みんなのGood

帰らない男「6Good」
トリック:3票物語:2票納得感:1票
私は記憶喪失だ。
自分の正体が何者かもわからず彷徨っている。

覚束ない足取りで歩いていると、とあるアパートの305号室に辿り着いた。

ふと、ズボンのポケットの中に鍵が入っていたのを思い出す。
どこに合う鍵かも分からなかった、謎の鍵だった。

その鍵を取り出し、扉の鍵穴に挿してみると、
カチャリと音を立てて鍵が回った。

扉を開けた瞬間、私は全ての記憶を思い出した。

……そうか、私は帰ってきたんだ。

そう思った私は、一分も経たずに部屋を出た。


一体何故、
23年12月14日 20:02
【ウミガメのスープ】 [とろたく(記憶喪失)]



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一体何故、{私は死に損なってしまったのだろう。}

今度こそ失敗しないようにと願いながら、私はベランダからもう一度飛び降りた。
トリック:3票納得感:3票
大ヒットシリーズ「ラテラルウォーズ4」の公開を楽しみにしていたユウキ。「近くの映画館じゃなくて、一番早くに上映する離れた映画館まで見に行ってやる」とまでその映画への愛を見せていた。

しかし映画が公開された日、ユウキは緑色の空を見られなかったことに酷く落胆することになる。

ユウキが代わりに見たものは、何色の何?
23年12月20日 21:04
【20の扉】 [ごがつあめ涼花]

おためしの扉




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{赤色の「満」}
物語:1票納得感:5票
いささか元気の良すぎる京一は、入学当初から必ずと言っていいほどいつもはみ出していた。
しかし身長が伸びると共に、段々とはみ出すことがなくなっていった。

それは『あるもの』が減ったからなのだが、

あるものとはいったい何だろう?
23年12月27日 19:25
【20の扉】 [藤井]



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【解答】
名前の文字数


【解説】
小学校に入学した林原京一。
最初にひらがなを習って、自分の名前が書けるようになった。
「はやしばら きょういち」
平仮名にすると文字数の多い京一は、プリントやテストで名前を書く際、いつも記入欄に納めることができずにはみ出していた。

やがて漢字の学習が始まった。
自分の名前に使われる漢字のうち、「一」と「林」を習った。
「林ばら きょう一」
名前の文字数は10文字から7文字になった。
それでも文字の大きい彼は記入欄を飛び出しがちだ。

少し背も伸びて上靴がやや小さく感じる頃、歩は進級して2年生になった。
2年生では「原」と「京」の漢字を習った。
こうして彼は、名前をすべて漢字で書けるようになったのだ。
「林原 京一」
10文字だった名前は半分以下の4文字となった。

以後、京一はプリント等に名前を書く際、記入欄をはみ出すことはなくなったのだ。
トリック:4票納得感:2票
スーツのお腹周りが気になってきたため、ダイエットを決意したカメオ。

善は急げとお昼ごはんはサラダで済ませ、妻のカメコには『今晩はヘルシーにおねがい♡』とメッセージを送っておいた。

ところが、カメオが帰宅すると食卓にはおいしそうなハンバーグがふたつ並んでいた。

ハンバーグはカメオが一番好きな食べ物であり、俺の脂肪の半分はハンバーグ(と白米withデミグラスソース)でできていると豪語するほどである。

カメオ「ありゃ、メッセージ送るのが遅かったか。」

カメコ「ちゃんと見たわよ。」

カメオ「ん?そうなの?何でハンバーグ作ったの?」

カメコ「(???)からよ。」


カメオを納得させたカメコの台詞を当ててください。
23年12月25日 23:04
【20の扉】 [ぺてー]

12/29(金)の22:00までです!




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【A.】 お


カメオ「ありゃ、メッセージ送るのが遅かったか。」

カメコ「ちゃんと見たわよ。」

カメオ「ん?そうなの?(じゃあ豆腐ハンバーグ的なあれか…?){なにでハンバーグ作ったの?}」

カメコ「【おから】よ。」

カメオ「へえ〜、すごい!」

カメコ「すごいでしょ〜♡でも、白米はなしね。」

カメオ「ありゃ…」
とんぼがえり「6Good」
良質:3票トリック:3票
男はベッドの上で1回転したあと、軽い足取りで職場へ向かい、到着するやいなや来た道を引き返した。

足取りが軽かったのはなぜだろう?
24年01月15日 22:35
【ウミガメのスープ】 [あおがめ]



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【解答】
24時間眠っていたことに気付かなかったせいで、明日が休みだと思い込んでいたから。


【解説】
土日休みの会社でサラリーマンとして働く男。

とある木曜日の夜、男はいつにも増して疲れがたまった状態で帰宅した。
午前0時を回る頃、軽く食事を済ませた男はすぐさまベッドに横たわり、そのまま気絶するかのように眠りについた。

{男の体をのせた地球が自転により約24時間かけて1回転し、やがて土曜日を迎えた。}

ふと目を覚ました男がアナログ時計に目をやると、眠りに入ってから数十分しか経過していないように見えた。
寝過ぎたせいでかえって疲労がたまっていたが、単に仕事の疲れがとれていないせいだと思った男は、そのまま日がのぼるまでしばらく横になっていた。

やがて朝を迎え、軽くシャワーを浴びたのちに家を出た男。
{金曜日だから今日出社すれば休み}だという喜びで頭がいっぱいだった男は、スマホの画面に見向きもしないまま、土曜日(休日)にもかかわらず軽い足取りで職場へと向かった。

このあと全てを悟った男が重い足取りで帰路につく姿は、容易に想像がつくだろう。