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密室あるところに死体アリ「5ブックマーク」
やぁ、私は探偵だ。
ある豪邸で密室殺人事件が発生した。思いのほか単純な事件だったがね。私の推理により事件は解決され、犯人は捕まったのだが、ひとつ分からないことがある。

密室殺人の目的は被害者が自殺したように見せかけるというのが大半だろう。

ところが{<被害者の死体は明らかに他殺>}だった。

自殺に見える死体であれば密室にする理由もわかるのだが…。

なぜ犯人は密室状態にしたのだろうか?
自殺には見せかけようとしていなかったのであれば、その理由、動機を教えて欲しい。
20年09月15日 01:15
【ウミガメのスープ】 [たぬきバー]

冷えてきましたね。密室殺人の季節です。




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「本当にあの部屋は密室だったんですか」

僕は探偵に尋ねた。上機嫌の探偵はとんでもなく高い和牛のステーキを口に運びながら行儀悪くスマホを眺めていた。今日の事件の依頼人である豪邸の持ち主によって支払われた多額の依頼料は探偵の財布をずいぶんと分厚くした。

「そうだと説明してやったろ。犯人も捕まった。」

今回の事件は探偵が推理を披露するほど{難しい事件でもなかった}ように思う。それでも探偵に依頼が来たのは、殺害現場を取り巻く密室という異質な状況が事件をややこしいものに見せかけていたからだ。密室さえなければ警察がちょっと調べればすぐにわかるような簡単な事件だ。{犯人には現場を密室に見せかけるメリットなどまるでなかった}のだ。

しかし僕は現場を密室に見せかけるメリットを持ち合わせていた人物に心当たりがある。

<探偵>だ。

現場は{豪邸}で、豪邸の持ち主である資産家はもめごとをいたく嫌っていた。そこで密室殺人事件とか言う複雑な事件が起きたらどうなるか。依頼人は金に物を言わせて解決させようとするだろう。
{事件が発生したとき事件現場の施錠を確認し、扉を壊すことを提案したのはほかでもない探偵だった}。事件現場は密室でもなんでもなかったのだ。

「じゃあ、教えて下さい。現場はなぜ密室状態だったんですか。犯人が自殺に見せかけようとしていなかったのであれば、その理由と動機を」
僕は探偵の自白を期待し、彼の表情を伺った。おそらくは青い顔をしているはずだと。…しかし探偵は笑っていた。

「【被害者が加害者を守るため自ら密室を作ったが、その他の証拠を偽装するのが間に合わず死んだんだよ。もしくは犯人と親しい人物が、彼の殺人を誤魔化すために密室をつくった。しかし遺体がどう見ても他殺だったのでそのカムフラージュは無駄に終わり、奇妙な密室殺人現場が出来上がったのだった。】こんなとこだろ」

「う、嘘ですよそんなものは。詭弁です。証拠は。」

「さあ?もう今頃被害者も灰だしな。…お前もいい肉が食えていい気分だろ。事件は解決。お前はいいものが食べられて幸せ。何か問題があるか?私のおごりだぞ。」

「…さっきからスマホで何を見ているんですか?」
僕は煮え切らない思いをワインで飲み下して尋ねた。

「{らてらてのウミガメのスープ}だ。いや、便利だなあ、ネットは。いい推理だ。助かったよ諸君。賢い君たちのおかげで私が逃げおおせる。」

―おし☆まい―

<探偵が密室をねつ造した。その動機は豪邸の持ち主からの依頼料。そして探偵が出題者となったのは体のいい密室の言い訳を他人(ウミガメの回答者)に考えさせるためでした。>
(信頼できない語り手のトリック・犯人の意図しない共犯者のトリックでした)

解説文の作成にあたり、No.60(クラブさん)、No.170(手弁当さん)の質問を引用しました!ありがとうございます!
買えるカエル「5ブックマーク」
大きなカエルのぬいぐるみが欲しい藤井は、お金を貯めることでそのぬいぐるみが手に入るかもしれないと考えた。
しかし『貯めたお金でぬいぐるみを買う』という考えは一切持っていないようだ。

では、なぜお金を貯めようと考えたのだろうか?
20年10月02日 21:56
【ウミガメのスープ】 [藤井]

最近のカエルブームに乗じて。




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【解答】
お手伝いをすることで貰えるお小遣いを貯めて「良い子にしていた」ということをサンタさんにアピールするため。


【解説】
母から「良い子にしてたらサンタさん来るよ」と言われた幼女ふじい。
ふじいは最近CMで話題の大きなカエルのぬいぐるみがほしかった。
よし、良い子にしていよう。
でも、ただ良い子にしていたとしてそれがサンタさんにちゃんと伝わるのだろうか?
幼女ふじいは考えた。
藤井家には『お手伝いをしたらお小遣いがもらえるシステム』がある。
さぼりんぼの藤井はこれまであまりお手伝いをしていなかったが、お手伝いをたくさんすればそれが『お小遣い』という目に見える評価となって返ってくる。
これだ!と思った。

藤井はその日から狂ったようにお手伝いをしまくった。
大好きなカエルのためだ。
洗濯物をたたむ。食器を洗う。トイレ掃除をする。お母さんの肩を揉む。お父さんにビールを注ぐ。
思い付くかぎりのお手伝いをした。
最初は驚いていた両親も娘の意図を知ると納得し、お小遣いをくれた。
ふじいの貯金箱はやがていっぱいになった。


「サンタさんへ

 おてつだい たくさんがんばりました。
 いいこにしていました。
 かえるのぬいぐるみがほしいです。
 よろしくおねがいします。

 ふじい」


12月24日の夜。すやすやと眠るふじいの枕元には、サンタさんへの手紙とぱんぱんの貯金箱が置かれていた。
翌朝その手紙は大きなカエルのぬいぐるみに姿を変えて、飛び起きたふじいに抱きしめられていたという。



(裏話)
るょさんに提供してもらった『箱』から着想。
あるょがとうございました。

飲みすぎはほどほどに「5ブックマーク」
女が生ビールを注ぐところを見ていた男は意識を失った。

なぜ?
20年10月07日 00:01
【ウミガメのスープ】 [ぷらすちっく]

あるお酒の問題に感化され…




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ここはラテラテ球場。
スイヘーズ対ウミガメーズの一戦が繰り広げられていた。

観戦に来たカメオは、売り子のお姉さんに生ビールを注文した。
お姉さんが生ビールを注ぐのを見ていると、周囲で歓声が沸いた。

何事かと視線を上げると、大きなアーチを描いたホームランボールがカメオの頭に目掛けて飛んできたのだった。
マヨイなき逮捕劇「5ブックマーク」
カゼゴロシZZは法律で規制されてはないが、酒類と一緒に飲むことによってドラッグと同じような効果のある合法的な薬である。

ナルホドウはカゼゴロシZZとワインを所持していたため、間違った使用をしてないにも関わらず逮捕されてしまった。

いったいなぜ?
20年10月10日 10:32
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

ホンシツを見ようよ、ナルホドウ君




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ナルホドウ「はぁ…はあ…はぁ…」
ナルホドウ「くそっ!なんでぼくがこんな目に…」

ドラッグストアで万引きをしたナルホドウは店を出る直前にバレてしまい、走って逃げている最中だ。
盗んだものは市販薬のカゼゴロシZZとワインである。
カゼゴロシZZはCMなども放送されている「合法的な市販薬」である。店頭に並んでいるので簡単に手に取れるが、だからといって万引きしていいわけではない。

店員に追いかけられたナルホドウは運悪く警官・ハラバイに出くわした。
未開封で「使用されてない」商品を持っていたナルホドウ。言い訳のしようがない。
あっさりと窃盗の現行犯で逮捕されたのだった。

薬とお酒の併用はダメですよ!危険!

要約
盗んだ
スーパーの謎を解明せよ!「5ブックマーク」
ある日、進学を機に実家を離れ一人暮らしを始めた私のスマホが鳴った。

「マサトから電話…?」

相手は年の離れた弟のマサトだ。

「あ、もしもしお姉ちゃん!聞いて、大事件だよ!

いまラテラテスーパーに来てるんだけど、水曜日なのにウミガメマンアイスが売り切れてたんだ。

バリバリ君も、ウルトラカップも…

ねえ、これってなんでだろう??他にもいつもと違う感じがするし…

これは調査しなきゃ!アカリお姉ちゃんも謎の調査を手伝って!」

*Attention!*
・この問題は亀夫君問題です。皆さんはアカリとしてマサトに話しかけることで調査を手伝ってあげましょう。
・YES/NOで答えられない質問や行動の指示も可能ですが、マサトは小学生なので、できないこともあります。(ネットで検索するなど)
・マサトやアカリに関する情報などは(~を思い出す)(~を確認する)として貰えれば情報が得られることがあります。ただし、2人が知らないことは答えられません。
例(マサトの年齢を思い出す) (今日の日付を確認する)
20年10月11日 18:01
【亀夫君問題】 [ほずみ]

初めての亀夫君問題です。SP&挿絵はキュアピースさんに感謝!




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マサト「お母さんだ!」

母「あら、マサト。ここに来てたのね。今日は{閉店セール}だからたくさん買うわよ~!」

アカリ「お母さんもいるの?」

マサト「そう! お母さん、今お姉ちゃんと電話してたんだよ。代わるね」

母「もしもしアカリ? そうそう、このラテラテスーパーも閉店しちゃうのよ」

アカリ「そうなんだ…寂しくなるね」

母「アンタもたまには帰ってきなさい、ご飯作って待ってるわよ」

アカリ「うん、お母さんの料理食べたいなぁ」

≪簡易解説≫マサトが訪れたラテラテスーパーはもうすぐ閉店することが決まっていた。そのため、調味料など日持ちのする食材は仕入れをやめ、閉店セールを行っていて、品切れしていた。
≪FA条件≫ {閉店セール(売り尽くしセール)}であることを指摘する。