みんなのブックマーク

取調室〜賑やかなる死闘〜「3ブックマーク」
「ネタは上がってんだ。おい、これを見ろ」
そう言って矢野刑事が容疑者Xに突きつけたのは、鑑識課員が撮影した写真の1枚である。写っているのは血液の付着した金属バット。血液は被害者のものと特定されており、これが凶器とみて間違いなさそうだ。
さらに、この金属バットは容疑者Xの所持品であることが判明している。
「どうだ?ああ?この写真に見覚えあんだろ?」
「いえ、ありません」
「なんだと?!裏は取れてんだ!しらばっくれんじゃねえぞ、このガキ!」
「ほ、本当に見覚えないんですってば!」

さて、傍で記録を取りながらこのやり取りを聞いていた菊池刑事が、
(この容疑者Xは嘘をついてはいない)
と確信しているのは何故か?
25年04月11日 00:45
【ウミガメのスープ】 [プロテインX]

はい、菊池です




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鑑識が撮った「この写真」には見覚えがなくて当然だろう。
意地悪な手紙「3ブックマーク」
[問題]

小さな田舎町の外れに、偏屈な老人が一人住んでいた。

昔は全盲の音楽家として名を馳せた老人は、しかしすでに引退しており
今は音のよく響くこの静かな家で、孤独な余生を送っていた。

そんなある日、ことり、と封筒に入った一通の手紙が老人の元に届いた。

封筒の表に差出人の名前だけ点字で刻まれているが、中の手紙は万年筆で記されていた。

そして、その日から決まって月に一度、老人の元に手紙が届くようになった。
老人は決してその手紙を読むことは出来ないが、その手紙を心待ちにするようになった。

これは一体どういうことだろうか。
25年04月13日 21:34
【ウミガメのスープ】 [tosh]

久しぶりの出題です。粗があったら申し訳ありません。




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[解説]
・手紙は亡くなった老人の夫人が、生前、作成したものである。
・夫人は、自分の死後老人が孤独に過ごすことを心配しており、一人では読めない手紙を定期的に送ることで
 老人が家から出て代読を他者に依頼することで、少しでも人と関わりを持つことを期待していた。
 (手紙は、ひと月に一度、家に投函するように親しい友人に依頼していた)


[ちょっと長い解説]

手紙は、彼が数年前に亡くした妻からのものであった。
全盲だからと諦めるには、妻と過ごした時間は重すぎた。

仕方なく、彼は手探りながら衣服を整え、手入れをさぼっていた髭も剃刀を入れ、外套を羽織り
帽子を少しまぶかに被り、白杖をつきながら、古草の生える石畳を抜けて町に唯一ある喫茶店に向かった。

昔、音楽家をやっていたころは、妻とよく通った喫茶店に入ると
以前はよく座っていた一番奥のカウンターに通してもらい、コーヒーを一杯注文する。

コーヒーをゆっくりと飲み終えた彼は、以前と変わらずあまり客の入っていない店内の様子を確認すると
すっかり疎遠になってしまっていた、しかし旧い知り合いであるマスターに手紙の代読を頼んだ。

手紙は、どうも数十年前に書き記されたもののようで
以前に旅行で妻と訪れた、古い教会の思い出や、夕暮れの浜辺を二人で散歩した時のことなど
全盲の彼でもありありと思い描くことが出来るような鮮明な思い出が綴られていた。


手紙の最後はこう締めくくられていた。

「この手紙を読んで下さった貴方へ。
 お忙しいのにこんな手紙に付き合ってくれてありがとうね。優しい貴方に祝福がありますように。
 そして、もしもお時間があって、目の前の人が貴方を怒らせていないなら、少しの間、話相手になってくださったらとても嬉しいわ。


 そして、愛しのダンへ 私、貴方のことが心配よ。ほら貴方って頑固で不器用で、いつも言葉が足りないじゃない?
 私が先に死んじゃったら、ずっと一人で家に籠っちゃうんじゃないかって。
 
 たまには外の空気を吸って、いろんな人とお話しなさいな。
 貴方が天国に来た時になにも面白い話がないんじゃ、私、退屈で死んじゃうわ。
 
 これからも毎月、お手紙を送るわ。もちろんあなた一人では読めない手紙をね。
 愛しているわ。


 メアリー」
都道府県の旅「3ブックマーク」
新形式問題に挑戦してみました!この中から、
都道府県をさがしてみてね!
(質問制限、時間制限なし!)
25年04月15日 20:47
【新・形式】 [オンモラッ]

ローラーは無しでお願いします




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想定解 東京 京都 チバ シガ MIE さが
田村はマゾか「3ブックマーク」
田村はサムズアップしたまま、ゆっくりと移動している。
身体はブルブルと震え、必死の形相である。
しかしすぐにその表情は晴れやかな、達成感に満ちたものに変わった。
田村はいったい何をしていたのか?
25年04月13日 12:26
【20の扉】 [プロテインX]

驚愕の事実が今明らかに!!




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親指腕立て伏せ。

「親指は大事な商売道具だからな。しっかり鍛えておかなくちゃ」
そう言って、『頑固ラーメン 俺の味』店主・田村は額の汗を拭った。
カメオウと秘宝「3ブックマーク」
夜分に突然すまない。世界の危機なのだ。
勇者カメオウは、魔王を倒すために「星の秘宝」を必要としている。
ところが、「星の秘宝」は空中の高いところに浮かんでいて、カメオウは途方に暮れている(下図参照)。
このままでは勇者を引退して、世界は魔王のものになってしまうだろう。
どうか彼の心に直接語りかけて、助言を与えてほしいのだ。


           ☆ ←星の秘宝
          
         
        
       
      
_| ̄|○ 
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図1 途方に暮れるカメオウの図
25年04月19日 22:46
【亀夫君問題】 [のまるす]

月曜の21時すぎに終了しました。




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カメオウ「・・・やったよ、ナミオ、ウミーユ、ラテル」

カメオウ「・・・星の秘宝に辿り着いたよ。みんなと、神様のおかげで・・・これで魔王に勝てる。勇者を辞めないですむ・・・」


      _| ̄|○ ☆ ←星の秘宝
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      □
     □
    □
   □
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図2 見えない階段をのぼったカメオウの図


カメオウ「・・・?」

カメオウ「・・・{なんだこれ!?}・・・」

カメオウ「・・・あっ・・・」


        {_| ̄|☆ ズギャーン!} 
       □□□□□ 
      □
     □
    □
   □
  □
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図3 ?????????


(地響きが鳴り始めた)


見事だ!よくぞ、見えない階段を看破し、カメオウを導いてくれた。
カメオウは星の秘宝を手に入れ、完全体へと進化を遂げた。
星の秘宝と一体化した彼の者は、すでに勇者ではない。人ですらない。
その力で、現魔王を容易く滅ぼし、{真なる魔王}となるであろう。
本日をもって人の世は終わりを告げた。
此度の功労者である貴殿には、謝礼として刻印(マーカー)を授けよう。

では、さらばだ!


[解説]
 問題文中のテキストを選択すると、見えない階段が見えます。それをカメオウに教えることでFAです。
 カメオウはすでに心が折れているので、それ以外の情報では動きません。
 正解、おめでとうございます!