みんなのブックマーク

「ん？　何だあれは……。変な飛行物体が……。まさか、UFO！？」

空に謎の飛行物体を見つけたUFOマニアの男は、上空を注意深く見る。自然と、にらみ顔になった。

「……ちっ。何だ、ただの鳥か……」

ただの鳥でした。

ゴミ捨ての際、ゴミが多すぎたためかゴミ袋が破けてしまい、中身が散らばってしまったから。
(転んでばら撒いてしまった等でも可)

「王様、召喚士局異世界召喚部門総長マリア・エリエンコージェット・ヒーロです。勇者様をお連れしました」
「おお、マリアか。入れ」

　この世界は、ありきたりな魔王復活により人々の生活が脅かされている世界です。この世界の住人でも強い方はいらっしゃいますが、魔物と呼ばれる凶暴化し上位魔人に操られるモノなら倒せても、魔人や魔王を倒すにはどうしても「強さの質」が足りない――そんな世界。

　だからこそ、この世界に居ないのであれば他所から借りてくればいいじゃない、と言う事で私の所属する召喚士局――要するに別世界から強い存在を呼び出し戦う召喚士に、勇者召喚の儀が命じられたのです。不本意ながら長をやっている私は、実際に呼び出した勇者様を王様の前まで連れて行くのも仕事の１つです。



　……しかし。

「マリアよ、今度こそ――っわぁぁぁぁぁあああああ！？　な、何故服を着ていないのだ！」
「そりゃ風呂浴びてる途中で喚び出されたからに決まってるだろ。いやー俺に露出プレイを強要するとは……やるねぇ、ジョ・ウ・オ・ウ・サ・マ？」
「違います、着衣を勧めても着ようとしなかったのは貴方でしょう」
「は、早く！　マリアその者を元の場所に戻せぇぇぇぇぇぇええええええ！！」
「分かりました」

　ポン、と軽い音を立てて消える「全身真っ裸」の男。まぁ流石に全裸はどうかと私も思いましたし着衣を勧めたのですが一向に着てくださらなかったんですよね、とゲッソリしている王様に首をくすめたら、王様は深々と溜め息を吐かれました。

「何故そなたは全裸の男を見て無反応なのだ……」
「常日頃突拍子もない方々が魔法陣から現れるのを見てれば否応でも」

　むしろこの世界で従えられる最上位のドラゴンとかが出てきた方が驚きます、と答えれば、今度こそ王様は机に突っ伏したのでした。まぁ、あんななりでしたけど先程の男、頑丈さと素早さが鑑定してもらった所上位の方だったんですけどねぇ。その前は知性と知識に秀でた方でしたがマッドっぷりにやはりお帰りになってもらいましたし。ですが勇者とはこの世界の人類にとって希望となる存在ですから、そんな存在が露出癖持ちだったり人を実験動物としてしか見ていないような人間だと……流石に、問題になりますし。

うーん、やはり精神と肉体共にマトモな勇者様をお喚びするのはやはり難しいようです。
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答え：強い存在を呼び出せる代わりに、喚び出した勇者候補が「倫理や思想観点で」アウトだから

「何やってるの！？　暗い中で爪切っちゃ駄目だって言ったでしょ！？」
「か、母さん……痛い……」
「当たり前よこのお馬鹿！　早くこちらに来なさい！」

答え：夜に室内で電気もつけずに爪を切って、うっかりざっくりと手を傷つけてしまったから。

ヤンキーの原義はアメリカ人のことを指します。
すなわちカメオくんはただのアメリカ人留学生です。
もちろん髪色は周りと違いますし、歓迎もされましょう。

留学の手続き諸々に数週間はかかりますよね?、、、よね？
（留学どころか海外にも行ったことがないのでわかりません）

ヤンキースがなぜヤンキーなのか気になったので調べたところこの意味でした。
ヤンキーすなわちアメリカ人であることに誇りを持っての命名だそうです。