みんなのブックマーク

『ここ』「2ブックマーク」
カメオはペンで『ここ』と書いたあと、その字を修正テープで消し、{もう一度全く同じ場所に同じペンでほぼ同じ字体で『ここ』と書いた。}
最初に書いた文字が汚かったわけではなく、バランスがおかしいわけでもないとすると
なぜそんな事をしたのだろう?
19年10月21日 12:03
【ウミガメのスープ】 [kopi]

正解者規定数に達したため、24日の18時くらいに〆ます。




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A、カメオは試験勉強中、2色以上の多色ボールペンを使って、それぞれの色で重要な要項を使い分けていた。今回は赤字で書くべき場所を誤って黒字で書いてしまったので、黒字を消し、目立つように赤字で書き直したのだった。(問題文に色を使ったトリックを一回やってみたかったのですが、納得感薄かったらゴメンナサイ)

カメオ(重要な部分だから・・)
ここ(がpoint!) 

カメオ(あ、色間違えた)
(修正テープで消)

カメオ(こうだな)
{ここがpoint!}
そして誰もいなくなった「2ブックマーク」
ある日カメオが知らない人達と遊んでいると、突然大雨が降り出して大きな雷が落ちた。
雷にびっくりしたカメオが目を閉じると、
次に目を開けた時には、知らない人達は目の前から居なくなっていた。
おまけにカメオは通報されてしまった。

どうしてだろう?
19年10月27日 23:45
【ウミガメのスープ】 [音羽]

処女作です。よろしくお願いします。




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カメオはいつものようにオンラインゲームで遊んでいた。
今日は知らない人達とパーティを組んでいたのだが、ゲームが良い所に差し掛かったところで、大きな雷が鳴った。
カメオが驚いて目を閉じると、次に目を開いた時には停電してしまっていた。
カメオはデスクトップPCで遊んでいたので、もちろんPCの電源も落ちてしまった。

復旧した頃に再度PCをつけると、「放置行為で通報しました」と、先程遊んでいた見知らぬ人からミニメールが届いていた。
陰の倉庫「2ブックマーク」
カメオは閉じ込められていたが、
カメコに聞いた食料が手に入る呪文で何とか生きていた。
ある日、監視の目を盗み脱出できたカメオだったが、
同じ呪文を唱えたために、また閉じ込められる事となった。
どういうことだろうか?
19年10月28日 18:38
【ウミガメのスープ】 [狐狗狸]



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カメコはオカメインコを飼い始めた。
カメコはインコが逃げ出した時の対策として、
自身の住所を教え、それを喋ると餌を与える事で覚えさせた。
ある日、窓を閉め忘れた事と目を離した事が重なりインコは逃げ出してしまった。
しかし、逃げた先で餌が欲しくなったインコが住所を言ったのだろう。
無事、送り届けられ、帰ってきたのだった。
今度は逃げないように、戸締りを徹底する事を決めたカメコだった。



なお、インコの名前はカメオである。

(芸人さんトーク元ネタあり)

状況補足メモ
・カメオがインコ、オウムなど喋る鳥である事
・カメコが飼い主なので監視もカメコ
・呪文はカメコの住所
・カメコの家から飛び出して迷いインコになったカメオ
・餌が欲しくて住所を喋ったので無事帰ってくる
・なお蛇足で、陰の倉庫…陰倉庫…陰庫…インコ。カメオもオカメのアナグラム。
幸せな二人「2ブックマーク」
これは、とある朝の夫婦の話である。

「早く帰ってくる?」
突然の妻の一言に少々驚く夫。
夫は何も言わずに仕事へ向かった。

なぜ夫は何も言わなかったのか?
19年10月29日 01:03
【ウミガメのスープ】 [たかはっさん]

ココでは初めての投稿です。ゆっくりやりたいです。




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「早く帰ってくる?」

妻の朝っぱらからの大きな寝言。
返事しても意味がない。
起こさずに仕事に出かけよう。

夫が出てから10分後、イビキに変わっていた。
ほんとのきもち「2ブックマーク」
無欲な娘のためにお菓子を四つ買って帰る母親。

一体なぜ?
18年09月17日 22:17
【ウミガメのスープ】 [藤井]



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あれはいつの日だっただろうか。

会社からもらって帰ったお菓子二つを娘たちに与えた時のことだ。
その二つは種類が違っていて、「どっちがいい?」と二人の前に差し出した。
こっち、と二人は一つのお菓子を指差す。

「じゃあ、ジャンケンしよっか」
「はぁい。さーいしょーは…」
「えー、やだ!マナこっちがいいー!」

私の提案を遮って妹のマナは駄々をこねた。幼いから無理もないのだが、姉のユリだってまだ幼い。しかし、ユリはもう一つのお菓子を手に取った。

「いいよ、マナ。そっちあげる」
「あら……良かったね、マナ。お姉ちゃんくれるって」
「わーい!!おねえちゃん、ありがとー!」

妹にお菓子を譲ったユリは少し残念そうに笑った。


『えらいね、ユリ。お姉ちゃんだもんね』


ユリの優しさを褒めるつもりで私が口にした言葉。
しかしその一言が、後に彼女を縛る呪いの言葉になってしまった。


それからユリは、事あるごとに自分の本心をぐっと抑え込むようになった。
何かを選ぶ時には必ず妹を優先し、自分は残り物を手に取る。次第にそれが当たり前になっていったのだ。
それはユリ自身も自覚していた。母親が気を遣ってマナよりも先にユリに選ばせようとした時、ユリはごく自然に"自分が欲しい方"ではなく、"マナが選ばなさそうな方"を考えていたのだ。


母のサヤカは悩んだ。
そもそも選ぶ必要のないように同じものを買う?
いやいや、それでは意味がない。重要なのは「選ばない」ことではなく、「自分が欲しいものを選ぶ」ことだ。

そうしてサヤカの下した決断は、『二種類のものを二個ずつ買うこと』だった。
どちらかが一方を選んでも、まだ二種類選べる。そうすればユリが遠慮する必要もなくなるのではないか。



以来、サヤカは娘のために四つのお菓子を買って帰るようになった。
二人が一つずつ選んだあとに、残った二つを夫のタクヤと分ける。
同じ種類のものが二つ残った場合には話は早いのだが、一種類ずつが残った日には、サヤカとタクヤもどちらかを選ぶ必要があった。

「あなた好きな方選んでいいわよ」

そう口にして、サヤカはハッと気付く。自分もまた無意識に衝突を避ける癖がついているということに。

「…ここは公平に、ジャンケンで決めないか?」

そんなサヤカの心中を察したように、タクヤは笑った。


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【要約】
二人姉妹の姉ユリは、幼い頃から妹のマナを優先する癖がついて、いつしか自分の本当に欲しいものを選ぶことが出来なくなってしまった。
見かねた母親は、二種類のお菓子を各二つずつ買って帰るようになった。そうすれば、妹のマナがどちらを選んだとしても、ユリにも同等に選択権が与えられる。
そうして『自分の欲しいものを選ぶ』という経験をユリにも大事にしてもらいたかったのだ。