「いい夢見させて」「5ブックマーク」
今日、彼女との初デートを終えたユキオ。
自然に手を繋ぎ、男らしくリードすることもできた。
(忘れられない1日になったな)
その日の夜、彼女と長電話しているのは、名残惜しいからではないとしたらなぜ?
自然に手を繋ぎ、男らしくリードすることもできた。
(忘れられない1日になったな)
その日の夜、彼女と長電話しているのは、名残惜しいからではないとしたらなぜ?
22年11月01日 22:34
【ウミガメのスープ】 [ルーシー]
【ウミガメのスープ】 [ルーシー]
SPほずみさん、ありがとうございます。
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彼女の前では格好つけていたが、ユキオはお化け屋敷が怖かった。
そのせいで夜、思い出して眠れなくなってしまったのだ。
そのせいで夜、思い出して眠れなくなってしまったのだ。
「回り道も悪いことばかりじゃない」「5ブックマーク」
カメオは、大好きなカメコの家に行く前には必ず、親友のウミオの家(普通のワンルームマンション)に寄る。
ウミオはカメコと面識すらないのだが、一体なぜ?
ウミオはカメコと面識すらないのだが、一体なぜ?
22年11月02日 21:49
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
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位置情報でカメオの位置が妻にばれてしまわないよう、ウミオの家に行く~って行って、そこにスマホを置いてきて浮気相手のカメコの家に行く
「最強の勇者は初恋の人に一途らしい」「5ブックマーク」
ある国に聖魔法を得意とする最強の勇者、カメオがいた。
カメオは日々強力な魔物に難なく勝利し、人々に最強の勇者と褒めそやされても、どこか浮かない顔をしている。王国の姫や聖女から求婚されても、カメオは気にするそぶりも見せず孤独を貫いた。
その理由は、不運な事故で亡くなってしまったためにもう会えなくなってしまった初恋の人を想い続けているからである。
同じ村で生まれ育った、幼馴染のカメコ。カメオが一生一緒にいたいと願った相手で、あの日からただ夢で会うことしかできなくなった相手。
さて、その国の支配を目論んでいる魔王サルバーンはそんなカメオを何とか倒すか味方に引き入れようとしていた。
ただ、倒すにはカメオの聖魔法は、闇魔法を得意とするサルバーンにとって分が悪い。
そこでサルバーンはカメオの前に現れ、こう提案した。
「私の闇魔法の進化系、死霊魔法は魂すらも操ることができる。カメオよ、私の配下にならないか?お前の大切な女性の魂を呼び出して、お前と再会させてやろうぞ」
サルバーンはカメオを懐柔できると思っていたが、カメオはその提案を一蹴して、聖属性極大魔法でサルバーンを消し炭にした。
めでたしめでたし。
ところで、不運な事故とは一体どんな事故だろうか。もっともありそうなものを答えてほしい。
カメオは日々強力な魔物に難なく勝利し、人々に最強の勇者と褒めそやされても、どこか浮かない顔をしている。王国の姫や聖女から求婚されても、カメオは気にするそぶりも見せず孤独を貫いた。
その理由は、不運な事故で亡くなってしまったためにもう会えなくなってしまった初恋の人を想い続けているからである。
同じ村で生まれ育った、幼馴染のカメコ。カメオが一生一緒にいたいと願った相手で、あの日からただ夢で会うことしかできなくなった相手。
さて、その国の支配を目論んでいる魔王サルバーンはそんなカメオを何とか倒すか味方に引き入れようとしていた。
ただ、倒すにはカメオの聖魔法は、闇魔法を得意とするサルバーンにとって分が悪い。
そこでサルバーンはカメオの前に現れ、こう提案した。
「私の闇魔法の進化系、死霊魔法は魂すらも操ることができる。カメオよ、私の配下にならないか?お前の大切な女性の魂を呼び出して、お前と再会させてやろうぞ」
サルバーンはカメオを懐柔できると思っていたが、カメオはその提案を一蹴して、聖属性極大魔法でサルバーンを消し炭にした。
めでたしめでたし。
ところで、不運な事故とは一体どんな事故だろうか。もっともありそうなものを答えてほしい。
22年11月01日 00:22
【ウミガメのスープ】 [うつま]
【ウミガメのスープ】 [うつま]
SP:ベルンさん。やらかした!ジャンルミス!
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A. (トラックによる)交通事故
カメオは{異世界転生者}である。
事故で死んでしまってから二度と会えなくなってしまったカメコには、地球で幸せに暮らしてほしいとカメオは願っているのだ。
異世界転生モノでもっともありそうな展開といえばもちろん、{トラックに轢かれて異世界転生}である。
以下長い解説
「カメコ、危ない!」
「え?」
直後、辺りに響く轟音。信号無視したトラックがカメコを襲う直前にカメオはカメコを突き飛ばし、身代わりとなったカメオはトラックに大きく吹き飛ばされた。
地面に墜落するまでの時間がスローモーションになりながら、カメコとの思い出を振り返る。コンビニもないような田舎の村で一緒に育った幼馴染。周りからお似合いカップルだと冷やかされるたびに否定していたけれど、多分、互いに好きだったのだと思う。
こんなことなら告白しておけばよかったのに。カメオはそんなことを最期に考えて死んでしまった。
目が覚めたら、カメオは野原に倒れていた。ここはどこなのだろうか。少なくとも病院ではないことは確かだった。
気絶して見ている夢だというのが一番妥当な推理だが、不思議なことに、カメオは確かに自分が命を落としたという確信があった。
「死後の、世界……?」
答え合わせをするかのように、なにかの生物の鳴き声が響いた。この世のものとは思えない、低く不気味な鳴き声。カメオの気配に気づいてか近づいてきたその化け物は、明らかに地球の生物とは異なっていて、カメオはようやく自分が異世界に飛ばされたのだということを理解した。そして、自分が今危機的状況に立たされているということも。
(〜中略〜)
野原での初戦闘を終え、その後街に戻ったら「あのバケモンを倒したのか?!」と人々に驚かれ、冒険者ギルドに入ることになり、魔物討伐を続けているとなんやかんやあってカメオは人々に最強の勇者と呼ばれるようになった。
その後なんやかんやあってたくさんの女性に想いを寄せられることになるが、前世の初恋が忘れられないカメオは全て断り続けた。
なんやかんやあって宿敵となった魔王サルバーンは、なんやかんやあって勇者の想い人の存在を知った。勇者が転生者だということを知る由もないサルバーンは、これできっと懐柔できると思いカメオの前に現れた。
(〜中略〜)
カメコを一途に愛し続けるカメオは、「あいつには地球で幸せに暮らしていてほしいから」と提案を断って、サルバーンを消し炭にした。お前なんぞにカメコの魂に触れてほしくないない、という怒りもあったのかもしれない。過去最高の威力の魔法だった。
「はあ、疲れた……」
疲労困憊になったカメオは、そのままベッドに体を預けた。思いを馳せるのは、やっぱり初恋の相手、カメコのこと。
☆
カメコはまた夢を見た。もう会えない初恋の人が、不思議な世界での冒険を語ってくれる変な夢だ。
今日は魔王とか何やら言っていたような気がする。目が覚めるとほとんど忘れてしまったけれど、なんだか家を出るときの足どりが少しだけ軽くなった気がした。
カメオは{異世界転生者}である。
事故で死んでしまってから二度と会えなくなってしまったカメコには、地球で幸せに暮らしてほしいとカメオは願っているのだ。
異世界転生モノでもっともありそうな展開といえばもちろん、{トラックに轢かれて異世界転生}である。
以下長い解説
「カメコ、危ない!」
「え?」
直後、辺りに響く轟音。信号無視したトラックがカメコを襲う直前にカメオはカメコを突き飛ばし、身代わりとなったカメオはトラックに大きく吹き飛ばされた。
地面に墜落するまでの時間がスローモーションになりながら、カメコとの思い出を振り返る。コンビニもないような田舎の村で一緒に育った幼馴染。周りからお似合いカップルだと冷やかされるたびに否定していたけれど、多分、互いに好きだったのだと思う。
こんなことなら告白しておけばよかったのに。カメオはそんなことを最期に考えて死んでしまった。
目が覚めたら、カメオは野原に倒れていた。ここはどこなのだろうか。少なくとも病院ではないことは確かだった。
気絶して見ている夢だというのが一番妥当な推理だが、不思議なことに、カメオは確かに自分が命を落としたという確信があった。
「死後の、世界……?」
答え合わせをするかのように、なにかの生物の鳴き声が響いた。この世のものとは思えない、低く不気味な鳴き声。カメオの気配に気づいてか近づいてきたその化け物は、明らかに地球の生物とは異なっていて、カメオはようやく自分が異世界に飛ばされたのだということを理解した。そして、自分が今危機的状況に立たされているということも。
(〜中略〜)
野原での初戦闘を終え、その後街に戻ったら「あのバケモンを倒したのか?!」と人々に驚かれ、冒険者ギルドに入ることになり、魔物討伐を続けているとなんやかんやあってカメオは人々に最強の勇者と呼ばれるようになった。
その後なんやかんやあってたくさんの女性に想いを寄せられることになるが、前世の初恋が忘れられないカメオは全て断り続けた。
なんやかんやあって宿敵となった魔王サルバーンは、なんやかんやあって勇者の想い人の存在を知った。勇者が転生者だということを知る由もないサルバーンは、これできっと懐柔できると思いカメオの前に現れた。
(〜中略〜)
カメコを一途に愛し続けるカメオは、「あいつには地球で幸せに暮らしていてほしいから」と提案を断って、サルバーンを消し炭にした。お前なんぞにカメコの魂に触れてほしくないない、という怒りもあったのかもしれない。過去最高の威力の魔法だった。
「はあ、疲れた……」
疲労困憊になったカメオは、そのままベッドに体を預けた。思いを馳せるのは、やっぱり初恋の相手、カメコのこと。
☆
カメコはまた夢を見た。もう会えない初恋の人が、不思議な世界での冒険を語ってくれる変な夢だ。
今日は魔王とか何やら言っていたような気がする。目が覚めるとほとんど忘れてしまったけれど、なんだか家を出るときの足どりが少しだけ軽くなった気がした。
「物買えば懐寒し秋の風 暖かいのは偽物ばかり」「5ブックマーク」
美術鑑定士で骨董収集家の小島は、日本各地の骨董市を巡る事を趣味にしている。
11月某日、小島はとある寺の境内で開催された骨董市に訪れた。
各店の陳列台には色々な名品珍品が所狭しと並んでいたが、目利き自慢の小島がこの骨董市で手に入れた物の中には山ほどの真っ赤な偽物が混ざっていた。
その偽物とはどんな物か?
11月某日、小島はとある寺の境内で開催された骨董市に訪れた。
各店の陳列台には色々な名品珍品が所狭しと並んでいたが、目利き自慢の小島がこの骨董市で手に入れた物の中には山ほどの真っ赤な偽物が混ざっていた。
その偽物とはどんな物か?
22年11月05日 21:29
【20の扉】 [わかめ]
【20の扉】 [わかめ]
終了しました
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小島はこの骨董市に出店者として参加し、自慢の収集品を売りに出していた。
目利きの小島が売る商品はどれも品質が高く来歴も確かなので、たちまち全て売り切れた。
店を撤収してその日の売上金を確認してみたところ、紙幣の中に大量の{紅葉}が混ざっていた。
秋が深まり、狸の偽札も{赤}くなっているようだ。
目利きの小島が売る商品はどれも品質が高く来歴も確かなので、たちまち全て売り切れた。
店を撤収してその日の売上金を確認してみたところ、紙幣の中に大量の{紅葉}が混ざっていた。
秋が深まり、狸の偽札も{赤}くなっているようだ。
「聞かぬは一生の」「5ブックマーク」
もうすぐ高校受験のシーズン。
あまり成績の良くない私は、
成績の良いカメコと同じ進学校に行くために猛勉強中。
そして今日も、彼女と一緒に勉強をしている。
いわゆる勉強会というやつだ。
・・・
「……カメコ?」
「ん?なあに?カメオくん。」
難しい問題を前に行き詰まっていた私は、
ついつい隣にいるカメコの名を呟いてしまった。
「…いや、こないだの模試、結果どうだった?」
「A判定。変なミスさえなければ安定ラインだって。」
そうなんだ、と誤魔化して、
その後はお互い一言も喋らずに黙々と勉強を続けた。
成績の良い彼女に教えてもらえば、
もっと効率よく問題の解法を学べただろう。
しかし、今日は自分で考えて解こうと思ったのだ。
・・・
さて、
{彼女含む他人のためではなく、完全に自分のためだとしたら、}
私が彼女に教えを請わなかった理由は一体何だろう?
あまり成績の良くない私は、
成績の良いカメコと同じ進学校に行くために猛勉強中。
そして今日も、彼女と一緒に勉強をしている。
いわゆる勉強会というやつだ。
・・・
「……カメコ?」
「ん?なあに?カメオくん。」
難しい問題を前に行き詰まっていた私は、
ついつい隣にいるカメコの名を呟いてしまった。
「…いや、こないだの模試、結果どうだった?」
「A判定。変なミスさえなければ安定ラインだって。」
そうなんだ、と誤魔化して、
その後はお互い一言も喋らずに黙々と勉強を続けた。
成績の良い彼女に教えてもらえば、
もっと効率よく問題の解法を学べただろう。
しかし、今日は自分で考えて解こうと思ったのだ。
・・・
さて、
{彼女含む他人のためではなく、完全に自分のためだとしたら、}
私が彼女に教えを請わなかった理由は一体何だろう?
22年11月17日 22:04
【ウミガメのスープ】 [るょ]
【ウミガメのスープ】 [るょ]
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勉強会の主催の癖に、早々に居眠りを始めたウミオ。
彼もまた、私やカメコと同じ学校を目指している。
判定は確か、B判定とか言っていたか。
勉強を進めていた私は、
消しゴムを何処かに落としてしまったことに気づく。
寝ているし、彼の消しゴムを少し貸してもらうことにした。
{…その時、カバー裏に書かれた文字が見えてしまったのだ。}
「……カメコ?」
つい言葉に出してしまい、隣のカメコが反応する。
はっと我に返り、なんとか誤魔化しておいたが…。
消しゴムに好きな人の名前を書いて、それを使い切ると…
というおまじないを、彼はカメコの名前でやっていたのだ。
{…友人だったウミオはこの瞬間、恋のライバルと化した。}
ウミオ、お前はもう勉強しなくていい。
そうやって居眠りをして、成績を落として、
受験に失敗してしまえばいい。
私は隣で静かに勉強しながら、
お前が落ちぶれていくのを見ているよ。
答え:
同じ高校に来てほしくないウミオが居眠りしていた。
静かにしていたのは、
恋のライバルを受験戦争で蹴落とすため、
起こさないように静かに勉強をしようと思ったから。
彼もまた、私やカメコと同じ学校を目指している。
判定は確か、B判定とか言っていたか。
勉強を進めていた私は、
消しゴムを何処かに落としてしまったことに気づく。
寝ているし、彼の消しゴムを少し貸してもらうことにした。
{…その時、カバー裏に書かれた文字が見えてしまったのだ。}
「……カメコ?」
つい言葉に出してしまい、隣のカメコが反応する。
はっと我に返り、なんとか誤魔化しておいたが…。
消しゴムに好きな人の名前を書いて、それを使い切ると…
というおまじないを、彼はカメコの名前でやっていたのだ。
{…友人だったウミオはこの瞬間、恋のライバルと化した。}
ウミオ、お前はもう勉強しなくていい。
そうやって居眠りをして、成績を落として、
受験に失敗してしまえばいい。
私は隣で静かに勉強しながら、
お前が落ちぶれていくのを見ているよ。
答え:
同じ高校に来てほしくないウミオが居眠りしていた。
静かにしていたのは、
恋のライバルを受験戦争で蹴落とすため、
起こさないように静かに勉強をしようと思ったから。