「迂遠な自決」「2Good」
トリック:1票納得感:1票
ついこの間、恩師の奥さんが突然倒れた。
奥さんが無言で自宅に帰ってきた次の日に先生も亡くなった。
仲睦まじい二人だったので奥さんが先生を連れていったのだなどと噂になったが、
私は(先生が奥さんの後を追ったんだろうな)と確信した。
一体なぜだと思う?
奥さんが無言で自宅に帰ってきた次の日に先生も亡くなった。
仲睦まじい二人だったので奥さんが先生を連れていったのだなどと噂になったが、
私は(先生が奥さんの後を追ったんだろうな)と確信した。
一体なぜだと思う?
22年12月22日 21:13
【ウミガメのスープ】 [たけの子]
【ウミガメのスープ】 [たけの子]
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先生は奥さんの側で添い寝した状態で見つかったんだそうだ。
遺体は例え冬でも腐敗を遅らせるために周囲にドライアイスが置かれる。
気化した二酸化炭素を吸って窒息したんだと思う。
先生、理科の先生だったんだし、それに気づかないわけないだろうから。
まああくまで推測の域を出ないことだけどね。
遺体は例え冬でも腐敗を遅らせるために周囲にドライアイスが置かれる。
気化した二酸化炭素を吸って窒息したんだと思う。
先生、理科の先生だったんだし、それに気づかないわけないだろうから。
まああくまで推測の域を出ないことだけどね。
「雨にも負け…ず…?」「2Good」
納得感:2票
男は図書館から出た後、分厚いレインコートを身につけ、自転車を漕いで帰路についた。しかしこの日、空には雲ひとつなく、雨など一切降っていなかったという。
なぜ男はレインコートを身につけていたのだろう?
なぜ男はレインコートを身につけていたのだろう?
22年12月22日 22:37
【ウミガメのスープ】 [虹彩くん]
【ウミガメのスープ】 [虹彩くん]
![](/img/f-rh.png)
ウミガメのスープです!相手もいないのに勝ち負けってあるのでしょうか?
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「この物語面白いなー。今度続き見よ…ん?」
暖房が効いた図書館内で本に熱中していた男は、外がもう随分と暗くなっていることに気がついていなかった。
「え…あ……っ…!」
読書に気を取られ、夕方に図書館から出るはずが男は夜まで長居してしまったのである。
ーーーーーーーーーー
「うわ寒っ!!!夕方くらいには帰ろうと思っていたのに…!」
冬は日の入りが早く、夜になってからだいぶ冷え込み、風がびゅうとなっていた。
「昼は暖かかったし、夕方には帰るつもりで居たから…上着持ってきてない…やばい…」
家までの距離は全力で漕いでも30分かかる。寒さで身震いし、膝もガクガクしていて、とてもじゃないが耐えられない。
(ど…どうしよほんとに…)
男はあわあわとしていたが、自分が乗ってきた自転車の荷物入れカゴを見てある方法を思いついた。
(かっ…かくなる上は…!)
ーーーーー
「ママー、あの人レインコート着てるー!」
「あら?雨も降ってないのになんでかしら?」
(し…しょうがない…これはしょうがない事…)
男は自身が念の為に持っていたレインコートを着て、家まで自転車を漕いで帰ることにしたのだ。厚手な分自身の体温で内部が暖かくなり、寒さもなんとか凌ぐ事ができた。
だが…
「ママーあれなんでー?」
「うーん…えーと……何でかしらね…?」
(変なのはわかってるって!!だから見るな!見ないでくれ!!!)
かなりチグハグな格好をしていただろうが。
要約解説
上着を持ってきていなかった男は、冬夜の寒さに耐えるためにレインコートを着て家に帰ることにした。
暖房が効いた図書館内で本に熱中していた男は、外がもう随分と暗くなっていることに気がついていなかった。
「え…あ……っ…!」
読書に気を取られ、夕方に図書館から出るはずが男は夜まで長居してしまったのである。
ーーーーーーーーーー
「うわ寒っ!!!夕方くらいには帰ろうと思っていたのに…!」
冬は日の入りが早く、夜になってからだいぶ冷え込み、風がびゅうとなっていた。
「昼は暖かかったし、夕方には帰るつもりで居たから…上着持ってきてない…やばい…」
家までの距離は全力で漕いでも30分かかる。寒さで身震いし、膝もガクガクしていて、とてもじゃないが耐えられない。
(ど…どうしよほんとに…)
男はあわあわとしていたが、自分が乗ってきた自転車の荷物入れカゴを見てある方法を思いついた。
(かっ…かくなる上は…!)
ーーーーー
「ママー、あの人レインコート着てるー!」
「あら?雨も降ってないのになんでかしら?」
(し…しょうがない…これはしょうがない事…)
男は自身が念の為に持っていたレインコートを着て、家まで自転車を漕いで帰ることにしたのだ。厚手な分自身の体温で内部が暖かくなり、寒さもなんとか凌ぐ事ができた。
だが…
「ママーあれなんでー?」
「うーん…えーと……何でかしらね…?」
(変なのはわかってるって!!だから見るな!見ないでくれ!!!)
かなりチグハグな格好をしていただろうが。
要約解説
上着を持ってきていなかった男は、冬夜の寒さに耐えるためにレインコートを着て家に帰ることにした。
「黒歴史帳」「2Good」
物語:1票納得感:1票
自分の文集の参考にしようと、図書館に置いてある卒業文集のバックナンバーから先輩のものを読むことにしたウミコ。
そんなに恥ずかしい内容が書かれていたわけでもないのに、読みながらウミコが、{先輩はこの文集を書いたことを後悔してるだろうな}と思ったのはなぜ?
そんなに恥ずかしい内容が書かれていたわけでもないのに、読みながらウミコが、{先輩はこの文集を書いたことを後悔してるだろうな}と思ったのはなぜ?
22年12月22日 22:57
【ウミガメのスープ】 [うつま]
【ウミガメのスープ】 [うつま]
![](/img/f-rh.png)
実話スープ?
解説を見る
今年浪人生をしている先輩の文集は全60ページの超大作だった。
{先輩が受験に落ちたの、絶対これに時間を使いすぎたからでしょ…}とウミコは思ったのだった。
━━━━━━━━━━━━
これは実話スープ……ではありません。今のところは。
どちらに転ぶかはこれからの私の頑張り次第ということでしょう。
私にとって2022年とは。
高3になってから出題数もかなり減らし、7月くらいからゲームやYouTubeも断ちと、それなりに受験勉強も頑張ってきましたが、勉強しかしていない1年だったかというとそうではありません。むしろ、例年以上に色んなことに挑戦することの多い年だったと思っています。
体育祭では委員に初挑戦してみたり、文化祭では新たな企画を立案したり、来てくれた人に配る栞を作ってみたり、高校生活を余すことなく遊び尽くしました。ちなみに、『本物の桜は本の中に』で皆さんにお見せした栞はその試作品です(だからちょっと失敗作の桜でした)。
そして色んなことに挑戦した中でも、私にとって一番意義があると思ったことは【{書く}】ということです。
『ベールマシマシスープ』でも説明しましたが、夏休みにウミガメのスープに関する記事を生徒会誌に投稿しました。気づいたら25000字になっていたんですが、学校中に布教する機会だと思うと書いていてずっと楽しかったです。おかげさまでか、どうやら私は学校内で“ウミガメのスープの人”と認識されたようで、たまに出会い頭に出題を要求されたりします。
そして書くことの楽しさを知ってしまった私は、卒業文集で羽目を外しました。「卒業文集のテーマは特にないから、思い出でも将来の夢でも小説でもなんでも好きなだけ書け」という教師の言葉を真に受けた私は、学校を舞台にした8万字近い推理小説を書き上げてしまったのです。二学期は休み時間や登下校のスキマ時間を全て執筆にあてていたのですが、最後は休日丸一日家のパソコンに向かいあって、1日で12000字書いて終わらせました。振り返ってみてよく頑張ったものだと思います。
ウミガメのスープと同様、書くということはいつまでも続けられる趣味だと思います。未来の私がどんな職業に就いているのかは分かりませんが、小説とスープの構想を練る毎日を送っていることでしょう。
しかしなんといってもまずは受験です。挑戦が後悔に変わらないように、皆さんに「応援していただきありがとうございました」と言えるように、できるかぎり頑張っていこうと思います。
{先輩が受験に落ちたの、絶対これに時間を使いすぎたからでしょ…}とウミコは思ったのだった。
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これは実話スープ……ではありません。今のところは。
どちらに転ぶかはこれからの私の頑張り次第ということでしょう。
私にとって2022年とは。
高3になってから出題数もかなり減らし、7月くらいからゲームやYouTubeも断ちと、それなりに受験勉強も頑張ってきましたが、勉強しかしていない1年だったかというとそうではありません。むしろ、例年以上に色んなことに挑戦することの多い年だったと思っています。
体育祭では委員に初挑戦してみたり、文化祭では新たな企画を立案したり、来てくれた人に配る栞を作ってみたり、高校生活を余すことなく遊び尽くしました。ちなみに、『本物の桜は本の中に』で皆さんにお見せした栞はその試作品です(だからちょっと失敗作の桜でした)。
そして色んなことに挑戦した中でも、私にとって一番意義があると思ったことは【{書く}】ということです。
『ベールマシマシスープ』でも説明しましたが、夏休みにウミガメのスープに関する記事を生徒会誌に投稿しました。気づいたら25000字になっていたんですが、学校中に布教する機会だと思うと書いていてずっと楽しかったです。おかげさまでか、どうやら私は学校内で“ウミガメのスープの人”と認識されたようで、たまに出会い頭に出題を要求されたりします。
そして書くことの楽しさを知ってしまった私は、卒業文集で羽目を外しました。「卒業文集のテーマは特にないから、思い出でも将来の夢でも小説でもなんでも好きなだけ書け」という教師の言葉を真に受けた私は、学校を舞台にした8万字近い推理小説を書き上げてしまったのです。二学期は休み時間や登下校のスキマ時間を全て執筆にあてていたのですが、最後は休日丸一日家のパソコンに向かいあって、1日で12000字書いて終わらせました。振り返ってみてよく頑張ったものだと思います。
ウミガメのスープと同様、書くということはいつまでも続けられる趣味だと思います。未来の私がどんな職業に就いているのかは分かりませんが、小説とスープの構想を練る毎日を送っていることでしょう。
しかしなんといってもまずは受験です。挑戦が後悔に変わらないように、皆さんに「応援していただきありがとうございました」と言えるように、できるかぎり頑張っていこうと思います。
「再現20の扉」「2Good」
トリック:1票納得感:1票
カメコたちは休みの日友達6人と数日の宿泊旅行に行くことになりました。旅行先に行く途中の車の中で暇だったカメコはカメオと20の扉をすることに!
その時カメオの用意した答えはなんだったでしょう?
ヒント
答えは今(その時)車の中に確実にあるものです。
また、カメオが今日はトランプ持ってきたんだよ!というような荷物を広げないと分からないようなものではありません
ちゃんと目に入るものです
その時カメオの用意した答えはなんだったでしょう?
ヒント
答えは今(その時)車の中に確実にあるものです。
また、カメオが今日はトランプ持ってきたんだよ!というような荷物を広げないと分からないようなものではありません
ちゃんと目に入るものです
19年05月14日 23:04
【20の扉】 [ゲクラ]
【20の扉】 [ゲクラ]
![](/img/f-rh.png)
実は再現というのは嘘で、実際より難易度かなり下げています。
解説を見る
目に入りますが実は大ヒントでした!
コンタクトレンズ
コンタクトレンズ
「朝まで騒ぐクリスマス」「2Good」
トリック:1票納得感:1票
クリスマスパーティーに興じるスズキら一同。
「栗ご飯、美味しかったなー」
「そろそろデザートか」
「ミウラがクリスマスケーキとしてモンブランを作ってくれてるよ」
「じゃあテーブル片付けてケーキ冷蔵庫から出そう」
「ケーキ楽しみだったんだ」
「もう栗料理は残っていないか」
「あ!待ってくれ。昨日食べた栗のスープを残してたのがあった」
「それは本当に栗のスープですか」
「はい、栗のスープで間違いありません」
「じゃあそれも食べてしまおう」
「栗は全て食べ尽くさないとな」
「モンブランも出しますよ」
「このモンブランすごいね」
「モンブランは切り分けちゃっていいの?」
「待って、すごいから先に写真撮ろうよ」
「はい、写真撮れました。切っちゃって大丈夫です」
モンブランの写真を撮ったスズキの指にクリームが付いてしまったことにより、
ミウラはこう思った。
「時間が長すぎた・・・」
どういうことか。
「栗ご飯、美味しかったなー」
「そろそろデザートか」
「ミウラがクリスマスケーキとしてモンブランを作ってくれてるよ」
「じゃあテーブル片付けてケーキ冷蔵庫から出そう」
「ケーキ楽しみだったんだ」
「もう栗料理は残っていないか」
「あ!待ってくれ。昨日食べた栗のスープを残してたのがあった」
「それは本当に栗のスープですか」
「はい、栗のスープで間違いありません」
「じゃあそれも食べてしまおう」
「栗は全て食べ尽くさないとな」
「モンブランも出しますよ」
「このモンブランすごいね」
「モンブランは切り分けちゃっていいの?」
「待って、すごいから先に写真撮ろうよ」
「はい、写真撮れました。切っちゃって大丈夫です」
モンブランの写真を撮ったスズキの指にクリームが付いてしまったことにより、
ミウラはこう思った。
「時間が長すぎた・・・」
どういうことか。
22年12月24日 21:22
【ウミガメのスープ】 [油獣]
【ウミガメのスープ】 [油獣]
解説を見る
「あ!待ってくれ。昨日食べた栗のスープを残してたのがあった」
「それは本当に栗のスープですか」
「はい、栗のスープで間違いありません」
「じゃあそれも食べてしまおう」
「電子レンジオープン! 栗のスープ搬入! 加熱開始!」
「モンブランも出しますよ」
「このモンブランすごいね」
「モンブランは切り分けちゃっていいの?」
「すごいから先に写真撮らせて」
「はい、写真撮れました。切っちゃって大丈夫です」
「電子レンジ、チーンって鳴ったぞ」
スズキは、撮影の際 右手の指に付いたモンブランのクリームを拭うため
ミウラの持つ布巾を渡してくれるよう頼むのと同時に、
チーンと鳴った電子レンジの扉を左手で開け、中の容器に触れた。
その状況を受け、
素手で持てない程 栗のスープの容器が熱いため、
スズキは布巾を借りて 容器を布巾ごしに掴もうとしている、とミウラは勘違いし、
「電子レンジで温める時間が長すぎた」と思ったのであった。
「それは本当に栗のスープですか」
「はい、栗のスープで間違いありません」
「じゃあそれも食べてしまおう」
「電子レンジオープン! 栗のスープ搬入! 加熱開始!」
「モンブランも出しますよ」
「このモンブランすごいね」
「モンブランは切り分けちゃっていいの?」
「すごいから先に写真撮らせて」
「はい、写真撮れました。切っちゃって大丈夫です」
「電子レンジ、チーンって鳴ったぞ」
スズキは、撮影の際 右手の指に付いたモンブランのクリームを拭うため
ミウラの持つ布巾を渡してくれるよう頼むのと同時に、
チーンと鳴った電子レンジの扉を左手で開け、中の容器に触れた。
その状況を受け、
素手で持てない程 栗のスープの容器が熱いため、
スズキは布巾を借りて 容器を布巾ごしに掴もうとしている、とミウラは勘違いし、
「電子レンジで温める時間が長すぎた」と思ったのであった。