みんなのGood

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十五夜の晩に、国で一番の美女は
大空から降りてきた使者と共に
月の都へと帰って行った。

その模様を、美女の姿が消えていく瞬間まで
テレビで観ていたタケガミは、損した気分になった。
なぜか。
21年09月19日 17:05
【ウミガメのスープ】 [油獣]



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国で一番の美女が実は月の都の人であると判明し、月からの使者と共に
神宮球場から天へと昇って月の都へ帰る模様がテレビで生中継されていた。
タケガミはテレビに釘付けとなり、その模様を夢中になって観ていた。
そして最後まで観終わった後で、自分が今いる自宅マンションから
いつも神宮球場の花火が見えることを思い出した。
窓に目を向ければ、美女が天に昇る様を生で見ることができるのに、
そのことに気付かずテレビを最後まで観ていたので、タケガミは損した気分になった。
繋がっていた証拠「1Good」
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都内で働くシラカワという女性が乱暴された上に殺されるという惨たらしい事件が発生した。

事件当日現場の近くで目撃されて以降行方をくらましているカメオを重要参考人として警察は捜査を進めていた。
捜査を進めていくうち、カメオがシラカワの上司であったウミハラと繋がっていた証拠が発見された。
この証拠によって捜査は進展すると思われたが、なんと捜査は全て白紙に戻されてしまった。

一体どうしてだろうか。
21年09月20日 14:20
【ウミガメのスープ】 [うつま]

ひとまず21日の23:00までとします。あとは状況次第




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それで、刑事さん…
やっぱり刑事さんはカメオがシラカワさんを殺したと思ってるんですか?
こんなこと言ったら親バカだと思われるかも知れませんけど、カメオはそんなことする子じゃないんです。父親がいなくて辛いこともあっただろうに、不満も言わずに私の仕事を労ってくれるような子で…

いや、違うんですよウミハラさん

違うって?

先日ウミハラさんからへその緒をいただいたでしょう?

ええ、お守りとしてタンスに保管していたやつですよね

我々申し訳ないことにカメオさんが犯人だと思い込んでいましてね。そのへその緒と現場に残されていた犯人のDNAを比べればきっと一致するだろうと思っていたんですよ。
でもそれが違いまして…

それはつまり、カメオは殺していなかったってことですか?

まあそうなりますね。ですがその、あまりいいニュースでもないかもしれないんです。
カメオさん、あれから行方をくらましているでしょう?犯人だから逃走したのではなく、犯行現場を目撃してしまったがために事件に巻き込まれた、というのが我々の見解です。
正直、生きている可能性は低いと思っています

そんな…

心中お察しします


要約解説
ウミハラはカメオの母親であり、繋がっていた証拠とは文字通り2人を繋げていたへその緒のことである。現場に残された犯人の痕跡とへその緒をDNA鑑定した結果、全く別人のものであり、犯人はカメオではなかったと判明したのだ。
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カメコは近所に凶悪な殺人鬼がうろついていると知ると
慌てて家の外に飛び出して行った。

一体なぜ?
21年09月21日 22:18
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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カメコの家の近所でつい先ほど殺人事件が起こり
その現場が生中継させていたのでカメコはTVに映ろうと慌てて家を出たのでした。


イエーイ(´V・ω・`)V見てる~
物語:1票
近未来、全ての自動車がAI管理の元、自動運転と化した。

カメオは当初自動運転化をとても快く思っていたのですが
AIがどんどん学習し混雑は解消されスムーズで事故のない運転を身に付くほどに自動運転を不便に感じるようになったのです。

一体なぜ?
21年09月22日 23:36
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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AIが学習するにつれ
カメオの方は年齢が上がり
お年を召して記憶力が低下していったのです。


そのため、何処へ行くのかはっきりせず
また途中で忘れてしまい引き返そうと何度も何度もAIに行き先を変更するのですがそれすらも忘れてしまうようになったのです。


(`・ω・´)なんじゃ使いにくい!!
いいから儂の言った通りに動かんか!



後日、カメオの愛車はタンク(胃)に穴を開けた。
捨てたがり「1Good」
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カメコは迷っていた。

中学校の入学祝いに母親からプレゼントされたウサギの消しゴム。1年間ずっと使っていたが、お世辞にも消しやすくはなく、2年生になって新しい消しゴムを買ったカメコにはもう不要だった。

(もう顔が潰れて可愛くないし…)

消しゴムを握りしめてしばらく考えこんだ後、春風に押されるようにカメコはゴミ箱へ向かった。
結局捨てることにしたのだ。

その様子を見ていたウミコが、カメコに声をかけた。
「その消しゴム、捨てるのなら私が貰ってもいい?」
「消しにくいけどいいの?」
「大丈夫」

そうしてウミコはカメコから消しゴムを貰い、その消しゴムをゴミ箱に入れた。


ウミコは一体何がしたかったのだろうか。
21年09月22日 16:40
【ウミガメのスープ】 [うつま]

別界隈で出したことあり。24日の21:00くらいを締切とします




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ウミコは教室の自分の席まで歩いていき、机の上に置いてある紙のゴミ箱に消しゴムを入れた。授業中に出た消しカスなどを入れておくために、ウミコはプリントを折ってゴミ箱を作っていたのだ。

捨てちゃうの?という目でカメコに見られていることに気づいたウミコは慌てて釈明する。
「ほら今日ってさ、風が強いじゃん。さっきも窓から強い風が吹いてきたし。だから飛ばないように重しにしようかなって」
「なるほど」
「それにこの顔の潰れちゃった感じが逆に可愛いし」

春風でゴミ箱が飛んでしまわないように抑えるウサギの姿が、言われてみればと急に可愛く思えてきたカメコだった。


要約解説
ウミコが消しゴムを入れたゴミ箱は紙を折ったもの。風でゴミ箱が飛ばないように重しとして消しゴムを入れたのだった。