(今、15人いるよ)談話室
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「路上の喧嘩に囁く悪魔」「2ブックマーク」
教え子たちや同僚からあまりにも慕われていた平野先生は、その日、帰り道の横断歩道を渡りながら、顔も名前も知らない犯罪者に思わず感謝しそうになって「そんな風に考えてはいけない」と慌てて自分を諌めることとなった。

このとき見ず知らずの犯罪者はどのような罪を犯したと考えられるだろうか?
平野先生が感謝しそうになった理由と共に答えよ。
26年05月31日 22:34
【20の扉】 [「マクガフィン」]

※出題者の知識の都合上、法律方面から掘る質問にはお答えできない場合があります…!




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◆解説◆
過失運転致死
(大意を満たしていれば路上殺人等でも可)

退職の日に大量の花束をもらった平野先生。
徒歩通勤の彼女はそのあまりの多さから持ち帰るのに苦労していたところ、道端に交通事故の犠牲者を弔う献花が置かれているのを発見した。
一瞬「花束の一部をここに献花として置いていけばよいのでは」と帰り道で事故を起こした犯人に感謝しそうになったが、「感謝などしては被害者に対して申し訳ない」「そもそもいただいた花束はきちんと持ち帰ろう」と思い直した。






今日3月31日をもって、平野先生の40年にわたる教師人生に幕が降りた。
その厳しくも優しい、愛に溢れる指導からどこの学校でも慕われ、最後の赴任地となった森岡高校でも「ひらちゃん先生」の愛称で親しまれていた。

そんな平野先生が定年を迎えるとのことで、森岡高校の生徒だけでなく過去の教え子たちや今は別の学校に勤める元同僚からもお祝いの言葉と共に花束が贈られた。

夫に先立たれた彼女は、今は高校から徒歩15分ほどのアパートで一人暮らしをしている。
両手に溢れんばかりの花束を抱え、皆に見送られながら学校を後にした平野先生だったが、次第に「お言葉に甘えてタクシーを呼んでもらえばよかった…」と数分前の自分を後悔し始める。

大きい。多い。重い。前が見えない。
これも返してもらった愛の大きさだと自らを鼓舞しながら横断歩道にさしかかった時、ふと脇の歩道に花束が供えられているのが目に入った。
そういえば数日前にこのあたりで交通事故があったという話を耳にしていた。横断歩道を渡る歩行者が信号無視の車に撥ねられてしまったのだとか。
被害者も人望の厚い人物だったのだろう。寄せられた献花の多さがそれを物語っていた。

と、その一瞬、平野先生の頭によくない考えがよぎる。


私がもらったたくさんの花束、その一部だけでもここに献花として供えていけば、もっと楽に帰れるのでは…

ちょうど帰り道で事故が起きるなんて都合がいい…と、顔も名前をも知らない運転手に感謝しそうになったところで、慌ててぶんぶんと首を振った。

私としたことが、あろうことか交通事故の加害者に感謝しそうになるなんて。
亡くなった被害者の方にも、きちんと弔いの気持ちで献花をされた方々にも謝らなくてはなりません。
きっと人生の区切りを迎えて心が不安定なのね。


そして何より……


かわいい教え子たち、共に切磋琢磨した先生方からいただいた大切な花束は、しっかり私の手で持ち帰らせていただきます。


ぎゅっと花束を握り直して、甘やかな香りに包まれながら再び帰路を行く平野先生の背中は、愛を与え続けてきた者のたくましい背中であった。
「キラーフレーズ」「2ブックマーク」
前日に急遽決まった出張で、遠方へ行くことになったカメオ。
今、彼が「言霊」の存在を少しだけ信じているのは、なぜだろう?
26年05月31日 21:36
【ウミガメのスープ】 [らりぷす]



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簡易解説
前日に急遽決まった出張で、娘と遊園地に行く約束を破ってしまったカメオ。
機嫌を損ねた娘に「お父さんなんて死んじゃえばいいんだ」と言われ、出発までに仲直りができなかった。
行きの飛行機が大きな揺れに襲われ墜落かと思った瞬間、娘の言葉を思い出して「言霊って本当にあるのかもしれない」と自嘲した。

蛇足
カメオは多忙を極めるサラリーマンだった。
普段から残業が続き、休日出勤も珍しくない生活の中で、娘の笑顔を見る時間が何よりの癒しだった。

数日前、娘が目を輝かせながら「今度、遊園地連れてって!」とねだったとき、カメオは珍しく即答で約束した。

「よし、今度の土曜日に行こう。お父さんも楽しみだな」と笑って頭を撫でた。

しかし前日の夜、突然の上司からの電話で遠方への出張が決定した。
キャンセルは不可能な重要な案件だった。妻は事情を理解してくれたが、まだ小さい娘は違った。

「絶対に連れてってくれるって言ったのに! お父さんなんか嫌い! 死んじゃえばいいんだ!」

普段は優しい娘が、悔しさと悲しみのあまりに放った心にもない言葉だった。
妻が慌てて諌めたが、娘は部屋に駆け込んでしまい、結局出発の朝まで仲直りはできなかった。

カメオは胸が痛んだが、仕事の責任を放り出すわけにもいかず、重い気持ちのまま空港へと向かった。飛行機が離陸してしばらくした頃、機内を突然の大きな揺れが襲った。
ガタガタと激しく揺れ、棚から荷物が落ち、乗客たちの悲鳴が響く。
照明がチカチカと明滅し、機体が大きく傾いた瞬間、カメオの頭に娘の言葉が蘇った。――お父さんなんて死んじゃえばいいんだ。

「まさか……本当に……?」

恐怖と後悔の中で、カメオは自嘲の笑みを浮かべた。
言霊なんて信じたことなどなかった自分が、こんな状況でそれを思い出しているのがおかしかった。
娘の顔、妻の顔、そして約束を破ってしまった自分の不甲斐なさが、走馬灯のように脳裏を駆け巡った。……しかし、揺れは徐々に収まり、機長の落ち着いたアナウンスが流れた。
深刻な故障ではなく、突発的な乱気流だったことが後に判明した。
飛行機は無事目的地に着陸し、カメオは命拾いをした。出張を終えて帰宅したその夜、カメオは真っ先に娘の部屋へ向かった。
まだ拗ねていた娘の前に正座し、深く頭を下げた。

「ごめんな。約束を破ってしまって。本当に悪かった。お前があんなことを言ったのも、お父さんが悲しい気持ちにさせたからだよな……」

娘は最初、黙って目を逸らしていたが、父親の声が震えていることに気づき、ぽろぽろと涙をこぼした。

「本当に死んで欲しいなんて……思ってないよ。ただ、すごく寂しかっただけ……」

二人は抱き合って泣き、ようやく仲直りができた。

その出来事以来、カメオは「言霊」というものを少しだけ意識するようになった。
言葉は、時に想像以上の力を発揮する。そして何より、大切な人を悲しませる言葉は、自分自身をも深く傷つけるのだということを、身をもって知ったのだった。
「無邪気な監視者」「2ブックマーク」
とある夫婦が、ひそかに頭を悩ませていた。
彼らが困惑しているのは、どうやら新居の玄関先で常時繰り広げられる、ある特定の出来事についてらしい。
その行為の主体が悪気を持っていないことは、夫婦もよく理解しているという。
だが、それにもかかわらず、彼らは日々の安寧を妨げられるような、説明しがたい落ち着かなさを視線から感じていた。

一体、この夫婦を悩ませる「犯人」の行為とは、どのようなものだったのだろうか?
その詳細を明らかにしてほしい。
26年05月01日 20:40
【ウミガメのスープ】 [mintadel]

無限闇・🐢進行です。5月末で終了。ヒントが必要な方は質問欄へ。🎉1名




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その夫婦とは、玄関の軒先に巣を構えたツバメの夫婦だった。
彼らが困惑していたのは、どうやらその巣が、家の子供たちの「観察日記」の題材に選ばれてしまったためらしい。
巣のすぐそばには『小型カメラ』が設置され、子供たちは毎日、そのレンズを通してツバメたちの生活を熱心に記録していた。
そのため、ツバメ夫婦は、悪意のない純粋な好奇心によって、彼らの日常が常に『巨大な眼差しで覗き見』されている状態にあり、それが彼らの困惑の理由だったのだ。
「ながら運転にも程がある」「2ブックマーク」
電話の時間が予想より長かったため、男はモーターをフル回転させた。一体なぜ?
26年06月02日 07:18
【ウミガメのスープ】 [鍋豚]




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男は料理中に電話に出てしまったが、思いのほか長引いてしまい、ハッと気づいた時には料理が焦げて煙が上がっていた。そのため、キッチンの換気扇のモーターをフル回転させざるを得なかった。
「らてクエ37リサイクルBeauty is skin deep」「2ブックマーク」
とあるケーキ屋では、毎月1日に新作ケーキを販売する。
当日は早朝から行列ができ、すぐに売り切れるほどの人気ぶりだ。
しかし、新作がチョコレートケーキだと大量に売れ残り、廃棄してしまう。
評判が悪いわけでもないのに、どうしてだろう?

=====

らてクエ37 (https://late-late.jp/mondai/show/21355) より、ルーシーさんの問題文をリサイクルさせていただきました。
26年06月06日 22:51
【ウミガメのスープ】 [卯月19]

懲りずにリサイクル再挑戦です。




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▽解答:
とぐろを巻いた形のケーキは、チョコレート色だとアレにしか見えないから。

▽解説:
「パティスリーイノウエ」の新作ケーキは、毎月1日にフレーバーが変わる、いつもとぐろを巻いた形が売りの個性的なスイーツだ。
バニラやフルーツ系の鮮やかな色であれば「映えるスイーツ」としてSNSで話題になり、早朝から行列ができるほどの人気を誇る。

しかしチョコレートケーキの場合、同じとぐろ状の形に茶色い色が組み合わさるため、どう見てもアレにしか見えない。
「映え」どころか「ハエ」を連想させるこのケーキは、食べた人からの評判は悪くないのだが、見た目で敬遠されてしまい、大量に売れ残り廃棄されてしまうのだった。

「チョコレートが一番おいしいと思うのですが、どうして売れないんでしょうか…」
売れ残りの山を前にした店長のイノウエは首をかしげるが、店員のチサトには、その理由が手に取るようにわかっていた。
「さ、さあ…どうしてでしょうね…(言えるわけがない)」