みんなのGood

白いカラス「2Good」
納得感:2票
今日は学校に行くと、周辺をマスコミ関係者たちがうろついている。
そしてたくさんいる学生の中から、やたらと俺ばかりに声をかけてきやがる。
俺は本当に関係ないのに、何故こんなことになってしまったのか。
19年10月13日 14:22
【ウミガメのスープ】 [油獣]



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その日、俺の通う大学はセンター試験の会場になっていたが、
いつものように学内の食堂に昼食を取りに来た。
大半が黒っぽい学生服姿の中、白系の私服姿である俺を浪人生だと思って
新聞記者らは今年の問題が前年と比べてどうかとか聞いてくる。
裏切り者「2Good」
トリック:1票納得感:1票
カメオたちは{ある殺人事件}を解明しようとしていたのだが、いち早く殺人事件の犯人とその犯行方法が分かると、【カメオは殺人事件の解明を遅らせようとした】。
いったいなぜだろうか?
19年10月13日 20:24
【ウミガメのスープ】 [えいみん]



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カメオ「(ああああああ!答え分かった!【ということはネタ被ったああああ!】)」
カメオたちは{ウミガメのスープ愛好会のメンバー}であり、今日は{殺人事件をテーマに各自問題を作って持ち寄っていた}。
不幸にも、たまたま前の出題者とネタが被ってしまったカメオ。
同じネタの問題を持ってきたので、当然いち早く正解が分かった。
カメオ【「正解出るの遅らせてその間に問題考えねえと......」】
迷惑な兄「2Good」
納得感:2票
カメオの兄である{ウミオは去年、超名門である羅輝新大学に入学した}。
そんな兄のせいで、{今年海亀高校に入学したカメオ}は、【少しの間クラスメイトから距離を置かれてしまった】。
いったいなぜだろうか?
19年10月13日 21:17
【ウミガメのスープ】 [えいみん]



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{兄と同じ}進学校である海亀高校に入学したカメオは、{兄のお下がりのスリッパを履いていた}。
海亀高校では、【3色のスリッパで学年を区別している】。
そのため、{4つ上}の兄のスリッパを履いていたカメオは、入学したばかりの頃は、{留年した上級生だと勘違いされていた}のであった。
階段の少女「2Good」
物語:2票
神社の階段にぽつんと座っていた着物を着ている少女を見かけたS。
気になったので話しかけてみた。
「ご両親はどうされたのですか?」
「どこかにぶつかりましたか?」
「これからどうするつもりですか?」
少女の答えを聞いて、Sは涙を流した。

Sは何故涙を流したのだろうか。


19年10月14日 17:35
【ウミガメのスープ】 [プレ]

分かりづらい点があったらごめんなさい...どうかお手柔らかに




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Sは霊能力者だった。
ある日神社に行くと今は祭りなんて無いのに着物を着て、1人座っている少女を見かけた。
親とはぐれたのかと思い、

「ご両親はどうされたのですか?」

と聞くと、
「今日も多分家にいると思う。今日は親戚も来るんだっけか?」
まるでしばらく両親を見ていない言い方でSは若干違和感を抱いた。それだけじゃない。よくよく見れば彼女は怪我だらけであった。着物で見えない部分が多いが、手は打撲だらけで首にも傷痕が色濃く残っていた。

ーーあぁ、もしかしてこの子は。

感づいたSは

「どこかにぶつかりましたか?」

と聞いた。すると
「あぁ、これ?1週間前に、ね」
違和感が確信に変わった瞬間だった。

1週間前、こんなニュースが流れていた。
『今日未明、〇〇市の△△神社付近の道路でトラックによる交通事故が発生。被害にあった〇〇ちゃん11歳が死亡、遺族の方は...』
確かその日はお祭りがあった日。彼女があの交通事故の被害者で、霊になって神社に現れたのなら納得がいく。
今日は彼女にとっての初七日。だから親戚も来ると言っていたのか。

そして、最後は純粋に気になる事だった。復讐を考えてないのかとかの期待もあったかもしれないが。

「これからどうするつもりですか?」

少女は優しく、そして寂しげに笑った。
「両親に会いに行くよ。それでありがとうって、いきなり死んでごめんねって伝えるの。聞こえないと思うけど、気づいたら泣く程喜ぶよ、きっと。
......話しかけてくれて、ありがと」
それだけ言うと少女は、神社の階段を楽しそうに駆け下りて、消えていった。
Sはその場に立ち尽くして、静かに泣いた。通行人が「どうかしましたか?」と聞いてきたが、答えずに泣き続けた。
今度、花を添えてあげよう。あの優しい少女に。


決死の救出劇「2Good」
トリック:2票
僕は友人と二人で買い物へ出掛けた。
買い物を終えて二人で歩いていると、急に友人が叫んだ。
「大変だ!家が燃えてる!」
僕はまさかと思ったが、見てみると本当に友人の家が燃えていた。

「妹を助けないと!自分の部屋にいるんだ!」
友人はそう言うと、買い物袋を放りだしてドアの方へ駆け出した。
僕はパニックになっている友人を必死におさえた。そしてその場にいるように伝えると、急いで彼の妹の部屋へと向かった。

僕は部屋で気を失っていた妹を抱えて燃え盛る家から脱出することができた。
幸いにも彼女はすぐに意識を取り戻し、大した怪我をせずに済んだ。

しかし友人は少しも嬉しそうな顔をしなかった。

一体なぜ?
19年10月14日 22:45
【ウミガメのスープ】 [日向夏]

ちょっと遅くなりましたが、0時までpcの前にいます。




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-要点-
・火事を見つけた時、僕と友人は家の中にいた
・僕は部屋を出ようとする友人を襲い、燃える家の中に友人を置き去りにして妹と逃げた

-解説-
僕は友人の妹に想いを寄せていた。
今日は彼女の誕生日。僕と友人と彼女の3人でバースデーパーティをする予定だった。
そして、パーティの後で僕は彼女に告白するつもりだった。

友人との買い出しの途中、彼女に想いを伝える前に僕は彼にそのことを打ち明けた。
友人はきっと僕を応援してくれるだろうと思ったのに、彼は決して許さないと言った。
彼に言わせれば僕は最愛の妹に近づく悪い虫の一人だったという訳だ。

友人の家に帰ってきてからも彼は僕の話を聞こうとせず、僕は彼の後ろを黙って歩いていた。
ダイニングを抜けて{キッチンに差し掛かったところ}で、前にいた友人が叫んだ。
「大変だ!家が燃えてる!」
僕はまさかと思ったが、見るとキッチンの壁が天井までごうごうと燃えていた。
恐らく出火の原因は、出掛ける前に彼が窓際に置いて行ったペットボトルが外の光を集めたせいだ。
この分では今から消火するのはとても無理だろう。

……チャンスかもしれない。
これは事故だ。そして彼がこの事故で死ねば、誰も僕を邪魔する者はいない。

「妹を助けないと!自分の部屋にいるんだ!」
友人は買い物袋を放り、半ばパニックでダイニングのドアへ駆け出した。
彼を行かせるわけにはいかない。僕は咄嗟に手に持ったワイン瓶で彼を殴った。
友人は不意を突かれて床に倒れこんだ。しかしそれでも尚ドアへ向かおうとする。
止めを刺さなくては。僕はソファにあったクッションで{彼の顔を必死に押さえ}た。

「お前はそこにいろ。」

動かなくなった彼に僕はそう言い残し、急いで友人の妹の自室へと向かった。
部屋で気を失っていた彼女を抱えて、僕は二人で家から脱出した。

外へ出た時には火は家中に回っており、救急車を呼んで消火作業が済んだ頃には家はほぼ全焼していた。
彼女は脱出後すぐに意識を取り戻し、僕も彼女も大した怪我は無かった。
――そして消し炭の中で発見された友人の死体は焼けただれ、僅かに読み取れた{その表情は驚きと苦痛に歪んで}いた。

兄の死に打ちのめされている彼女を、僕はこれから一生懸命支えていくつもりだ。