みんなのブックマーク

なるほど、だからなのか「3ブックマーク」
【ウミコは{本を読み終わる直前に邪魔をされて読めなく}なった。
ウミコはその状況に落ち着いていたが、{隣}には{猛抗議する者}がいた。】

【一体、何が起きたのだろうか?】
25年08月18日 06:38
【ウミガメのスープ】 [mintadel]

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【物語の舞台は、夜間飛行中の旅客機の中。】
ウミコは窓の外の闇に気づくこともなく、一心不乱に本を読んでいた。
{機長からの「間もなく着陸態勢に入ります」というアナウンス}も、彼女の耳には届かなかった。

そして、飛行機が夜間着陸の体制に入ると同時に、{緊急時の避難に備え、機内の灯りが一斉に消された}のである。
これは、
【万が一の事故の際に、乗客の目が暗闇に慣れていることで、素早い脱出を可能にするための安全対策】
であり、夜間離着陸の航空機は必ずそうするものである。
突然の消灯で読書を中断させられたウミコは、最初は不満に思ったものの、その意図を理解すると深く納得した。
{「なるほど、だからなのか」と独りごち}た彼女の隣では、{予期せぬ変化に驚いた赤ちゃんが、甲高い声で泣き続け}ていた。
幻影帳簿?「3ブックマーク」
【「キキ~~~~~~~~~ッ!」「キキ~~~~~~~~~ッ!」「キキ~~~~~~~~~ッ!」】
都会の喧騒の中、多くの車が行き交う、とある交差点がある。
そこは、交通量の多さにもかかわらず、不思議なことに「歩行者と車両の接触事故」が絶対に起きないと言われている。
一体、なぜそのような状況が成り立つのだろうか?
25年09月08日 13:43
【ウミガメのスープ】 [mintadel]

正解到達率67%でした




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その交差点は、実は{自動車教習所の「訓練区域内」}に存在している。
そのため、実際に歩行者がそこを渡ることはなく、車両も訓練のために走行しているだけで、現実の交通とは異なる状況であるため、接触事故が起きることはないのだ。

余談だが、問題文の何回も響いている急ブレーキ音は、はじめて乗車した練習生に思いきりアクセルを踏んでもらい、教官が急ブレーキをかけることで速度の出し過ぎの怖さを体感させているのだそうです(とある教習所の実話)。
急がば回れ「3ブックマーク」
男は普段通りに出勤していた。
しかしその途中で、上司から少しでも早く会社に来るようにとメールが届いた。
男は慌てて会社とは逆方向に歩き出した。

いったいどういう事?
25年09月08日 10:55
【ウミガメのスープ】 [琴水]

あっさり味 15日午前10時頃に終わろうと思います




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電車に乗りながらメールを見た男は、電車内なので走りたい気持ちを抑えつつ後部車両へと歩いて向かった。
なぜなら後部車両側の改札が会社に近いからである。
カメオとカメコは、思い出深い校舎の裏手に立っていた。
付き合って二年の記念日に、カメコが告白したこの地を訪れたのだ。

「あの日も、カメコが俺のシャツの裾を握ったから、思いきって手を繋ごうとしたんだけど、うだうだしてるうちに校門の外にラテオ達の姿が見えてさ。ついカメコから距離取っちゃって、そのままタイミング逃したんだよなあ……あの頃はお互い初々しかったよね」

懐かしい記憶が蘇ったカメオは、カメコと間違えてウミコのことを語りだした。

「私そんなことしてないんだけど……ねえ、誰と間違えてんの?」

身に覚えのないエピソードに、カメオを問い詰めたカメコ。
その結果、先程語ったウミコとのエピソードは、{カメコと恋人になってすぐの話}だと判明したので、桃色だった空気が一変して地獄のような空気になってしまった。


その後、カメオを奪おうとするウミコが、カメコに危害を加えてきたりしたこともあったのだが、カメオがしっかりとカメコを守り抜いたので、二人の絆はより一層深まったのだった。

現在カメコが、{ウミコがカメオに迫ることは金輪際ない}と安心していられるのは、【彼女が彼の①に執着している①②③】だと知ったからである。



【①②③】に当てはまるワードは何?

(ちなみに、【①】には、問題文中にある文字が当てはまる。)









「〖 交際一年記念の扉 〗海鮮丼 a.k.a. ???」の一年後の話です。
https://late-late.jp/mondai/show/20637
25年09月15日 23:00
【20の扉】 [霜ばしら]



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【〖 答え 〗 地縛霊】

彼の①={彼の地}(かのち)↔︎この地

告白してカップルになったばかりのその時は、二人きりだった。
「カメコじゃないなら霊の仕業!?」という疑念が生まれ、恐怖のあまり地獄のような空気になった。










「いや、肝試し中に告白されるなんて他に経験ないし、間違うわけないって!皆のとこに戻る時のことだよ。覚えてない?」

カメオは、二年前の思い出について、覚えている限りの記憶を全て話した。
その内容は、確かにカメコの記憶とも一致している。
ただ、一つだけ違うところがあるのだ。

「あの時、私は絶対シャツとか掴んでないんだってば!緊張してそんな余裕なかったし」

「でも、今も……」

そこでカメオの言葉が止まった。
カメコの左手はスマホ、右手に懐中電灯を持っている。
彼女の手はシャツに触れていない。なのに、裾を掴まれているような感触がある。
背中に冷たいものが走った。

「じゃあ……誰が、俺のシャツを掴んでるんだよ……」

「やだ、やめてよ……!」

二年前の告白は、肝試し中の廃校で行われた。
その時も今も、二人きり。カメコ以外にカメオのシャツを握る者などいるはずがない。

まさか、幽霊の仕業……?
その可能性に思い当たり、凍りつく二人。

パニックになったカメコがカメオに縋りつくと、突然冷たい空気が渦巻いた。
目の前に、ぼんやりと白い人影が浮かび上がる。
青白い肌に、蠢く長い黒髪から覗く目は空洞のように暗い。
不気味な女の霊が、カメオをじっと見つめていた。

『だ、レ……よ……その、お……んな……!』

敵意に満ちた目を向けられ、カメオにしがみつく腕に力を込めたカメコ。
更に怒りを煽られた霊は、カメコに向けて禍々しい憎悪を放った。
痩せ細った手を伸ばし、カメコの腕からカメオを奪おうと迫ってくる。

カメオは震える足を叱咤し、カメコを連れてその場から逃げだした。
追いかけてくる霊は、ぎこちない動きで廃校の壁をすり抜け、地面から這い上がるように現れる。
その目に睨みつけられると空気が凍りつき、息苦しい圧迫感が二人を襲った。

カメオはカメコの手を強く握り、庇いながら必死で霊の攻撃を掻い潜る。
霊の爪がかすった肩に痛みが走っても、ただひたすら走り続けた。

背後から響く怨嗟の声と重苦しい気配に追われながら、朽ちかけた校門を駆け抜ける。
停めていた車を見つけたところで、カメコの体力がついに限界を迎えた。
カメオは、カメコを気遣いながら後ろを振り返ったが、霊の姿は確認できない。

ふと気づくと、悍ましい気配も消え、静寂が二人を包んでいた。



後日、二年前の肝試しを企画したラテオに、霊に襲われた事を話した二人。
憔悴した彼らの様子に、霊を信じていなかったラテオも顔を強張らせた。

「マジか……あの噂本当だったのかよ」

数十年前、あの学校でウミコという女性が亡くなった。
ウミコは恋人と心中を図ったのだが、恋人の方だけ助かってしまった。
それ以来、恋人の姿を探す女の霊が現れるようになったという。

恋人と似た男を見ると服を引っ張ってくるが、決して目を合わせてはいけない。
目が合った者を恋人と誤認し、再び心中を遂げようとするらしく、何人か取り殺されたという噂もあるのだとか。

逃げ切れなかったら、カメオも同じ目に遭っていたに違いない。
廃校の敷地の外まで追いかけてこなかったのは、彼の地に執着する地縛霊だからだそうだ。

わざわざ行かなければ、危害を加えられることもない。
それを知った二人は、やっと安堵することができたのだった。



「……なんか、前にも増してべたべたしてないか?」

恐怖から解放された途端、べったりと寄り添いだした二人に、ラテオは呆れた目を向けた。

「だって、幽霊から守ってくれた時のカメオ、すごくかっこよかったんだよ!いつも温和なカメオが、あんなに頼り甲斐あるなんて知らなかった……」

「いや、俺も無我夢中で何が何だか覚えてないんだけど、カメコを失いたくないって気持ちが湧き上がってきてさ……やっぱり、自分の中でカメコの存在がいかに大切なものなのか、改めて実感したよ」

「なんだこいつら!二人仲良く爆発してしまえよ」

見つめ合う二人の甘ったるさに、悪態をついたラテオ。
付き合う前から二人を見守ってきた友人としては、微妙に喜ばしさも滲んでいたのだけど。











二年前の話。
https://late-late.jp/mondai/show/18552
エキゾチック・チャワン「3ブックマーク」
使いやすい茶碗だったので、男は泣いた。
なぜか?
25年09月16日 00:10
【ウミガメのスープ】 [アカシアン]

出逢いは胸騒ぎ? ※5人正解のため締めます!参加感謝!




解説を見る
▽解説
えー、まずね。こちらの茶碗ですがね、【全くの偽物】です。

国宝にもなっている南宋時代の本物と比べるとね、まず高台(茶碗の底)のつくりが違う。それから、全体の色合いと模様。本物と比べたら深みがなく、なんとなく色の出方がくどいというか、わざとらしいですねぇ。これは大方、昭和ごろに作られた模造品でしょうねぇ。

でもね鴨田さん。こちら偽物ながら良い仕事してますよ。本物に見紛うくらい、職人の技が詰まった作品ではあります。{偽物だからこそ気兼ねなく普段使いができる}と思うので、この茶碗に茶碗本来の仕事をさせてみてはいかがでしょう。
3000万円と予想してから鑑定額3千円とね、言われるとがっかりもするでしょうが、日頃使う分には十分に素敵な茶碗ですよ。

退職金を1000万円注ぎ込み、奥様にも愛想尽かされて逃げられ、お子様からも縁を切られたと。買ってしまった以上はねこれ、仕方のないことですから。
お帰りになったらこの茶碗でインスタントのお茶漬けでも召し上がってね、心にゆとりのある時は「良い模様だなぁ、綺麗な色だなぁ」と眺めて楽しむがよろしいでしょう。

▽解説の解説
高級品だと思って購入した茶碗が{普段使いしやすいほどの安物}だったので、男は偽物をつかまされたとがっかりして泣いた。