「これは、なかったことに」「3Good」
良質:3票
身寄りのない、天涯孤独の男が死んだ。
男の死体には沢山の外傷があり、他殺が疑われたため、司法解剖が行われた。
解剖の結果が出たところで、解剖医はこう言った。
「{この解剖、なかったことにしてくれないか}」
立ち会っていた警察官も他の医師も、その言葉にただ笑うしかなかった。
男の死体には沢山の外傷があり、他殺が疑われたため、司法解剖が行われた。
解剖の結果が出たところで、解剖医はこう言った。
「{この解剖、なかったことにしてくれないか}」
立ち会っていた警察官も他の医師も、その言葉にただ笑うしかなかった。
20年07月24日 14:35
【ウミガメのスープ】 [彩京護]
【ウミガメのスープ】 [彩京護]

一般的な刑事ドラマ、医療ドラマ程度の知識で対応できます。解剖医の発言の意図を当ててください
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天涯孤独の男は医者嫌いであった。
自堕落な生活を長年送っていたことで、その体は癌という病魔に蝕まれていた。
激痛を市販の鎮痛剤で誤魔化すも、思い通りに動かない体は転倒を繰り返し、次第に傷が増えていく。
ついに、男は鎮痛剤を飲み過ぎ、内外様々な怪我の血が止まらずに死んでしまう。
果たして死体は警察に発見されたが、そんな体の状態では事件を疑われるのも無理はなく、
警察から解剖医に委託され、死因を捜査することとなる。
果たして、解剖は行われ、この男の体内に巨大な腫瘍が発見されることになったわけだが、ここで医師は見落としに気づいた。
「こんなもの、解剖前のCT検査で見つかるじゃないか!この解剖は行う必要は無かった!」
外傷の事件性ばかりに目が行っており、肝心の病理に目が行かなかった。
法医学の権威としては、痛恨のミスである。しかし、いずれにせよ事件捜査を前提に解剖は行われなければならなかったので、
立ち会っていた警察も、他の医師も「気に病むことはありませんよ」と苦笑いしたのである。
かくして、この不幸な事件は「死亡者が癌を放置し末期化した末の鎮痛剤多量服用による出血性ショック死」と結論づけられた
自堕落な生活を長年送っていたことで、その体は癌という病魔に蝕まれていた。
激痛を市販の鎮痛剤で誤魔化すも、思い通りに動かない体は転倒を繰り返し、次第に傷が増えていく。
ついに、男は鎮痛剤を飲み過ぎ、内外様々な怪我の血が止まらずに死んでしまう。
果たして死体は警察に発見されたが、そんな体の状態では事件を疑われるのも無理はなく、
警察から解剖医に委託され、死因を捜査することとなる。
果たして、解剖は行われ、この男の体内に巨大な腫瘍が発見されることになったわけだが、ここで医師は見落としに気づいた。
「こんなもの、解剖前のCT検査で見つかるじゃないか!この解剖は行う必要は無かった!」
外傷の事件性ばかりに目が行っており、肝心の病理に目が行かなかった。
法医学の権威としては、痛恨のミスである。しかし、いずれにせよ事件捜査を前提に解剖は行われなければならなかったので、
立ち会っていた警察も、他の医師も「気に病むことはありませんよ」と苦笑いしたのである。
かくして、この不幸な事件は「死亡者が癌を放置し末期化した末の鎮痛剤多量服用による出血性ショック死」と結論づけられた
「熱血の硬派クニオくん」「3Good」
トリック:2票納得感:1票
熱血漢のリーダー・クニオは、争いの最中に味方が囲まれたのに気付いたが、あからさまに無視してしまった。
しかしクニオのことを悪くいう味方はいなかった。
いったいなぜ?
しかしクニオのことを悪くいう味方はいなかった。
いったいなぜ?
20年07月27日 18:17
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

ドッジボールはめちゃくちゃハマった
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今日は仲良しのみんなで集まってカルタ大会。
チーム戦をすることになった。
その競争のさなか、
「おににかなぼう」
と読まれた。
クニオの味方は「囲まれた『お』」を探すが、全く似てなくもない『の』が近くにあることに気づいた。
味方が『の』を見たことに気づいたが、クニオはすぐに違うと気付き、味方を無視して『お』を探した。
当然ながら、クニオのことを悪く言うものは居なかった。
ただし、クニオはカルタでは全く役に立たずにチームは負けたのだった。
要約
かるたのチーム戦で、味方が「囲まれた『の』の札」を見たが、取るべき札ではないので無視しただけだった。
チーム戦をすることになった。
その競争のさなか、
「おににかなぼう」
と読まれた。
クニオの味方は「囲まれた『お』」を探すが、全く似てなくもない『の』が近くにあることに気づいた。
味方が『の』を見たことに気づいたが、クニオはすぐに違うと気付き、味方を無視して『お』を探した。
当然ながら、クニオのことを悪く言うものは居なかった。
ただし、クニオはカルタでは全く役に立たずにチームは負けたのだった。
要約
かるたのチーム戦で、味方が「囲まれた『の』の札」を見たが、取るべき札ではないので無視しただけだった。
「女の遅れた叫び」「3Good」
納得感:3票
女が歩いていると、後ろの人は顔を下へ向け片手で口を覆った。
暫くして女は声をかけられてある事に気がつくと、途端に甲高い叫び声を上げた。
ある事とは一体何?
暫くして女は声をかけられてある事に気がつくと、途端に甲高い叫び声を上げた。
ある事とは一体何?
20年07月29日 18:27
【ウミガメのスープ】 [不由仔]
【ウミガメのスープ】 [不由仔]
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女は教師であり、保健体育の筆記テストの試験監視を担当していた。
女はここへ来る前にトイレを済ませて来たのだが、慌てていたのかスカートの裾をパンツの中巻き込んでしまい、後ろから見ると女教師のパンツが丸見えの状態になっていた。
気付いていない女教師は、そんな恥ずかしい格好になっていることも知らずに、生徒を監視しながら歩いて回る。
ふと、女教師より後ろにいた男子生徒が顔を上げると、女教師の履いていたパンツが目に入った。
慌てて顔を伏せて笑いを堪える男子生徒。
隣の異変に気付いた生徒が顔を上げて見渡すと、同じく目に入る女教師のパンツ。
そんな雰囲気が伝染して、テスト中その教室で異変に気付いていないのは、皮肉にも女教師だけとなった。
女教師が振り返ると、生徒が何故か息を殺すように震えて、手で顔を覆って俯いている。
「もう…保健体育のテストだからって、恥ずかしがっちゃって……」
女教師には生徒の様子がそう見えた。
テスト中は私語禁止のため、生徒も女教師の醜態を伝えようにも伝えられず、結局女は試験中ずっとパンツを晒したまま、テスト終了のチャイムが鳴った。
その後、1人の親切な生徒が教えてくれた。
「あの…先生……後ろ……スカートが…」
「え?……キャアァー!?」
【おばちゃん先生のパンツなんか見たって、嬉しくとも何とも無いよ。】
女はここへ来る前にトイレを済ませて来たのだが、慌てていたのかスカートの裾をパンツの中巻き込んでしまい、後ろから見ると女教師のパンツが丸見えの状態になっていた。
気付いていない女教師は、そんな恥ずかしい格好になっていることも知らずに、生徒を監視しながら歩いて回る。
ふと、女教師より後ろにいた男子生徒が顔を上げると、女教師の履いていたパンツが目に入った。
慌てて顔を伏せて笑いを堪える男子生徒。
隣の異変に気付いた生徒が顔を上げて見渡すと、同じく目に入る女教師のパンツ。
そんな雰囲気が伝染して、テスト中その教室で異変に気付いていないのは、皮肉にも女教師だけとなった。
女教師が振り返ると、生徒が何故か息を殺すように震えて、手で顔を覆って俯いている。
「もう…保健体育のテストだからって、恥ずかしがっちゃって……」
女教師には生徒の様子がそう見えた。
テスト中は私語禁止のため、生徒も女教師の醜態を伝えようにも伝えられず、結局女は試験中ずっとパンツを晒したまま、テスト終了のチャイムが鳴った。
その後、1人の親切な生徒が教えてくれた。
「あの…先生……後ろ……スカートが…」
「え?……キャアァー!?」
【おばちゃん先生のパンツなんか見たって、嬉しくとも何とも無いよ。】
「【らてクエ5-1】気温を下げたかっただけなんです」「3Good」
トリック:1票物語:1票納得感:1票
エアコンのリモコンを必ず持って出かける男。
一体何故?
一体何故?
20年08月01日 22:28
【ウミガメのスープ】 [特攻トマト]
【ウミガメのスープ】 [特攻トマト]
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エアコンのリモコンが故障していたせいで寝たきりの妻を熱中症で亡くしてしまった高齢の男。
精神的ショックでボケてしまい、もうとっくに直ってるリモコンを今日も修理屋に持っていくのだ。
精神的ショックでボケてしまい、もうとっくに直ってるリモコンを今日も修理屋に持っていくのだ。
「Crossroads Blues」「3Good」
物語:2票納得感:1票
ニノとヨツバはいつも一緒に書道教室に通っていた。
ニノは字が上手く、すらすらとキレイな字を書いていたが、ヨツバはお世辞にもキレイな字が書けてるとは言えなかった。
ある日の授業は「願い事を絵馬に書いて神社に奉納する」というものだった。
皆が色々な願い事を書く中、ヨツバも願い事を書いた。
「字がキレイになりますように。悪魔に魂を売っても構いません。ヨツバ」
ガタガタの字なので辛うじて読める程度。絵馬は特に手直しされることもなく奉納された。
1か月後、ヨツバは一人で書道教室に訪れた。
いつものように書道の授業が始まると…なんと!書道の先生よりも素晴らしい字を書きあげたではないか!
いったいどういうこと?
ニノは字が上手く、すらすらとキレイな字を書いていたが、ヨツバはお世辞にもキレイな字が書けてるとは言えなかった。
ある日の授業は「願い事を絵馬に書いて神社に奉納する」というものだった。
皆が色々な願い事を書く中、ヨツバも願い事を書いた。
「字がキレイになりますように。悪魔に魂を売っても構いません。ヨツバ」
ガタガタの字なので辛うじて読める程度。絵馬は特に手直しされることもなく奉納された。
1か月後、ヨツバは一人で書道教室に訪れた。
いつものように書道の授業が始まると…なんと!書道の先生よりも素晴らしい字を書きあげたではないか!
いったいどういうこと?
20年08月03日 22:37
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

俺と悪魔のブルーズ
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ヨツバおばあちゃんは、若い頃は書道の天才とまで言われたほどの腕前だった。
しかし、目を白内障で患ってからは、物がかすんで見えるようになり、キレイに書けなくなっていた。
出歩くことも少なくなったヨツバおばあちゃんを見た孫のニノ。
少しでも外出して欲しくて、一緒に書道教室に通っていた。
「字がキレイになりますように。悪魔に魂を売っても構いません。ヨツバ」
と、絵馬に書いた翌日、ヨツバは『白内障の手術』を受けた。
手術後一か月経過し、しっかりと目が見えるようになったヨツバ。
足元が危ないと思うこともなく、ニノの手を借りずに一人で書道教室に訪れた。
目がしっかり見えれば、体には何に問題もない。見えればキレイな字は書けるのだ。
ヨツバは天才的な書道の腕前を発揮し、素晴らしい字を書いたのだった。
要約
目の手術をしたので、きちんと見て書けるようになった
しかし、目を白内障で患ってからは、物がかすんで見えるようになり、キレイに書けなくなっていた。
出歩くことも少なくなったヨツバおばあちゃんを見た孫のニノ。
少しでも外出して欲しくて、一緒に書道教室に通っていた。
「字がキレイになりますように。悪魔に魂を売っても構いません。ヨツバ」
と、絵馬に書いた翌日、ヨツバは『白内障の手術』を受けた。
手術後一か月経過し、しっかりと目が見えるようになったヨツバ。
足元が危ないと思うこともなく、ニノの手を借りずに一人で書道教室に訪れた。
目がしっかり見えれば、体には何に問題もない。見えればキレイな字は書けるのだ。
ヨツバは天才的な書道の腕前を発揮し、素晴らしい字を書いたのだった。
要約
目の手術をしたので、きちんと見て書けるようになった