みんなのブックマーク

ぼく、アンパンマン！

無断必要ないお金を持ち歩かないカメオは『偽装しにくい』絵を半分に破き、割符のように金庫番に渡すことで
お金が必要な時にこの絵を合わせることでカメオ本人だと証明されお金を借りることが出来るのです

風呂の中でスマホを見ていたカメコ。
防水じゃないのにうっかり湯船に落としてしまった。

～
ご存知でない方もいらっしゃると思いますが、お米には実は高い吸湿性があります。
なので水没したスマホを乾燥させるのに役立ちます。
(割と有名な方法なんですよ？良かったら調べてみてください)
～

カメコはこのことを知ってたので、
水没スマホを救おうと大慌てで米袋へ向かったのだ。


ｺﾒｺﾁｬﾝ…じゃなかったｶﾒｺﾁｬﾝ…
乾燥の前にとりあえず体もスマホも拭いたら？

少年が昨夜に書いたラブレターは深夜テンションでできたものだったので、翌朝もう一度読み直すと自分の痛々しさに恥ずかしくなってしまう。
こんなもの飛んで行ってしまえ……と中二病気味な少年は、ラブレターをビリビリに破き二階の窓から風に乗せる。

ちょうど風下を走っていた車のフロントガラスにべったりと張り付いた、ラブレターの切片。
前方が見えなくなり慌てて急停止したドライバーの男は叫ぶ。

「あぶねーよ！！殺す気か！！」

※環境的にもよくないのでちゃんとごみ箱に捨ててください。

カメコは停留所で猫のストラップをいじりながらバスを待っていたが、目の前の道路は渋滞していて中々来ない。このままでは遅刻だと焦りを感じたカメコは歩き出した。
その時、自転車に乗っていた先輩に遭遇したことで乗せてってもらうことにする。

交わした言葉は多くないが、カメコは先輩が好きだと実感した。生憎先輩は三年生。ウジウジとしていたカメコは卒業式の日、勇気を出して告白をする。

『先輩！お話があります！』

「いやぁ、初々しさ満点ね」
「二人乗りは危ないからやるなよ」