みんなのGood

【BS】ラテアート「2Good」
納得感:2票
寺戸が自分で描いたラテアートをSNSに載せたところ、
「かわいい」「シンプルなのが良い」「味がある」などと好評だった。

寺戸もそれらのコメントを見てとても嬉しく思っていたのだが、
これ以降、寺戸がラテアートを描くことは二度となかった。

いったい何故?



◆この問題は{「BS問題」}です。◆
「BSって何?」という方はこちらをご参照ください。→ https://late-late.jp/tag/tag/BS

出題後30分が経過し、または正解が出た時点から、
ボケて良し雑談して良し、{良識とモラルの範囲内}で何でもアリな1時間の「BSタイム」に移行します。

BSタイム終了後は、何事もなかったかのように問題を解決する作業に戻ってくださいませ。
20年10月24日 21:00
【ウミガメのスープ】 [休み鶴]

ラテアートの称号、ずっと欲しかったんです。




解説を見る
フリーイラスト提供サイトを運営している男は、
{ラテアートのイラストを新規にアップロードし、SNSに画像付きでURLを掲載}した。

SNS上で好意的なコメントをたくさんもらえて嬉しかったのだが、
ラテアートのイラストは1種類あれば充分なので、
これ以降ラテアートのイラストを描くことはなかったのであった。

{画像出典:いらすとや(https://www.irasutoya.com/)}
貴方の血が欲しい「2Good」
トリック:1票納得感:1票
女は、血で汚れた男の首を見ながら、男に言葉を放った。

「ごめんなさい、でも戸締りをしていない貴方が悪いのよ?」

男は事情が呑み込めていない様子だったが、大きく開いた窓と、男の血で汚れた女の手を見て、全てを悟り静かにこういった。

「…ごめんね、…ありがとう」

しばらく男はもがいていたが、やがて静かになった。


状況を補完してください。
20年10月25日 21:04
【ウミガメのスープ】 [琴水]



解説を見る
男が窓を開けたまま寝ていたせいで、蚊が入ってきてしまった。
女が気付いた時には、男の首に蚊がとまっていた。
女は蚊を叩いて退治したのだが、既に蚊は血を吸っていて、男の首と女の手は血で汚れてしまった。
当然首を叩かれたので起きてしまった男なのだが、女の言葉を聞き、そして手の平を見て、蚊を退治してくれたんだと悟り
眠いながらも声を出した。

「…ごめんね、…ありがとう」

しばらく痒くてもぞもぞしてた男だったが、やがて再び眠った。

タイトルは蚊目線のヒントのつもりです笑
トリック:1票納得感:1票
ゾクッとするお話をひとつ。

夜中にふと目覚めたあたしの隣では、紅白の毛布にくるまって息子が眠っていた。

ゾクッとしたわ。


なぜだかわかる?
20年10月24日 09:37
【ウミガメのスープ】 [きまぐれ夫人]

さあ、ぎゃふんとお言い!続っ!




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自分の白い毛布だけでは寒いもんだから、あたしの赤い毛布まで奪っていったのよ、息子は。身ぐるみ剥がれて、あたしが寒いってのよ。ゾクッ。イッグシッ!!
納得感:2票
生粋のウミガメのスープ職人の皆様、こんばんは。鎌倉です。

唐突ですが、
あなたにとって「{生}」とは何ですか?あなたなりに、あなた独自の生を言い表して頂きたいです。特に、小生の知らない「生」をたくさん知りたいです。具体例も頂けると嬉しいです。あ、書き留めるのが大変なので多くても{1人5つまで}に限定します。それでは、あなたなりの生の声をお待ちしております!( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
20年10月25日 20:55
【新・形式】 [かまくらタウン]

一蓮托生です🌷🌸(​ *´꒳`*​)🌺🌻




解説を見る
「生」の読み方は、この世に存在する漢字で1番多いと言われていて、実に100個以上の読み方があると言われています。
タイトルの通り、「生きる」の「{い}」、コメントの「一蓮托生」の「{しょう}」、問題文の「生粋」の「{きっ}」、「小生」の「{せい}」、「生の声」の「{なま}」は既に知っているので、{それ以外の既出でない読み方を具体例と共に教えて下さった方に感謝を込めてFAを差し上げました!}あなたなりの「生の声」を沢山知れて、かなり満足しております(*´艸`) それでは、ここまでご教授頂き、ありがとうございました!
((。´・ω・)。´_ _))ペコリン 鎌倉でした〜
物語:2票
<ドォォォォーーーーーン>


胸に直接響くような大きな破裂音。

町の外れの病院から、さらに2キロほど離れた河原で行われる定例の花火大会。

夜空に大輪を咲かせる花火をたくさんの人々が見つめている中、田中はひとり小さな花火を見つめている。

その小さな花火が見えなくなった時に田中が大声で叫んだのは一体なぜ?


※ラテシンで出題済み問題。知っている方はお口禰豆子。竹。
20年10月28日 21:41
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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君がわがままを言ったのはたった一度きりだった。

僕はもっとわがままを言ってもらいたかったが、それが最初で最後のわがまま。

「一緒に花火大会が見たいの」

・・・

僕の幼馴染兼彼女の寿命が決められてしまったのは、大学二年の春だった。
当時はヤブ医者だと思っていたが、彼女の寿命を言い当てた彼は名医で間違いないのだろう。

「もってあと半年の命」

名医はそう断言したのだ。

見苦しく事実を受け容れられない僕を諭したのは、宣告を受けた当の本人。
「あと半年だけど、今まで通り仲良くしてね」

本人は自分の体のことを理解していたのだろう。
僕はいうことの聞かない自分の感情を無理やり抑えつけて、
彼女の望むとおり、普段の自分で彼女に接した。

・・・

蝉やカエルの鳴き声が響く頃、彼女はそれを病室でしか聞けなくなっていた。
四肢を動かすのもままならない、しかし柔和な微笑みだけはいつも絶やさなかった。

特別な半年間… でも僕と彼女はいつもと変わらない暮らしを送っていた。
彼女がそれを求めるから。僕は自然に笑えていたか自信がない。

そんなある日、病院のベッドの上で彼女が初めてわがままを言った。
一人では体を動かせない彼女が2キロ先の河原で行われる花火大会を見に行きたいと言ったのだ。

外出の許可など間違いなく出ない。しかし僕は彼女の初めてのわがままを叶えるため、
彼女を病院から奪いだし、車椅子に乗っけて花火大会の会場まで運んだ。

彼女を乗せた車椅子が想像以上に軽かったのが印象的だった。

会場につくまで、彼女はずっと「子供の頃の花火の話」をしゃべり続けた。
花火大会なんて行ったことはなかったけど、僕と二人で駄菓子屋で買い漁った花火に興じている時はとても幸せだったと。

既に会場には大勢の人だかり。それでも打ち上がる花火はどこにいる人にでも平等に見えるかのように大輪の花を咲かせていた。

「きれい…」

彼女が夜空に咲く花火を見上げポツリとつぶやく。

僕はそんな彼女の顔から目が離せなかった。
花火が打ち上がるごとに照らし出される彼女の顔がとても美しかったから。
僕は彼女の瞳に映る小さな花火だけを見つめていた。

クライマックス。

立て続けに花火が打ち上がる。ドンッドンッと大きな音が響く中、
彼女の口が小さく動いた。
音がうるさくて聞き取れなかったので、彼女の方に顔を寄せていくと、
彼女の瞳に映っていた花火が見えなくなった。
空を見上げてもまだ花火は続いている。

彼女が、目を、閉じたのだ。

僕の叫び声もまた花火と人々の喧騒にかき消されていった。