みんなのブックマーク

Crossroads Blues「1ブックマーク」
ニノとヨツバはいつも一緒に書道教室に通っていた。
ニノは字が上手く、すらすらとキレイな字を書いていたが、ヨツバはお世辞にもキレイな字が書けてるとは言えなかった。

ある日の授業は「願い事を絵馬に書いて神社に奉納する」というものだった。
皆が色々な願い事を書く中、ヨツバも願い事を書いた。

「字がキレイになりますように。悪魔に魂を売っても構いません。ヨツバ」

ガタガタの字なので辛うじて読める程度。絵馬は特に手直しされることもなく奉納された。

1か月後、ヨツバは一人で書道教室に訪れた。
いつものように書道の授業が始まると…なんと!書道の先生よりも素晴らしい字を書きあげたではないか!

いったいどういうこと?
20年08月03日 22:37
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

俺と悪魔のブルーズ




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ヨツバおばあちゃんは、若い頃は書道の天才とまで言われたほどの腕前だった。
しかし、目を白内障で患ってからは、物がかすんで見えるようになり、キレイに書けなくなっていた。

出歩くことも少なくなったヨツバおばあちゃんを見た孫のニノ。
少しでも外出して欲しくて、一緒に書道教室に通っていた。

「字がキレイになりますように。悪魔に魂を売っても構いません。ヨツバ」
と、絵馬に書いた翌日、ヨツバは『白内障の手術』を受けた。

手術後一か月経過し、しっかりと目が見えるようになったヨツバ。
足元が危ないと思うこともなく、ニノの手を借りずに一人で書道教室に訪れた。

目がしっかり見えれば、体には何に問題もない。見えればキレイな字は書けるのだ。

ヨツバは天才的な書道の腕前を発揮し、素晴らしい字を書いたのだった。

要約
目の手術をしたので、きちんと見て書けるようになった
新ラテシン お嬢さんお待ちなさい「1ブックマーク」
美味しい木の実のジュースを提供するお店で働いていたカメオ。
掃除中にふと前に座っていたお客のテーブルに白い貝のイヤリングが落ちていることに気が付いた。

もしかしたら大切なものかもしれない。
カメオは落とし主を探しに店を飛び出して言った。

幸いすぐに座っていたお客を見つけイヤリングを渡すことができた。
しかし帰って店長に報告するとカメオは怒られてしまった。

一体なぜ?
20年08月04日 20:29
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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この時代の通貨はまだ貝がらだったのです。


そうとは知らずカメオがお金を帰してしまったものだから店は大損だったのです・
新ラテシン 流石サスケ「1ブックマーク」
驚異的は反射神経と筋肉の塊のカメオはこの日のためにトレーニングを重ねてきた。そしてコンディションを整えて迎えたSASUKE当日。

カメオはウォーミングアップの体力測定で新記録を達成したのですが
そのせいでSASUKE攻略は不可能であると自覚した。

一体なぜ?
20年08月04日 20:53
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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体力測定で普段よりも高めにジャンプしたときに気づいたのですが


あっ俺、高所恐怖症だわ(((´・ω・`)))


カメオはSASUKEの頂点を諦念したのです。
君の知らない物語「1ブックマーク」
地球人とそっくりな外見を持つ、モノガタリ星の宇宙人ヒタギ。
ヒタギは宇宙船の故障により地球に不時着し、モノガタリ星に帰れなくなったので地球人として生きていくことにした。

ヒタギは美人だが愛想がなく、ツンデレというよりもツンドラだったが、コヨミという恋人ができた。

ある日、ヒタギはコヨミとのデートで自然豊かな草原に訪れた。そして夏の大三角形を見上げながら言った。
「あれがデネブ、アルタイル、ベガ…。…コヨミくん、キスをしましょう?」

しかし、そのことでヒタギはコヨミに「地球人ではないのでは?」と疑われることとなった。

いったいなぜ?
20年08月05日 20:52
【ウミガメのスープ】 [ちくたく]

ドラムがかっこいい曲だと思ったら好きなドラマーだった




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季節は冬だった。
夏の大三角形は夏の夜空に見えるので、当然ながら冬の夜空には見えない。

しかし、冬にも見えるのだ。「冬の昼」に、夏の大三角形は浮かんでいる。
地球人の肉眼では確認できないが、モノガタリ星人の目には確認できるのだ。

普段からちょっと変わった言動が多かったが…まさか、ヒタギは普通の地球人ではないのでは?
コヨミはヒタギを疑ったのだった。

ヒタギ「なるほど中々鋭い指摘ね、ただし証拠があればの話だけど」

要約
冬の昼間、人間に見えるはずのない星を見たっぽいから
サクラサク?サクラチル?「1ブックマーク」
高校3年生の3月、大勢の受験生とともに、カメオは祈るような気持ちで数字が羅列された紙を見つめていた。
数字は飛び飛びになっており、何度見返しても残念ながらカメオが探していた数字は見つけることはできなかった。
周囲には歓声を上げる者、記念写真を撮る者、悔し涙を流す者…他の受験生も悲喜こもごもであった。
カメオはガックリと肩を落とし、その場を立ち去った。
「絶対いけるって手応えはあったのに…これがラストチャンスだったのに…うまくいったら思い切ってカメコに告白するつもりだったのに…」


1ヶ月後、カメオは晴れて第一志望の大学に入学した。

どういうことだろうか?
20年08月05日 07:21
【ウミガメのスープ】 [ハイジ]



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カメオは第一志望の大学に合格し、祝賀会のビンゴゲームに参加していた。
ビンゴの特賞はディズニーランドのペアチケットだ。
カメオはチケットを口実にカメコをデートに誘いたいと思っていた。
ゲームの進行に伴って、さまざまな賞品の貰い手が決まっていったが、ペアチケットは最後まで残っていた。

(今トリプルリーチだから、次こそいけるだろう!どうかビンゴになってくれ!)

カメオは祈るような気持ちでカードを見つめた。

「次は53!53です!」
「24!ビンゴの方はいませんか?」

カメオのカードに書かれた数字はなかなか読み上げられない。

「それでは次行きます。37!これでビンゴになった方にはディズニーのペアチケットが贈られます!」
……
……
「ビンゴ!!!」

会場の奥からビンゴを申し出る声が聞こえ、周囲は歓声に包まれた。
カメオはビンゴになることはなく、賞品を手にすることはできなかった。
肩を落としたカメオは会場を後にした。

その後カメコとの関係はどうなったのだろうか。
それはまた別のお話…