてさ、あたしもよく連れ出してはお茶したり食事したり、映画に行ったこともあったっけ。
まるで昨日のことのよう。
折に触れて懐かしんでは、また会って話がしたいなって思ってたの。

そうしたら、つい先日の夜、街でばったりその同僚と再会したのよ。
年月って残酷よね、すっかり様変わりしていたわ。
でも当然か。何十年ぶりだもの。昔と変わらない美貌の人妻なんて、あたしぐらいのものよね。
近況を聞いたら、最近孫が出来たって嬉しそうに話してた。

そうかあ、お孫さんがねえ…

今は気楽な独り暮らしを謳歌してる、家はこの近くだからよかったら寄って行かない?って誘われたけど、さすがにそれはお断りしたわ。
いくらなんでも、ちょっと、ねえ。

時間はたっぷりあったから、その後少しお茶して帰りました。


あたしが何故、家へのお誘いをお断りしたのか。明確な理由があるのですけれど、どう? お分かりかしら?
21年03月27日 10:59
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

外角低めアンフェアギリギリのチェンジアップ




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彼に下心なんか無いことは重々分かってますけど、独身中年男性の部屋に夜、美魔女の人妻が一人で行けるはずがないでしょう?町中の噂になっちゃうわよ。

そんなことより、あの向日葵娘がお母さんですって!
素敵じゃない!
たまにお父さんに連れられて会社に来ては、空いた席にちょこんと陣取ってニコニコとみんなに愛想を振りまいていた、あのお下げ髪の女の子が、お母さん!
なんだか胸が熱くなるわ。
家族みんなでいっぱい幸せになるのよ。
いつかまた会いましょうね。
(ついでに、お父さんも大事にしてあげてちょうだい。見た目はすっかりくたびれちゃったけど、男手ひとつで貴女を育て上げた素晴らしい殿方なんですからね。って大きなお世話か(笑))
ぷにぷに「5ブックマーク」
ぷにぷに教の教祖である田中。

手先がとても器用な田中は御神体であるぷにぷに様の像を作ろうと鑿(のみ)を振るい木を彫り始めた。

色付けまで施し完成した像はとてもリアルで素材が何でできているかもわからないくらいの出来であった。

なので弟子達に「この像は何で出来ているのですか?」と良く問われるのだが、田中はいつも「粘土だよ」と答える。

一体なぜ?
21年04月01日 23:37
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

4/3 22:00に締めるぜよ




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ぷにぷに様の像を大量生産すべく、木を彫り、木型を作った田中。

そこに樹脂粘土をはめ込み成型。
固まったものに色付けして完成したぷにぷに様の像はとてもリアルで素材が何でできているかもわからないくらいの出来。

だから弟子達に良くこう問われる。
「この像は何で出来ているのですか?」

だから田中は素直に答える。
「粘土だよ。固まる樹脂粘土。100均のやつ」
実らぬ恋「5ブックマーク」
ウミガメ小学校4年2組のカメオ君が、

4年5組のカメコちゃんに告白することを偶然知った同じく5組のウミオ君。

ウミオ君はカメオ君の顔すら知らなかったけれど、{その告白は失敗すると確信を持つことが出来た}。

いったい何故だろうか?
21年04月04日 18:26
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]



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放課後、

4年5組のウミオはクラスメイトからゴミ捨て係を任されて、いやいや教室のゴミを出しに向かっていた。


「なんで僕が………だいたい、僕だって用事が、って、あっ!?」


前方をよく見ていなかったウミオは、うっかり何もないところで転んでしまう。それと同時に、ゴミ袋からゴミが廊下に散らばる。


「いてて……ああ、ゴミが、最悪だ」


慌ててゴミを集めるウミオ。


するとウミオは、ティッシュやら鉛筆の削りカスが散らばったゴミの中に、何か書かれた手紙のようなものがあることに気づく。


「って、あれ…これは?」


気になって中身を確認する。するとそこには、こう書かれていた。


『 はいけい

カメコちゃん、あなたを一目見た時、好きになりました。


ほうかご、体育かんのうらでまってます。そこで、あなたの答えを聞かせてください。


4年2くみ カメオ 』


「これって、ラブレター!?」


綺麗な字で書かれた、丁寧な印象を受けるラブレター。


ウミオは違うクラスのカメオのことはよく知らないが、カメコのことはよく知っていた。


可愛いものの、少々気の強い女子。ウミオはそんなカメコのことが少々苦手だった、だいたい、このゴミ捨てだって、カメコにやらされているのだから。


だからこそ、カメコはきっと告白にYESとは言わないし、体育館裏に来さえしないだろうと思った。


だって、そもそも、


「ゴミ箱に入ってるってことは、読んですぐ捨てたのか…。」


今頃、カメオは体育館裏にいるのだろう。 カメコは彼を振るのだろうか、それとも、来ないのか。


ウミオはそんな顔も知らない少年に対して、ただ、可哀想に、と心の内で想った。


[簡易解説]

{カメコと同じクラスのウミオは、偶然クラスのゴミ箱に捨てられたラブレターを見つける。

カメコ宛のラブレターが捨てられていることに気づいたウミオは、きっとこの告白は失敗するだろうと確信した。

影の薄いヒーロー「5ブックマーク」
海賊戦隊ウミガメンジャー。
怪人にさらわれた女性を、ウミガメンジャーが助ける特撮ヒーロー作品である。
多くの作品を手掛けた老舗の制作会社、羅手プロダクション渾身の一作だ。

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女性「ケホッケホッ……あっ、ドグマバロンだ!」
部下を送り込み、弱ったところを狙う怪人ドグマバロン。

そして、もうボロボロのウミガメンジャー。
ウミガメレッド。ウミガメピンク。ウミガメイエロー。ウミガメブラック。

女性「…あれ、ホワイトはどこ?」
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背景と同化しているわけではないのに、
女性がウミガメホワイトを{見落とした}のはなぜ?
21年04月06日 21:15
【ウミガメのスープ】 [ひゅー]



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【~簡易解説~】
過去に使用されたヒーロー衣装等の展示会をすることになった羅手プロダクション。
{ろくに掃除していない倉庫}を探すと、20年前に放送された海賊戦隊ウミガメンジャーの衣装を発見した。
しかし、{ホコリまみれで灰色になった衣装}を見て、スタッフはウミガメホワイトであると気付けなかった。


【~解説~】
課長「1か月後、デボノデパートで過去のヒーロー達の展示会をすることになった。
   ついては、倉庫から展示可能な衣装や道具を探してまとめてほしい。」
 男「はい、わかりました。」

翌日、スタッフ2人で倉庫整理を行うことになった。
女「うわあ、{倉庫ってちゃんと掃除してないの?}」
男「みんな忙しいですから…あ、壁際の箱に衣装が入ってそうですね。」

箱を開ける。{周囲のホコリが舞い散る。}
女「ケホッケホッ……あっ、ドグマバロンだ!」
羅手プロダクションの代表作。20年前に放送された海賊戦隊ウミガメンジャーの怪人衣装だ。

ということは近くに…(ガサゴソ)…あった。ウミガメンジャーの衣装。
{もうボロボロだけど。}

女「これがレッドで、これはピンク。イエローにブラック。それに…」
(ガサゴソガサゴソ)
女「…あれ、ホワイトはどこ?」
男「えーと、これですかね?」

男が目の前の衣装を指差す。
女「え?{これは灰色だからグレーでしょ?}」
男「胸の模様を見た感じ、ウミガメホワイトだと思いますよ。
  {ホコリまみれだからグレーに見えます}けど…」

バサッ、バサッ。衣装をひろげて見ると、たしかにウミガメホワイトだ。
女「これでウミガメンジャーは揃ったわね。最低限の展示はできそうだわ。」
男「ずいぶん汚れてますけど、どうしますか?」
女「ここからが腕の見せ所よ。一緒に頑張りましょう。」

展示会は無事に行われたようだ。