みんなのGood

共時性交換的贈与物「3Good」
物語:1票納得感:2票
3つ歳上のお姉ちゃんと、とても仲良しな亜紀。
買い物に行くにも、おやつを食べるにも、お洒落をするにも2人はいつも一緒。

そんな亜紀が姉の驚く顔を想像しながら、今日友人達と交換したものは何と何?
22年10月09日 22:58
【20の扉】 [だだだだ3号機]



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{A、ご飯とおかず}

仲好し姉妹の早紀と亜紀。
よく一緒に買い物や遊びに行ったりする二人は、おやつやお土産もとりあえず二人の分は買うくらい仲が良かった。
こないだなんて、遊園地の帰りにお揃いのキーホルダーを買ったほどである。

そんな仲良し姉妹なもので、亜紀は中学生になるタイミングで、同じく高校に進学した早紀と{お揃いの弁当箱}を買ってもらった。
2箱1セットの弁当箱で、片方にご飯、もう片方におかずを詰めてもらうのがお決まりだった。


ある日、お母さんがうっかり二人のご飯とおかずの箱を間違えて持たせてしまった。見た目も一緒だし、毎日朝早くに起きてお弁当詰めてるわけだからしょうがないよね。

そんなわけで学校でお弁当を開け、{両方の箱にぎっしりと詰められた白飯}を見た早紀は思わず笑ってしまった。

とはいえどうしようかと頭を抱えていると、一緒に弁当を食べようと自分の席まで来た友人達が、早紀のご飯と自分達のおかずをちょっとずつ交換してくれた。

「私唐揚げあげる~」
「じゃあ私はポテトサラダ」
「私はブロッコリーね」
「あんたそれ嫌いなだけでしょ」

亜紀の目の前に、ちょっと豪華なくらいのおかずが集まっていく。
友人達にお礼を言いながら、その優しさに思わず胸が熱くなる亜紀。

そんな中、ふと3つ歳上の姉のことを想う。


「{ああ、今ごろお姉ちゃんはダブルおかず弁当を見て驚いてるんだろうなぁ…}」
勝手に■すな「3Good」
トリック:1票物語:1票納得感:1票


【『どっどっどっどっどっどっどっどっ……』】


外から特徴的な音が聞こえた気がして、私はハッと目を覚ました。
数年前に亡くなった祖父が愛用していた、トラックのエンジン音だ。

(祖母が家に訪ねてきたのだろうか?)

そう思ったが、
ベッドの横で眠っている愛犬のコロを見て、そうではないことを悟った。

コロはかなりの老犬だが、エンジン音を聞き分けているようだった。
祖父母が訪ねてきた時は必ず、ヨタヨタと玄関先まで迎えに行くのだ。

「おばあちゃんを迎えに行かないのかい?コロ?」

そう言いながらカーテンを開けてみたが、誰の姿も見えない…。
私は全てを察した。


{(…そうか…『逆』だったんだな…。)}


さて、
この時、なぜコロは玄関先に行かなかったのだろう?
22年10月11日 19:23
【ウミガメのスープ】 [るょ]




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寝てて気づかなかったけど、ばぁちゃん来てたんだね~。
ていうか、まだ生きてたんだねぇ。死んだと思ってたよ。

あまり良くない冗談だとは分かっているが、
リビングにいる母さんにそんな軽口を叩いてみる。

<『こらっ!勝手に殺すんじゃないよっ!!』>

母さんのスマホから、聞き覚えのある怒鳴り声。

ばぁちゃん、元気だな。
こりゃまだまだ死にそうにないや。

大好きなばぁちゃんが帰って死んだようにふて寝していたコロも、
いつも通りバクバクとエサを平らげている。
ははは、お前もまだまだ長生きしそうだな。


顔を上げたコロは、
なぜか私ではなく、とあるクイズ出題サイトを開いているPCの画面に向かって、


<『勝手に殺すな!』>


とでも言いたげに、ワン、と吠えた。




答え:
{この時、祖母は『訪ねて来た』のではなく、今まさに『帰った』ところだったから。}


へ?コロにお迎え?なんのこと?
…コロやおばあちゃんが死んでる前提で考えちゃったそこのアナタ!

<勝手に殺すな!>



こんな風に匂わせてくるってことはどうせ犬は死んでないんだろうな
…と先読みして、あえてその質問を躱した一部の方々、{お見事です。}
納得感:3票
カメオが話している時、いつもカメコは微動だにしない。
この状況で足りていないと考えられるものは何?
22年10月16日 20:28
【20の扉】 [ベルン]



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{アニメ制作の予算}

※低予算で作られたアニメのキャラクターなので、自分が話していないときは瞬きなどの動きが全くつけられていない。
いい夢見させて「3Good」
物語:2票納得感:1票
今日、彼女との初デートを終えたユキオ。
自然に手を繋ぎ、男らしくリードすることもできた。

(忘れられない1日になったな)

その日の夜、彼女と長電話しているのは、名残惜しいからではないとしたらなぜ?
22年11月01日 22:34
【ウミガメのスープ】 [ルーシー]

SPほずみさん、ありがとうございます。




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彼女の前では格好つけていたが、ユキオはお化け屋敷が怖かった。
そのせいで夜、思い出して眠れなくなってしまったのだ。
物語:2票納得感:1票
《前略》

浦師魔子太郎は竜宮城で楽しくて暮らしていたが故郷が恋しくなってきたので乙姫様にそろそろ帰りたいと言った

乙姫は残念な顔をしたが魔子太郎の意志を尊重する事にした

次の日、乙姫はお土産を用意するのでもうしばらくいてくれと魔子太郎に言いなんだかんだで一週間ほど滞在する事になった

そして帰る日。乙姫は玉手箱を魔子太郎に渡した

《略》

彼を知る者は誰も居ない。魔子太郎は絶望し玉手箱を開いた

《後略》


さて、乙姫様は海亀の恩人の魔子太郎に何故こんな仕打ちをしたのでしょう?

【参加テーマ・貴方なら玉手箱を開けますか?】
22年10月28日 19:38
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]

いやー 久しぶりに長い解説書いたなぁ




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乙姫様は配下からの報告に驚きました
なんと地上では核戦争が起きその放射能で人間が住めない状態となっていたのです
こんなところへ海亀の恩人を返す訳にはいきません
幸いと言うか地上と竜宮城では時間の流れが違うのでもう少し長く滞在してもらい放射線が薄れるのを待つことにしました

そして地上に帰ってきた浦師魔子太郎

彼を知る{人}が誰も居ない数万年後の世界

魔子太郎は絶望し乙姫との約束を破ってしまいました

玉手箱から出る白い煙を浴びた魔子太郎はお爺さんになってしまいました

その後も老化は止まらず体は朽ち果て灰になってしまいました

その灰から一羽の鶴が生まれました

魔子太郎は鶴に転生したのです

目の前にはいつぞやの海亀がいました

『魔子太郎様 鶴は千年亀は万年生きると言います 乙姫様にはお暇を頂きました。よろしればこれより千年お側にいとうございます』

寄り添う鶴と亀。いつの間にかその姿は仙人と仙女になっていた

千年後。愛する魔子太郎を見取った海亀は彼の遺骨を持ち竜宮城へと帰って行った

地上では魔子太郎と海亀の子孫達がたくましく生きていくだろう