みんなのブックマーク

甘いテーブルマナー「14ブックマーク」
初対面の女から、正しい箸の動かし方を教わっている男の子。

つい先程まで箸を上手に使って焼きそばを食べていた彼が、次に食べようとしているものは何だろう?
20年08月26日 23:12
【20の扉】 [あおがめ]



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ここは、とある小さな夏祭りの会場。

ずらっと立ち並ぶ屋台の一角で、女は{わたあめ}を売っていた。


「おねえさん、わたあめ下さい!」

「はいはーい。200円になります。」


元気いっぱいの男の子が、ポーチの中から小銭を2枚取り出す。

つい先程まで、ベンチに座って焼きそばを食べていた彼。食後のデザートを買いにきたのだろうか。


「毎度あり!……そうだ。せっかくだから、自分でわたあめ作ってみない?」

「え、いいの?やったー!」


屋台に並んでいるのは、この男の子ただ一人。貴重なお客さんだ。

他の客を待たせる心配が要らない今、せっかく来てくれた彼にわたあめ作りを体験させてあげたい。それが彼女の思いだった。

女は用意してあった{割り箸}を2本手に取ると、そのうち1本を男の子に手渡した。


「これを、こんな風にグルグル回すとできるからね。」

「うん、わかった!」




それから数分後…

ちょっと歪なわたあめ片手に、彼は満面の笑みを浮かべながら帰っていった。
はかのひ「14ブックマーク」
母の日。

親不孝者のカメオが今年も花を買った。
母の日の贈り物の定番。カーネーションである。

だが、カメオはいつもそれを母の墓ではなく赤の他人の墓に供えるのだと言う。

いったいなぜ?
20年09月08日 01:05
【ウミガメのスープ】 [るょ]

新・深夜の小ネタ集14




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カメオには、母はいない。
いや、正確には、昔は居た。


カメオには、血の繋がっていない母がいたのだ。
やんちゃばかりしていたカメオの世話を甲斐甲斐しく焼いてくれた母だった。

言葉にこそ出さなかったが、カメオは母の事が大好きだった。
…しかし、母の方は違っていたようだ。

ある日、ヤクザまがいの商売を終えて帰宅したカメオに、母はこう言った。

『親子の縁を切りたい』

…氷のように冷たい声だった。

そこから先の事はよく覚えていない。
今まで自分が、いかに我慢してきたかを訴える母の声を背に、
気がつけば、カメオは家を飛び出していた。


…あれから、数年が経つ。
連絡も一切取っていなかったが、風のうわさであの人が亡くなったと聞く。


カメオは、彼女を『母』と呼ぶ資格など無いことを知っている。
墓参りに行くときも、いつも決まって「他人の墓だ」と言う。

だから、カメオは今から、『赤の他人』の墓にカーネーションを供える。
それだけのことだ。


かつて母であった赤の他人に、謝罪と感謝を込めて。




答え:
自分の素行の悪さが原因で親子(家族)の縁を切ることになってしまったので、
カメオはその人の墓を『母の墓』と呼ぶ資格は無いと思っているから。
または、単に勘当されて他人になってしまったから。
「14ブックマーク」
ここはどこ?
20年11月09日 20:30
【新・形式】 [びーんず]

20の扉です。すいません。




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神田駅
占い師をしているカズコの元へ、コウスケという男が相談に現れた。

コウスケとの相談を終えたカズコは、明日の営業日を、臨時休業日にすることに決めた。

いったい、何があったのだろう。

https://late-late.jp/mondai/show/14212
白石コーソーさんの問題です。
21年05月24日 00:46
【20の扉】 [クラブ]

白石コーソーさんの問題文です。




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カズコ「ペット飼ってます?」
コウスケ「はい。猫を。カワイイですよね。」

カズコ(わかる!)


カズコ「人間関係で悩みがありますね?」
コウスケ「はい。どうも空気を読むのが苦手で。仲間内で浮いてしまうんです。」

カズコ(わかる!!)


カズコ「音楽はお好きですか?」
コウスケ「はい。アニソンが好きですね。最近だと○○のOPとかよく聞きます。」

カズコ(わかる!!!)


カズコ「お客さん、あなた……」
コウスケ「は、はい。なんでしょう。」ドキドキ…



カズコ「明日飲み行きません?」


【解説:「馬」があった。】
【 要知識の扉 】好きな植物「14ブックマーク」
とある双子(兄妹)の名前は、両親の{好きな植物}が由来になっている。

妹の方は百合。
では、兄の名前は何?
21年07月23日 01:00
【20の扉】 [霜ばしら]

双子問題②(①の内容は重要ではありません)




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【《 答え 》一斗】

男女の双子だったので、「{1斗}={100合}でちょうどいいね!」と言って名付けた。