みんなのGood

仏壇アンノウン「2Good」
トリック:1票物語:1票
ある日、妻の実家を訪れた田中。

まずは仏壇に手を合わせに行く。

その仏壇には田中が初めて見る初老の女性の写真が飾られていた。

「おいおい、この美人は一体誰だい?」
田中はそう妻に向かって問いかけた途端、涙が溢れて止まらなくなってしまった。

一体なぜ?
ちなみに田中は記憶喪失ではないし、妻から目潰しをくらったわけでもない。
24年11月25日 20:53
【ウミガメのスープ】 [ダニー]



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私のためにいつも料理を作ってくれた。
いつも着る服を選んでくれた。
手を差し伸べて色々なところへ連れて行ってくれた。
暗闇しかなかった私の人生に暖かな明かりを灯してくれた。
私を、愛してくれた。

医学の進歩により、初めて見たいものが見えるようになったのに、その時には一番見たかった人はもう居なかった。

「おいおい、この美人は一体誰だい?」
冗談まじりに問いかけても返事は返ってこない。
{初めて見る妻の笑顔}の前で私は溢れる涙を抑えきれなくなってしまった。
病は草から「2Good」
トリック:1票物語:1票
ガンドン村で一番の呪術師と呼ばれているンバホフ。

ンバホフが祈祷した後、じいさんの歩けないほどの腰痛が消え、認知症のばあさんが塩と砂糖を間違えることもなくなり、浮気性の男が浮気をしなくなった。

その力を信じて村人たちがンバホフの家を訪れるのであった。

しかしある日、そのンバホフ自身が病気になってしまった。
その時にンバホフは裏の畑で取れた草を煎じて飲んだのだが、ンバホフはこの草が病気を治す効果など一切ないことを知っている。

ではなぜその草を飲んだのだろうか?
24年11月28日 19:50
【ウミガメのスープ】 [ダニー]

正解者5人で締めます




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ガンドン村の外れに住むンバホフは村で一番力のある呪術師と呼ばれている。

しかしその力は人の病気を癒やすためのものではなく、人を殺すためのものであった。

村人もそのことは重々承知しながら彼に依頼をする。

腰の痛みで全く動けなくなってしまった年老いた父親を持つ息子。
痴呆が進み、意思疎通が取れなくなってしまった年老いた母親を持つ娘。
夫の浮気性についに堪忍袋の緒が切れてしまった妻。

彼らはこっそりと村外れのンバホフの元に向かい、{依頼}をするのである。

ンバホフの呪殺の方法は毒殺。
裏の畑で強力な毒性のある植物を育ており、それを使用してターゲットを死に至らしめる。
ンバホフはそのことを誰にも教えていない。
村人たちはターゲットになった者たちの死因がわからず、それが呪いによるものだと信じているだ。

しかしそのンバホフ自身が大病を患ってしまった。
未開のこの村では治ることのない、苦しんで死ぬ未来しか無い病気。

「因果応報だぁな」
そう最期に言い残して、ンバホフは自分で煎じた毒薬を飲み干したのであった。
強欲な金貸し「2Good」
物語:2票
シャイロックは強欲な金貸しとして悪名が高かった。
そのため、彼を強く恨む者も非常に多かった。

だがそのおかげで、カメオは魔王ラテモスを打ち倒す事ができた。

何故か。
24年11月25日 12:25
【ウミガメのスープ】 [まきや]

復帰1問目です。よろしゅ




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ある日、謝伊録(日本人と中国人のハーフ、通称:シャイロック)の刺死体が、通りで発見された。
犯人はついにわからなかった。
強欲な金貸しである謝伊録に怨恨を持つ者が、あまりに多すぎたからだ。

しかし、謝伊録の死体に残されたパスケースには、角膜移植のドナーカードが入っていた。
彼の角膜は盲目の少年カメオに移植された。
おかげでカメオは目が見えるようになり、先日はゲーム『ラテラルクエスト』をプレイして、ゲームのボスである魔王ラテモスを打ち倒す事ができたのであった。

謝伊録は本当に、ただの強欲な金貸しだったのであろうか?
今となっては知る者は誰もいない。
物語:1票納得感:1票
見るからに固いジャム瓶の蓋をあっけなく開けることができたので、男は昨晩喧嘩した彼女に素直に謝ろうと思った。
男の思考を説明せよ。
24年11月30日 22:08
【ウミガメのスープ】 [るぐら]



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昨晩喧嘩した彼女が翌朝無言で差し出してきた見るからに固そうなジャム瓶の蓋が彼女の力でも開けられそうな程にあっけなく開けることができたので、彼女が仲直りの口をきくきっかけを模索しているように感じられた男は素直に謝ろうと思った。
食前パズル「2Good」
物語:2票
ここは未来の地球。
空を覆う巨大なドーム、空中を行き交うホバーカー、そして驚くほど高度な文明が築かれた世界だ。

最先端のテクノロジーに囲まれた巨大都市で暮らす未来の人類。

そんな未来の世界にも動物園がある。
その動物園の展示スペースで見るのは、現代には存在しない新種の生物たち。

だが、未来の人々は、新種の生物が目の前にいるにもかかわらず、それらをほとんど見向きもせず、ひたすらパズルに没頭している。

しかも、時間をかけ、頭を掻きむしり、時に顔をしかめながら必死に解くのだ。

なぜ未来の人類は、そんな行為に熱中しているのだろうか?
24年12月05日 20:20
【ウミガメのスープ】 [三番目の共鳴]



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ここは未来の地球。
人類の知能を遥かに凌駕する新種の生物たちが、驚くほど高度な文明を築き上げている。
空には彼らの巨大な都市が浮かび、地上には人類が遺した廃墟が広がっている。

かつて地球を支配していた人類は、進化の波に取り残され、数を減らしていった。
そして今では、かの新種生物の支配下で、研究対象として扱われる存在に過ぎない。

巨大都市の動物園では、霊長類ゾーンの一角に『人類舎』が設けられている。
その展示スペースには、新種生物の言語で以下のような説明文が掲示されている。


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人類舎では、パズルを解くと給餌される装置『パズルフィーダー』を設置しています。
ここでは、人類という種が持つ特徴的な能力である知性を観察することができます。

なお、この動物たちは、パズルが難しいと感じると、頭をかきむしるなどの奇妙な行動を示します。

ぜひ、人類の面白い行動を観察してみてください。

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新種の生物たちにとっては、パズルの内容は取るに足らないほど簡単なものだ。
それに時間をかけ、頭を掻きむしり、時に顔をしかめながら、必死に解き続ける人類。

展示スペースの中で、そんな様子が毎日観察されている。