「夏めぐり秋の夜に」「5ブックマーク」
売れっ子漫画家のカメコの担当編集であるカメオは、カメコの仕事場であるアパートの一室に原稿を取りに向かうところだ。
(カメコ先生のことだ。もう出来上がっているのだろうが、もしかすると既に寝てしまっているかもしれない。合鍵を忘れないように…‥と。)
アパートに着き、合鍵で開錠をしたカメオ。カメコは寝ていなかったのだが、そこにあったのは完成とは程遠い原稿だった。
しかしカメオは怒るどころか驚きもしない様子で、カメコにこう言った。
「ほら、先生。月が綺麗ですよ」
一体なぜ?
(カメコ先生のことだ。もう出来上がっているのだろうが、もしかすると既に寝てしまっているかもしれない。合鍵を忘れないように…‥と。)
アパートに着き、合鍵で開錠をしたカメオ。カメコは寝ていなかったのだが、そこにあったのは完成とは程遠い原稿だった。
しかしカメオは怒るどころか驚きもしない様子で、カメコにこう言った。
「ほら、先生。月が綺麗ですよ」
一体なぜ?
22年07月04日 18:06
【ウミガメのスープ】 [チェリー]
【ウミガメのスープ】 [チェリー]
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解説
お酒を飲んですっかり出来上がってしまっているカメコをベランダに誘導し、夜風に当て酔いを冷まさせ、漫画を描かせるため。
詳細解説
カメコ先生は天才故か、非常にクセのある人だ。
〆切を守らないのは当たり前、デッドラインだって平気で無視してくる。何よりあの酒癖の悪さはどうしようも無い。
はぁ、今日はこれから原稿を取りに行く約束をしていたのだが、ラインに返事もない。どうせまた仕事場でビールをがぶ飲みして、すっかり出来上がってしまっているのだろう。カメコ先生は嫌がるだろうが監視用にアシスタントでも付けようか……。
仕事場のチャイムを鳴らす。返事は無い。……まさかとは思ったが、もう寝ているのか……?
合鍵を使って部屋に入ると、目に入ったのはほとんど手を付けられていない原稿と顔を真っ赤にさせ回転椅子でぐるぐると回るカメコ先生。
「あれぇー?かみぇお?どーしたー?ふほーしんにゅーかー、けーしゃつよぶぞけーしゃつぅー」
やっぱりか。赤ら顔でからみ酒、ろれつも回っていない。もうこうなってしまっては話が通じない。こんな時は……、
「ほら、先生。月が綺麗ですよ」
窓の外に見える月にわざとらしく驚きながら、カメコ先生をベランダへと誘導する。
「おー、なんだー、こくはくかー?どれどれー」
ベランダに出てしばらく夜空を眺めていると、カメコ先生は夜風に当たり段々と酔いが冷めていくと、無言で室内に入り机に向かって原稿作業を始めた。
計画通り。
「カメコ先生、酔いは冷めたんですか?まだ顔が赤いですけど」
「……うるさい」
お酒を飲んですっかり出来上がってしまっているカメコをベランダに誘導し、夜風に当て酔いを冷まさせ、漫画を描かせるため。
詳細解説
カメコ先生は天才故か、非常にクセのある人だ。
〆切を守らないのは当たり前、デッドラインだって平気で無視してくる。何よりあの酒癖の悪さはどうしようも無い。
はぁ、今日はこれから原稿を取りに行く約束をしていたのだが、ラインに返事もない。どうせまた仕事場でビールをがぶ飲みして、すっかり出来上がってしまっているのだろう。カメコ先生は嫌がるだろうが監視用にアシスタントでも付けようか……。
仕事場のチャイムを鳴らす。返事は無い。……まさかとは思ったが、もう寝ているのか……?
合鍵を使って部屋に入ると、目に入ったのはほとんど手を付けられていない原稿と顔を真っ赤にさせ回転椅子でぐるぐると回るカメコ先生。
「あれぇー?かみぇお?どーしたー?ふほーしんにゅーかー、けーしゃつよぶぞけーしゃつぅー」
やっぱりか。赤ら顔でからみ酒、ろれつも回っていない。もうこうなってしまっては話が通じない。こんな時は……、
「ほら、先生。月が綺麗ですよ」
窓の外に見える月にわざとらしく驚きながら、カメコ先生をベランダへと誘導する。
「おー、なんだー、こくはくかー?どれどれー」
ベランダに出てしばらく夜空を眺めていると、カメコ先生は夜風に当たり段々と酔いが冷めていくと、無言で室内に入り机に向かって原稿作業を始めた。
計画通り。
「カメコ先生、酔いは冷めたんですか?まだ顔が赤いですけど」
「……うるさい」
「夏色」「5ブックマーク」
太陽燦々、夏の午後。
今日はツイッギーとの初デート。
丘の上のお屋敷まで、彼女を迎えに来たガブリエル。
フランス人形のように可愛らしいガールフレンドを自転車の後ろに乗せ、長い長い坂道をゆっくりと下ってゆく。
麓の公園に咲くピンクの向日葵(きのう偶然見つけたのだ!)を見せてあげる約束だ。
腰に回された彼女の腕の感触に、ガブリエルは胸がドキドキした。
そして、どんどん憂鬱になっていくのだった。
なぜ?
今日はツイッギーとの初デート。
丘の上のお屋敷まで、彼女を迎えに来たガブリエル。
フランス人形のように可愛らしいガールフレンドを自転車の後ろに乗せ、長い長い坂道をゆっくりと下ってゆく。
麓の公園に咲くピンクの向日葵(きのう偶然見つけたのだ!)を見せてあげる約束だ。
腰に回された彼女の腕の感触に、ガブリエルは胸がドキドキした。
そして、どんどん憂鬱になっていくのだった。
なぜ?
22年07月08日 21:53
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]
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帰りは長い長い上り坂なんだぜ?太陽燦々だぜ?
トホホのホ〜
トホホのホ〜
「ドジっ子メイドですか?それはファンが作りだした幻想です」「5ブックマーク」
.
文化祭で漫才をすることになった学生の2人。
その漫才には、ボケ演じるメイドが、{〈 おいしくなる魔法 〉を失敗するというくだり}がある。
ご主人様は「〈 おいしくなる魔法 〉って『おいしくなあれ♡もえもえきゅん♡』ってやつか」とつぶやくが、メイドはその定番の魔法ではなく、〈 メイたんランチ 〉専用の魔法を使うと言いだす。
そんなメイドが、〈 メイたんランチ 〉の料理にかけるはずの魔法を、ジュースの方にかけてしまったのはなぜ?
【《 ルール 》】
・ボケがメイたんを演じながら、嘘なし・神視点で回答します。
YESかNOで答えられる質問をして、{メイたんが失敗した原因}を突きとめてください。
・メイたんは、{YES}の時は手動で、ぶるるちゃんの首を{縦に(↓↑)}、{NO}の時はボタン操作で、ぶるるちゃんの首を{横に(⇄⇄)振る}動作をさせます。
テストプレイ感謝!
きっとくりすさん・春雨さん・「マクガフィン」さん・松神さんと、オリオンさん
文化祭で漫才をすることになった学生の2人。
その漫才には、ボケ演じるメイドが、{〈 おいしくなる魔法 〉を失敗するというくだり}がある。
ご主人様は「〈 おいしくなる魔法 〉って『おいしくなあれ♡もえもえきゅん♡』ってやつか」とつぶやくが、メイドはその定番の魔法ではなく、〈 メイたんランチ 〉専用の魔法を使うと言いだす。
そんなメイドが、〈 メイたんランチ 〉の料理にかけるはずの魔法を、ジュースの方にかけてしまったのはなぜ?
【《 ルール 》】
・ボケがメイたんを演じながら、嘘なし・神視点で回答します。
YESかNOで答えられる質問をして、{メイたんが失敗した原因}を突きとめてください。
・メイたんは、{YES}の時は手動で、ぶるるちゃんの首を{縦に(↓↑)}、{NO}の時はボタン操作で、ぶるるちゃんの首を{横に(⇄⇄)振る}動作をさせます。
テストプレイ感謝!
きっとくりすさん・春雨さん・「マクガフィン」さん・松神さんと、オリオンさん
22年07月03日 21:38
【新・形式】 [霜ばしら]
【新・形式】 [霜ばしら]

🍅
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メイたん{:}(ぶるるちゃんの首を左右に振る仕草)「もえもえきゅん♡」じゃありませんわ! メイたんランチには、専用のおいしくなる魔法があるんですわ!
ご主人様{:}えっ、専用のおいしくなる魔法があるの? どんな魔法なんだろうなー! 楽しみだなあ!
メイたん{:}では参りますわ! おいしくなあれ♡ しゃんしゃんしゃー…あああぁぁぁー活きの良い青のり達がジュースの中にダイブしちゃいましたわぁ……。
ご主人様{:}何してくれてんの!? おいしくなるどころか、まずくなる魔法じゃねぇか!
メイたん{:}てへっ☆ ぶるるちゃんを止め忘れたせいで、風に攫われてしまったんですわ〜。
ご主人様{:}風??? ぶるるちゃんって、風発生する勢いで首振ってんの!? こっわっ!
メイたん{:}ご主人様、何言ってますの!? ぶるるちゃんは扇風機だから、首振りはゆぅうううっくりですわ!
ご主人様{:}はあああぁ!? なんっっっだっそれ!? なんで扇風機なんか持ち歩いてるんだよ!!!
メイたん{:}メイたんのドジっ子演技があんまりにもわざとらしいて、先輩風吹かせたメイドさんが扇風機持たせてくれたんですわ!お好みには相性バッチリのアイテムでっしゃろ? ほんで涼もとれてお得ですやんか。夏はいつでもどこでも一緒のズッ友でやらさしてもろうとりますゥ!
ご主人様{:}「やらさしてもろうとりますゥ!」じゃないんだよ……。キャラ作りがんばるんならな、まずそのおっさんくさいエセ関西弁をどうにかしろ!!! 何でも属性つけたら良いと思うなよ! 腹立つなあ。もういいよ。
2人{:}ありがとうございましたー!
【《 答え 》
{青のりが}ジュースにかかってしまったのは、{扇風機の風で飛ばされたから}。】
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ご主人様{:}えっ、専用のおいしくなる魔法があるの? どんな魔法なんだろうなー! 楽しみだなあ!
メイたん{:}では参りますわ! おいしくなあれ♡ しゃんしゃんしゃー…あああぁぁぁー活きの良い青のり達がジュースの中にダイブしちゃいましたわぁ……。
ご主人様{:}何してくれてんの!? おいしくなるどころか、まずくなる魔法じゃねぇか!
メイたん{:}てへっ☆ ぶるるちゃんを止め忘れたせいで、風に攫われてしまったんですわ〜。
ご主人様{:}風??? ぶるるちゃんって、風発生する勢いで首振ってんの!? こっわっ!
メイたん{:}ご主人様、何言ってますの!? ぶるるちゃんは扇風機だから、首振りはゆぅうううっくりですわ!
ご主人様{:}はあああぁ!? なんっっっだっそれ!? なんで扇風機なんか持ち歩いてるんだよ!!!
メイたん{:}メイたんのドジっ子演技があんまりにもわざとらしいて、先輩風吹かせたメイドさんが扇風機持たせてくれたんですわ!お好みには相性バッチリのアイテムでっしゃろ? ほんで涼もとれてお得ですやんか。夏はいつでもどこでも一緒のズッ友でやらさしてもろうとりますゥ!
ご主人様{:}「やらさしてもろうとりますゥ!」じゃないんだよ……。キャラ作りがんばるんならな、まずそのおっさんくさいエセ関西弁をどうにかしろ!!! 何でも属性つけたら良いと思うなよ! 腹立つなあ。もういいよ。
2人{:}ありがとうございましたー!
【《 答え 》
{青のりが}ジュースにかかってしまったのは、{扇風機の風で飛ばされたから}。】
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「失われない恋」「5ブックマーク」
鏡が嫌いになったアオイは、親友のミドリに恋を諦めることを打ち明けた
次の日、周りからはミドリが失恋したのだと思われた
ミドリは失恋をしていないのだが、なぜ勘違いされたのだろうか?
次の日、周りからはミドリが失恋したのだと思われた
ミドリは失恋をしていないのだが、なぜ勘違いされたのだろうか?
22年07月15日 15:48
【ウミガメのスープ】 [もやもやし]
【ウミガメのスープ】 [もやもやし]
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抗がん剤治療で髪が抜けてしまい自分の姿に自信を無くしたアオイに、自分の髪でウィッグを作るため髪を切ったから
「ずっと前から、ついこの間。」「5ブックマーク」
「ずっ……ずっと前から、すっ…‥好きだった!……俺と……」
放課後の体育館裏、カメオが発したカメコに向けての告白の文句をすべて聴き終わる前に、カメコはその場から逃げ出してしまった。
カメオからの告白をいつも夢見ていたカメコだが、いざ面と向かってのカメオからの告白に、すぐに応えることが出来なかったのは何故?
放課後の体育館裏、カメオが発したカメコに向けての告白の文句をすべて聴き終わる前に、カメコはその場から逃げ出してしまった。
カメオからの告白をいつも夢見ていたカメコだが、いざ面と向かってのカメオからの告白に、すぐに応えることが出来なかったのは何故?
22年07月19日 19:14
【ウミガメのスープ】 [チェリー]
【ウミガメのスープ】 [チェリー]
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カメオの告白の練習を偶然聞き、他の女の子への告白だと勘違いしており、数日後面と向かって告白を受けた際には、カメオが他の女の子に告白して間もなく告白してきたクズだと思ったから。
解説
カメオとカメコは高校のクラスメイト。互いに好意を寄せていることに気付きながら、まだ付き合ってはいなかった。
ずっと好きだったカメコへの告白に勇気を持てなかったカメオはある日、人気の無い放課後の体育館裏で告白の練習をしていた。
体育館で部活の休憩中だったカメコは、壁越しに微かに聞こえる声に耳を澄ますと、発せられた告白の声の主がカメオだと気づき、自分ではない他の誰かに告白をしていると勘違いしてしまった。
カメコはカメオの告白の文句の途中で、現実から逃れるようにその場を離れ、深い悲しみに打ちひしがれていた。
数日後、何事もなかったのかのように振る舞うカメオにカメコはヤキモキしていたのだが、突然カメオから告白された。前の子の告白に成功しなかったから妥協で告白されたとまたも勘違い。当然告白には応えられず、泣きじゃくり、怒りながら、カメオを問い詰めた。
困惑していたカメオだったのだが、しっかりと話し合うことで、なんとか誤解が解けて無事付き合うことになりました。
はいはい、めでたしめでたし。
解説
カメオとカメコは高校のクラスメイト。互いに好意を寄せていることに気付きながら、まだ付き合ってはいなかった。
ずっと好きだったカメコへの告白に勇気を持てなかったカメオはある日、人気の無い放課後の体育館裏で告白の練習をしていた。
体育館で部活の休憩中だったカメコは、壁越しに微かに聞こえる声に耳を澄ますと、発せられた告白の声の主がカメオだと気づき、自分ではない他の誰かに告白をしていると勘違いしてしまった。
カメコはカメオの告白の文句の途中で、現実から逃れるようにその場を離れ、深い悲しみに打ちひしがれていた。
数日後、何事もなかったのかのように振る舞うカメオにカメコはヤキモキしていたのだが、突然カメオから告白された。前の子の告白に成功しなかったから妥協で告白されたとまたも勘違い。当然告白には応えられず、泣きじゃくり、怒りながら、カメオを問い詰めた。
困惑していたカメオだったのだが、しっかりと話し合うことで、なんとか誤解が解けて無事付き合うことになりました。
はいはい、めでたしめでたし。