「気付いたら大人になっていた」「1Good」
物語:1票
昔はワインの味など別に分からず、全然美味しく感じなかったカメオ。
しかし、時を経て、だんだんワインが美味しく感じるようになり、大好きになってきた。
そんなカメオが、病気になったわけでもないのに突然ワインが不味く感じるようになったのはなぜ?
しかし、時を経て、だんだんワインが美味しく感じるようになり、大好きになってきた。
そんなカメオが、病気になったわけでもないのに突然ワインが不味く感じるようになったのはなぜ?
23年10月31日 00:44
【ウミガメのスープ】 [ベルン]
【ウミガメのスープ】 [ベルン]

火曜終わり頃まで予定
解説を見る
【簡易解説】
彼女のカメコが大好きだったワイン。
一緒に飲んでいるうちにワインの味が分かるようになってきたのだが、
別れたあとに一人で飲んだら、びっくりするくらい苦かった。
ーーーーー
大学のサークルで出会った、一つ上の先輩であるカメコに、カメオは一目惚れした。
サークルの飲み会の二次会で、うまいことカメコの隣に座ることができたカメオは、カメコが好きだというワインを初めて飲むことに。
…苦っ!! 強っ!! まずっ!!
その味はカメオの舌に合わなかった。
「僕にはワインはちょっと早いみたいです…」
「あらー、カメオくんの舌には合わなかったか! こんなに美味しいのになあ」
「えー、カメコ先輩、大人ですね」
「そんなこと言われるとなんだか照れちゃうな」
(…か、かわいい)
なんやかんやあって、二人は付き合う事になった。
その間にカメオも成長し、ワインを一緒に楽しめるまでになった。
むしろ,カメコと飲むワインが美味しかった。
四年後。
カメオの家の前、大事な話があるから出てきてって電話で呼び出されたカメオは尋ねた。
「大事な話があるって、どうしたの?」
「あのね、…将来のことを考えられなくなった」そう切り出すカメコ。
「だから、別れるなら今しかないと思うんだ」
「カ、カメコ、突然どうしたの」
「私、いつかはカメオくんと結婚するもんだと思ってたんだけど、その想像が全く出来ない。一緒に暮らすのとか多分合わないし」
「そ、そんなことない…と思うけど…」
「ほらね、カメオくんもそう思うでしょ」
「で、でもどういうところが悪いかを言ってくれたら直せるし、その都度言ってねって言う話になったじゃん」
「ね、でもそろそろ潮時かなって。」
「…そんな、いきなり…」
「ごめんね、今まで、ありがとう」
「カメコ…」
「これからも、いろいろあると思うけど頑張ってね」
カメオの目から涙が溢れ出した。
カメコも少し目を潤わせている。
カメコの真剣な表情を見て、別れたいという気持ちは冗談でもなんでもなく、本気なんだと悟った。
―――
その晩。
カメコがいつか買ってきて、四年記念日にでも飲もうって約束していたワインを、開けた。
初めて一人で飲むワインは、最初に飲んだワインよりも、びっくりするくらい苦くて、涙の味がした。
彼女のカメコが大好きだったワイン。
一緒に飲んでいるうちにワインの味が分かるようになってきたのだが、
別れたあとに一人で飲んだら、びっくりするくらい苦かった。
ーーーーー
大学のサークルで出会った、一つ上の先輩であるカメコに、カメオは一目惚れした。
サークルの飲み会の二次会で、うまいことカメコの隣に座ることができたカメオは、カメコが好きだというワインを初めて飲むことに。
…苦っ!! 強っ!! まずっ!!
その味はカメオの舌に合わなかった。
「僕にはワインはちょっと早いみたいです…」
「あらー、カメオくんの舌には合わなかったか! こんなに美味しいのになあ」
「えー、カメコ先輩、大人ですね」
「そんなこと言われるとなんだか照れちゃうな」
(…か、かわいい)
なんやかんやあって、二人は付き合う事になった。
その間にカメオも成長し、ワインを一緒に楽しめるまでになった。
むしろ,カメコと飲むワインが美味しかった。
四年後。
カメオの家の前、大事な話があるから出てきてって電話で呼び出されたカメオは尋ねた。
「大事な話があるって、どうしたの?」
「あのね、…将来のことを考えられなくなった」そう切り出すカメコ。
「だから、別れるなら今しかないと思うんだ」
「カ、カメコ、突然どうしたの」
「私、いつかはカメオくんと結婚するもんだと思ってたんだけど、その想像が全く出来ない。一緒に暮らすのとか多分合わないし」
「そ、そんなことない…と思うけど…」
「ほらね、カメオくんもそう思うでしょ」
「で、でもどういうところが悪いかを言ってくれたら直せるし、その都度言ってねって言う話になったじゃん」
「ね、でもそろそろ潮時かなって。」
「…そんな、いきなり…」
「ごめんね、今まで、ありがとう」
「カメコ…」
「これからも、いろいろあると思うけど頑張ってね」
カメオの目から涙が溢れ出した。
カメコも少し目を潤わせている。
カメコの真剣な表情を見て、別れたいという気持ちは冗談でもなんでもなく、本気なんだと悟った。
―――
その晩。
カメコがいつか買ってきて、四年記念日にでも飲もうって約束していたワインを、開けた。
初めて一人で飲むワインは、最初に飲んだワインよりも、びっくりするくらい苦くて、涙の味がした。
「「毎日飲みたい味噌汁」に心奪われ」「1Good」
物語:1票
{「毎日ウミコさんの味噌汁が飲みたい」}
ウミコにそうプロポーズしたカメオ。
そんなカメオの言葉に大層喜んだウミコは、別の男性との結婚を心に決めた。
一体どういうことだろう?
ウミコにそうプロポーズしたカメオ。
そんなカメオの言葉に大層喜んだウミコは、別の男性との結婚を心に決めた。
一体どういうことだろう?
23年11月30日 22:55
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]
【ウミガメのスープ】 [布袋ナイ]

寒い日が続く今日この頃。味噌汁がさらに美味しくなる季節ですね。
解説を見る
【簡易解説】
ウミコはカメオの父の恋人。
カメオの言葉の言葉に大層喜んだウミコは、カメオの義母になる意思を固め、カメオの父と結婚することにした。
【解説】
カメオくんには、好きな人がいます。
それは、よくお家に遊びに来る、ウミコさんという女の人です。
カメオくんは、優しくて、料理上手なウミコさんと、ずっと一緒にいたいと思っていました。
そんなある日、カメオくんはふと思いつきました。
ウミコさんと結婚すれば、ずっと一緒にいられるんじゃないか、と。
幸いにしてカメオくんは、ウミコさんにぴったりなプロポーズの言葉を知っていました。
だから、ウミコさんがカメオの家で晩御飯を作っているときに、こう言ったんです。
{「毎日ウミコさんの味噌汁が飲みたい!」}
って。
そんなカメオの言葉に何度も何度も頷いて、ウミコさんは言いました。
{「私も、毎日カメオくんにお味噌汁を作ってあげたい。」}
って。
かくして、2人は夫婦……ではなく、義母子となりました。
ウミコさんは、カメオくんのプロポーズの言葉に勇気付けられて、カメオくんのお父さん…ウミオくんからのプロポーズを受ける事にしたのでした。
考えていた形とはちがうけれども、ウミコさんとずっと一緒にいられることに、カメオくんは喜びました。
これからは、大好きなウミコさんがお母さんになるのですから。
けれども、自分のプロポーズには答えが無いのに、お父さんはウミコさんと結婚できるらしいことに、モヤモヤした気持ちが無いわけではありません。
だからカメオくんは、今日のお父さんの分のお味噌汁を、少し少なめに盛ってしまおうと決めたのでした。
ウミコはカメオの父の恋人。
カメオの言葉の言葉に大層喜んだウミコは、カメオの義母になる意思を固め、カメオの父と結婚することにした。
【解説】
カメオくんには、好きな人がいます。
それは、よくお家に遊びに来る、ウミコさんという女の人です。
カメオくんは、優しくて、料理上手なウミコさんと、ずっと一緒にいたいと思っていました。
そんなある日、カメオくんはふと思いつきました。
ウミコさんと結婚すれば、ずっと一緒にいられるんじゃないか、と。
幸いにしてカメオくんは、ウミコさんにぴったりなプロポーズの言葉を知っていました。
だから、ウミコさんがカメオの家で晩御飯を作っているときに、こう言ったんです。
{「毎日ウミコさんの味噌汁が飲みたい!」}
って。
そんなカメオの言葉に何度も何度も頷いて、ウミコさんは言いました。
{「私も、毎日カメオくんにお味噌汁を作ってあげたい。」}
って。
かくして、2人は夫婦……ではなく、義母子となりました。
ウミコさんは、カメオくんのプロポーズの言葉に勇気付けられて、カメオくんのお父さん…ウミオくんからのプロポーズを受ける事にしたのでした。
考えていた形とはちがうけれども、ウミコさんとずっと一緒にいられることに、カメオくんは喜びました。
これからは、大好きなウミコさんがお母さんになるのですから。
けれども、自分のプロポーズには答えが無いのに、お父さんはウミコさんと結婚できるらしいことに、モヤモヤした気持ちが無いわけではありません。
だからカメオくんは、今日のお父さんの分のお味噌汁を、少し少なめに盛ってしまおうと決めたのでした。
「壁の穴∽心の穴」「1Good」
納得感:1票
女には娘がいた。
娘は反抗期真っ只中で、日常的に家庭内暴力を繰り返していた。
しかし娘が反抗する理由も、女にはわからなかった。
ある日、女がこっそり娘の部屋に入ると、中は雑然としており壁は傷だらけだった。
毎日あれだけ暴れていれば無理もない。
女は対して気にも留めなかったが、時計の下の大きな傷を見つけたとき、ひどく残念な気持ちになった。
一体なぜか?
娘は反抗期真っ只中で、日常的に家庭内暴力を繰り返していた。
しかし娘が反抗する理由も、女にはわからなかった。
ある日、女がこっそり娘の部屋に入ると、中は雑然としており壁は傷だらけだった。
毎日あれだけ暴れていれば無理もない。
女は対して気にも留めなかったが、時計の下の大きな傷を見つけたとき、ひどく残念な気持ちになった。
一体なぜか?
18年06月03日 22:06
【ウミガメのスープ】 [野生の天狗]
【ウミガメのスープ】 [野生の天狗]
解説を見る
【解説】
娘が手首を切ってそのまま自死してくれていれば、自分の手で殺さずに済んだのにと残念に思った。
【以下、ストーリー】
(......今日こそ......今日こそ何とかしなければ......)
もう限界だった。
日常的に繰り返される暴力。
家の中は滅茶苦茶だ。
私の身体も、心も。
どうしてだろう。あんなにいい子だったのに。
あんなに愛していたのに。
バタン!
今日も深夜を回って帰ってきた。
良くない男たちと遊んできてるに違いない。
......不潔な子。
でも遅く帰ってきてくれる日はいい。
あまり暴れずすぐに寝てくれる。
......今日こそは。
ガチャ......
久しぶりに入ったあの子の部屋。
汚い。壁も傷だらけ。
あの子は......やっぱりもう寝てる。
あれは——昔買ってあげたぬいぐるみ。
まだ持ってただなんて。
どうしてだろう。あんなにいい子だったのに。
どうしてだろう。
どうして、私はこの子を
どうして、
どうして。
この子、帰ってきたままの格好で寝てる。
着替えもしないで。汚い。
腕時計。......なんだろう。傷?
腕時計の下......手首に結構大きな......この子、もしかして......
(どうして死んでくれなかったの)
どうして、
どうして。
そのまま死んでくれれば。
あなたを殺さずに済んだのに。
愛するあなたを。
殺さずに済んだのに。
でも、もう限界なの。
ごめんなさい。
本当に、
ほんとうに、
「愛してるわ」
そう言って、彼女の首に手をかけた。
娘が手首を切ってそのまま自死してくれていれば、自分の手で殺さずに済んだのにと残念に思った。
【以下、ストーリー】
(......今日こそ......今日こそ何とかしなければ......)
もう限界だった。
日常的に繰り返される暴力。
家の中は滅茶苦茶だ。
私の身体も、心も。
どうしてだろう。あんなにいい子だったのに。
あんなに愛していたのに。
バタン!
今日も深夜を回って帰ってきた。
良くない男たちと遊んできてるに違いない。
......不潔な子。
でも遅く帰ってきてくれる日はいい。
あまり暴れずすぐに寝てくれる。
......今日こそは。
ガチャ......
久しぶりに入ったあの子の部屋。
汚い。壁も傷だらけ。
あの子は......やっぱりもう寝てる。
あれは——昔買ってあげたぬいぐるみ。
まだ持ってただなんて。
どうしてだろう。あんなにいい子だったのに。
どうしてだろう。
どうして、私はこの子を
どうして、
どうして。
この子、帰ってきたままの格好で寝てる。
着替えもしないで。汚い。
腕時計。......なんだろう。傷?
腕時計の下......手首に結構大きな......この子、もしかして......
(どうして死んでくれなかったの)
どうして、
どうして。
そのまま死んでくれれば。
あなたを殺さずに済んだのに。
愛するあなたを。
殺さずに済んだのに。
でも、もう限界なの。
ごめんなさい。
本当に、
ほんとうに、
「愛してるわ」
そう言って、彼女の首に手をかけた。
「舌切り雀」「1Good」
納得感:1票
AとBはある試験に挑み、結果としてあるものを手に入れた。
ところが、BはAよりも高価なものをもらったにも関わらず悲しみ、Aはとても喜んだという。
一体なぜ?
ところが、BはAよりも高価なものをもらったにも関わらず悲しみ、Aはとても喜んだという。
一体なぜ?
23年12月06日 11:44
【ウミガメのスープ】 [花舞月夜]
【ウミガメのスープ】 [花舞月夜]
解説を見る
AとBは株式会社ラテラテの入社試験に挑んだ。
株式会社ラテラテでは、内定者には内定書を送るが、落ちた人は会社にとってはお客様であるので、ラテラテ社の商品を送ることになっている。
このことから、ラテラテ社から内定の出たAは喜んだが、落ちたBはラテラテ社の商品が送られたため、悲しんだのだった。
※実際に就活生に商品を送る企業がありますが、その企業はエントリーシートを送った全ての人に商品を送っているそうです。
株式会社ラテラテでは、内定者には内定書を送るが、落ちた人は会社にとってはお客様であるので、ラテラテ社の商品を送ることになっている。
このことから、ラテラテ社から内定の出たAは喜んだが、落ちたBはラテラテ社の商品が送られたため、悲しんだのだった。
※実際に就活生に商品を送る企業がありますが、その企業はエントリーシートを送った全ての人に商品を送っているそうです。
「全自動笑わせ機」「1Good」
納得感:1票
会社員のAはある日、重要な商談の最中に突然笑い出してしまったので、その後すぐに電気屋へ行った。
何故だろう?
何故だろう?
19年06月04日 23:16
【ウミガメのスープ】 [永日麗(えいひれ)]
【ウミガメのスープ】 [永日麗(えいひれ)]

初投稿です
解説を見る
会社員のAは仕事は出来るが物ぐさな性格で、古いパソコンやキーボードを買い換えずにずっと使い続けていた。
ある日、Aがいつものキーボードで商談先へと送るメールを打ち込んでいると『W』のキーがハマりこんでしまい、慌ててハマったキーを直そうとしている内にうっかりそのままメールを送信してしまった。
メールの文面は…………
「お世話になっております。
海亀水産のAでございます。
この度は我社の海亀スープを注文して頂き
誠にありがとうございまswwwwwwwwwwwwwww」
その後、Aは全力で近くの電気屋へと走り、新しいキーボードを用意して訂正と謝罪のメールを打ち込むのだった…
ある日、Aがいつものキーボードで商談先へと送るメールを打ち込んでいると『W』のキーがハマりこんでしまい、慌ててハマったキーを直そうとしている内にうっかりそのままメールを送信してしまった。
メールの文面は…………
「お世話になっております。
海亀水産のAでございます。
この度は我社の海亀スープを注文して頂き
誠にありがとうございまswwwwwwwwwwwwwww」
その後、Aは全力で近くの電気屋へと走り、新しいキーボードを用意して訂正と謝罪のメールを打ち込むのだった…