「『賢王ダダダダといにしえの魔女』」「7ブックマーク」
{ラテライツ王国には、古くより伝わる魔女の伝説がある。}
なんでも王国近隣の森には{キヨウル}という魔女が住んでおり、美しい女性が森に迷い込むと妬んで呪いをかけてしまうそうだ。
実際に、森の奥地でキヨウルに会ったという者も存在する。しかし確たる証拠はなく、あくまで伝説は伝説であるというのが大半の国民の認識であった。
ところが近年、王国内ではキヨウルの呪いによる被害を訴える者が後を絶たない。多くは伝承の通り若い女性であり、原因不明の病にかかる・記憶の一部を失う・何かに取り憑かれたかのように錯乱する等、呪いによる被害の内容は多岐にわたった。
そのあまりの人数に、ラテライツ王家もどう対処すべきか頭を抱える日々が続いていた。
そんな中、{新しい国王にダダダダが即位}してからというもの、上記のキヨウルの呪いに関する騒動は瞬く間に鎮静化していった。
{ダダダダ王が魔女キヨウルを懲らしめたわけではないとすると、一体何故だろう?}
24年03月16日 22:45
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]
【ウミガメのスープ】 [だだだだ3号機]

問題を作った私をみんなで褒めるのだ
解説を見る
【A、イケメン王子ダダダダが王子じゃなくなってしまったから。】
────昔々、大変美しい姫君がいた。
だが、ある時森に迷い込んだ姫の美貌を妬んだ魔女に呪いをかけられ、姫はカエルに変えられてしまう。
だが王子のキスで呪いは解け、2人は結ばれた。
そうしていつしか彼らは森の傍らに国を建て、最初の王と王妃になった。
後の、ラテライツ王国である。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
さて、随分と長い時が経った今も上記の伝説は国民たちに広く知られており、魔女キヨウルの噂も未だ健在である。
{今でも近隣の森には魔女が住んでおり、美しく若い女に呪いをかけてしまう。呪いを解くには、王子のキスしかないのだと。}
しばしば、森でキヨウルに会ったと主張する者も存在するが確たる証拠もなく、あくまで伝説、噂話の域を出ないというのが多くの国民の認識…「だった」。
{近年になって、「キヨウルに呪いをかけられた」という女性}が数多く現れるようになった。
一体なぜか。
それは現国王の長子、{王子ダダダダ}が原因である。
{王子ダダダダは眉目秀麗なハンサムボーイ。国中の女性は皆、彼にメロメロである。}
まだ彼に伴侶はいない。ワンチャンあるなんてことを言う気はないが、あわよくば彼と懇ろになりたい女性は多い。
そんな女性達は、そのうちあることを思い付いた。
{「建国の伝承と魔女キヨウルの噂に便乗したら、王子にキスしてもらえるのでは?」}…と。
要は魔女の呪いにかかったような振る舞いをして、それを解くためという名目で王子にキスしてもらおうという魂胆だ。
最初の最初こそ1日に多くて2、3人であったため、憐れに思った王子も真剣に話を聞いていた。しかし、そのうち話が人伝いに拡がってしまった結果、キスを求めて城に来る女性の数は爆発的に増えた。ここらで流石の王子もおかしいなと思ったらしい。
そうして女性たちはよくキヨウルの伝承を語るようになり、その呪いの被害を騙るようになった。
{とはいえ、伝承通りカエルに変身したふりなど出来る筈もない。困った女性たちは、自分たちの演技でなんとかなる範囲で不調を騙り、キヨウルの呪いのせいということにすることにした。}
「森から帰って来てからお熱が出て…お医者様も原因がわからないというのです…これはきっと{魔女の呪い}ですわ!」
「お願いです…娘が記憶喪失になってしまい、母である私のことがわからないのです…!あの森に入ってからです…これはきっとかの{魔女の呪い}…」
「フハハハハーー!私は{魔女の呪い}でこの女に取り憑いた悪魔だーーーっ!私を祓うには王子のキスしかないぞーーーっ!」
こんなのが毎日城の前に山ほどやってくる。
近隣の森を立ち入れないようにしようかと考えたが、王国は資源の多くを近隣の森の自然から賄っており、誰も立ち入れないようにしてしまっては国営がままならなくなってしまう。
{すっかり困り果てていた、王子をはじめとする王家の人間たち。}
だがそんな中、持病の悪化を理由に現国王が退位。
{長子であるダダダダが父の王位を継承し、新しく国王の座につくこととなった。}
このニュースは瞬く間に国中を駆け巡り、ラテライツの女性たちは大いに悲しんだ。
{王になってしまったのである。}
ダダダダには、「キスしても王子ではないから呪いが解けない」という大義名分ができてしまった。
当然、呪いを口実にキスを要求してももう意味がない。
徐々に伝承に便乗する者は減り、城までキスを要求しに来ることはなくなっていった。
{こうして、魔女キヨウルの被害を訴える人は殆どいなくなったのだった。}
ダダダダ王の即位から十数年後。
今となっては魔女キヨウルは、以前までと同じ「伝承の中の存在」という認識に戻った。魔女の話は殆どの国民が知っているものの、実在を信じている人はごく少数である。
それでもやっぱり、森で迷った際に魔女キヨウルに会ったと主張する人がごくたまに現れる。
{ひょっとすると近隣の森では本当に、キヨウルがひっそりと暮らしているのかもしれない。}
ストーリーと解説 : 器用
(https://late-late.jp/users/profile/5757)
「ムラサキウミガメの生態について」「7ブックマーク」
らてらて知恵袋の皆さんはじめまして。
私は那覇大学の学生で、ウミガメ研究者の今井教授の下で研究を続けてきたのですが、最近教授から聞いたムラサキウミガメの話について疑問に思っている事があります。
先日、教授の自宅で資料整理などの手伝いをしていた時に、「ムラサキウミガメは深海で長時間潜水できる」というような話を聞きました(その時はよく聞いていなかったので詳しい発言内容はうろ覚えです)。
ムラサキウミガメは沖縄周辺の浅い海で見られるウミガメで、体が紫色をしていること以外はアカウミガメやアオウミガメによく似ています、他のウミガメと比べて目立った特徴はなく、潜水が得意だという話は聞いたことがないです。
ムラサキウミガメの行動について何か新しい発見があったのでしょうか?彼らはなぜ、どのように潜水をするのでしょうか?
この質問を皆さんにする前に教授にも質問メールを送りました、返信はまだです。
私は那覇大学の学生で、ウミガメ研究者の今井教授の下で研究を続けてきたのですが、最近教授から聞いたムラサキウミガメの話について疑問に思っている事があります。
先日、教授の自宅で資料整理などの手伝いをしていた時に、「ムラサキウミガメは深海で長時間潜水できる」というような話を聞きました(その時はよく聞いていなかったので詳しい発言内容はうろ覚えです)。
ムラサキウミガメは沖縄周辺の浅い海で見られるウミガメで、体が紫色をしていること以外はアカウミガメやアオウミガメによく似ています、他のウミガメと比べて目立った特徴はなく、潜水が得意だという話は聞いたことがないです。
ムラサキウミガメの行動について何か新しい発見があったのでしょうか?彼らはなぜ、どのように潜水をするのでしょうか?
この質問を皆さんにする前に教授にも質問メールを送りました、返信はまだです。
24年03月23日 19:35
【亀夫君問題】 [わかめ]
【亀夫君問題】 [わかめ]
解説を見る
皆さんからの回答を頂いた後、本土に到着した教授からメールの返信が来ました、以下にその文面を貼ります。
「君がその話を耳にしたのは、僕が隣の部屋で娘のぬいぐるみを仕舞っていた時ですね。
大きさが1mくらいあるムラサキウミガメのぬいぐるみで、さすがに飛行機の手荷物にはできないので圧縮して引越し先に配送することにしたんです。
圧縮袋に入れて掃除機で圧縮する様子を娘が心配そうな顔で見ていたので、『ムラサキウミガメは海の深い所まで潜れるから、何日でも息を止めていられるし、ギュッと押しつぶされても平気なんだよ』と、ついつい口からでまかせを言ってしまいました」
やはり皆さんの言った通りでした、どうもありがとうございます。
「君がその話を耳にしたのは、僕が隣の部屋で娘のぬいぐるみを仕舞っていた時ですね。
大きさが1mくらいあるムラサキウミガメのぬいぐるみで、さすがに飛行機の手荷物にはできないので圧縮して引越し先に配送することにしたんです。
圧縮袋に入れて掃除機で圧縮する様子を娘が心配そうな顔で見ていたので、『ムラサキウミガメは海の深い所まで潜れるから、何日でも息を止めていられるし、ギュッと押しつぶされても平気なんだよ』と、ついつい口からでまかせを言ってしまいました」
やはり皆さんの言った通りでした、どうもありがとうございます。
「E=(ma/g)^i+MU」「7ブックマーク」
アメリカの物理学者ジェラルド・ファインバーグが命名した、特殊相対性理論に矛盾することなく常に光よりも速く動くとされる仮想的な粒子を何というか?
この問題に答えるために、カメオが電卓を用いているのはなぜだろうか?
この問題に答えるために、カメオが電卓を用いているのはなぜだろうか?
24年04月27日 21:33
【ウミガメのスープ】 [TaQiOn]
【ウミガメのスープ】 [TaQiOn]
解説を見る
(要約解説)
ボタンを押した順に数字が表示されるという電卓の性質を利用すれば、早押しクイズの解答権を得るための着順が分かるから。
(解説)
2004年の春。
亀ヶ浦第一高校クイズ研究会の部員たちは早押しクイズを楽しんでいた。全国大会への出場やクイズ番組への出演を目指し、日々研鑽を積んでいた彼らであったが、早押しボタンがないのが悩みであった。
大会やテレビ番組では早押しクイズが主流となっているため、普段の練習にも早押しボタンが欲しい。しかし、専用の早押し機は希少な上に高価で、高校生が手に入れるのは容易ではなかった。もちろん当時はスマホもないから早押しアプリなども存在しない。
そこで、早押しボタンの代わりとして用いられたのが電卓である。参加者たちは別々のボタンに指を置き、分かったらボタンを押す。画面にはボタンを押した順に数字が表示されるから、誰が最初に押したかが分かり、その人が解答権を得るのである。
「じゃあ次の問題行くぞー」
問読みのタキオが促した。机の上にある電卓を、カメオ、ウミオ、ラテオの3人が囲んでおり、それぞれ2、4、6のボタンの上に指を置く。
「問題。アメリカの物理学者ジェラルド・ファインバーグが命名した--」
ガタタッ
2人がほぼ同時にボタンを押した。画面には「24」と表示されている。カメオのほうが、ウミオよりわずかに早かったらしい。
解答権を得たカメオは、力強く答えを言った。
ボタンを押した順に数字が表示されるという電卓の性質を利用すれば、早押しクイズの解答権を得るための着順が分かるから。
(解説)
2004年の春。
亀ヶ浦第一高校クイズ研究会の部員たちは早押しクイズを楽しんでいた。全国大会への出場やクイズ番組への出演を目指し、日々研鑽を積んでいた彼らであったが、早押しボタンがないのが悩みであった。
大会やテレビ番組では早押しクイズが主流となっているため、普段の練習にも早押しボタンが欲しい。しかし、専用の早押し機は希少な上に高価で、高校生が手に入れるのは容易ではなかった。もちろん当時はスマホもないから早押しアプリなども存在しない。
そこで、早押しボタンの代わりとして用いられたのが電卓である。参加者たちは別々のボタンに指を置き、分かったらボタンを押す。画面にはボタンを押した順に数字が表示されるから、誰が最初に押したかが分かり、その人が解答権を得るのである。
「じゃあ次の問題行くぞー」
問読みのタキオが促した。机の上にある電卓を、カメオ、ウミオ、ラテオの3人が囲んでおり、それぞれ2、4、6のボタンの上に指を置く。
「問題。アメリカの物理学者ジェラルド・ファインバーグが命名した--」
ガタタッ
2人がほぼ同時にボタンを押した。画面には「24」と表示されている。カメオのほうが、ウミオよりわずかに早かったらしい。
解答権を得たカメオは、力強く答えを言った。
「お次は君さぁ」「7ブックマーク」
犬の首をギリギリと捻る男。
次に男は目の前の犬好きの少女に何をする?
次に男は目の前の犬好きの少女に何をする?
24年04月29日 16:54
【20の扉】 [ナナマガリ]
【20の扉】 [ナナマガリ]

3問目!お手柔らかに!
解説を見る
完成した犬のバルーンアートを渡す。
後ろの君、お次は君さぁ。何を作って欲しい?
後ろの君、お次は君さぁ。何を作って欲しい?
「神の宿る」「7ブックマーク」
「パパはなんでいつも店員さんに『ありがとう』って言うの?」
「店の人が働いてるお陰で欲しい物が手に入るんだから感謝を伝えてるんだよ」
父の回答に納得いかない様子の娘。
父は何と言うべきだっただろうか。
「店の人が働いてるお陰で欲しい物が手に入るんだから感謝を伝えてるんだよ」
父の回答に納得いかない様子の娘。
父は何と言うべきだっただろうか。
24年05月26日 21:38
【20の扉】 [春雨]
【20の扉】 [春雨]

SP:いんふぃさん
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「ありがとう"ございます"でしょ?」