「土下座」「5ブックマーク」
毎日のように6億人超に謝っている女。いったいなぜ?
22年05月14日 00:43
【ウミガメのスープ】 [びーんず]
【ウミガメのスープ】 [びーんず]
解説を見る
ごめんなさーい、最下位は〇〇座のあなた!
世界80億人 ÷ 12星座 = 6.7億人
世界80億人 ÷ 12星座 = 6.7億人
「執行猶予三箇月」「5ブックマーク」
女が自身の誕生日の翌日に彼氏に恋人関係の解消を告げたのは何故?
22年05月18日 22:48
【ウミガメのスープ】 [るぐら]
【ウミガメのスープ】 [るぐら]
解説を見る
察しの良い女は親友と彼氏がこそこそと逢瀬を重ねていたことにも気づいていた。
密会の理由が、例え言い訳であっても、バースデーサプライズであれば目をつぶろうと思ったから。
密会の理由が、例え言い訳であっても、バースデーサプライズであれば目をつぶろうと思ったから。
「【らてクエ15リサイクル】妖精が進化するアイテム」「5ブックマーク」
地中に眠っているとされている財宝を掘り出そうとしていた学者のカメオ。そこでカメオは見事に月の石と呼ばれる伝説の石を掘り起こした。この石は非常に高価で取引されるものでそのことをカメオは知っていたにもかかわらず、その月の石を地中に戻した上に、このことを誰にも話さなかったという。いったいなぜ?
https://late-late.jp/mondai/show/16537
ぎんがけいさんの問題文をお借りしました。
https://late-late.jp/mondai/show/16537
ぎんがけいさんの問題文をお借りしました。
22年05月19日 22:48
【ウミガメのスープ】 [さなめ。]
【ウミガメのスープ】 [さなめ。]
本戦は5/21 20:00から!
解説を見る
【要約】
証拠隠滅
【簡易解説】
学者として二人三脚頑張っていた盟友の遺体と共に、カメオは血の付いた月の石を埋めた。学会の手柄の横取りに際して二人が口論になったのは、ほんの数分前のことだった。
証拠隠滅
【簡易解説】
学者として二人三脚頑張っていた盟友の遺体と共に、カメオは血の付いた月の石を埋めた。学会の手柄の横取りに際して二人が口論になったのは、ほんの数分前のことだった。
「鼻高々」「5ブックマーク」
(こいつの鼻がもう少し高かったらなー)
そう考えながら、サヤカの顔をじっと見つめるユキオ。
そんなユキオがサヤカにプレゼントしたいと考えているのは何?
そう考えながら、サヤカの顔をじっと見つめるユキオ。
そんなユキオがサヤカにプレゼントしたいと考えているのは何?
22年05月25日 21:13
【20の扉】 [ぎんがけい]
【20の扉】 [ぎんがけい]
とある出題者さんに憧れて、解説文はめっちゃ短くしました。
解説を見る
<1着>
(こいつの鼻がもう少し高かったらなー、前のレースはハナ差で勝ってたかもしれないなぁ。)
そう考えながら、馬のサヤカをじっと見つめる騎手のユキオ。
そんなユキオは次こそサヤカに1着をプレゼントしたいと思った。
(こいつの鼻がもう少し高かったらなー、前のレースはハナ差で勝ってたかもしれないなぁ。)
そう考えながら、馬のサヤカをじっと見つめる騎手のユキオ。
そんなユキオは次こそサヤカに1着をプレゼントしたいと思った。
「献身の真実」「5ブックマーク」
「この{お守り}はね、僕のおじいさんの代からずっとずっと僕たちの身を守ってきてくれたすんごい{お守り}なんだ!僕の心臓を銃弾から僕を守ってくれたりもしたんだよ」
だから僕は大丈夫!謙二はそう言って笑いながらひしゃげた銃弾と共にボロボロの{お守り}を陽子に見せた。
その10年後、謙二の{お守り}の話が作り話だったこと、そして謙二から譲り受けた{お守り}は陽子のために謙二がわざと置いていったものであること。
その二つを知った陽子は謙二への感謝の涙を流し{お守り}を後生大事にすることにした。
一体何故?
だから僕は大丈夫!謙二はそう言って笑いながらひしゃげた銃弾と共にボロボロの{お守り}を陽子に見せた。
その10年後、謙二の{お守り}の話が作り話だったこと、そして謙二から譲り受けた{お守り}は陽子のために謙二がわざと置いていったものであること。
その二つを知った陽子は謙二への感謝の涙を流し{お守り}を後生大事にすることにした。
一体何故?
22年05月31日 20:37
【ウミガメのスープ】 [松神]
【ウミガメのスープ】 [松神]
珍しくベール厚々スープです
解説を見る
【簡易解説】
当時の先進医療でも治療が困難な病気を抱えてしまっていた謙二の娘の陽子、そんな{陽子の治療費は莫大}で普通の給料では決して払えるものではなかった。
陽子の治療費を賄うため戦場、しかも死亡率が高い戦線の最前線へ{戦死時の特別恩給を目的として}出向く謙二だったが、その前に謙二は娘の陽子が自分のせいで父が死んだと思わないように問題文のように一芝居打ち、敢えて玄関にお守りを置いていき。娘の病気のことも妻に頼んで大したものではないと嘘を教えるようにした。
謙二の目論見通り陽子はその玄関に置いていかれたお守りを見て{「父はお守りを忘れたせいで死んだのだ」}と嘆き悲しみ、自分のために死んだとは思いもしなかった。そして戦争が終わり父への特別恩給、報奨で陽子は無事病気を治療することに成功した。
10年後、ことの真相を知ったカメコは父への感謝の念とともに、そのお守りを父の献身の形見として後生大事にすることにした。
【長めの解説】
「陽子が、そんな病気に?」
聞いたことも無い病名、聞いたことも無い額の医療費。まだ5歳の娘に、どうしてそのような災いが降りかかるのか。
頭の中に靄がかかったようだ、目の前が真っ暗になる。高額な医療費を払える見込みなど無い。陽子は死ぬしかないとでも言うのだろうか?
「良い方法が、あるぞ」
居酒屋で同僚に愚痴を漏らす僕に語り掛けてきたのは、上司の松上という男だった。彼はとかく優秀で誰からも頼りにされる男だが、僕は眼前で薄ら笑いを浮かべるこの男が嫌いだった。
何を考えているのかわからない、ではなく。何を考えているのか、どのような方法を考えているのかこの男はその顔を見れば大体のことが丸わかりだったからだ。
「陸軍の将校に知り合いがいる。彼は次の侵攻作戦に必要な人材を探していてね、謙二君。確か君は徴兵による軍事訓練は受けていたね?」
僕はそれに、静かに頷くしかなかった。彼の言いたいこと、それはもう大体わかっていた。
簡単な取引だ、将校と国からの手厚い恩給を手に入れるために決死の作戦に身を投じろ……金勘定は既に済ませた、後は交渉だけだと言わんばかりの顔でこちらの様子を伺う松上の話に、僕はただ黙って頷くしかなかった。
「おとーさん!あそんでー!」
「おー、良いぞー!今日は何する?」
「ご本!ご本読んで!」
娘の陽子に病気のことは伝えなかった、伝えられなかった。今はただ取り敢えず症状を抑える薬だけを服用している状態だ。その薬代ですら家計をかなり圧迫している状況。
娘に病気のことを詳しく言ってしまったら、賢い娘だ……それで両親を困らせてしまっていると悟ってしまうだろう。何の罪も無い娘には何も知らせず、何も悟らせず、元気に過ごして欲しい。だから今後も娘に病気の詳細は伝えないように妻と二人で決めた。
覚悟は、とっくに決まっていた。
「すごーい!そんなお守りなら、お父さんけがなんてしないで帰ってこれるね!」
陽子の病気のことを知ってから一年、とうとう例の侵攻作戦が始まった。だが、僕は戦争とは縁遠い職の人間だ。このまま戦線に向かえばある程度知恵がついた年頃になったら陽子は気付くだろう。父は自分のために死んだのだ、と。
徴兵だったという嘘だけで偽り続けるのも難しい、娘の目を逸らす必要がある。娘の記憶の中で、父はわざと死にに行ったのではなく別の要因で死んだことにする必要が。
だから一芝居打つことにした。代々伝わるすんごいご利益のあるお守り。その話を陽子にし、そして戦争に出向く日になってそれを玄関の見つかりにくい場所に置いていけば、きっと陽子は数日後にそれを見付けてこう思うはずだ。
「このお守りが無かったら、父は死ぬかもしれない」と。
気付かなければ妻の手で気付かせれば良い。妻には辛い役目を背負わせることになるが。
気付いた頃にはもう遅い、急いで郵送してもらおうが僕の手元に届く頃には……。
目論見通りにいけば父はお守りを忘れたせいで死んだと、陽子はそう記憶に刻み込んでくれる。まだ幼い陽子に重荷は背負わせたくない、ましてや自分のために親が死ぬだなんてそんなのは重すぎる。
陽子、どうか幸せに。
「どう……して、忘れて」
父の形見、例の「すんごいお守り」を私はいつも通り鞄の中に忍ばせていた。
が、流石に100年近い歴史のあるお守りだ。外装が破けてしまって、中身が飛び出てしまっていた。
慌てて鞄の中のお守りを取り出した私は目を見張った。中身が新しすぎる。これは一体どういうことだろうか?
頭の中で情報がカチリ、カチリと段々と繋がっていく、そんな音が聞こえた。
中身が新しすぎるお守り。父が玄関の隅に忘れていった、今思えば荒唐無稽すぎる歴史を持つお守り。外身だけどうしてこんなにボロボロになってしまっているのか、それもまるでわざとらしくボロボロに見えるように作られたかのような……
あの頃のことを、私は必死に思い出していた。何かとても、大事なことを忘れているような気がしたから。とても優しかったあの人のことを、今なら鮮明に思い出せる気がしたから。
「お母さん」
「どうしたの、陽子?……あら」
私が手に持ったお守りの中身を見て、母が身体をこわばらせたのを見てああ、やっぱりそうだ。と思った。
騙されていた。全ては私の心を守るために用意された、優しい嘘だった。
父は私に三つの嘘をついた。私の病気が大したものじゃないってこと、戦争へ行った理由は徴兵だってこと……そして、お守りに凄い効果があるってこと。
だから今度は私が、父の嘘を守り通すことにした。
「すんごいお守りの袋が破けちゃって。直してくれないかな?」
だって、私にとってこれは本当に効果のあったすんごいお守りなのだから。
当時の先進医療でも治療が困難な病気を抱えてしまっていた謙二の娘の陽子、そんな{陽子の治療費は莫大}で普通の給料では決して払えるものではなかった。
陽子の治療費を賄うため戦場、しかも死亡率が高い戦線の最前線へ{戦死時の特別恩給を目的として}出向く謙二だったが、その前に謙二は娘の陽子が自分のせいで父が死んだと思わないように問題文のように一芝居打ち、敢えて玄関にお守りを置いていき。娘の病気のことも妻に頼んで大したものではないと嘘を教えるようにした。
謙二の目論見通り陽子はその玄関に置いていかれたお守りを見て{「父はお守りを忘れたせいで死んだのだ」}と嘆き悲しみ、自分のために死んだとは思いもしなかった。そして戦争が終わり父への特別恩給、報奨で陽子は無事病気を治療することに成功した。
10年後、ことの真相を知ったカメコは父への感謝の念とともに、そのお守りを父の献身の形見として後生大事にすることにした。
【長めの解説】
「陽子が、そんな病気に?」
聞いたことも無い病名、聞いたことも無い額の医療費。まだ5歳の娘に、どうしてそのような災いが降りかかるのか。
頭の中に靄がかかったようだ、目の前が真っ暗になる。高額な医療費を払える見込みなど無い。陽子は死ぬしかないとでも言うのだろうか?
「良い方法が、あるぞ」
居酒屋で同僚に愚痴を漏らす僕に語り掛けてきたのは、上司の松上という男だった。彼はとかく優秀で誰からも頼りにされる男だが、僕は眼前で薄ら笑いを浮かべるこの男が嫌いだった。
何を考えているのかわからない、ではなく。何を考えているのか、どのような方法を考えているのかこの男はその顔を見れば大体のことが丸わかりだったからだ。
「陸軍の将校に知り合いがいる。彼は次の侵攻作戦に必要な人材を探していてね、謙二君。確か君は徴兵による軍事訓練は受けていたね?」
僕はそれに、静かに頷くしかなかった。彼の言いたいこと、それはもう大体わかっていた。
簡単な取引だ、将校と国からの手厚い恩給を手に入れるために決死の作戦に身を投じろ……金勘定は既に済ませた、後は交渉だけだと言わんばかりの顔でこちらの様子を伺う松上の話に、僕はただ黙って頷くしかなかった。
「おとーさん!あそんでー!」
「おー、良いぞー!今日は何する?」
「ご本!ご本読んで!」
娘の陽子に病気のことは伝えなかった、伝えられなかった。今はただ取り敢えず症状を抑える薬だけを服用している状態だ。その薬代ですら家計をかなり圧迫している状況。
娘に病気のことを詳しく言ってしまったら、賢い娘だ……それで両親を困らせてしまっていると悟ってしまうだろう。何の罪も無い娘には何も知らせず、何も悟らせず、元気に過ごして欲しい。だから今後も娘に病気の詳細は伝えないように妻と二人で決めた。
覚悟は、とっくに決まっていた。
「すごーい!そんなお守りなら、お父さんけがなんてしないで帰ってこれるね!」
陽子の病気のことを知ってから一年、とうとう例の侵攻作戦が始まった。だが、僕は戦争とは縁遠い職の人間だ。このまま戦線に向かえばある程度知恵がついた年頃になったら陽子は気付くだろう。父は自分のために死んだのだ、と。
徴兵だったという嘘だけで偽り続けるのも難しい、娘の目を逸らす必要がある。娘の記憶の中で、父はわざと死にに行ったのではなく別の要因で死んだことにする必要が。
だから一芝居打つことにした。代々伝わるすんごいご利益のあるお守り。その話を陽子にし、そして戦争に出向く日になってそれを玄関の見つかりにくい場所に置いていけば、きっと陽子は数日後にそれを見付けてこう思うはずだ。
「このお守りが無かったら、父は死ぬかもしれない」と。
気付かなければ妻の手で気付かせれば良い。妻には辛い役目を背負わせることになるが。
気付いた頃にはもう遅い、急いで郵送してもらおうが僕の手元に届く頃には……。
目論見通りにいけば父はお守りを忘れたせいで死んだと、陽子はそう記憶に刻み込んでくれる。まだ幼い陽子に重荷は背負わせたくない、ましてや自分のために親が死ぬだなんてそんなのは重すぎる。
陽子、どうか幸せに。
「どう……して、忘れて」
父の形見、例の「すんごいお守り」を私はいつも通り鞄の中に忍ばせていた。
が、流石に100年近い歴史のあるお守りだ。外装が破けてしまって、中身が飛び出てしまっていた。
慌てて鞄の中のお守りを取り出した私は目を見張った。中身が新しすぎる。これは一体どういうことだろうか?
頭の中で情報がカチリ、カチリと段々と繋がっていく、そんな音が聞こえた。
中身が新しすぎるお守り。父が玄関の隅に忘れていった、今思えば荒唐無稽すぎる歴史を持つお守り。外身だけどうしてこんなにボロボロになってしまっているのか、それもまるでわざとらしくボロボロに見えるように作られたかのような……
あの頃のことを、私は必死に思い出していた。何かとても、大事なことを忘れているような気がしたから。とても優しかったあの人のことを、今なら鮮明に思い出せる気がしたから。
「お母さん」
「どうしたの、陽子?……あら」
私が手に持ったお守りの中身を見て、母が身体をこわばらせたのを見てああ、やっぱりそうだ。と思った。
騙されていた。全ては私の心を守るために用意された、優しい嘘だった。
父は私に三つの嘘をついた。私の病気が大したものじゃないってこと、戦争へ行った理由は徴兵だってこと……そして、お守りに凄い効果があるってこと。
だから今度は私が、父の嘘を守り通すことにした。
「すんごいお守りの袋が破けちゃって。直してくれないかな?」
だって、私にとってこれは本当に効果のあったすんごいお守りなのだから。