「I think so, too.」「7ブックマーク」
「高橋のことが…好きなんだ」
アキラが{一世一代の告白}をした日から、チナツのことを大切にしようと思ったのは何故?
アキラが{一世一代の告白}をした日から、チナツのことを大切にしようと思ったのは何故?
23年12月10日 21:26
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]

もしこの問題を別所で出題・紹介する場合はまとめもをご一読ください
解説を見る
《簡易解説》
アキラは高橋に対して世間的に受け入れられないだろう{恋心を抱いていることをチナツに告げた。}
その想いを否定せずに認めてくれたチナツと良い友人であり続けたいと思ったから。
《解説》
「実は、高橋のことが…好きなんだ」
高橋本人にすら言うつもりのなかった、本当に{一世一代、一度きりの告白。}
酔った勢いで口から出てしまった直後から、チナツにどんな風に思われるか怖くて仕方ない。
世間一般の感覚では叶う見込みのない想い。
今までそれで何回も傷ついてきたから、言うつもりはなかったのに。
信頼しているチナツの前で、慣れないお酒を飲んだからだろうか。
「アキラって好きな人いるの?」
質問自体は飲み会の鉄板ネタだ。
実際、チナツも深い意図はなかったのだろう。“告白”を聞いてから少し驚いた顔をしている。
どうせこの後は否定され「───ごめん」
「言いたくないこと言わせたかもしれない。軽率だった」
「…引かないの?」
「まさか! アキラの大切な想いだもの。想うこと自体を否定する理由はないよ」
そう真剣に告げるチナツといつまでも良き友人でいられたらと願わずにはいられなかった。
いつまでも君と{友人でいられたら}
──奇遇ね、私もそう思ってる
アキラは高橋に対して世間的に受け入れられないだろう{恋心を抱いていることをチナツに告げた。}
その想いを否定せずに認めてくれたチナツと良い友人であり続けたいと思ったから。
《解説》
「実は、高橋のことが…好きなんだ」
高橋本人にすら言うつもりのなかった、本当に{一世一代、一度きりの告白。}
酔った勢いで口から出てしまった直後から、チナツにどんな風に思われるか怖くて仕方ない。
世間一般の感覚では叶う見込みのない想い。
今までそれで何回も傷ついてきたから、言うつもりはなかったのに。
信頼しているチナツの前で、慣れないお酒を飲んだからだろうか。
「アキラって好きな人いるの?」
質問自体は飲み会の鉄板ネタだ。
実際、チナツも深い意図はなかったのだろう。“告白”を聞いてから少し驚いた顔をしている。
どうせこの後は否定され「───ごめん」
「言いたくないこと言わせたかもしれない。軽率だった」
「…引かないの?」
「まさか! アキラの大切な想いだもの。想うこと自体を否定する理由はないよ」
そう真剣に告げるチナツといつまでも良き友人でいられたらと願わずにはいられなかった。
いつまでも君と{友人でいられたら}
──奇遇ね、私もそう思ってる
「幸運の素うどん」「7ブックマーク」
らてらて村に住む甚兵衛は
{『夕餉に素うどんを食べた日』}を境に
急に商売が繁盛するようになったので
{『あの日』}神社の前を通りかかったときに舞い降りて来た鳥は
ひょっとしたら鳥ではなかったのかもしれない
と思うようになった
一体どういうことか?
{『夕餉に素うどんを食べた日』}を境に
急に商売が繁盛するようになったので
{『あの日』}神社の前を通りかかったときに舞い降りて来た鳥は
ひょっとしたら鳥ではなかったのかもしれない
と思うようになった
一体どういうことか?
23年12月08日 21:31
【ウミガメのスープ】 [オリオン]
【ウミガメのスープ】 [オリオン]

スペシャルサンクス、テストプレイ「マクガフィン」さん
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その日甚兵衛は夕餉に{『きつねうどん』}を作って食べようと、買い物を済ませ家路を急いでいた。しかし、近所にある{『商売繁盛』}の神が祀られた神社の前を通りかかったとき、突然何かが甚兵衛目がけて滑空してきた。
「うわっ」
とっさに避けることはできたが、滑空してきた何かは驚く甚兵衛には目もくれず、甚兵衛が持っていた{『油揚げ』}を素早く掴んでそのままサッと飛び去って行ってしまった。
……{『トンビ』}だ!
甚兵衛は、ことわざの例え話に過ぎないと思っていた{『トンビに油揚げをさらわれる』}事態が実際に目の前で起きたことにただ茫然とするしかなく、その晩は泣く泣く、夕餉に{『素うどん』}を食べる羽目になった。
◆ ◆ ◆
まったく、とんでもない不運に見舞われたものだ!
トンビに襲われてから数週間程はそんな風に憤っていた甚兵衛だったが、不思議なことに、あれ以来、妙に仕事が上手く行くことに気が付いた。払いの良い依頼が次々と舞い込み、仕事上の大きなもめごとが嘘のようにぱたりと止んだ。まさに順風満帆である。
はて……と首をかしげる甚兵衛は、ふと、例の神社が{『稲荷神社』}だったということを思い出して、こんな風に想像したのだ。
「ひょっとしたら……{『腹を空かせた狐がトンビに化けて俺の油揚げをさらっていった恩返しに、商売繁盛のご利益をくれた』}のかもしれないな」
「うわっ」
とっさに避けることはできたが、滑空してきた何かは驚く甚兵衛には目もくれず、甚兵衛が持っていた{『油揚げ』}を素早く掴んでそのままサッと飛び去って行ってしまった。
……{『トンビ』}だ!
甚兵衛は、ことわざの例え話に過ぎないと思っていた{『トンビに油揚げをさらわれる』}事態が実際に目の前で起きたことにただ茫然とするしかなく、その晩は泣く泣く、夕餉に{『素うどん』}を食べる羽目になった。
◆ ◆ ◆
まったく、とんでもない不運に見舞われたものだ!
トンビに襲われてから数週間程はそんな風に憤っていた甚兵衛だったが、不思議なことに、あれ以来、妙に仕事が上手く行くことに気が付いた。払いの良い依頼が次々と舞い込み、仕事上の大きなもめごとが嘘のようにぱたりと止んだ。まさに順風満帆である。
はて……と首をかしげる甚兵衛は、ふと、例の神社が{『稲荷神社』}だったということを思い出して、こんな風に想像したのだ。
「ひょっとしたら……{『腹を空かせた狐がトンビに化けて俺の油揚げをさらっていった恩返しに、商売繁盛のご利益をくれた』}のかもしれないな」
「細く長く」「7ブックマーク」
蕎麦屋の駐車場が満車なのを見て「今日はお客さんが少ないんだろうねぇ」というカメコの母。
一体なぜ?
某所で出題済みです。色々ご存じの方は色々スルーで。お願いします。
一体なぜ?
某所で出題済みです。色々ご存じの方は色々スルーで。お願いします。
24年01月13日 17:47
【ウミガメのスープ】 [ぴよすけ]
【ウミガメのスープ】 [ぴよすけ]

好奇心を抑えられませんでした
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昼下がり。
あの蕎麦屋は{いつもこの時間なら}とっくに{そばが売り切れていてお客が誰もいない状態のはず}だから。
らてらての皆様の場合真相解明にどのくらいかかるのかなぁという好奇心を抑えられずに出題してしまいました。
そこそこげんきにしてます。さらば!
λ............トボトボ
あの蕎麦屋は{いつもこの時間なら}とっくに{そばが売り切れていてお客が誰もいない状態のはず}だから。
らてらての皆様の場合真相解明にどのくらいかかるのかなぁという好奇心を抑えられずに出題してしまいました。
そこそこげんきにしてます。さらば!
λ............トボトボ
「ぞろぞろ」「7ブックマーク」
髭の生えた自分の顔を見たヒナタは、思っていたよりも髭が多かったので、引っ越しを決意した。
一体どういうこと?
一体どういうこと?
24年01月29日 22:32
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

りはびり
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最近とある格安アパートに引っ越してきたヒナタは、引っ越しの報告をラテスタグラムに上げるため自撮りをしていた。
最低限の身バレ防止のため、{カメラのフィルター機能で髭をつけることにした}ヒナタ。
いざ自分の顔にカメラを向けてみると…
…背後に、{沢山の髭だけが浮いていた}。
フィルターの顔認証機能が、そこにあるはずもない目に見えぬ顔を多数認識していたのである。
「キャーーーーーーーッ!!!!」
ヒナタはすぐに、また引っ越しをすることに決めた。
その部屋は、今も空き家だということだ。
最低限の身バレ防止のため、{カメラのフィルター機能で髭をつけることにした}ヒナタ。
いざ自分の顔にカメラを向けてみると…
…背後に、{沢山の髭だけが浮いていた}。
フィルターの顔認証機能が、そこにあるはずもない目に見えぬ顔を多数認識していたのである。
「キャーーーーーーーッ!!!!」
ヒナタはすぐに、また引っ越しをすることに決めた。
その部屋は、今も空き家だということだ。
「コーヒー擬き」「7ブックマーク」
梅神高校の番長のソラ。
腕っぷしもさることながら、その寡黙さと硬派な人柄から彼を慕う人間は少なくない。
そんな硬派な彼は甘いものが苦手なのだが、クラスメイトのアカリからは{コーラが大好物}だと勘違いされている。
一体何故?
腕っぷしもさることながら、その寡黙さと硬派な人柄から彼を慕う人間は少なくない。
そんな硬派な彼は甘いものが苦手なのだが、クラスメイトのアカリからは{コーラが大好物}だと勘違いされている。
一体何故?
24年02月04日 22:24
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
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【簡易解説】
アカリと少しでも長く二人きりでいたいソラが、パシりが早く帰って来ないよう、いつも炭酸飲料(コーラ)を買いに行かせるため。
【ながいやつ】
「兄貴!無糖のコーヒーっす!」
「…おう、いつも悪いな。ダイチ。」
ソラには、彼をよく慕う後輩のダイチがいる。
きっかけは1年前。
隣町の不良に絡まれていたダイチを、たまたま通り掛かったソラが助けた。
これに強く恩義を感じたダイチは、その後もソラに付きまとい、ことあるごとに勝手に気を利かせるようなった。ソラも再三拒否の意を示したのだが、あまりにもダイチが聞かないので、最終的にはソラが根負けする形で舎弟になることを許した。
最近ではソラも慣れたのか、休憩時間にはダイチによくお使いをさせている。いわゆるパシりだが、ダイチとしてはソラに頼みごとをされるのが嬉しいのか、{いつも大急ぎで買ってくる。}
そんなある日。
「ソラ君!…とダイチ君!今日も仲良しだね」
「アカリ先輩!お疲れ様っす!」
「…おう。」
昼の休憩中、いつものようにダイチにコーヒーを買わせに行こうとしたソラに、{クラスメイトのアカリ}が話しかけてきた。
ソラは男子から慕われてはいるものの、寡黙な性格と人相から女子には怖がられることが多く、かつてはアカリもそんな生徒の一人であった。しかし雨の日に傘を忘れて帰れなくなっていた際に、ソラに傘を貸して貰って以降わだかまりが解けたのか、今ではたまにソラ達と交流をしている。
「2人ともお昼はまだ?良かったら一緒にお弁当食べない?弟のと間違えて多めに詰めて来ちゃったんだよね」
「いいんすか!?いや~最近コンビニ飯ばっかなんで超嬉しいっす!」
「好きにしろ」
ソラは素っ気なく返したが、アカリは気にする様子はない。ソラ自身寡黙で不器用な気質の上、異性との交流は慣れている方ではない。アカリもそれは解っていた。
「あ、兄貴飲み物買ってきますね!アカリ先輩もなんか飲みます?」
「私は水筒のお茶あるから大丈夫だよ」
「了解っす!{兄貴は…今日もコーヒーじゃなくてコーラっすか?}」
「…ああ、頼んだ」
ごく僅かな逡巡の後、同意したソラはダイチにお金を渡した。
ソラは、{アカリといる時だけはいつものブラックコーヒーではなく、コーラを頼む。}
{…ソラは、アカリのことが好きである。}
具体的に何時からというわけではないが、分け隔てなく自分に接してくれるアカリに、何時しか好意を抱くようになった。
なんとなくそれを自覚して以来、ダイチにはコーヒーではなく、コーヒーを買って来させている。
◆◆◆◆◆
「兄貴!今日もコーヒーでいいっすか?」
「…いや、今日はコーラが飲みたい」
「へ??コーラっすか???でも兄貴甘いの苦手って…」
「コーラでいい、たまにはそういう気分の日もあるだろ。{あんまり急ぐなよ、振ると開けたとき中身が吹き出すからな}」
「???り、了解っす!(そんな日、あるかなぁ?)」
◆◆◆◆◆
何か口実をつけて遠くのコンビニに行かせたりしてもいいが、誤魔化している手前、ダイチに要らぬ足労は掛けたくないのが人情である。
別に二人きりになったら告白をするだとか、そういう思惑があるわけではない。それでもただ長く、二人だけの時間が欲しかったのだった。
そして他愛の無い話をして、帰ってきたダイチから受け取ったコーラを、苦い顔をして飲み干すのだ。
「ふふっ、今日もコーラなんだ」
「悪いか?」
「そんなこと無いけど、ちょっと意外だったかも」
「……そうか」
会話は決して弾まない。
アカリが話を振り、ソラが素っ気なく返す。
それの繰り返し。
「猫が好きなのか?」
「えっ?」
「…ストラップも、箸も猫だ」
「よく気づいたね~猫大好き!ウチでも猫を飼ってるんだよ」
「…そうか…名前は、なんだ」
「名前はね~」
最近は、そうとも、限らないかもしれないが。
アカリへの想いをダイチに話せば、好きでもないコーラを飲む必要はなくなる。
ダイチのことだから、うまく気を遣ってくれるだろう。だが、{硬派で寡黙で不器用な彼が、それを打ち明けられる筈もない。}
これからもしばらくコーラを飲むし、アカリはソラがコーラ好きだと勘違いし続けるだろう。
誤解が解ける日が来るとすれば、その時はきっと…
「…兄貴、なんでアカリ先輩がいるときだけコーラ飲むだろうな。にしてもあの二人、付き合ったりしないかな~なんて!ま、兄貴が恋愛とかするわけないか!!」
アカリと少しでも長く二人きりでいたいソラが、パシりが早く帰って来ないよう、いつも炭酸飲料(コーラ)を買いに行かせるため。
【ながいやつ】
「兄貴!無糖のコーヒーっす!」
「…おう、いつも悪いな。ダイチ。」
ソラには、彼をよく慕う後輩のダイチがいる。
きっかけは1年前。
隣町の不良に絡まれていたダイチを、たまたま通り掛かったソラが助けた。
これに強く恩義を感じたダイチは、その後もソラに付きまとい、ことあるごとに勝手に気を利かせるようなった。ソラも再三拒否の意を示したのだが、あまりにもダイチが聞かないので、最終的にはソラが根負けする形で舎弟になることを許した。
最近ではソラも慣れたのか、休憩時間にはダイチによくお使いをさせている。いわゆるパシりだが、ダイチとしてはソラに頼みごとをされるのが嬉しいのか、{いつも大急ぎで買ってくる。}
そんなある日。
「ソラ君!…とダイチ君!今日も仲良しだね」
「アカリ先輩!お疲れ様っす!」
「…おう。」
昼の休憩中、いつものようにダイチにコーヒーを買わせに行こうとしたソラに、{クラスメイトのアカリ}が話しかけてきた。
ソラは男子から慕われてはいるものの、寡黙な性格と人相から女子には怖がられることが多く、かつてはアカリもそんな生徒の一人であった。しかし雨の日に傘を忘れて帰れなくなっていた際に、ソラに傘を貸して貰って以降わだかまりが解けたのか、今ではたまにソラ達と交流をしている。
「2人ともお昼はまだ?良かったら一緒にお弁当食べない?弟のと間違えて多めに詰めて来ちゃったんだよね」
「いいんすか!?いや~最近コンビニ飯ばっかなんで超嬉しいっす!」
「好きにしろ」
ソラは素っ気なく返したが、アカリは気にする様子はない。ソラ自身寡黙で不器用な気質の上、異性との交流は慣れている方ではない。アカリもそれは解っていた。
「あ、兄貴飲み物買ってきますね!アカリ先輩もなんか飲みます?」
「私は水筒のお茶あるから大丈夫だよ」
「了解っす!{兄貴は…今日もコーヒーじゃなくてコーラっすか?}」
「…ああ、頼んだ」
ごく僅かな逡巡の後、同意したソラはダイチにお金を渡した。
ソラは、{アカリといる時だけはいつものブラックコーヒーではなく、コーラを頼む。}
{…ソラは、アカリのことが好きである。}
具体的に何時からというわけではないが、分け隔てなく自分に接してくれるアカリに、何時しか好意を抱くようになった。
なんとなくそれを自覚して以来、ダイチにはコーヒーではなく、コーヒーを買って来させている。
◆◆◆◆◆
「兄貴!今日もコーヒーでいいっすか?」
「…いや、今日はコーラが飲みたい」
「へ??コーラっすか???でも兄貴甘いの苦手って…」
「コーラでいい、たまにはそういう気分の日もあるだろ。{あんまり急ぐなよ、振ると開けたとき中身が吹き出すからな}」
「???り、了解っす!(そんな日、あるかなぁ?)」
◆◆◆◆◆
何か口実をつけて遠くのコンビニに行かせたりしてもいいが、誤魔化している手前、ダイチに要らぬ足労は掛けたくないのが人情である。
別に二人きりになったら告白をするだとか、そういう思惑があるわけではない。それでもただ長く、二人だけの時間が欲しかったのだった。
そして他愛の無い話をして、帰ってきたダイチから受け取ったコーラを、苦い顔をして飲み干すのだ。
「ふふっ、今日もコーラなんだ」
「悪いか?」
「そんなこと無いけど、ちょっと意外だったかも」
「……そうか」
会話は決して弾まない。
アカリが話を振り、ソラが素っ気なく返す。
それの繰り返し。
「猫が好きなのか?」
「えっ?」
「…ストラップも、箸も猫だ」
「よく気づいたね~猫大好き!ウチでも猫を飼ってるんだよ」
「…そうか…名前は、なんだ」
「名前はね~」
最近は、そうとも、限らないかもしれないが。
アカリへの想いをダイチに話せば、好きでもないコーラを飲む必要はなくなる。
ダイチのことだから、うまく気を遣ってくれるだろう。だが、{硬派で寡黙で不器用な彼が、それを打ち明けられる筈もない。}
これからもしばらくコーラを飲むし、アカリはソラがコーラ好きだと勘違いし続けるだろう。
誤解が解ける日が来るとすれば、その時はきっと…
「…兄貴、なんでアカリ先輩がいるときだけコーラ飲むだろうな。にしてもあの二人、付き合ったりしないかな~なんて!ま、兄貴が恋愛とかするわけないか!!」