みんなのブックマーク

キース! キース!「2ブックマーク」
文化祭当日。
劇の本番もいよいよ終盤に差し掛かっていた。

カメオ姫(男)が眠りにつき、ウミノ王子(女)がその眠りを覚ますシーン。
真実の愛のキスで、姫が眠りから覚めるのだ。
これが終わることで、劇は大団円を迎える。

それなのに、ウミノは泣いてしまった。
リハーサルでは泣かなかったのに、どうして?

《参加テーマ:もう好きなラブコメでいいや》
18年09月14日 16:06
【ウミガメのスープ】 [とろたく]

懲りずに続きを書いたはいいがあっさりスナイプされそうなの作っちゃったマン




解説を見る
涙が落ちることで姫の眠りが覚めるから。
リハーサルで泣かなかったのは、元々当初の予定がキスだったが、カメオが固まるので急遽変更したから。

『王子が姫にキスをする。姫が眠りから目が覚める』
 このようにト書きが書いてある。
 しかしリハーサルの日、いざそのシーンに差し掛かった時に問題が解決しなかった。
「カメオ、動きが硬い! それじゃあ目が覚めるってバレバレでしょうが!」
「す、スミマセン! 緊張して……」
「気持ちはわかるけど、本番もそうじゃ台無しでしょ? 実際にするわけじゃないんだし……」
 そんなカメオと演出の先生のやり取りも何度か見る。
 だが、明日は本番だ。いつまでもそんなことでつまづくわけにはいかない。
 どうしたものだろう……ウミノは考えた。そして、打開策を思いついたのだ。
「……先生、こういうのはどうですか?」

 そして、本番当日。
 順調にクライマックスに差し掛かる。
 そして、問題のシーン。
 カメオは身構えた。
 そして……。

 ……あ、あれ?
 カメオは目を瞑っていたが、肌に温かい液体が当たるのを感じた。
 思わず目を開ける。
 視界に入ったのは、ウミノが目から涙を零しているところだった。
「……王子?」
「……姫……? 姫が生き返った……!!」
「え? ……えっ?」
 戸惑うカメオをよそに、舞台は大団円を迎えた。
 
『先生、ラストのシーンなんですが……少し変更してもいいですか?』
『え? いいけど……どういう風にするの?』
『そうですね……泣く、とかどうでしょう。涙が零れ落ちて目が覚める、のような』
『なるほど……いいかもしれないわね。でも、ウミノさんは大丈夫なの?』
『ええ。やってみせます!』

 ……そして、そのアドリブは見事に効いた。
 流石演劇部のエースというべきか、泣きの演技もお手の物であった。
 そしてカメオが知らずに素の反応を出したのが、かえって自然な演技を引き出す結果にもつながったのだ。
 カメオはそのことを知り、ホッとしたが同時にちょっと残念な気分になった。
 自分の素人さが、こんな形で足を引っ張ってしまったのか……。


「……ほんとはキスのほうが良かった?」
「えっ」
「ふふ。なーんてね。楽しかったよ!」
水族館「2ブックマーク」
藤井が水族館で見てテンション上がったいきもの

1.ラッコ
2.???
3.ペリカン

第2位はな〜んだ?
18年08月21日 00:04
【20の扉】 [藤井]

すっごく遅くなってしまい申し訳ないです。22日0時半、完走しました。




解説を見る
ウツボ。

(鳥羽水族館でウツボのぬいぐるみ買いました)

新ラテシン ゴミくずのスープ「2ブックマーク」
カメオにチャーハンを注文された料理人のカメコは料理に砕いた貝がらを混ぜ込んだ。

一体なぜ?
18年07月16日 22:03
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



解説を見る
調味料(鶏ガラのがら、貝のがら)だからなのです



バリボリ(・ω・) 美味いね、隠し味に何使ってんの?
霧ケ峰風子の空調事情「2ブックマーク」
エアコンがないと生きていけない、そう断言してはばからない霧ケ峰風子。
そんな彼女はある日、エアコンのリモコンからまだ問題なく使える電池を抜き出した。
一体何故?
18年06月13日 23:05
【ウミガメのスープ】 [イナーシャ]

熱中症にご注意ください




解説を見る
「うん、やっぱりラテラル社の製品は良いわね。ロジカル社のも悪くはなかったけど、買い替えて正解だったわ」
風子は満足そうに頷くと、もう使う事のない古い方のリモコンから電池を抜き、リモコンをゴミ箱に捨てたのだった。

つまり?:エアコンを買い替えたので、古い方のリモコンを捨てるから。
カメデレラ「2ブックマーク」
あなたは魔法使い。
なんでも壊せる魔法となんでも治せる魔法を各一回ずつ使えます。
どうかカメデレラを助けてあげて。

※マルチエンドです。
18年06月05日 19:03
【亀夫君問題】 [かんたた]

シンデレラリスペクト^^




解説を見る
◆True end
①部屋から脱出
②壊す魔法で、魔法が一回使えるというルールを壊す。
③ドレスと靴の両方を治す。

「ありがとうございます、魔法使いさま!」
カメデレラはギュっとドレスと靴を抱きしめた。
 
「これで私は武闘会に行ける!」
「一番強いやつに会いに行ってきます!」
カメデレラの性能を最も引き出す武闘服(ドレス)・はけば光速さえも超えることができるガラスの靴を履いたカメデレラは風のように飛び出していった。

武闘会会場
「ほうお前が期待の新星カメデレラか!」
「あなたがこの国にで一番強い、カメオ王子!」
「ほう、面白い。お前はその辺の弱者とは違うようだ。だがしかし弱いのには変わらぬ。俺が遊んでやろう!」
「来なさい! あなたを食らって私は強くなる!」
二人の影がぶつかりあった!

「カメデレラ、強くなったなぁ」
遠い異国でテレビ中継をみた父は笑った。
(遭難後、異国まで泳ぎ、帰国手続き中)

継母は笑った。
「これで思い残すことはないわ」
継母にとってカメデレラの母はあこがれの人だった。
「私にあの人の娘を縛るなんて無理だったのね」
「どこまでも強くなりなさい、カメデレラ!」

こうしていつまでもカメデレラの戦いは語り継がれたとさ ~True end~


◆end A
①部屋から脱出
③’治す魔法で、靴を直す


「ありがとうございます、魔法使いさま!」
カメデレラはギュっと靴を抱きしめた。

「これでお父さまを探しに行ける!」
(靴だけじゃ戦えないけど、お父さまを探しに行くことができる!)
はけば光速さえも超えることができるガラスの靴を履いたカメデレラは風のように飛び出していった。

カメデレラは世界中を駆け巡った。
そして……

「お父さま!」
「カメデレラ!」
再開した親子は固く抱き合ったのだった。


◆end B
①部屋から脱出
③’治す魔法で、ドレスを直す


「ありがとうございます、魔法使いさま!」
カメデレラはギュっとドレスを抱きしめた。

ここは城で開催される武闘会。
カメデレラは母と思い出の武闘着(ドレス)を身にまとい、必死に戦っていた。
(なお靴はしょうがないので素足じゃないと戦えないと言い張った模様)

「(やっぱりあの靴じゃないと動きにくい……!)」
「ハンデがあるから、たぎるのよね!」
戦いは一進一退を繰り返す。
カメデレラは全力で戦うことに喜びを見出していた。


◆end C 
①部屋から脱出
ぶとう会へ行かない
or治す魔法でカメデレラの頭を治す

「圧制者には死を!」
魔法使いが頼りにならないことを悟ったカメデレラ。
強さの定義が揺らいだカメデレラ。
彼女は初めて、自分を締め付けるこの世界を、この国を、この家を、家族を、そして無力な自分を憎んだ。


数年後その国はテロリストとなったカメデレラによって滅んだ。
この世界も遠からず滅ぶのだろう。

カメデレラは更にぼろぼろになったドレスと靴を抱きしめて、わらった。

◆end D
①部屋から脱出
②母親が死んだ事実を壊す

「お母さま、会いたかった!一番強いやつ!」
そう、死んだカメデレラの母親は一番強いやつだったのです!
二人は末永く、拳で語り合いましたとさ。めでたし、めでたし。


◆end E
①部屋から脱出する
③’ドレスと靴の両方を直す(ただし片方は破壊魔法)。

私は一番強いやつに会いに行く。
でもどうしてだろう、少しさみしいのは。
私とお継母さまの思い出が少し壊れたそれだけなのに。

「やめなさい、カメデレラ!あなたは女の子として幸せになるべきなのよ!」
あのとき破れたドレスと靴。半分壊された「壊されたという事実」。
そのせいで記憶がおかしくなったお継母さまは、私を見なくなった。

「前を向きなさい、私!」
私は一番強いやつに会いに行く!


◆end F
壊す魔法をカメデレラに使う。

スイーツ(笑)カメデレラは死んだ。
争いは何も産まない、シンプルな事実だった。
少し世界が優しくなった。そんな気がした。