「さよなら三角またきて四角」「2ブックマーク」
高校生のヒカリは同じクラスのケンタに{片思い}している。
しかし、引っ込み思案なヒカリはケンタに思いを告げるどころかアプローチすらできない。
そんな中、ヒカリのクラスが文化祭に向けて準備を始めて少しした頃から、
ヒカリは同じクラスの{ユウカと帰る日だけ}ケンタも誘うようになった。
それなのに、帰り道でヒカリとケンタが話すことはほとんどない。
ユウカに言われて誘っているのではないとすると、一体なぜだろう?
しかし、引っ込み思案なヒカリはケンタに思いを告げるどころかアプローチすらできない。
そんな中、ヒカリのクラスが文化祭に向けて準備を始めて少しした頃から、
ヒカリは同じクラスの{ユウカと帰る日だけ}ケンタも誘うようになった。
それなのに、帰り道でヒカリとケンタが話すことはほとんどない。
ユウカに言われて誘っているのではないとすると、一体なぜだろう?
20年08月13日 21:14
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]
【ウミガメのスープ】 [ほずみ]
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【簡易解説】
一緒に帰るユウカからケンタに関する恋バナを振られるのが恥ずかしくて、{ケンタがいれば恋バナをされないだろう}と思ったから。
【ちょっと長い解説】
「えー! ヒカリちゃんってケンタくんのことが好きなんだ~」
放課後の廊下にユウカの声が響く。
「声が大きいよ!」
今日から文化祭の準備期間だ。ヒカリのクラスではお化け屋敷をやることになり、各係に分かれて準備を進めていた。
ヒカリやユウカ、そしてケンタを含めた数人は小道具係として放課後まで残って試作を重ねていた。
そして材料として使えそうな物をヒカリとユウカが買い出しに行った道すがら。
「ヒカリちゃんって好きな人いないの?」
普段あまり話さないユウカが話題に困ったのか恋バナを始めた。ちなみにユウカは隣のクラスの彼氏とラブラブである。
最初はごまかしていたヒカリも、度重なる追求に、つい口が滑ってしまった。
「小道具係にいる人?」
「それを言ったら答えみたいなもので、しょ…っ!!」
「ってことは小道具係の人なんだ! えーと、リョウくんとヒロキくんは彼女いるし~、もしかしてケンタくん?」
「……」
ここで冒頭に戻る。
それから数日、小道具係で仕事があるたび、ユウカは帰り道のバス停で恋バナをするようになった。
他の女子は電車通学だし、仲の良い友達は他の係なのでタイミングが合わない。
「ケンタくん彼女いないし、もっとアプローチしなよ~ まずはライン送ってみるとかさぁ」
明るい性格のユウカは積極的になるようにアドバイスしてくれるが、それができていたらここまで片思いをこじらせていない。
何度も話題を変えようとしたけれど、口下手なヒカリでは恥ずかしくて頷くのでいっぱいいっぱいだった。
今日も小道具係の仕事が終わり、帰り支度をしている時。
(今日もユウカちゃんの恋バナラッシュなのかなぁ…。はっ! ケンタくんも誘えば直接言われることはないのでは!?)
ケンタを誘うのも緊張するが、それ以上にユウカのアドバイスという名の追及から逃げたかった。
(えーい、ままよ!)
「ケ、ケンタくんってバスで帰るよね? よかったら、あの、その一緒に帰らない? ユウカちゃんもいるんだけど、文化祭にむけてせっかくだし!」
「うん、いいよ」
文化祭は盛況のうちに終わり、その後もヒカリとケンタは一緒に帰るのが日課になった。
…2人の想いが通じるのはまだ先のようだけども。
一緒に帰るユウカからケンタに関する恋バナを振られるのが恥ずかしくて、{ケンタがいれば恋バナをされないだろう}と思ったから。
【ちょっと長い解説】
「えー! ヒカリちゃんってケンタくんのことが好きなんだ~」
放課後の廊下にユウカの声が響く。
「声が大きいよ!」
今日から文化祭の準備期間だ。ヒカリのクラスではお化け屋敷をやることになり、各係に分かれて準備を進めていた。
ヒカリやユウカ、そしてケンタを含めた数人は小道具係として放課後まで残って試作を重ねていた。
そして材料として使えそうな物をヒカリとユウカが買い出しに行った道すがら。
「ヒカリちゃんって好きな人いないの?」
普段あまり話さないユウカが話題に困ったのか恋バナを始めた。ちなみにユウカは隣のクラスの彼氏とラブラブである。
最初はごまかしていたヒカリも、度重なる追求に、つい口が滑ってしまった。
「小道具係にいる人?」
「それを言ったら答えみたいなもので、しょ…っ!!」
「ってことは小道具係の人なんだ! えーと、リョウくんとヒロキくんは彼女いるし~、もしかしてケンタくん?」
「……」
ここで冒頭に戻る。
それから数日、小道具係で仕事があるたび、ユウカは帰り道のバス停で恋バナをするようになった。
他の女子は電車通学だし、仲の良い友達は他の係なのでタイミングが合わない。
「ケンタくん彼女いないし、もっとアプローチしなよ~ まずはライン送ってみるとかさぁ」
明るい性格のユウカは積極的になるようにアドバイスしてくれるが、それができていたらここまで片思いをこじらせていない。
何度も話題を変えようとしたけれど、口下手なヒカリでは恥ずかしくて頷くのでいっぱいいっぱいだった。
今日も小道具係の仕事が終わり、帰り支度をしている時。
(今日もユウカちゃんの恋バナラッシュなのかなぁ…。はっ! ケンタくんも誘えば直接言われることはないのでは!?)
ケンタを誘うのも緊張するが、それ以上にユウカのアドバイスという名の追及から逃げたかった。
(えーい、ままよ!)
「ケ、ケンタくんってバスで帰るよね? よかったら、あの、その一緒に帰らない? ユウカちゃんもいるんだけど、文化祭にむけてせっかくだし!」
「うん、いいよ」
文化祭は盛況のうちに終わり、その後もヒカリとケンタは一緒に帰るのが日課になった。
…2人の想いが通じるのはまだ先のようだけども。
「一日限りのサウスポー」「2ブックマーク」
今日はあかつき小学校の授業参観日。
いつもは右手を挙げているミチコちゃんが、今日は左手を挙げているのは何故?
ただし、「授業中に出された問題が分かった人は右手を、分からない人は左手を挙げるようにしてください」
という、担任の先生の事前指示は重要ではありません。
いつもは右手を挙げているミチコちゃんが、今日は左手を挙げているのは何故?
ただし、「授業中に出された問題が分かった人は右手を、分からない人は左手を挙げるようにしてください」
という、担任の先生の事前指示は重要ではありません。
20年08月13日 11:41
【ウミガメのスープ】 [休み鶴]
【ウミガメのスープ】 [休み鶴]

ご参加いただきありがとうございました!
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登下校のときにお母さんと手をつないで横断歩道を渡っているから。
普段は利き手である右手を挙げて横断しているのですが、
今日は右手をお母さんとつないでいるので、左手を挙げたのでした。
普段は利き手である右手を挙げて横断しているのですが、
今日は右手をお母さんとつないでいるので、左手を挙げたのでした。
「5000 miles, 1000 days」「2ブックマーク」
1週間前。カリフォルニア州在住の5歳の少女・エイミーは、
「知らない人から物をもらってはいけません」というママの言いつけを守らなかったために、死んでしまった。
それから数日後。東京都在住の会社員・佐藤は、
3年前に別れた元カノの美咲が、黒髪を金髪に染めていたことを知った。
いったい何故?
「知らない人から物をもらってはいけません」というママの言いつけを守らなかったために、死んでしまった。
それから数日後。東京都在住の会社員・佐藤は、
3年前に別れた元カノの美咲が、黒髪を金髪に染めていたことを知った。
いったい何故?
20年08月14日 21:43
【ウミガメのスープ】 [休み鶴]
【ウミガメのスープ】 [休み鶴]

SP:キャノーさん。ありがとうございました!
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カリフォルニア州・サクラメント国際空港で迷子になっていたエイミーが、知らない人からもらった荷物の中身は爆弾であった。
エイミーは知らず知らずのうちに無差別テロの実行者にされてしまった。
テロリストが遠隔で爆破スイッチを起動。空港に居合わせた多くの人々が死傷した。
この爆破テロ事件では1人の日本人が命を失っており、日本の報道でも大々的に取り上げられた。
事件発生から1週間が経つと、日本人の身元が美咲であったと判明し、氏名と顔写真が公表された。
その報道を観ていた佐藤は、美咲の死に驚くとともに、彼女が髪を金髪に染めていたことを知ったのであった。
エイミーは知らず知らずのうちに無差別テロの実行者にされてしまった。
テロリストが遠隔で爆破スイッチを起動。空港に居合わせた多くの人々が死傷した。
この爆破テロ事件では1人の日本人が命を失っており、日本の報道でも大々的に取り上げられた。
事件発生から1週間が経つと、日本人の身元が美咲であったと判明し、氏名と顔写真が公表された。
その報道を観ていた佐藤は、美咲の死に驚くとともに、彼女が髪を金髪に染めていたことを知ったのであった。
「遠足のしおりに記載された事項は絶対である」「2ブックマーク」
今日は山ノ堀小学校3年生の遠足の日。
2組の樫原くんが、樹木庵の高級バウムクーヘンを持って来ているのを見た担任の歌川先生は、樫原くんを叱りました。
その後で歌川先生は、学年主任である的場先生に{本件について通報すべきかどうか}相談することにしました。
いったい何故?
2組の樫原くんが、樹木庵の高級バウムクーヘンを持って来ているのを見た担任の歌川先生は、樫原くんを叱りました。
その後で歌川先生は、学年主任である的場先生に{本件について通報すべきかどうか}相談することにしました。
いったい何故?
20年08月16日 22:01
【ウミガメのスープ】 [休み鶴]
【ウミガメのスープ】 [休み鶴]

若干要知識。ただし、民法第92条に関する知識は不要です。
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樫原くんが高級バウムクーヘンを持ってきているのを見た歌川先生は、「おやつは300円以内」という決まりを破った樫原くんを叱りました。
しかし、樫原くんは「決まりを破ってはいない」と主張します。
どういうことであるか、詳しく話を聞いてみると、樫原くんはバウムクーヘンを{おやつではなく、お弁当として持ってきた}と言います。
樫原くんが親御さんにお弁当をお願いしたところ、バウムクーヘンを手渡されたとのことです。
この話を聞いて樫原くんの両親のネグレクトを疑った歌川先生は、児童相談所に通報すべきかどうか、的場先生の意見を聞いたのでした。
しかし、樫原くんは「決まりを破ってはいない」と主張します。
どういうことであるか、詳しく話を聞いてみると、樫原くんはバウムクーヘンを{おやつではなく、お弁当として持ってきた}と言います。
樫原くんが親御さんにお弁当をお願いしたところ、バウムクーヘンを手渡されたとのことです。
この話を聞いて樫原くんの両親のネグレクトを疑った歌川先生は、児童相談所に通報すべきかどうか、的場先生の意見を聞いたのでした。
「ちなみに毒は入ってない」「2ブックマーク」
豊富な品ぞろえが売りの『カフェ・ラテラテ』にて、最も人気のメニューである自家製コーヒー。
ある時、機械のアクシデントにより、このコーヒーが提供できない日があった。
カメオは、コーヒーがあまり好きではない。
にも関わらず、このアクシデントがきっかけで、もう一度この店に来ようと思ったのだった。
さて、一体どうして?
ある時、機械のアクシデントにより、このコーヒーが提供できない日があった。
カメオは、コーヒーがあまり好きではない。
にも関わらず、このアクシデントがきっかけで、もう一度この店に来ようと思ったのだった。
さて、一体どうして?
20年08月17日 22:48
【ウミガメのスープ】 [るょ]
【ウミガメのスープ】 [るょ]

新・深夜の小ネタ集12
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カフェ・ラテラテは小さいながらも、ポイントを抑えたコミックスを取り揃えている。
ここは、いわゆる普通の漫画喫茶である。
変わった点と言えば、
提供されているドリンクのメニューに自家製のコーヒーが並んでいることくらいだろうか。
店主のささやかなこだわりである。
カメオはこの店で、一夜で人気漫画「にゃんぴーす」の全巻読破を目論んでいた。
…しかし、どうしても眠気が襲ってくる。
あまり好きではないが…眠気覚ましにコーヒーを飲もう…
あー…ツイてねぇ…今日はコーヒー無いのかよ…。
限界だ…今回は諦めよう…。
次来た時に続きを読めばいいや…。
ぐう。
答え:
漫画喫茶で眠気覚ましのコーヒーが飲めなかったために、
目当てのコミックスが全巻読破できなかったから。
(つまり、漫画の続きが気になったから。)
ここは、いわゆる普通の漫画喫茶である。
変わった点と言えば、
提供されているドリンクのメニューに自家製のコーヒーが並んでいることくらいだろうか。
店主のささやかなこだわりである。
カメオはこの店で、一夜で人気漫画「にゃんぴーす」の全巻読破を目論んでいた。
…しかし、どうしても眠気が襲ってくる。
あまり好きではないが…眠気覚ましにコーヒーを飲もう…
あー…ツイてねぇ…今日はコーヒー無いのかよ…。
限界だ…今回は諦めよう…。
次来た時に続きを読めばいいや…。
ぐう。
答え:
漫画喫茶で眠気覚ましのコーヒーが飲めなかったために、
目当てのコミックスが全巻読破できなかったから。
(つまり、漫画の続きが気になったから。)