「新ラテシン お久しぶりなのです(゚д゚)ノシ」「1ブックマーク」
雨が降っていたので帰りはバスを利用したカメコ。
しかし雨で濡れないためにバスに乗ったはずなのに
カメコは土砂降りの中、途中でバスを降り
泥だらけになりながら家に向かった。
カメコの家は終点から目の前なのに
一体なぜ?
しかし雨で濡れないためにバスに乗ったはずなのに
カメコは土砂降りの中、途中でバスを降り
泥だらけになりながら家に向かった。
カメコの家は終点から目の前なのに
一体なぜ?
18年05月20日 21:36
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
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帰り道、雨のせいで地面がぬかるみタイヤがはまって動かなくなったのです。
なので仕方なくカメコはバスを降り他の乗客と一緒にバスを後ろから押したのです。
なので仕方なくカメコはバスを降り他の乗客と一緒にバスを後ろから押したのです。
「物知りなひと」「1ブックマーク」
私は、なんでも知っているあなたの手を握ると、少し切なくなった。
なぜ?
ねえ、じーじはどうしてそんなに物知りなの?
「そうじゃな。カメコよりもうんと長いこと生きとるからなあ」
ねえ、わたしもじーじと同じくらい長いこと生きたら、じーじみたいに物知りになれる?
「もちろんじゃ。カメコは賢いからのう、じいよりもうんと物知りになれるじゃろ」
そしたらカメコ、じーじにいろんなこと教えてあげる!…あ、でもそうすると、じーじはもっともっと長いこと生きてるから、もっともっと物知りになってるわよね。じゃあカメコ、いつまでたってもじーじには勝てないんだ…。
「ほっほ。そんなことはない。今にカメコはじいよりも物知りになって、いろんなことをじいに教えてくれるじゃろう」
私が小学生だったころ、大好きなおじいちゃんとそんな話をした。
毎年夏休みになると田舎に帰って、家族親戚が集まってわいわいと騒ぐのが習慣になっていた。大きなスイカに、セミの鳴き声。川のせせらぎに、風鈴の音、それから蚊取り線香の匂い。そんな夏の風景に混じって、当たり前のようにおじいちゃんの存在があった。
私がおじいちゃんに何か尋ねると、おじいちゃんは何でも答えてくれた。私が知らない遊びをおじいちゃんはいくつも教えてくれた。悲しい時に元気の出る方法も、けんかした時に仲直りする方法も、全部おじいちゃんが私に教えてくれたんだ。
私が高校を卒業する頃、お母さんが「田舎のおうちに帰って、そっちでおじいちゃんと一緒に住みましょう」と言った。
私はとても喜んだのだが、お母さんは浮かない顔をしていた。
「何だかね、おじいちゃん…相当物忘れがひどくなってるみたいなの」
私はあの時のことを、きっといつまでも忘れられない。
その夏、田舎のおうちへ帰った日。
大好きなおじいちゃんは、昔と何ひとつ変わらない優しい笑顔で私を見て、こう言ったんだ。
「これは…えらく綺麗なお嬢さんじゃな。どこから来たんじゃ?」
私は物知りなおじいちゃんに、たくさんのことを教えた。
私の名前。
私がおじいちゃんの孫だということ。
空の郵便受けを見て「今日は休刊日か」と言うおじいちゃんに、朝刊はさっきおじいちゃんが取ってきたことを教えた。
「飯はまだかのう」と呟くおじいちゃんに、ごはんはさっき食べたばっかりだということを教えた。
夜中に川のほとりで右往左往するおじいちゃんの手を引いて、家への帰り道を教えた。
お仏壇の写真を指差し「この可愛い人は誰じゃ」と言うおじいちゃんの傍に座って、この人はおじいちゃんが愛した人よと教えた。
たくさんたくさん教えた。
「いやあ、カメコさんは物知りじゃなあ」
ねえ、おじいちゃん。
カメコの知らないことを、おじいちゃんはたくさん知っているわ。
だけどカメコが知っていておじいちゃんが知らないことなら、カメコはいくらだって、何回だって教えてあげる。
ねえ、聞いて。
カメコは、おじいちゃんが大好きよ。
------------
【要約】
幼い頃、何でも知っている物知りなおじいちゃんからいろんなことを教えてもらったカメコ。
そんなおじいちゃんが認知症になり、カメコの名前をはじめ、様々な記憶を失ってしまう。
親元に帰ったカメコは、一緒に暮らす中でおじいちゃんが忘れてしまったことをひとつひとつ教えてあげる。
ある時には深夜徘徊をするおじいちゃんの手を引いて家へと連れて帰る(問題文描写)。
そんな風にしておじいちゃんに寄り添う日々の中、カメコの胸の内には切なさが募るのだった。
なぜ?
18年08月04日 22:34
【ウミガメのスープ】 [藤井]
【ウミガメのスープ】 [藤井]
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ねえ、じーじはどうしてそんなに物知りなの?
「そうじゃな。カメコよりもうんと長いこと生きとるからなあ」
ねえ、わたしもじーじと同じくらい長いこと生きたら、じーじみたいに物知りになれる?
「もちろんじゃ。カメコは賢いからのう、じいよりもうんと物知りになれるじゃろ」
そしたらカメコ、じーじにいろんなこと教えてあげる!…あ、でもそうすると、じーじはもっともっと長いこと生きてるから、もっともっと物知りになってるわよね。じゃあカメコ、いつまでたってもじーじには勝てないんだ…。
「ほっほ。そんなことはない。今にカメコはじいよりも物知りになって、いろんなことをじいに教えてくれるじゃろう」
私が小学生だったころ、大好きなおじいちゃんとそんな話をした。
毎年夏休みになると田舎に帰って、家族親戚が集まってわいわいと騒ぐのが習慣になっていた。大きなスイカに、セミの鳴き声。川のせせらぎに、風鈴の音、それから蚊取り線香の匂い。そんな夏の風景に混じって、当たり前のようにおじいちゃんの存在があった。
私がおじいちゃんに何か尋ねると、おじいちゃんは何でも答えてくれた。私が知らない遊びをおじいちゃんはいくつも教えてくれた。悲しい時に元気の出る方法も、けんかした時に仲直りする方法も、全部おじいちゃんが私に教えてくれたんだ。
私が高校を卒業する頃、お母さんが「田舎のおうちに帰って、そっちでおじいちゃんと一緒に住みましょう」と言った。
私はとても喜んだのだが、お母さんは浮かない顔をしていた。
「何だかね、おじいちゃん…相当物忘れがひどくなってるみたいなの」
私はあの時のことを、きっといつまでも忘れられない。
その夏、田舎のおうちへ帰った日。
大好きなおじいちゃんは、昔と何ひとつ変わらない優しい笑顔で私を見て、こう言ったんだ。
「これは…えらく綺麗なお嬢さんじゃな。どこから来たんじゃ?」
私は物知りなおじいちゃんに、たくさんのことを教えた。
私の名前。
私がおじいちゃんの孫だということ。
空の郵便受けを見て「今日は休刊日か」と言うおじいちゃんに、朝刊はさっきおじいちゃんが取ってきたことを教えた。
「飯はまだかのう」と呟くおじいちゃんに、ごはんはさっき食べたばっかりだということを教えた。
夜中に川のほとりで右往左往するおじいちゃんの手を引いて、家への帰り道を教えた。
お仏壇の写真を指差し「この可愛い人は誰じゃ」と言うおじいちゃんの傍に座って、この人はおじいちゃんが愛した人よと教えた。
たくさんたくさん教えた。
「いやあ、カメコさんは物知りじゃなあ」
ねえ、おじいちゃん。
カメコの知らないことを、おじいちゃんはたくさん知っているわ。
だけどカメコが知っていておじいちゃんが知らないことなら、カメコはいくらだって、何回だって教えてあげる。
ねえ、聞いて。
カメコは、おじいちゃんが大好きよ。
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【要約】
幼い頃、何でも知っている物知りなおじいちゃんからいろんなことを教えてもらったカメコ。
そんなおじいちゃんが認知症になり、カメコの名前をはじめ、様々な記憶を失ってしまう。
親元に帰ったカメコは、一緒に暮らす中でおじいちゃんが忘れてしまったことをひとつひとつ教えてあげる。
ある時には深夜徘徊をするおじいちゃんの手を引いて家へと連れて帰る(問題文描写)。
そんな風にしておじいちゃんに寄り添う日々の中、カメコの胸の内には切なさが募るのだった。
「本当によく似ている」「1ブックマーク」
愛する娘を交通事故で亡くした男。
悲しみに暮れていた頃、偶然、娘にそっくりの顔をした幼い少女を見かけ、思わず連れ去ってしまう。
誘拐した少女を、男は失った娘の代わりとでもいうように大切に育て、
10年後のある日、殺した。
何故?
悲しみに暮れていた頃、偶然、娘にそっくりの顔をした幼い少女を見かけ、思わず連れ去ってしまう。
誘拐した少女を、男は失った娘の代わりとでもいうように大切に育て、
10年後のある日、殺した。
何故?
18年06月22日 22:31
【ウミガメのスープ】 [黴]
【ウミガメのスープ】 [黴]
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その日は少女の誕生日だった。
「ケーキを用意してあるから、待っておいで。」
そう言って男は少女を部屋に残し出ていった。
ところが、随分待っても男は帰ってこない。
気になって部屋の外へ様子を見にきた少女は、見たこともない階段が地下へと続いているのを発見する。
地下は冷凍室だった。
そこに安置された一つの「棺」。
男はその前に佇んでいた。
「痛ましい事故だったよ。可哀想に、身体もバラバラになって......。何とかかき集めて、元通りにくっつけたんだが......」
棺の中に横たわる継ぎ接ぎの遺体には、頭部がなかった。
「どんなに探しても、頭だけ見つからなかったんだ」
「君を見つけた時は本当に驚いた。何せ、娘の小さい頃に瓜二つだったからね」
「大切に育てれば、きっとそっくりに成長するだろうと思ったんだ」
「君は今日で18歳。ちょうど娘の死んだ年と同じだ。......本当によく似ている。いや、その顔はもはや娘そのものと言っていい......!」
男の手には包丁が握られていた。
微笑みを浮かべながら、ゆっくりと少女に近付く。
「10年前、君を連れて来てよかった。これでやっと、娘をきれいな姿で送ってやれる」
男は少女の首を切り落とし、娘の遺体とともに棺に納めた。
答. 事故で頭部のない遺体となった娘を可哀想に思い、
娘の幼い頃にそっくりな顔の少女を娘と同じ歳まで育てて
その頭部を娘のものとして葬ろうと思ったから。
「ケーキを用意してあるから、待っておいで。」
そう言って男は少女を部屋に残し出ていった。
ところが、随分待っても男は帰ってこない。
気になって部屋の外へ様子を見にきた少女は、見たこともない階段が地下へと続いているのを発見する。
地下は冷凍室だった。
そこに安置された一つの「棺」。
男はその前に佇んでいた。
「痛ましい事故だったよ。可哀想に、身体もバラバラになって......。何とかかき集めて、元通りにくっつけたんだが......」
棺の中に横たわる継ぎ接ぎの遺体には、頭部がなかった。
「どんなに探しても、頭だけ見つからなかったんだ」
「君を見つけた時は本当に驚いた。何せ、娘の小さい頃に瓜二つだったからね」
「大切に育てれば、きっとそっくりに成長するだろうと思ったんだ」
「君は今日で18歳。ちょうど娘の死んだ年と同じだ。......本当によく似ている。いや、その顔はもはや娘そのものと言っていい......!」
男の手には包丁が握られていた。
微笑みを浮かべながら、ゆっくりと少女に近付く。
「10年前、君を連れて来てよかった。これでやっと、娘をきれいな姿で送ってやれる」
男は少女の首を切り落とし、娘の遺体とともに棺に納めた。
答. 事故で頭部のない遺体となった娘を可哀想に思い、
娘の幼い頃にそっくりな顔の少女を娘と同じ歳まで育てて
その頭部を娘のものとして葬ろうと思ったから。
「【三題噺問題】神代自衛隊?」「1ブックマーク」
素盞嗚尊はバズーカがあったにも関わらず、ヤマタノオロチの討伐にバズーカを使わなかった。それはストレスが原因だというのだが、一体何故?
※タイトルの通りこの問題は三題噺問題です。
お題 : 「バズーカ」「ヤマタノオロチ」「ストレス」
提供者様 : イナーシャさん、あひるださん、HIRO・θ・PENさん
※要知識問題です。
※タイトルの通りこの問題は三題噺問題です。
お題 : 「バズーカ」「ヤマタノオロチ」「ストレス」
提供者様 : イナーシャさん、あひるださん、HIRO・θ・PENさん
※要知識問題です。
18年06月21日 20:10
【ウミガメのスープ】 [上葵]
【ウミガメのスープ】 [上葵]
櫛名田比売
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素盞嗚尊はストレスで禿げていた。禿げていて、カツラを使用していた。さて、古事記において、素盞嗚尊は櫛名田比売を櫛にして自らの髪に装着してヤマタノオロチとの戦いに臨んだのだが、そこでバズーカを使うとどうなるだろうか?そう、バズーカの推進力を生み出すためのジェット噴射によって奇稲田姫が鬘ごと飛んで行ってしまうのである。そこで仕方が無く素盞嗚尊は酒を拵え、ヤマタノオロチに飲ませて泥酔させ、その隙を突いて剣で一つずつ頭を切り落として退治しようとしたのだ。
余談ではあるが、ヤマタノオロチの首の一つもストレス持ちで食道炎を患っており、酒を飲むことは無く死闘を尽くすことになったというのだが、それはまた別のお話。
余談ではあるが、ヤマタノオロチの首の一つもストレス持ちで食道炎を患っており、酒を飲むことは無く死闘を尽くすことになったというのだが、それはまた別のお話。
「自分勝手な男」「1ブックマーク」
自分から熱い物に手を伸ばして火傷を負った男は怒った。
どういうことだろう?
どういうことだろう?
18年06月19日 21:46
【ウミガメのスープ】 [歯車蜂]
【ウミガメのスープ】 [歯車蜂]
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自分勝手な男が人混みで歩きタバコをしていた。
火のついたタバコを手に持ったまま歩いていると、不意にすぐ側で「あちっ」と言う声。
見ると、彼の持ったタバコの先に手を伸ばす若い男がいる。
そしてその手の向こう、ちょうど同じ高さに、怯えた様子でこちらを見る、小さな子どもの顔。
「今、この子の顔に火が当たりそうでしたよ。歩きタバコはやめてください」
子どもを庇って火傷を負った男は、厳しい口調でそう咎めた。
火のついたタバコを手に持ったまま歩いていると、不意にすぐ側で「あちっ」と言う声。
見ると、彼の持ったタバコの先に手を伸ばす若い男がいる。
そしてその手の向こう、ちょうど同じ高さに、怯えた様子でこちらを見る、小さな子どもの顔。
「今、この子の顔に火が当たりそうでしたよ。歩きタバコはやめてください」
子どもを庇って火傷を負った男は、厳しい口調でそう咎めた。