みんなのブックマーク

バカと煙と男と女「7ブックマーク」
デートで遊園地『らてらてパーク』に来たカメオとカメコ。

らてらてパークは世界一大きい遊園地と言われており、それに比例するようにアトラクションの多くが規格外のサイズである。

カメオはこの中の巨大観覧車を目当てにして、カメコと一緒に遊びに来たのだった。

そんな中、「早く観覧車に乗りたい…。」と先を急ぎたがっているカメオが、{階段を見つけるたびに安心する}のは一体なぜ?
22年09月21日 22:56
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]



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{巨大お化け屋敷を早く脱出して、観覧車に乗りたい怖がりのカメオ。恐怖で息つく暇もない彼は、「階段では危険だから驚されないだろう」と思い、階段を見つける度に安心するのであった。}



デートで『らてらてパーク』に来たカメオとカメコ。
カメコのいまいち微妙な反応を押しきってまでらてらてパークをデート場所に選んだ理由はただ一つ!
漢カメオ、このらてらてパークにある巨大観覧車にて、カメコにプロポーズする気なのである!【ヨッ!】
とはいえプロポーズはメインイベント。当然観覧車に乗るのは一番最後、夜景が綺麗なタイミングに決まっている!!【ハッ!】

というわけでまずは普通に遊園地を楽しむことにした二人。
そんなこんなで夕方、まだ夜景のベストタイミングまで少し時間があるということで、{観覧車の前にお化け屋敷に入ることになった。}

…ところがこのカメオ、<大の怖がりである。>
加えて全てのアトラクションが規格外のらてらてパーク。目の前にあるお化け屋敷『絶叫病棟』は三階建ての廃病院をまるまるアトラクションに改造した超巨大お化け屋敷なのだ!!

大好きなカメコの手前、しかもプロポーズを控えた身。逃げるわけにもいかず…滅茶苦茶カッコつけているが内心ガクブルブリュベリャヌマスポゲッチョである。

【「は、早く観覧車に乗りたい~…」】

さっきから休む間も無い驚かしのラッシュ。怖すぎるので急いで先に進みたい。さっさとこんなお化け屋敷出て、観覧車で大本命の一時を過ごしたい。
お化け役のスタッフに追いかけまわされながら、息も絶え絶えで進むカメオ。

──そんなとき、順路の先に階段があるのを見つけた。

ほんの少し、安心するカメオ。

なぜか?

【{転落したら危ないので、お化け役の人も階段では驚かせて来ないだろうと思ったからである。}】
意外と冷静だなお前。

◆◆◆◆◆

「ねぇ早く先行かないの?体調悪い?」

「い、いや大丈夫…大丈夫じゃないけど。もうちょい…もうちょい心の準備をさせて……」

「も~遊園地閉まっちゃうよ!観覧車乗るんじゃなかったの!?」

「待って、引っ張らないで…嫌だ……ああああああああああああ!!!!!」


カメオのプロポーズの結末は、また別のお話。
今夜は星が綺麗ですね「7ブックマーク」
ペルセウス座流星群を眺めに丘の展望台にやってきたカメオとウミコ。

流れ星を待つ間、星に詳しいカメオは、ウミコにもわかるように説明を加えながら、次々に星座の名前を口にする。

「ほら、あれがカシオペヤ座」
「そっちの方にあるのがこぐま座」
「てんびん座はあれだよ、今ちょうどあの山にかかってるやつ」

はじめはカメオの知識と綺麗な星々に感嘆の声をもらしていたウミコだったが、次第に眉間に皺を寄せていく。

そんな彼女の様子を知ってか知らずか、なおも自らの博識さを披露し続けるカメオに向けて、ウミコはついに叫んでしまう。

「{A}!」

その言葉を聞いたカメオは、にっこり笑って言った。

「{A}」



2人のやりとりを踏まえた上で、{A}に入る単語を当ててください。
22年09月26日 21:43
【20の扉】 [「マクガフィン」]

28日(水)25:00まで予定/ラストスパート!!




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夏の夜、展望台にやってきた2人は流星群を待つ間の暇つぶしにしりとりを始めた。

しりとり、りんご、ごりら…
ごくスタンダードに始まったしりとりは、カメオがふと空を見上げて閃いたことで、状況が変わり始める。

「ペルセウス座」

「えーっと、雑貨」

「カシオペヤ座。ほら、あれがカシオペヤ座」

「へー!詳しいね!うーん、在庫?」

「こぐま座。そっちの方にあるのがこぐま座」

「ざ、ざ、、、あっ!ザッハトルテ!」

「てんびん座。てんびん座はあれだよ、今ちょうどあの山にかかってるやつ」



そう、星座に関する豊富な知識を活かした{「ざ攻め」}である。

塹壕、ざくろ、ざんばら…

ウミコが「ざ」で始まる言葉をいくら並べても、

うお座、六分儀座、羅針盤座…

頭上に広がる夏の星座はもちろん、春の星座や冬の星座、中には聞いたこともないような星座まで、次々とカメオは口にする。

はじめは星座鑑賞としりとりの両方を楽しんでいたウミコだったが、次第に「ざ」で始まる言葉が思いつかなくなってくる。

眉間に皺を寄せて真剣に考えた末に出した言葉が、あっさりと星座で返される。

そんなやりとりがしばらく続いた後、頭を悩ませていたウミコはついに「言ってはいけない言葉」を叫んでしまう。


「ざ…ざ……{残念}!」


一瞬の沈黙の間に、安堵したようなウミコの表情は、驚き、そして悔しさを帯びたものへと移り変わった。

しりとりに勝てた喜びもありながら、そんなウミコの様子が面白くて、カメオは思わず破顔する。

満面の笑みを浮かべながら、カメオはウミコの負けを宣告するのだった。


「{残念}」

勝手に■すな「7ブックマーク」


【『どっどっどっどっどっどっどっどっ……』】


外から特徴的な音が聞こえた気がして、私はハッと目を覚ました。
数年前に亡くなった祖父が愛用していた、トラックのエンジン音だ。

(祖母が家に訪ねてきたのだろうか?)

そう思ったが、
ベッドの横で眠っている愛犬のコロを見て、そうではないことを悟った。

コロはかなりの老犬だが、エンジン音を聞き分けているようだった。
祖父母が訪ねてきた時は必ず、ヨタヨタと玄関先まで迎えに行くのだ。

「おばあちゃんを迎えに行かないのかい?コロ?」

そう言いながらカーテンを開けてみたが、誰の姿も見えない…。
私は全てを察した。


{(…そうか…『逆』だったんだな…。)}


さて、
この時、なぜコロは玄関先に行かなかったのだろう?
22年10月11日 19:23
【ウミガメのスープ】 [るょ]




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寝てて気づかなかったけど、ばぁちゃん来てたんだね~。
ていうか、まだ生きてたんだねぇ。死んだと思ってたよ。

あまり良くない冗談だとは分かっているが、
リビングにいる母さんにそんな軽口を叩いてみる。

<『こらっ!勝手に殺すんじゃないよっ!!』>

母さんのスマホから、聞き覚えのある怒鳴り声。

ばぁちゃん、元気だな。
こりゃまだまだ死にそうにないや。

大好きなばぁちゃんが帰って死んだようにふて寝していたコロも、
いつも通りバクバクとエサを平らげている。
ははは、お前もまだまだ長生きしそうだな。


顔を上げたコロは、
なぜか私ではなく、とあるクイズ出題サイトを開いているPCの画面に向かって、


<『勝手に殺すな!』>


とでも言いたげに、ワン、と吠えた。




答え:
{この時、祖母は『訪ねて来た』のではなく、今まさに『帰った』ところだったから。}


へ?コロにお迎え?なんのこと?
…コロやおばあちゃんが死んでる前提で考えちゃったそこのアナタ!

<勝手に殺すな!>



こんな風に匂わせてくるってことはどうせ犬は死んでないんだろうな
…と先読みして、あえてその質問を躱した一部の方々、{お見事です。}
ジーニアスピカソ「7ブックマーク」
漫画家志望のマシロは、最近ずっと絵を描いてばかりだ。
模写をしたり、オリジナルキャラクターをつくってみたり、時には漫画賞に応募してみたり。とにかく描いて、描いて、寝て、目が覚めたら、また描いてーー。
そんな生活を続けるマシロの机には、原稿用紙、鉛筆、シャーペン、消しゴム、練り消し、修正液、Gペン、丸ペン、スクリーントーン、、などなど様々な画材が広がっている。

さて、今日もいつものように作業の途中で机に突っ伏して眠ってしまったマシロだが、目が覚めたら増えていた画材とは何?
22年10月15日 21:22
【20の扉】 [tsumugu]

 




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(、´・ω・)▄︻┻┳═一  -==. . (。゚ω゚) ハッ!

A.チョーク

Cindy版→https://www.cindythink.com/puzzle/6593
DEBONO版→https://de-bono.net/mondai/show/3042
#ツーショット #くすりと笑って「7ブックマーク」
ヒロキとレイナは同級生の誰もが知るお似合いカップル。
しょっちゅう2人で自撮りした写真をSNSにアップしている。
以前は写真にこだわりのあるレイナの指示でヒロキが写真を取ることが多かったのだが、{ある写真}をアップしたのを境にレイナも写真を取ることが増えたという。

その写真に付けられた{タイトル}は?
理由も踏まえて答えてください。
22年10月18日 23:27
【20の扉】 [ほずみ]

Special Thanks:「マクガフィン」さん! ページが開けない方はロビチャをご覧ください!




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《答え》
【{結婚報告}】

《簡易解説》
ヒロキは左利き。二人の{結婚指輪をはめた手を自撮りするために、}結婚報告のタイミングから右利きのレイナも自撮りを担当するようになった。



《ストーリー》

──ねぇ、ヒロキくんの方が腕長くていい角度で写真撮れそうだから、カメラお願いしていい?

それが、僕と彼女がまともに話した最初の会話だ。高校の体育祭中の休憩時間、クラスの女子数人が写真を撮り合っている。
クラスTシャツやらハチマキやら普段と違う姿を残したいのだろう。
正直写真は写るのも撮るのも好きじゃない僕は「いかにも青春してます!」という感じの彼女の提案に若干の気後れしながら、でもそんな彼女らのお願いを断る気の強さもなくてスマホを受け取る。

近くにいた女子が全員入りそうな位置を探してスマホを構えると不思議そうな彼女の声。
「何してんの?一緒に撮ろうよ!ヒロキくんはこの辺ね」
まさかの自撮り。生まれてこの方、自撮りなんてしたことがない僕はおたおたしてしまう。
「えっと、インカメにして、フィルターはこれで、」
そんな僕をよそ目に彼女はスマホの設定を次々といじっていく。
「できた!ヒロキくんは…そっか左利きか! じゃあこっちに腕を伸ばしてー」
訳も分からず言われた通りに腕を伸ばして突っ立っている僕の元に彼女が近づいてくる。
画面を覗くと、最初に頼んできた女子だけでなく調子のいい男子も数人入っていたが、そんなのどうでもいい。
僕はいかに隣の彼女がかわいく写るか、それだけを考えてシャッターを切った。


そのあとクラスLINEに上げられた写真の僕は人生最高に写真写りが悪いわ、女子に囲まれていることを他の男子にいじられるわ、散々な目に遭った。
自分の腕の長さをこれほど恨んだのは初めてだった。
……今ではめちゃくちゃ感謝してるけど。


それからというもの、ことあるごとに彼女は僕に写真を頼むようになった。
彼女曰く、「ヒロキくんの腕の長さだとみんな写るし、上から撮れるからいいんだよね」とのこと。
あまりに何度も僕に頼むので次第に彼女が好きな写真アプリの設定だとか、彼女がかわいく見える角度の研究だとか、彼女の期待に応えられるように色々勉強するようになった。
そのたびに彼女が喜ぶものだから、僕も嬉しかった。


何枚の写真を一緒に撮っただろう。撮った枚数に反比例して写っている人数は減って、彼女との関係もあのときから変化した。
大学に進学したのを機に彼女が始めたSNSには2人で撮った写真を載せている。僕のたっての希望で2人の顔こそ載せていないが、それでも彼女のかわいさは伝わるんじゃないかな。
フォローしてくれているのは主に高校や大学の同級生だけど、近況報告のつもりで(決してのろけのつもりではない!)2人で行った場所や食べたものと一緒に写真を上げている。


そして、彼女との関係がもう一度変わった今日。
「ね、写真撮ろ?」
いつものように彼女が言う。
僕もいつものようにスマホを構えて、そこでふと困ってしまう。
「これじゃ一緒に左手写せないな…」
「じゃあ今度から私が撮ればいいね!ほらヒロキこっち寄って!アンタ無駄に身長高いんだから寄らないと入んないでしょ!」

そうしていつも以上にドタバタしながら撮った写真には、揃いの指輪が2つ、光っていた。



〖ご報告〗
みなさまにご報告があります
この度かねてよりお付き合いをしていた方と入籍いたしました
これから二人仲良く 明るい家庭を作っていきたいと思います
これからも どうぞよろしくお願いいたします

#ツーショット
#くすりと笑って
#結婚報告