「ナルシストの少年」「1ブックマーク」
ナルシストの少年は永遠の美とともに深い絶望を手に入れた
少年は一体なにをしたのだろう?
少年は一体なにをしたのだろう?
18年09月30日 12:09
【ウミガメのスープ】 [ろっそ]
【ウミガメのスープ】 [ろっそ]

初出題です。お手柔らかに
解説を見る
少年は吸血鬼になることで不老不死を手に入れた。
しかし吸血鬼は鏡に映らない。少年は大好きな自分の顔を見て愛でることはできなくなってしまった。
しかし吸血鬼は鏡に映らない。少年は大好きな自分の顔を見て愛でることはできなくなってしまった。
「【物当て】さあ歌いましょう」「1ブックマーク」
私は「ある時」に「ある曲」を歌ったことがあるのですが、そのことを他の人に話すとよく驚かれます。「ある時」「ある曲」とは?
※単純な物当てです。
※質問制限数ナシ。バンバン投げつけてください。
※「ある時」「ある曲」どちらから当てにいっても構いませんよ。「ある曲」は曲名まで当てて下さるとうれしいですが、曲名知らなくてもある程度は参加できると思います。
※単純な物当てです。
※質問制限数ナシ。バンバン投げつけてください。
※「ある時」「ある曲」どちらから当てにいっても構いませんよ。「ある曲」は曲名まで当てて下さるとうれしいですが、曲名知らなくてもある程度は参加できると思います。
18年09月26日 23:15
【20の扉】 [HIRO・θ・PEN]
【20の扉】 [HIRO・θ・PEN]

お久しぶりです。物当てのお時間です。質問無制限・θ・
解説を見る
「(中学校の)卒業式」の時に「桜ノ雨」を歌ったこと。
(「桜ノ雨」はVOCALOID曲。卒業式でボカロ曲を歌ったと話すと驚かれたり羨ましがられたりします。)
(「桜ノ雨」はVOCALOID曲。卒業式でボカロ曲を歌ったと話すと驚かれたり羨ましがられたりします。)
「世界の終わりと僕らの始まり」「1ブックマーク」
1週間後に隕石が落ちて、地球は滅亡するらしい。
私は寝ぼけた頭で、国営放送のニュース番組でそんな冗談を言うのはナンセンスだと思ったが、どうやら本当らしい。どのチャンネルも悲壮感漂う顔したアナウンサーが同じことを伝えるか、もしくは誰も何も伝えていないかの二択だった。なるほど、この状況であれば仕事を放棄するのは正しい。
私も今日は学校をサボることにして、スウェットのままでふらりと外に出て見ると、私の住む小さな町もパニックに陥っていた。あちこちから泣き声や叫び声が聞こえたし、なぜか道路は酷く混み合っていた。
道沿いの家の駐車場で荷物を車に詰め込む家族を見て、ああこの人たちは逃げるつもりなのか、と察する。地球が滅亡するのに、どこに逃げるのだろう。
***
地球が滅びるその日の朝、私は制服に着替えて学校に向かった。
町は1週間前とは打って変わって静かで、すれ違う人もほとんどいなかった。たまにすれ違っても私のことなんか視界の隅にも入っていなさそうだ。
呑気に歩いていると、少し離れた場所にいるおじさんが、私を見て怪訝そうな顔をしているのに気づいた。近所の吉田さんだ。曖昧な笑みを返して足早にその場を去った。
学校に着いた。やはりと言うべきか、人の気配はない。正面玄関は締まっていたが、合鍵を使って裏口から校舎に入った。
靴を履いたまま廊下を歩いて3年5組の教室を目指す。自分の足音だけが妙に響いた。部活だ休日出勤だ何だと、常に誰かがいるこの校舎に、誰もいないことを実感して胸が高鳴った。
通い慣れた3年5組の教室に入り、窓際の一番後ろの席に座った。引き出しに手を入れると、「向島」と名前が書かれた教科書が詰まっていた。意味もなくパラパラと教科書を捲ってみる。
ああ、今日で終わりなんだ。ぼんやりと考える。
今日の夜、日付が変わる少し前に隕石が落ちて、地球そのものが丸ごと吹き飛んでしまうらしい。……悪くない。
悪くない人生だった。
心残りが、あるとすれば、
***
私は絶望し、彼は期待した。
なぜ?
私は寝ぼけた頭で、国営放送のニュース番組でそんな冗談を言うのはナンセンスだと思ったが、どうやら本当らしい。どのチャンネルも悲壮感漂う顔したアナウンサーが同じことを伝えるか、もしくは誰も何も伝えていないかの二択だった。なるほど、この状況であれば仕事を放棄するのは正しい。
私も今日は学校をサボることにして、スウェットのままでふらりと外に出て見ると、私の住む小さな町もパニックに陥っていた。あちこちから泣き声や叫び声が聞こえたし、なぜか道路は酷く混み合っていた。
道沿いの家の駐車場で荷物を車に詰め込む家族を見て、ああこの人たちは逃げるつもりなのか、と察する。地球が滅亡するのに、どこに逃げるのだろう。
***
地球が滅びるその日の朝、私は制服に着替えて学校に向かった。
町は1週間前とは打って変わって静かで、すれ違う人もほとんどいなかった。たまにすれ違っても私のことなんか視界の隅にも入っていなさそうだ。
呑気に歩いていると、少し離れた場所にいるおじさんが、私を見て怪訝そうな顔をしているのに気づいた。近所の吉田さんだ。曖昧な笑みを返して足早にその場を去った。
学校に着いた。やはりと言うべきか、人の気配はない。正面玄関は締まっていたが、合鍵を使って裏口から校舎に入った。
靴を履いたまま廊下を歩いて3年5組の教室を目指す。自分の足音だけが妙に響いた。部活だ休日出勤だ何だと、常に誰かがいるこの校舎に、誰もいないことを実感して胸が高鳴った。
通い慣れた3年5組の教室に入り、窓際の一番後ろの席に座った。引き出しに手を入れると、「向島」と名前が書かれた教科書が詰まっていた。意味もなくパラパラと教科書を捲ってみる。
ああ、今日で終わりなんだ。ぼんやりと考える。
今日の夜、日付が変わる少し前に隕石が落ちて、地球そのものが丸ごと吹き飛んでしまうらしい。……悪くない。
悪くない人生だった。
心残りが、あるとすれば、
***
私は絶望し、彼は期待した。
なぜ?
18年09月07日 21:00
【ウミガメのスープ】 [ちるこ]
【ウミガメのスープ】 [ちるこ]
解説を見る
心残りが、あるとすれば、
「……先生?」
予想外の呼び掛けに反射的に立ち上がった。教室の入り口に男の子が一人、立っていた。
「向島くん……」
向島ケンイチ。わたしの受け持つ3年5組の生徒だ。学級委員で、バスケ部所属の、数学が得意な男子生徒。明るい性格で友人は多く、恐らく女子にも相当モテているだろう。
「向島くん、どうしてこんな日に学校に?」
「先生こそどうしたの、その格好」
「こ、これ、は」
「しかもそこ、俺の席」
……終わった。
一足早く私の人生終わった。完全にやってしまった。
向島くんの表情を確認するのも怖くて俯く。
言えるわけがない。
教師である私が生徒である向島くんのことを好きで、学生に戻りたいとずっと思っていて、最後だからこんな馬鹿げた行動に出てしまいました、なんて。
向島くんが近づいてくるが、私は動けない。軽蔑しているだろう。罵倒されるかもしれない。
向島くんは、私の目の前に向かい合うように立った。
「先生がいたらいいなって、思ったんだ」
顔を上げると、真剣な顔を少し赤らめた向島くんが、私のことをまっすぐに見つめていた。
え?まさか、そんな奇跡みたいなことが?
浮かれそうになる自分を必死で止める。待て、早まるべきではない。あり得ない、そんなことは、あり得ない……。
混乱する私に追い打ちをかけるように、向島くんはさらに言葉を続けた。
「先生の役に立ちたくて学級委員になった。先生に褒められたくて数学の勉強をした。優しくて、強くて、可愛い先生のことが、ずっと好きだった」
「嘘……」
「本当。困らせるだけだと思ってたけど、最後だから伝えたくて」
「……」
「……先生は?」
「……」
「俺、浮かれてるんだけど。先生がこんな日に俺の席に座ってるって、そういうことだと思っていいの?」
改めて状況を認識して、認めざるを得ないことを悟った私は、弱々しく頷いた。
それにしても私、制服を着てくる必要はなかったんじゃないの?わざわざ6年前の制服を引っ張り出して、あまりにも痛々しい。おまけに向島くんは私服だ。そりゃそうだ、わざわざ制服で来る意味がない。
「でも、引いたでしょう……?」
「なんで?」
「だって、制服……」
「可愛いよ」
爽やかに微笑むその表情には一片の嘘偽りもなさそうで、そういうところだよ、と私は思う。
***
私と向島くんは自転車に二人乗りして、海を目指して走った。
向島くんは自宅に寄って制服に着替えてくれた。向島家では各々やりたいようにやろう、という結論に至り、両親や妹がどこで何をしているのかすら知らないらしい。
無人のコンビニに寄って、ほとんど残っていない商品の中から適当に飲み物とお菓子を拝借した。
海についた頃には日が傾いていて、空も海もオレンジ色に染まっていた。
制服が汚れることも気にせずに地面に並んで座って、変な味のサイダーで乾杯した。一口飲んで二人揃って顔をしかめて、これは売れ残るね、と笑った。しばらくくだらない話をして、どちらからともなく空を仰ぐように寝転がった。いつの間にか空には星が輝いていた。
向島くんが私の手を握る。私も握り返した。
今のわたしたちは普通の高校生カップルに見えるのだろうか。
ーーーねえ、隕石。
心の中で呟く。
ーーー見ているのは、キミだけだよ。キミが私達の証人になってよ。そのくらい、良いでしょう?
地球が終わって、やっと私達は始まるのかもしれない。
私の手を優しく包む熱を感じながら、そっと目を閉じた。
【正解条件】
「私」は教師であり、自分のクラスの生徒である向島に対して恋愛感情を抱いていた。
制服を着て彼の席に座り一人感傷に浸っている姿を、彼自身に見られて絶望した。
しかし実は向島も「私」のことが好きで、目の当たりにしたその状況から両思いであることを期待した。
「……先生?」
予想外の呼び掛けに反射的に立ち上がった。教室の入り口に男の子が一人、立っていた。
「向島くん……」
向島ケンイチ。わたしの受け持つ3年5組の生徒だ。学級委員で、バスケ部所属の、数学が得意な男子生徒。明るい性格で友人は多く、恐らく女子にも相当モテているだろう。
「向島くん、どうしてこんな日に学校に?」
「先生こそどうしたの、その格好」
「こ、これ、は」
「しかもそこ、俺の席」
……終わった。
一足早く私の人生終わった。完全にやってしまった。
向島くんの表情を確認するのも怖くて俯く。
言えるわけがない。
教師である私が生徒である向島くんのことを好きで、学生に戻りたいとずっと思っていて、最後だからこんな馬鹿げた行動に出てしまいました、なんて。
向島くんが近づいてくるが、私は動けない。軽蔑しているだろう。罵倒されるかもしれない。
向島くんは、私の目の前に向かい合うように立った。
「先生がいたらいいなって、思ったんだ」
顔を上げると、真剣な顔を少し赤らめた向島くんが、私のことをまっすぐに見つめていた。
え?まさか、そんな奇跡みたいなことが?
浮かれそうになる自分を必死で止める。待て、早まるべきではない。あり得ない、そんなことは、あり得ない……。
混乱する私に追い打ちをかけるように、向島くんはさらに言葉を続けた。
「先生の役に立ちたくて学級委員になった。先生に褒められたくて数学の勉強をした。優しくて、強くて、可愛い先生のことが、ずっと好きだった」
「嘘……」
「本当。困らせるだけだと思ってたけど、最後だから伝えたくて」
「……」
「……先生は?」
「……」
「俺、浮かれてるんだけど。先生がこんな日に俺の席に座ってるって、そういうことだと思っていいの?」
改めて状況を認識して、認めざるを得ないことを悟った私は、弱々しく頷いた。
それにしても私、制服を着てくる必要はなかったんじゃないの?わざわざ6年前の制服を引っ張り出して、あまりにも痛々しい。おまけに向島くんは私服だ。そりゃそうだ、わざわざ制服で来る意味がない。
「でも、引いたでしょう……?」
「なんで?」
「だって、制服……」
「可愛いよ」
爽やかに微笑むその表情には一片の嘘偽りもなさそうで、そういうところだよ、と私は思う。
***
私と向島くんは自転車に二人乗りして、海を目指して走った。
向島くんは自宅に寄って制服に着替えてくれた。向島家では各々やりたいようにやろう、という結論に至り、両親や妹がどこで何をしているのかすら知らないらしい。
無人のコンビニに寄って、ほとんど残っていない商品の中から適当に飲み物とお菓子を拝借した。
海についた頃には日が傾いていて、空も海もオレンジ色に染まっていた。
制服が汚れることも気にせずに地面に並んで座って、変な味のサイダーで乾杯した。一口飲んで二人揃って顔をしかめて、これは売れ残るね、と笑った。しばらくくだらない話をして、どちらからともなく空を仰ぐように寝転がった。いつの間にか空には星が輝いていた。
向島くんが私の手を握る。私も握り返した。
今のわたしたちは普通の高校生カップルに見えるのだろうか。
ーーーねえ、隕石。
心の中で呟く。
ーーー見ているのは、キミだけだよ。キミが私達の証人になってよ。そのくらい、良いでしょう?
地球が終わって、やっと私達は始まるのかもしれない。
私の手を優しく包む熱を感じながら、そっと目を閉じた。
【正解条件】
「私」は教師であり、自分のクラスの生徒である向島に対して恋愛感情を抱いていた。
制服を着て彼の席に座り一人感傷に浸っている姿を、彼自身に見られて絶望した。
しかし実は向島も「私」のことが好きで、目の当たりにしたその状況から両思いであることを期待した。
「「星に願いを」2.0」「1ブックマーク」
カーマイン先生さんの「星に願いを」から着想を得た問題です。
目を開くと星がよく見えた。目を閉じると、風の音だけが聞こえる。
カメオは絶望した。
なぜ?
目を開くと星がよく見えた。目を閉じると、風の音だけが聞こえる。
カメオは絶望した。
なぜ?
18年08月29日 22:59
【ウミガメのスープ】 [かめのじょう]
【ウミガメのスープ】 [かめのじょう]

オマージュ作品
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ある、数千メートル級の高い山。
天気予報は晴れだったはずだが、眼下にみるみる雲海が広がり始めたのを見て、カメオは慌てて下山した。
万が一に備えてレインウェアは用意していたが、雨の中での下山は安全とはいい難い。
慌てすぎたのか、カメオは下山の途中で滑落し、一命をとりとめたものの身動きできなくなった。
体力を温存するために目をつむり、しかし眠らないようにその場で耐え続けた。
やがて日が暮れはじめた。カメオが目を開くと満天の星空。その下には雲海が広がっている。
下山予定時刻は過ぎているので、誰かが救援をしているかも知れないが、目を閉じても救援のヘリの音などは聞こえない。
雲海の下は荒れ模様の天気でヘリが出せないなどの事情でもあるのだろうか。それとも明日を待って救援を行おうとしているのか。
身動きできない極寒の世界で、自分は明日の朝日を見ることができるのか。見ることができたとして助けは来るのか。
それを想像したカメオは絶望した。
天気予報は晴れだったはずだが、眼下にみるみる雲海が広がり始めたのを見て、カメオは慌てて下山した。
万が一に備えてレインウェアは用意していたが、雨の中での下山は安全とはいい難い。
慌てすぎたのか、カメオは下山の途中で滑落し、一命をとりとめたものの身動きできなくなった。
体力を温存するために目をつむり、しかし眠らないようにその場で耐え続けた。
やがて日が暮れはじめた。カメオが目を開くと満天の星空。その下には雲海が広がっている。
下山予定時刻は過ぎているので、誰かが救援をしているかも知れないが、目を閉じても救援のヘリの音などは聞こえない。
雲海の下は荒れ模様の天気でヘリが出せないなどの事情でもあるのだろうか。それとも明日を待って救援を行おうとしているのか。
身動きできない極寒の世界で、自分は明日の朝日を見ることができるのか。見ることができたとして助けは来るのか。
それを想像したカメオは絶望した。
「【優秀な劣等生】」「1ブックマーク」
カメオが先生に0点のテストを見せると、先生は微妙な顔をしながらもカメオを褒めた。
何故?
何故?
18年08月13日 21:17
【ウミガメのスープ】 [OUTIS]
【ウミガメのスープ】 [OUTIS]

このスープはどれくらいで完食されるかナ? PS:1時間以上解かれないと不安になる物だネ・・・
解説を見る
ここは泥棒学校、先生に「人のものを盗んできなさい」という課題を出されたカメオは同じクラスのウミオが厳重に隠していた0点のテストを盗み先生に見せた為褒められた。
先生(それにしてもわざわざ0点のテストを晒す必要は無いだろうに・・・)
元ネタ:どろぼうがっこう
先生(それにしてもわざわざ0点のテストを晒す必要は無いだろうに・・・)
元ネタ:どろぼうがっこう